白卓日記 ‘10  11月  前月へ! 次月へ!     
11月30日(火)
東京オープン
 明日から12月。あっという間の1ヶ月でした。

 年内に行なわれる県大会以上の個人戦は全て終了し、次の県大会は1月8,9日に行なわれる、「三重県卓球選手権大会」までありません。この”三重県選手権”は3月に東京で行なわれる、「第63回東京卓球選手権大会」いわゆる”東京オープン”の県予選会も兼ねています。

 今でこそ”東京オープン”は、「全日本よりレベルの高い」大会として有名ですが、私が選手の頃は恐らくジュニアの部で三重県から参加している選手は皆無でした。というか告知すらされていなかったと思います。私が大学生の時に、「東京選手権という試合があるが、誰も出ないので出たいなら推薦するがどうか?」と言われ、「何か分からないけど、とりあえず出てみるか」てな感じで出場した記憶があります。

 最近は種目もカデットから、ジュニア、一般、年代別まで幅広く行なわれています。大会の権威も大きくなり、ステイタスも上がってきました。

 三重県からも、カデットの部の選手選考(2名)が昨年までは9月上旬の全日本カデット予選の13歳以下と14歳以下の優勝者が派遣されていましたが、日程的にあまりにも離れすぎているということで、今年から「三重県選手権カデットの部」と称して、東京オープンの予選が行なわれることになりました。

 卓球協会は、トップ選手の強化と、競技の普及との両面をカバーしなければなりませんが、相反するこれらの要求に応えるのは容易ではありません。現在も、三重県選手権としての側面からカデット世代の中学生がジュニアおよび一般へ、ジュニア世代の高校生が一般の部への出場が認められていますが、東京オープン自体はシングルスの複数種目の参加は認めていません。すると三重県選手権ジュニアの部に出場した中学生が上位に進出しても東京選手権ではカデットの部に出場することも有り得ます。また、ジュニア世代の高校生が本命のジュニア予選(2名通過)では落選したのに、一般の部(男子6名、女子4名通過)で通過する、という矛盾も生じてきます。三重県選手権と東京オープン予選を分離独立させて行なえばいいのですが、日程的にそう簡単なものではありません。

 幅広いニーズに応えることを要求される公益法人は大変です。

11月29日(月)
トレーニング合宿
 晩秋のはずの11月も終わりに近づき、初冬の12月は目の前です。

 来週の月曜日から2学期の学期末考査が始まります。男子の夜間練習も明日でとりあえず終わりです。期末考査後は午前中授業となるので、全員で揃ってやる夜間練習は明日が年内最後となります。

 ここのところ練習量も確保できているので、選手たちの調子も悪くありません。考査中に調子を落とさないよう、今回の考査中の練習はトレーニングを沢山やろうと考えています。かと言って勉強に影響を与えないよう、時間は今までの考査中と同じくらいにします。初めての試みなのでサジ加減が難しいのですが、日々の選手の様子を見て臨機応変に対応したいと思います。

11月28日(日)
ホトトギス
 私は「じっ」と見ています。それしかできないから「じっ」と見ています。

 卓球場には11台の卓球台があります。本当に集中して見ることができるのはせいぜい2〜3台です。でもできる限りの集中力で全ての台に目を配るよう心掛けています。卓球場に通う選手は現在、本校の男子9名、女子9名、中学生が男女合わせて15名ほど、小学生が男女合わせて8名ほど、合計40名ほどいます。

 いつ誰が練習に来て誰とどのような練習をやっているか、ほぼ把握しています。気の付いたことは言うようにしていますが、余程のことがない限り、怒ったり怒鳴ったり、ましてや体罰を加えたりということは絶対ありません。

 すると子どもはやはり子どもなので、手を抜いたり、気を抜いたり、失礼な態度を取ったり、気配りができなかったりというのは日常茶飯事です。そこで大声を出して怒鳴ったり、中心人物を見せしめに殴ったりすればアッという間に、「怒鳴られないように、殴られないように」と心掛け、事態は収まると思います。

