白卓日記 ‘11 2月 前月へ! 次月へ!     
2月28日(月)
preparation
 朝方は雨がぱらつきましたが、日中は日も差す天気になりました。

 学校では明日の卒業式を控えて卒業式の予行が行なわれました。その後に、三年間を振り返るスライドショーを上映した時には涙ぐむ生徒もチラホラといました。いよいよ明日が卒業式です。

 本校の卒業式は、生徒数が多く式場の関係から2年生のみが卒業式に参加します。1年生は自宅学習になるので、2年生にとっては初めての卒業式参加となります。卒業式での3年生の様子を見て2年生たちは、先輩たちがどれ位、白子高校を愛していたかを知ることになります。

 2年生は卒業式に出席して、「あと一年したら自分も…。」と、自らの姿を先輩たちに重ね合わせます。

 そうです。あと一年であなたたちも卒業です。

 準備はいいですか?

2月27日(日)
bless
 朝は少し冷えましたが、昼過ぎには卓球場の室温が20℃を超えました。

 今日は男女とも、午後から毎年恒例の選手たちによる三年生の送別会でした。練習は3時間弱で終わり、それぞれ目的の会場まで出掛けていきました。選手たちだけでやるのでどんな内容なのかは分かりませんが趣向を凝らし準備をしていたようです。

 学校の方も明日の卒業式予行を経て、明後日には卒業式が予定されています。卒業してゆく男子2名、女子4名の三年生たちにとってどんな三年間だったのでしょうか?一言で言い表すことはできないでしょうが聞いてみたいものです。

 送り出す私たちや1,2年生も卒業を祝福する嬉しい気持ちと、お別れの寂しい気持ちが入り混じり複雑な心境です。いずれにしても心からの祝福で送り出したいと思います。

2月26日(土)
the passage of time
 雨の谷間の土曜日。朝から天気の良い一日で気温も高めでした。

 男女とも午前午後とも2時間ずつの制限練習でした。短い時間でしたが集中力も高く活気のある練習ができました。終了後はすぐに帰宅し勉強を…、やっているはずです。

 今日は平成15年度卒業の上野妥佳さんと前川(旧姓駒田)治那さんの同級生コンビが卓球場に来てくれました。二人は共に橋南中学校出身で、私が石薬師高校に転勤していた3年間に在籍していました。個性溢れる先輩後輩に挟まれながらも堅実に頑張ってくれました。

 上野さんは高校卒業後京都の龍谷大学に進学し、その後百五銀行でプレーしていました。その百五銀行もこの3月で退職し4月に結婚される報告をしに来てくれました。お相手は同じ大学の一つ上野先輩で、結婚後は京都に住むそうです。

 前川さんは高校卒業後専門学校に進学し、旅行会社で勤めた後、昨年結婚され、今日は9ヶ月になる可愛い娘さん(みずきちゃん)も連れてきてくれました。現在は旦那さんのご実家の久居に住んでいるそうです。

 自分たちが汗と涙を流した卓球場で頑張る後輩たちを眩(まぶ)しそうに見る目が印象的でした。ついこの間卒業したばかりに感じますが、こうしてみると女子選手の時間の流れは男子選手のそれより早いことは明らかです。現役の選手たちもあと数年すれば彼女たちと同じようにラケットを置き、新しい家庭を持つかと思うと、楽しみなような寂しいような…。

2月25日(金)
calamity
 はっきりしない天気でしたが最高気温は何と19℃!関東地方では「春一番」が吹いたそうです。しかしこの雨が上がる水曜日あたりから、気温はまたグッと冷え込むようです。

 さて、大地震の被害が拡大するニュージーランドでは、日本人留学生も多数巻き込まれたようです。こういった天災のニュースを聞くたび、我々人間は大自然の前ではいかに無力かということを思い知らされます。

 1995年、今から17年前に起こった阪神淡路大震災は、私が愛知県の学校から三重県に戻ってきた年の冬のことでした。早朝6時前に、三重県でさえ飛び起きるほどの強い揺れを感じテレビをつけると、近畿地方を震源とした地震だったことが分かりました。その時はそれほど大した地震ではなかったと思っていましたが、徐々に被害が明らかになるにつれ、わずか150kmしか離れていない場所とは思えない光景がテレビの画面を通して知らされてきました。

 最終的には死者6千人を超える大震災になったのですが、生まれた時から実体験として大きな災いを知らなかった世代としてはショッキングな出来事でした。まだ二十代と若かった私でしたが、その時に初めて”死”を身近に感じました。時間が経つと忘れてゆくのですが、今回のような天災や、自分に身近な方が亡くなったりする度に、「こうやって自分の好きな卓球を思う存分できることのありがたさ」が身に染みます。

 いつ何時、自分の身に災いが降りかかってくるか分かりません。地震、火事、交通事故、病気等々。いざという時、やり残したことが少ない人生にできるよう、精進しなければならないと思いました。

2月24日(木)
busy
 時折雨がぱらつくはっきりしない天気でしたが今日も暖かい一日でした。

 学年末テストが近づき選手たちも大変だと思いますが、こちらも学期末になって慌しくなってきました。週明けには最後の登校日と卒業式が続きます。その後は学年末テストがあり怒涛の学年末の忙しさに突入です。

 連日、会議が続き練習に行く時間も遅れがちです。ただでさえ練習時間を短縮しているのに選手の様子があまり見られないので不安でストレスが溜まります。

 学年末テストが終わると東京選手権、全国選抜とビッグイベントが続きます。そこに全力が注げるよう選手たち同様、仕事の遣り残しのないように頑張ろうと思います。

2月23日(水)
卒業してゆく3年生
 西川千裕が姉のひかりとともに卓球場にやってきたのは小学6年生の時でした。

 能力はまずまずでしたがあまりやる気が感じられず、中学時代は学校の部活動との兼ね合いであまり練習場に来られないなど、正直言って期待外れの印象がありました。

 しかし中学校の夏の大会が終わり、毎日卓球場に来られるようになると人が変わったように練習に没頭するようになりました。私もこの仕事を始めて二百人を超える選手たちを見てきましたが、ストイックに競技に打ち込む姿勢は三本指に入る努力家です。

 1年生で入学してすぐにエース格として迎え入れられインターハイ三種目に出場、9月の後藤杯ではいきなりジュニア女子で準優勝に輝くなど一気にスターダムにのし上がりました。

 しかしそこからが苦難の連続でした。怖いもの知らずでプレーしてきた彼女でしたが、2年生になり後輩たちが台頭してくると、「負けられない」というプレッシャーから持ち前の思い切りの良いプレーが影を潜めました。全ての種目で代表にはなるのですが、秋にキャプテンに任命されると更にそのプレッシャーから消極的なプレーが続きました。

 最後のインターハイ団体戦でも固さの見られるプレーで消化不良のまま終わった時は、「このまま終わってしまうのか」と絶望視されましたが、個人戦に入ってから憑き物が取れたように開き直り、素晴らしいプレーを見せてくれました。

 感情を表に出さず淡々と努力する様はストイックそのものです。何時でも何処でも誰とでも決してペースを乱すことなく一生懸命取り組みます。昨年の夏休みも自らに課した一日5kmのランニングを炎天下でも欠かすことはありませんでした。また、駅から卓球場への通学路をゴミ拾いをしながら歩いてくるなど、誰に見られなくても自らが決めたことをやり通す強い意志はチームメイトたちへの影響も絶大でした。

 卒業後は関東で進境著しい体育系の名門大学への進学が決まっています。将来の進路と、「なるべく厳しいところ」という彼女らしい条件が一致して即決しました。2月に入り高校が自宅学習になるとすぐに東京へ行き、先日の大阪選手権直前で帰郷し、終わるとすぐに東京へとんぼ返りしました。大学での練習は厳しいらしいのですが、監督さんやコーチの方が一生懸命指導してくれるらしく、そのことを目を輝かせて話してくれました。

 レベルの高い関東一部リーグで揉まれながらも4年間、誰にも負けない努力で頑張ってくれることを確信しています。

2月22日(火)
Only the result
 昨日に引き続き暖かい一日でした。夕方の練習中には選手たちから、「暑いな」との声も漏れてきました。

 また今日は、故障者、通院する者等で人数が少なかったのに加え、四日市地区の中学生が試験期間中ということもあり、夜のゲーム練習時には全員が台に入れる寂しい日となりました。

 高校生は来週の水曜日から学年末テストになります。今回は土日を挟む変則日程で、いつもの月曜日から金曜日まで一気にやってしまうのと違い長丁場となります。勉強の準備としては途中で土日を挟んでくれた方が余裕があるのでしょうが、試験期間が長くなり、精神的にはどちらがいいのか好みの分かれるところです。

 今回は試験直後に試合が入ってないので、明日から夜間練習は自主練習にする予定です。ただ、早く終わっても自宅でしっかり勉強ができない者は学校で勉強させることも考えています。

 ”結果”のみが求められます。

2月21日(月)
daybreak
 大阪OPから一夜明けました。気温は高めで久し振りに暖房なしの練習でした。

 大きな試合が終わった後の選手らの様子は様々です。三日間の遠征で疲れも溜まっていると思いますが、早朝から自主練習に励む者、夜間練習は自主練習にしましたが相手を捕まえて早速練習に励む者など等。

 少なくとも気の抜けた練習をしている者がいなかったのは現在の良いチーム状態を表していると思います。

 上手くいっていない時にどうするか?