 そうしたくなる衝動を「グッ」と抑え様子を見ていると、「ンッ?このままではダメだ!」と察知して修正する者が出てきます。その雰囲気が周囲に伝わり、ダメな取り組み方をしている選手が全体の中から浮いてきて、再び全体に、「頑張って取り組もう!」という雰囲気が戻ります。

 というのが理想ですが、現実はなかなかそうもいきません。もちろん放ったらかしにしておく訳ではなく、あれやこれやと伏線は張っておくのですが。

 多くの保護者の方もこのようなストレスを抱えながら、いつの日にか我が子が一人前の大人になってくれることを祈り続けていることと思います。

 これが「悠長過ぎる」ように見えるかも知れませんが、結果的には早道だと思います。

 「鳴かぬなら、鳴かせてみようとあれこれ工夫するものの無理強いせず、ほととぎす自身が自らの意志で鳴くよう仕向け、鳴くまで待とう」が理想です。

11月27日(土)
奈良へ
 今日は中高生合わせて28名7チームで、「奈良市ジュニアオープン卓球研修大会(団体戦)」に出場しました。

 高校生だけでも14名参加したので、中学生の保護者の方々の車に同乗させて頂き、その保護者の方々にベンチまで入って頂きました。お陰様で私はほとんどの試合を観客席からしっかりと見ることができました。感謝、感謝です。

 選手たちにとっても、普段と違う視点からのアドバイスは新鮮だったと思います。ベンチに入って頂いた方々から、それぞれの試合後に伺った感想は、やはり普段から指摘しているところがほとんどで、改めて”課題(弱点)”が浮き彫りにされ、私自身とても勉強になりました。

 早朝に出発し、最後の試合が終わったのが20時近くになりましたが、何かと収穫の多い一日だったと思います。保護者の皆様、本当にありがとうございました!

11月26日(金)
大移動
 中学生の試験も終わり、昨日と打って変わって満員の卓球場でした。

 明日は男女とも奈良に遠征です。「奈良市ジュニアオープン卓球研修大会」という高校生を中心とした練習会で、団体戦形式で行なわれます。ここ数年、本校の高校生と21クラブの中学生が参加しています。

 当初は高校生のみの参加予定でしたが、4人で組む団体戦なのでどうしても端数が出ます。「助っ人」として中学生との混成チームを作っているうちにどんどん数が増え、今回は高校生と中学生合わせて、男子4チーム、女子3チームが参加することになりました。

 中学生の保護者が車を出してくれたので随分助かりましたが、総勢28名の選手団の配車を決めるのに結構手間がかかりました。

 明日は3チームによる予選リーグ→1位が決勝トーナメント、という流れです。予選リーグで1位にならないと、たった2試合で終わってしまいます。選手たちの奮起に期待します。

※試合会場→奈良市立中央体育館(鴻池運動公園内)  奈良市法蓮町1516  電話0744241501

11月25日(木)
頑張れ中学生
 中学生が試験中なので卓球場はガラガラです。順番待ちしなくていいのですが、女子は人数が少なすぎて少し寂しいくらいです。

 中学3年生で公立の前期入試を受験する者にとっては、この試験の結果までが高校へ送られることになります。一年間の積み重ねなので、この試験の結果だけで決まるわけではないと思いますが、少しでも上げようと思えばラストチャンスとなります。

 中学3年生の皆さん。頑張ってください。恐らく明日が最終日だと思います。妥協せずに最後の最後まで粘って下さい。

 中学1,2年生の皆さん。「自分たちにはまだ先の話」と思わないで下さい。過去の成績を伸ばすことはできないので、毎回の試験が高校入試に直結すると考えてください。「後悔先に立たず」です。