 そんな時は誰しも逃げたくなるものです。男子は夜間練習を自主練習にしました。疲れているから今日は体と心を休めて明日から猛烈に頑張れるならそれでOKです。もちろん逃げたくなる心を抑えて頑張るなら、すぐに結果は出ないかも知れませんが未来は明るいと思います。ただし頑張るべき時に頑張らずに現実逃避をしていては次回も同じ失敗を繰り返すでしょう。

 そんなことを自らに言い聞かせながら、疲れた体にムチ打っています。さあお互いに頑張りましょう。

2月20日(日)
大阪OPB
 今日で最終日です。ジュニア男女の3回戦から決勝戦まで行なわれました。

 女子の長澤玲奈は先月の全日本ジュニアでベスト8に入った山口県のカットマンと対戦です。序盤はカット対策の練習が実を結びました。ドライブで粘った後のチャンスボールをミドルへスマッシュする展開が効果的で、1セットを先取された後の2セット目を奪い返します。しかしそこから、猛烈に切れたカットを打ち切れず、また攻撃も混ぜられて3,4セットは完敗でした。ただしカット対策は少しずつ力になっているのは事実です。東京選手権、全国選抜、そしてインターハイでその成果が試されます。

 男子の小川翔は驚異的な活躍を見せてくれました。3回戦は京都の名門高校のレギュラー選手と対戦。出足から積極的なプレーで先手を取り、攻められても慌てず堅実なブロックで試合を支配しました。昨日失敗した詰めの段階も、今日はスキなく締めて3-0のストレートで快勝しました。そして4回戦(ベスト16決定)は愛知県のエース選手と対戦。劣勢が予想されましたが、勢いに乗る小川は巧みなサービス・レシーブから一歩も引かず、逆転で1セット目を先取すると1-1に追いつかれた後の3,4セット目を完璧に近い形で試合を進め、3-1で勝利する大金星を挙げました。続く5回戦では石川県の選手の速くて厳しい攻めに押されて1-3で敗れたものの高校入学以来、最高の出来でした。今日はサービスとレシーブも含む台上処理が素晴らしく、持ち前の両ハンドのバランスの良さを大いに生かすことができました。そして何と言っても最大の課題だった、リードした後の最後の詰めを積極的なプレーで押し切れたことが収穫でした。3球目のチャンスボールをミスが目立つなど課題ももちろんありますが、メンタル面での成長はそれらの課題を克服するための根気の要る練習を乗り切るのに期待を抱かせるものです。普段の練習で地道に根気よく精進できれば全国大会での活躍も期待ができます。インターハイまでの半年でそこまで昇華させることができるか?一世一代のチャンスを見逃す手はありません。

 全国大会で勝ち上がるのは容易ではありませんが、厳しい戦いの中に潜むワンチャンスをモノにするには様々な要素が重なることが必要です。確率的に決して高いものではありませんが、日頃の地道な精進は必要不可欠です。全国大会に出場できた選手は、いつ訪れるか何処に潜んでいるか分からないワンチャンスを逃さないため狙い続けなければなりません。それを再確認させてくれた今回の大阪オープンでした。

2月19日(土)
大阪OPA
 二日目の今日は男女シングルスとジュニア男女シングルス1,2回戦が行われました。

 男子ジュニアに出場した小川翔、山本雄飛、内田芽人は難なく1回戦を突破し2回戦へ。小川は福岡県の選手との対戦でしたが、ネットプレーの正確さで先手を取り一気に2-0と王手。しかし9-7リードの4セット目を逆転で失い、全日本を思い出す嫌な雰囲気に。しかしここで踏ん張り粘る相手を振り切り明日の3回戦へ進出。山本は福島県の選手と対戦。1-1後の3セット目を7-4とリードしましたがレシーブが乱れ一気に7本連取されると4セット目は出足から離され万事休す。フットワークとフォアハンドの威力と正確さは他の選手と比べて更に磨きがかかってきましたが、進歩している台上処理とバックハンドもレベルの高い選手と対戦すると狙われてしまいます。もう一歩です。内田は岐阜県の選手と対戦。威力ある両ハンドを持つ相手に対し前陣を死守し激しいラリー戦になりますが、威力に押されて0-2と追い込まれます。しかしそこから相手のフォアに回す作戦が効き1セットを返します。4セット目も接戦となりましたが一歩及ばず。メンタル的には向かっていく良い試合ができたと思います。サービスを持った時も最後は大きなラリーに持ち込まれてしまったところが敗因か。相手を安易に踏みこませない大きなサービスがあれば展開は変わったかもしれません。課題ができました。

 女子ジュニアは初戦から強豪選手と対戦する厳しい組み合わせでした。中学3年生の吉田礼楽さんは緊張しながらも元気よく試合を進めましたが緊張もあり思ったような試合ではなかったと思います。練習を積み技術を磨き、経験を重ねれば今後もチャンスは訪れます。今回の敗戦も無駄ではないはずです。辻浦沙紀は1回戦で新潟県の選手に敗れました。どうしても粒高のボールを狙われ無理をさせられるという展開は全日本と同じでした。粒高を使う選手の苦しいところだと思いますが、反転を含め守備の技術がしっかりして初めて攻撃が生きるはずです。酒井眞菜は石川県の選手に1回戦で敗れました。フォアハンドの高い投げ上げサービスに最後まで対応できませんでした。ここのところどうも自信を持って試合に臨めていない感がありますが、客観的に見ても十分戦える力はあると思います。苦悩が続きますが、後々「あの頃の苦しみがあったからこそ今がある」と言える日が来ると信じて精進してもらいたいと思います。近藤亜希は新潟県の選手と対戦し敗れました。積極的にフォアハンドで攻めますがレシーブで野ミスがたたって0-2とリードされ後がなくなります。しかし1セットを返すと4セット目も序盤でリードします。しかし残念ながらレシーブミスが出て逆転で万事休す。ここのところ充実した練習ができているので悪くない内容でした。強気と無茶は紙一重ですが、判断を誤ると「無茶」となってしまいます。特にレシーブは先手を取るにとどめるのが得策かもしれません。修正して全国選抜に備えてもらいたいと思います。女子で勝ち残ったのが長澤玲奈でした。鳥取県、兵庫県の選手に対し安定した両ハンドで撃破。競っても弱気にならず相手の攻撃を迎え撃つカウンタープレーが冴えました。やはり攻撃型の選手に対しては文句のない強さを見せてくれます。明日は全日本ジュニアベスト8のカットマンです。長澤自身も全日本でカットマンに敗れてからもカット対策に時間を費やしました。明日はその成果を見せてくれるはずです。

 男子シングルスに出場した松下貴亮は大学生にやられました。高校生とは違う厳しい攻めをしのげなければ高いレベルの大学では通用しません。一回り大きな選手に成長して帰ってきてくれることを期待します。

2月18日(金)
大阪OP@
 第50回大阪国際招待卓球選手権大会が今日から三日間、大阪府立体育館で開催されます。今日は男女ダブルスが行なわれました。

 女子ダブルスに出場したのは3年生の西川千裕・卒業生で愛工大の松井夏美さん組と、酒井眞菜・長澤玲奈組です。結果から言うと両ペアとも1回戦でやられました。それぞれ強豪ペアとの対戦でしたが、ポイントこそある程度競るのですがあと一本が遠い。特に現役エースペアのもがき苦しみは普段の頑張りを知っているだけに気持ちはよくわかります。必ず来るであろうチャンスまで、これまで同様地道に努力を続けてもらいたいと思います。

 男子ダブルスは小川翔・内田芽人組が出場。1回戦で和歌山県高校生ペアを降し、2回戦では実業団ペアと対戦。初戦の相手がモタつく間に1セットを先取し、2セット目も10-8とリードしてから逆転され1-1に。3セット目を取られた後の4セット目も大量リードしましたがジワジワと挽回され、気が付けば逆転負けでした。追い込まれた後も焦る高校生の心を見透かされ粘り強くつながれて自滅させられました。強豪相手に善戦できた満足感と、厳しくつけ込まれた時の弱さを思い知らされたガッカリ感とが混ざった複雑な心境でした。

 明日はジュニア&一般シングルスです。

2月17日(木)
to Osaka
 夕方から雨になりましたが、気温は少し高めの一日でした。

 明日から始まる大阪オープンに備え、軽めの練習で終えました。この試合も数年前から比べると、随分レベルが高くなってきました。以前は参加する都道府県もそれほど多くなく、「近畿を中心とした大会」との感が否めなかったのですが、ここ数年は47都道府県中40近くが参加していると思います。はっきりと”全国大会”と言えるようになってきました。

 3年生の松下貴亮と西川千裕も出場しますが二人にとっては高校在学中最後の試合になります。大学での高いレベルの戦いを控えた二人ですが、有終の美を飾ってもらいたいと思います。

 2年生にとってはジュニアで出場するのは最後となります。こちらもインターハイ予選を前に飛躍へのきっかけにしてもらいたいと思います。

 また、私と西飯先生ともに留守にする居残り組も気になります。真面目に頑張れる選手ばかりなので心配はしていませんが、選手同士で声を掛け合い、緊張感を保ってもらいたいと思います。

2月16日(水)
all year round
 サボっていたTOPICSの更新を少しずつ再開しました。今日は暮れに行なわれた全国選抜東海ブロック予選の更新がアップすることができました。