 学生である以上、試験は避けて通ることができません。やりたくないけれど、やらなければならないことから逃げている者は何をやっても成功できません。

 高校生の期末試験も2週間後に迫っています。

11月24日(水)
支える人
 大きな試合に勝った後はたくさんの方たちから祝福のメッセージをいただきます。本当にありがたいことで、改めてたくさんの方々に支えられていることを実感できます。

 最近の選手たちの保護者の方々も熱心な方が多く、今回もたくさんの方が応援に駆けつけて下さいました。観客席からの熱い声援は確実に選手たちの心に届いていました。本当にありがとうございました。

 言うまでもなく保護者の方々はご家庭を支えるため身を粉にして働いていらっしゃいます。最近の不景気は、ただでさえ大変な社会人としての生活に、経済的にも肉体的にも精神的にも大きなダメージを与えています。それでも自分の家族、とりわけ自分の子どものためには極端な話、自らの命を引き換えにしても全てを捧げる覚悟があると思います。

 今回はたまたま結果が良かったのですが、いつも上手くいくとは限りません。試合は土日に行なわれることが多く、多くの保護者は朝早くから夜遅くまで毎日クタクタになりながら働き、貴重な週末の休みや、大切な仕事を休んで朝早くから車を飛ばして体育館に駆けつけて下さいます。子どもたちの試合にドキドキハラハラし、時には不甲斐ない子どもの試合に大きなストレスを感じたり、時にはご自分が一緒に試合をしているような気持ちで大きな声で応援をされます。

 21日の試合後に卓球部の掲示板に、2年生の小川翔のお父さんが書き込みをして下さいました。

 「感動をありがとう」というタイトルで、「男女アベック優勝、おめでとうございます。 〜中略〜 きみ達、あなた達の頑張りが、親の明日の仕事、家事の頑張りにつながります。ありがとう!明日からも一緒に頑張ろう。 〜後略〜」という内容でした。

 一日中一生懸命応援し、疲れ果てて家に帰っても家事は山積み、明日は朝から大切な仕事や大変な仕事が待っています。それでも子どもたちが頑張っている姿を見れば、「よし!自分も頑張ろう!」という活力になります。

 選手は選手で、好きな卓球とは言え大きな期待と責任を背負い、休みもない中で朝から晩まで卓球漬けの毎日は大変だと思います。「親のために卓球をやっているわけではない」と思うかも知れませんし、確かにその通りです。

 でもあなたの卓球に一喜一憂される人がいることは忘れないで下さい。もう少し大人になったら人の期待に応えることの喜びが理解できるようになると思います。大人になってから、「あの時もう少し頑張ればよかった」と後悔することのないようにして下さい。それがあなた自身、そしてあなたを支える人を幸せにできる唯一の方法なのだから。

※写真は試合前に保護者の方々が必勝祈願に訪れた伊勢神宮の鳥居

11月23日(火)
自己満足
 勤労感謝の日で、朝から一日練習でした。日中の気温も15℃ほどになり、湿度も低く絶好の練習日よりでした。

 男子は昨日のミーティングで話し合った課題練習に取り組みました。内容はそれぞれですが、全体の確認事項として、「練習のための練習にならない。自己満足に終わらない。」ということを昨日話したので、その点についてチェックを入れました。

 例えば、「ストップ処理が苦手なので重点的に練習する」といった課題に取り組む際、ストップされるのが分かっていれば、相手が打球する前にフライングして前に出れば上手くできるようになります。しかし当然のことながら実戦は相手がストップするかどうか分かりません。上記のような練習を繰り返すと、ストップ処理が上手くなったような気がして満足してしまいます。

 練習すれば勝てるようになるのではありません。「正しい」練習をするから勝てるようになるのです。

 しばらくはチェックを欠かさないようにしようと思います。

11月22日(月)
修正
 昨日の熱戦から一夜明けた今日の練習。

 女子は全日本カデットでベンチに入れなかった西飯先生が昨日の報告を受け、早速反省練習に取り掛かりました。来月の東海ブロック予選の目標を”通過”だけにするなら、無理をする必要がありませんが、”優勝”を目標にするなら焦らないといけません。昨年来の悲願を現実にするには時間が足りません。