 こうしてみると卓球の試合が季節に関わらず一年中行なわれていることが良く分かります。いわゆるシーズンオフがない競技です。しかし雪の季節にもできる屋内競技の側面が残っているのか、全日本選手権等の全国大会は秋冬に設定されています。その季節感さえ、冷暖房の空調設備が整っていることを考えればまさに春夏秋冬です。

 金曜日から始まる大阪オープン、来月中旬の東京オープン、来月末の全国選抜と続く全国大会ツアーで結果を出せるよう地道に準備しています。

2月15日(火)
moment
 夕べあれだけ降った雪も朝になると少なくとも道路に関しては跡形もなくなっていました。

 今日は早朝から同僚の先生のご尊父のお葬式に行ってきました。当然のことながらお葬式は気持ちが落ち込みます。お会いしたことのない方でも自分に置き換えて考えると感情移入してしまいます。私は幸運にも両親は健在です。しかしいつの日か別れの時はやってきます。それどころか自分もどんどん歳を取り、いずれは身近な人たちとお別れをしなければならなくなります。若い頃はそういう想像をしてもイメージが湧きませんでしたが、年々鮮明になってきます。

 日本人の平均寿命から考えると私もまだ30年ほど生きられる計算になりますが、人生何があるか分かりません。予想外の事態になった時に、後悔が少ない人生を歩まなければなりません。

 少し話が飛躍しましたが、「今一瞬を大切にし、後悔しないように」との考え方は、いつでも・何処でも・誰でも当てはまるはずです。

 また明日から一生懸命生きようと思います。

2月14日(月)
Hot and cold
 今日は3年生の出校日。先月の31日以来、3年生にとっては二週間ぶりの学校でした。3年生担任の私は久々に活気のある学校を味わいました。

 3年生は来週の21日の月曜日、再来週の28日の月曜日、そして3月1日の卒業式と、学校に出てくるのもあと3回です。私は卒業式に流すスライドショーの担当になっていますが、放課後はその写真選びを各クラスの係の生徒と行ないました。思い出の写真を選ぶのに随分時間がかかりましたが、いずれの生徒も思い出を語り合いながら目前に控えた卒業に名残惜しそうでした。

 午後からは激しく雪が降り出して、練習が始まる頃には数センチの積雪になりました。湿り気を帯びた雪だったので夕方の時点では辛うじて車も大丈夫でしたが、念のため練習は19時で終わりました。

 この季節に必ず積雪する地方ならスタッドレスタイヤは”常識”ですが、三重県は一冬に積雪するのは2〜3回です。私も以前はスタッドレスを履いていましたが、今は積雪したら車を使わないようにしています。明日の朝の路面は凍結しそうです。

2月13日(日)
良いサービス
 三連休の最終日でした。男女とも通常の午前午後練習です。

 ゲーム練習時、ある男子の選手のサービスがお互いにあまりにも大雑把だったので注意しました。

 ”大雑把”とはコントロールについてですが、小さく出すつもりのサービスが台から出てしまい相手に先手を取られることが1セット中それぞれ3〜5本ほどありました。特に試合の後半、勝負どころではほとんどのサービスが大きくなっていました。

 大きくなっても3球目のブロックが上手くいけばポイントを取れることもありますが、結果オーライではいけません。本番の試合で大切な場面で台から出てしまい敗れる、といった場面は星の数ほど見てきました。

 以前、中国人コーチの方が見えてサービスを指導していただいた時に、「回転、変化、コントロールのうち最も大切なのはコントロール」とおっしゃっていました。「どんなに変化があって回転がかかっていてもコントロールが悪ければ全く意味がない」とのことでした。

 サービス練習ではついつい変化や回転にばかり気を取られがちですが、まずはコントロール。チェックし直そうと思います。

2月12日(土)
トヨタ自動車へ
 今日は男女数人ずつを連れてトヨタ自動車へお邪魔しました。トヨタは一昨年本校卒業の浅野一平さんがお世話になっています。

 朝から昼過ぎまで相手をして頂きましたが、高校生相手でも手を抜かない集中力の高さは、「さすが社会人」と感じさせました。

 最近の日本の社会人選手事情は、ごく一部のトップ選手を除けば仕事をきちんとこなした後に余暇を利用して競技に打ち込む形が一般的です。トヨタの選手も例外ではなく、平日は一日仕事を終えてクタクタの状態で練習に取り組むそうです。そして今日のような休日もほぼ休みなく半日ではありますが練習します。卓球を頑張ったからと言って給料が上がるわけでも昇進するわけでもなく、あまつさえ日本リーグなどで仕事に穴を空けたことに対し職場に気を遣いながら活動しています。

 学校で授業を受けている時間以外を卓球に打ち込める現在の環境を、高校生たちが深く考えているとは思いませんが、自分たちもあと数年で会社のために家族のために自らの時間や労力を費やす日がやってきます。

 トヨタの部長さんとのお話の中で、「ウチの連中も、卓球が会社の仕事に直接プラスにはならないどころかマイナスになっているところもあるけど、競技を辞めて30歳を過ぎれば必ずこの苦労が生きてくる時がくる」との言葉が印象的でした。

2月11日(金)
コンディション
 昨夜から降り始めた雪は積もりはしなかったものの、午前中までは断続的に降ったり止んだりの繰り返しでした。

 ここのところの寒さからか古傷の痛みを再発する者、体調を崩す者が後を絶ちません。また、体育の授業での持久走も影響があるのかも知れません。ウォーミングアップは暖かい時期よりも時間をかけてやっているのですが、まだ足らないのかも知れません。

 この時期は一年のうちで試合数の少ない時期です。それだけに春から始まる新シーズンに向けて技術的にも体力的にも徹底的にやり込まなければならない時期でもあります。

 故障を防ぐための入念なウォーミングアップとクールダウン、体調を壊さないための”うがいと手洗い”、そして保温と栄養・休養。

 他のシーズンでは大して気にしなくてもいいことですが、一年で最も神経遣うべきシーズンです。

2月10日(木)
統廃合
 風の冷たい一日でした。明日はどうやら雪が降りそうです。

 今日は日中、上野農業高校へ出張してきました。上野農業は昨年から、上野商業、上野工業と統合して一昨年に開校した伊賀白鳳高校として生まれ変わっています。しかし現在の3年生はそのまま上野農業に残っているため、1,2年生はおらず、最後の卒業生となっています。

 学校へお邪魔しましたが、唯一の在校生である3年生はすでに家庭学習に入っており、広い校舎はひっそりと佇んでいました。その校舎も来春からは県の施設として再利用されるようです。

 私たちが高校生の頃をピークに子どもの数は減少の一途をたどっています。その頃は次から次へと新設された高校でしたが、ここ数年各校ともクラスがどんどん減らされて、更なる合理化を図るため学科の改編や学校の統廃合が進められています。白子高校もピーク時は学年11クラスの時代もあったようですが、現在は7〜8クラスとなっています。

 生徒数の減少に伴い、県下で高校生の卓球の試合を行なっても、男子は300名ほど、女子は100名ほどしか集まりません。

 景気が悪いから少子化が進み、更に景気が悪くなるという悪循環です。何とかならないものでしょうか。

2月9日(水)
卒業してゆく3年生D
 中学時代に大した実績がなくても本校入学後に大きく伸びた選手はたくさんいますが、松下貴亮は私の知る中でも、予想を大きく上回る活躍をした選手でした。

 オリンピック選手を叔父に持ち、卓球の基礎を教えた父親も名選手でした。それだけを聞くと”サラブレッド”のイメージを持つと思いますが、中学時代は三重県でベスト32が最高の戦績でした。

 高校入学後も能力の高さを評価されながらも肝心要の「意欲」の部分の甘さが足を引っ張り、そのまま埋もれてしまいそうな流れでした。そんな彼が変わったのは2年生の夏にキャプテンに指名されてからでした。

 以前よりも意欲的に練習に取り組むようになり、徐々に力を付けてきました。しかし最後の全日本ジュニア予選も不発に終わり、「頑張るのが少し遅かった」となりそうだった1月の三重県選手権でいきなり決勝進出。初の全国大会出場となる東京選手権、キャプテンとして臨んだ全国選抜などの大舞台を踏み、最後の大一番であるインターハイシングルス予選では見事なプレーを見せ優勝し沖縄インターハイへと進みました。

 ラスト半年間の頑張りは素晴らしかった反面、もう少しスパートが早ければと考えるのは私だけではなかったはずです。高校3年間で大失敗と大成功の経験は今後の人生に大きな影響を与えると思います。

 頑張りを評価され卒業後は現日本チャンピオン擁する誰もがあこがれる超名門大学への進学が決まっており、先週から進学先での練習に参加させて頂いています。超一流が集まる環境での4年間は人生観が変わるほどの影響を受けるはずです。卓球選手としては勿論のこと、人間的にも一流となってくれることを期待してやみません。

2月8日(火)
ファビコン
 お気づきの方もいたと思いますが、トップページを開いた時に画面上に表示されたり、お気に入りのタイトルに表示されるるアイコンをオリジナルのものに変えました。

 このアイコンのことをファビコンと呼ぶらしいのですが、以前からできたらいいなと考えており、作成方法を検索していたら出てきたのでチャレンジしてみました。

 パソコンの操作というものは、一つのミスもなく完璧にやらないと思った通りに動いてくれません。そして動かないとその原因はまず分かりません。詳しい方はあれこれ試すことができるのでしょうが、知識のない者にとって分からないと全く分かりません。