 男子はミーティングを行ないました。3年生で前キャプテンの松下から全体を通しての意見をもらった後、今後1ヶ月の技術的なテーマを考え発表させました。今までは全体のテーマをこちらが決めて取り組んできました。ある一定の効果は得られたものの、ここから上のレベルで戦おうと思うとそれぞれの選手にあったテーマを考え、取り組まなければなりません。全員の前で発表させた後に、私だけでなく他の部員にも意見や質問をさせたところ、意外と厳しく鋭い意見もでました。明日からの取り組みに注目したいと思います。

 今週は中学校の期末試験があるところが多く、比較的台は空いています。修正練習するには持って来いです。

11月21日(日)
新人戦A
 ベスト4の4校によるリーグ戦でした。

 女子は昨日の苦戦が薬になったのか、向かってゆくプレーが前面に出た気持ちの入ったプレーで紀南、高田、相可の三戦を無失点で7年連続の優勝です。2年生カルテットの酒井、長澤、辻浦、近藤の安定したプレーで文句なしの結果でした。女子は昨年来、「東海で優勝」を合言葉に頑張ってきました。新チームになり三年間チームを支えてきた西川が抜けましたが、2年生が力をつけてきているので12月の東海ブロック予選ではチャンスは十分あると思います。

 男子は宿敵高田高校を初戦で破り2年連続の優勝でした。トップの小川がエース対決を制し一気に流れが傾きました。ラリーでの安定した両ハンドドライブに加え、今日はレシーブが冴えました。二番の山本は国体予選で不覚を取った選手に対し、1セット目を逆転で奪われると2セット目は完敗、3セット目も6-10とリードされ万事休すと思われましたが、相手が勝ちを意識し始めたのに乗じ逆転で取ると、4,5セット目は本来のプレーが戻り奇跡的な逆転勝ちを収めました。ダブルスの小川・内田組は勢いそのままに、サーブ・レシーブから相手を圧倒しストレートで押し切り、チームも3-0で夏のリベンジを果たしました。二戦目の紀南戦で岡田理志が相手エースにセットオールジュースで惜敗したものの、最終戦の四日市工業戦では岡田天志が完勝するなど、1年生も成長の跡を見せ優勝に花を添えました。

 目標のアベック優勝を果たしたものの、更に高いレベルの東海ブロック予選で結果を出すには不安要素が山積です。1ヵ月後に行なわれる全国選抜東海ブロック予選に向けて再スタートを切るには今回の総括が必要です。

11月20日(土)
新人戦@&カデット
 今日から新人戦です。

 男子は四日市南、津東、伊勢と対戦し、いずれも3-0で勝ちました。昨年からレギュラーとしての経験のある小川、内田、山本は落ち着いたプレーで、”新人”の鈴木福正、岡田泰典、岡田天志、岡田理志も多少の緊張はありましたが、気迫溢れるプレーでシャットアウトしました。

 一方の女子は初戦の四日市戦で近藤が不覚を取りましたが、4決定の松阪戦では松田唯がデビュー戦を飾るなど、酒井、長澤の両エースを軸に危なげなくベスト4に進みました。

 明日は男女とも9時30分から4校によるリーグ戦です。

 岩手で行なわれている全日本カデット情報です。

 男子14歳以下シングルスで平井陸さんが大活躍。秋田県1位と滋賀県1位を倒し明日の4回戦(ベスト16決定戦)へと駒を進めました。勢いに乗っているうちに4回戦もやってしまいたかったところですが、今日のモチベーションを明日も保てれば十分チャンスはあります。これに満足せずに狙ってもらいたいと思います。三重県予選1位通過の林愛空さんんも初戦を突破し、8シードの選手にチャレンジしましたが惜しくも1-3で敗退。高い身体能力を生かしたプレーは伸びしろ十分です。これからに期待です。男子13歳以下シングルスの神京夏さんは上位進出が期待されましたが、4回戦で敗退。いいところなくやられてしまったようです。一昨日、現地に到着した時点で40℃の高熱で倒れ、昨日朝には熱は下がったようですが、その影響もあったかも知れません。神さんは昨年もインフルエンザで棄権するなど、この大会はゲンが悪いようです。来年に期待です。

 さあ、明日は高校生と平井さんが大勝負です。勢いと元気の良さでは負けないよう頑張ります!

11月19日(金)
明日から新人戦
 明日、明後日の二日間、県営競技場体育館にて、「平成22年度三重県高校新人卓球大会学校対抗の部 兼 東海新人卓球大会三重県予選会」が行なわれます。

 明日の朝、試合会場で組み合わせ抽選会を行い、その後、ベスト4までトーナメント戦で学校対抗を実施します。男子は第二シードで3回勝ってベスト4、女子は第一シードで2回勝ってベスト4です。

 今日は軽めの練習で全体を終えましたが、ほとんどの選手はそれぞれ入念に確認練習を行なっていました。目標はもちろん男女とも優勝です。昨年に引き続いてアベック優勝なるか?

 岩手で行なわれる全日本カデットは今日が初日。

 ダブルスの古市正暉さん・神京夏さん組は1,2回戦を突破し、4シードのペアに敗れたようです。しかしベスト32に進出。及第点だと思います。シングルスに出場する林愛空さん、平井陸さん、神京夏さんは明日から登場です。

11月18日(木)
大一番
 朝晩はめっきり冷え込むようになりました。

 明日から始まる、「平成22年度全日本卓球選手権大会カデットの部」に出場する選手が早朝、岩手県に向けて出発しました。14歳以下男子シングルスに林愛空さんと平井陸さん、13歳以下男子シングルスに神京夏さん、男子ダブルスに古市正暉さんと神さんペアが出場します。

 言うまでもなくこの試合は日本で最も権威のある"全日本選手権"です。全国の厳しい予選を勝ち抜いた選手で争われる最高の舞台です。

 勝ち上がるのは容易ではありませんが、いずれの選手も昨日の時点でのモチベーションはかなり高い、と感じました。期待できるのではないでしょうか。

 明日はダブルスの4回戦まで、シングルスは1回戦です。

 一方、県新人戦を直前に控えた高校生たちも高い集中力で準備に余念がありませんでした。卒業生の小河さんと南さんも胸を貸してくれ、高いレベルと緊張感で練習ができました。

 中学生にとっても、高校生にとっても大一番の週末は目の前です。

11月17日(水)
先輩からのエールA
 当HPのメインコンテンツはこの「白卓日記」ですが、それ以外に公式戦の結果や画像をアップしてある「TOPICS」や、「掲示板」もあります。

 「掲示板」は、当HPをご覧になる方々からのご意見や、本校卓球部に関わる方々の交流および情報交換のために設置してあります。しかし実際、活用されているかと言われれば、あまり利用されていないのが現状です。過去にも、「掲示板活用キャンペーン」と銘打って、卒業生の方々にリレー形式で書き込みを募ったことがありましたがいつの間にか立ち消えになってしまっています。

 さてその掲示板に先日、昨年本校を卒業し駒澤大学に進学した加藤幹也さんから書き込みがありました。

 「お久し振りです!新人戦まであと数日となりましたね。昨日の白卓日記にも書いてあった通り、本当に一人でも自分は団体戦に出られないから関係ないと思っている人がいると絶対に勝つことはできない <中略> 主力となる小川、芽人、雄飛は必ず自分がチームのために一点を取るんだということを常に意識しながら練習してほしいと思います。あと一つの枠に入るかも知れない残りの四人は絶対自分が試合に出てチームに貢献するという気持ちを忘れずに練習して欲しいと思います。 <後略> 」