 今回もネットで紹介されていた手順どおりやったつもりだったのですが案の定、全く反応なし。そこに行き着くまで結構な労力を使ったにも関わらず…。絶望感と怒りに震えながら貧しい知識をフル稼働して試行錯誤したら、いきなりポンと表示されました。

 もう嬉しくて嬉しくて。

 ちなみに左側の青色は男子のチームカラー、右側のピンクは女子のチームカラーです。ただ残念なのは今回で得た技術を生かす場がない、というところです。さすがにHPは一つしかないので…。

2月7日(月)
前期選抜検査
 昨日よりは若干寒かったものの”底冷え”とまではいかない一日でした。でも受験生たちにとっては緊張とあいまって震えの止まらない一日だったと思います。

 各中学校から推薦を受けてきただけあって、面接と作文もできもハイレベルだったと聞きました。残念ながら多くの優秀な生徒が涙を呑むことになりますが、後期選抜でもチャレンジしてくれることを祈るばかりです。

 高校生たちは休みだったので朝から練習でした。今日は西飯先生も練習を見られなかったので私が顔を出した夕方までは選手たちだけでの練習でした。

 高校3年生が卒業するまであと3週間。今日の前期選抜の合格発表が10日後。去り行く人あれば来(きた)る人あり。

モバイル白卓日記で1週間分の日記を配信していましたが、容量が大きすぎて閲覧できないとの連絡を頂いたので、3日分のみ配信に変更しました。これでどの携帯電話でも閲覧できるようになったと思いますのでご利用ください。

2月6日(日)

 今日も朝から一日練習です。

 女子の午前中は多球練習が中心です。練習効率を上げるために攻撃する選手のボールをカットマンが拾ったり、ブロックしたりと忙しいメニューです。コースも限定して難しい練習ではありませんが、この時期には必要な練習だと思います。まずは数をこなさないと話しになりません。

 男子は例のごとく決められた、あるいは自分で決めたテーマに沿っての練習を継続して行なっています。こちらもやはり、この時期にしっかりと数をこなして身につけたいテーマが中心となっています。

 ただやはり、その練習が効果的かどうかは選手個々の”取り組む姿勢”にかかっています。

 トレーニングも今の時期にやり込まなければなりません。男子は体幹を鍛えるトレーニングを継続してやっています。また休日練習の最後は近くの江島スポーツ公園という芝生の広場でダッシュのトレーニングを、この冬場の重点トレーニングとして取り組んでいます。苦しいトレーニングですが屋外でやると気分転換になるのか盛り上がります。女子は縄跳びを使ったジャンプ系と体幹系のトレーニングを組み合わせたサーキット形式のものに取り組んでいます。地味ですが継続してやれば効果は現れると思います。

 今しかできない、今やらねばならない”旬”の練習に妥協せず取り組みたいと思います。

2月5日(土)
習うより慣れろ
 明後日の月曜日は前期選抜で高校生は休校です。よって今日から三連休となります。この三日間はガッツリと練習をやり込もうと思います。

 今日も小中学生数人が高校生の練習に参加しました。力の差があると思っていた小中学生も、高校生に混ぜて練習を続けるとアッという間に力をつけてきます。中学1年生の神京夏さんを筆頭に、小中学生軍団の進境は著しく、高校生がゲーム練習をしても遜色のない選手が次々出てきます。

 高校生にとっても、「負けられない年下」と普段からやり慣れておくのは大切です。本来なら年齢は関係なく臨むべきですが、現実はやはり年少の選手とはやり辛いところはあると思います。受身になりがちな気持ちのコントロールするコツは、経験するのが最も効果があります。「習うより慣れろ」ですね。

 上が下を引っ張り、下が上を煽る。

 理想的だと思います。

2月4日(金)
伸びゆく白子
 暖かい日が続きます。今日は練習時にも暖房を入れなくても大丈夫でした。

 来週の月曜日は公立高校の「前期選抜検査」です。いわゆる「推薦入試」ですが、検査の内容は各学校や学科によって独自の方法が採用されます。また、この検査を行なわずに「後期選抜検査」のみで選抜する学校や学科もあります。

 本校は普通科と生活創造科の二つの科があります。普通科は普通コースと文化教養(吹奏楽)コースに分かれています。普通科普通コースは200名が定員で、前期では40名を選抜します。前期の競争率は3倍近くにもなり私の知る限り最も高い競争率となっています。生活創造科は40名定員で前期では20名を選抜し、競争率は約1.5倍、吹奏楽コースは0.6倍です。

 手前味噌になりますが、白子高校はここ数年で劇的な変化を見せています。学校の雰囲気も明るく、生徒たちが生き生きと学校生活を送る様子は、数年前では考えられないほどの成長です。