 おっしゃる通りです。

 幸いにも新チームは、加藤さんも言っている「残りの四人」の意識も高いので、その意味では安心しています。

 試合に出る選手はもちろんですが、それをサポートするベンチメンバー、後輩たちに協力してくれる3年生、家庭で選手を支えてくれる家族、そして練習相手に胸を貸してくれたり加藤さんのように遠くからエールを送って下さる卒業生の皆様、その他にも直接的あるいは間接的に力を貸してくれる多くの方々のためにも、全力を挙げて応えなければなりません。

 それらのサポートをプレッシャーではなくバックアップに感じることができれば心強いはずです。「チーム白子」の総合力で戦いたいと思います。

11月16日(火)
公明正大
 今日は午後から県高体連の会議がありました。

 週末に行なわれる新人戦が中心の議題でしたが、その他にも年末の全国選抜東海ブロック予選、来年度の行事予定、ジュニアポイントランキング等々、様々な議題を話し合いました。

 理事の先生方はそれぞれ自分の学校のチームを持って見えますが、そのチームの状況はそれぞれです。私のように全国大会を目指すチームもあれば、県で上位に入り東海大会出場を目指すチーム、県の上位に入れませんが卓球の楽しさを追及するチームなど様々です。

 それぞれのチームにはそれぞれの事情があります。勝つチームを目指すのが正しい、とは思いません。「卓球が好き」という共通項を持っていれば、それぞれの考え方や価値観のもと取り組めばいいと思います。ただ、勝負事なので勝ち負けは出ます。試合後に選手たちが不公平感を感じないような運営をするのが我々の役目だと思います。

 今回の会議もそれぞれのチームの立場からの意見が出ました。発言力の強い一部の人の意見のみがまかり通ることはなく、全体のバランスを考えた発言が出て着地点を見つける、理想的な議事進行でした。なかなか満場一致とはいきませんが後味の悪さはなく、むしろそれが自然な形だと思います。

 どこに出しても後ろめたさのない三重県高体連の運営です。

11月15日(月)
先輩からのエール
 夕方からは冷え込みが厳しい日になりました。

 今日は以前からお願いしていた卒業生の後藤宏幸さんが練習に来てくれました。大学の卒業も近く、東海学連の仕事もある中、こちらのお願いを快く引き受けてくれました。

 インカレ3位の愛工大ではなかなか主役になれなかった彼ですが、本校の高校生だとほとんど負けることはありません。高校生たちも規定練習が終わってから、次々と練習をお願いしていました。

 高校時代の彼は、柔らかいボールセンスと思い切りの良い速攻で大活躍しました。練習も積極的に取り組み、中学から卓球を始めたとは思えないプレーを見せてくれました。反面、少し間の抜けたところがありましたが、大学4年間で様々な経験を積み、特に東海学連幹事長の経験が芯の通った人間にと成長させてくれたように思います。

 高校生たちは、自分たちのためにはるばる愛知県から駆けつけてくれた先輩の気持ちに応えるためにも、是が非でも結果を出さなければなりません。

11月14日(日)
ワックスがけ
 昨日と同様、男子は練習、女子は百五銀行にお邪魔しました。

 男子は先週から全体の課題として取り組んでいる技術が、ずいぶんできるようになってきました。マンネリ、惰性にならないよう気をつけなければなりませんが、やはり継続して練習を行なうと少しずつですがマスターできるようになります。まさに「継続は力なり」です。

 ところで今日の練習終了後、床のワックスがけを行ないました。

 床の張替え工事をしてもらって1ヶ月近く経ちましたが、やはり滑ります。濡れ雑巾を置いて対応していますが、日に日に滑るようになり、時々ヒヤリとする転倒のしかたをするケースが出てきました。そこで体育館フロア用のワックスを買ってもらい、今日の練習終了に中高生全員で水拭き、空拭き、ワックスがけを行ないました。水拭き、空拭きは全員で手分けしてやりましたが、ワックスがけは最初と言うこともあり、私と村上さんとで行ないました。それほど時間もかからず、これなら1時間弱ほどでできると思います。