 部活動も以前は、吹奏楽部と卓球部だけが活動している様なものでしたが、最近は運動部、文化部ともに活発に活動し、野球部は昨年の夏の大会で準優勝と甲子園まであと一歩の活躍は記憶に新しいところです。先日行なわれた新人戦で女子バスケットボール部は、東海選抜まであと一歩の4位に入りました。その他でも、テニス部、陸上部、サッカー部、女子バレー部、男子バスケットボール部などの運動部、ダンス部、軽音楽部、ボランティア部等々。放課後も後者のあちこちから生徒たちの活気ある声が響きます。

 普段の学校生活も、以前なら大きな問題が起こらないようにするので精一杯でしたが、意欲的な生徒たちに煽られる形でどんどん新しい試みがスタートしています。私は来月卒業する三年生の担任ですが、先月末に卒業試験が終わった翌日に、生徒たちの要望で三年生だけのクラスマッチが企画され、驚くほどの盛り上がりを見せてくれました。また、かつてなかった卒業文集を自主制作する計画や、卒業式で保護者の方に見せるスライドショーを作成する計画など、より積極的に学校生活を送るよう学校が一つとなって盛り上がっています。

 前期選抜では卓球部を志してくれている中学生も何人か受験してくれています。厳しい倍率ですが何とか突破して春から一緒に活動できるよう頑張ってもらいたいと期待しています。

2月3日(木)
冬の計画
 先日の学年別大会で今年度の県内大会は全て終了しました。意外に2,3月は公式戦が少なく土日の予定は結構空いています。

 西飯先生と来月までの土日の予定を確認しました。公式戦が少ないだけに各地で行なわれるオープン戦、練習試合等を計画的に入れようと思っています。大阪選手権、東京選手権、全国センバツもあるので、それに出場する選手はある程度高いレベルで戦える準備をしなければなりません。逆に経験の少ない選手には積極的に外の選手と対戦する機会を増やしたいとも思います。個々のレベルや予定に応じて振り分ける作業は大変です。

 ここ数日は比較的暖かい日が続いていますが、春はまだ遥かかなたです。寒いこの時期にしっかり力を付けたいと思います。

2月2日(水)
卒業してゆく3年生C
 卓球場では水曜日と土曜日に小中学生向けの卓球教室があります。卓球を始めて間もない小学生や地元の中学生が通ってきます。大木中学だった松井和歌子はその中にいる目立たない選手でした。

 ペンで粒高を使っていましたが裏面バックハンドが上手だったので、入学後すぐにフォア面も裏に変えましたが、これと言って特徴のないまま1年生の時は活躍できないまま終わってしまいました。ただ練習は一生懸命取り組んでいたので、「結果は出なかったけど頑張った」という評価で終わりそうでした。

 その彼女に変化が見られるようになってきたのは1年生の終わり頃からでした。全く試合にならなかった入学直後と比べると徐々に卓球らしくなってきました。しかしそこから勝てるようになるには故障もあって1年の月日がかかりました。2年生1月の三重県選手権で一気にブレイクしました。シード選手を次々破り3位入賞。そこからは学年別大会準優勝、そして全国センバツのレギュラーとして初めて全国大会の舞台に立つまでになりました。

 いつも笑顔で元気良く誰に対しても分け隔てなく優しい心で接することのできる彼女は、クラブでもクラスでも人気者です。涙もろく、嬉しければ泣き、悲しければ泣き、悔しければ泣くところがまた周りを引き付ける魅力の一つです。

 卒業後は専門学校へ進みホテルウーマンになるため勉強します。卓球で訪れた様々なホテルでの宿泊の経験がその道を目指すきっかけになったのかも知れません。話をしているとホッとする安心感を持たせてくれる彼女なら、その仕事にはうってつけです。数年後、彼女が働くホテルに白子高校卓球部が宿泊する日が来るかもしれません。

2月1日(火)
日本代表
 今年5月にオランダ・ロッテルダムで開催される世界選手権個人の部の日本代表選手が発表されました。

 男子は水谷選手ら6名、女子は福原選手ら8名が代表に選ばれました。選考基準は世界ランキング上位選手に何人勝ったかとか、選考会で優勝したなどがあり、それをクリアした内定選手以外は監督を中心とした強化本部で選んだようです。

 最近の代表選考基準は、国内の戦績より国際大会での活躍が評価のポイントになっています。選考基準をクリアした選手以外の選出理由はいずれもそれがコメントされています。確かに日本人選手と試合をする訳ではないので、「内弁慶」な選手より外の選手に強いのが重要です。ただ、国際大会で活躍するには代表選手として選考されなければならない訳で、国内でもある程度の実績が必要となります。

 日本代表も一時期の勝てなかった時を経て、最近の活躍は男女とも目覚しいものがあります。世界のトップが「本気」で争う世界選手権とオリンピック。個人戦でも日の丸が上がる予感がするのは私だけではないはずです。