 来月末には大掃除も待っています。みんなの卓球場をみんなの手で美しく使いやすいものにしたいと思います。

11月13日(土)
最後の週末
 県新人戦、全日本カデット前、最後の土日です。

 女子は午後から百五銀行にお邪魔しました。課題のカット打ちを中心に胸を借ります。明日も続けてお願いする予定です。

 男子は最後の週末はじっくりと練習です。午前の練習、午後のゲームともに引き締まった雰囲気でできたと思います。

 カデット組も好調です。U13の神京夏さん、U14の林愛空さん、平井陸さん、ダブルスの古市正暉さん・神さん組と、いずれの選手も直前とあって、最後まで頑張ることができました。

11月12日(金)

 卒業生の南翔太郎さんが練習に来てくれました。

 卓球場にほぼ毎日練習に来る選手の最年長は高校3年生です。夏が終わると実質の最年長は高校2年生となります。年齢と卓球の実力はほぼ比例するので、最年長になると卓球場の”天下”を取ることになります。

 年齢でも実力でも負ける者がいなくなると、ついつい増長してしまいがちなのですが、こうやって年齢でも実力でも勝てない先輩が来て睨みを利かせると、空気がピリッと引き締まります。社会人の選手は学生のように好きなだけ練習できる環境にないので、貴重な練習時間を無駄にせぬよう、緊張感のある練習をします。

 高校生たちにとってこういった先輩の存在はありがたい反面、いわゆる「目の上のたんこぶ」的な存在でもあります。先輩がいなければ気分よく「我が世の春」を満喫できるのですが、のんびりと羽を伸ばすことができません。

 でも言うまでもなく、これがありがたい。

 なかなか越えられない壁があることが、どれほど選手たちの潜在能力を引き出す材料となることか。

 先輩方。是非、壁となって立ちはだかって下さい。これからも宜しくお願いします。

11月11日(木)
一体感
 高校生の県新人戦、中学生の全日本カデットまで、練習できる日が10日を切りました。

 昨日、「直前の10日間を全員で緊張感のある練習ができるよう心がけよう」と話をしましたが、各選手とも引き締まったゲーム練習ができました。

 現在、男子の1,2年生は7名、女子は8名と必要最小限の人数です。「自分は団体戦には関係ないから」といった雰囲気の者がいれば、アッという間に全体の緊張感が失われてしまいます。

 団体戦は試合に出る者はもちろんですが、チーム全体、もっと言えば試合に出られない者たちがその気になれるかどうかが大きく影響します。いわゆる一体感です。

 明日からの一週間が勝負です。

11月10日(水)
競技の特性
 少し肌寒くなってきましたが、スポーツをするには絶好の季節です。卓球に限らず他の種目も盛り上がりを見せる季節です。

 7日の日曜日には毎年恒例の大学駅伝が名古屋→伊勢間で行なわれ、国道23号線は大渋滞となり、プロ野球も日本シリーズが連日の延長戦となり、普段テレビは見ない私もついつい遅くまで見てしまいました。

 久し振りにじっくりと野球を見ましたが、改めて”分業”の競技だなと思いました。ピッチャーは全力で何十球もひたすらボールを投げ続けます。一球投げるとプレーは停止し、次のボールを投げるまで数十秒かかります。その間、野手はと言えば滅多に飛んでこない打球を待ってひたすら立ち尽くします。攻撃の番になっても自分の順番が回って来るのは一試合に4〜5回です。

 プロ野球の選手と言えど、およそプロスポーツ選手と見えない体脂肪率の高そうな選手も少なくありません。数ある団体競技の中でも、野球は一部の選手を除いて体を動かす機会の少ないスポーツです。

 その代わり、”投げる”、”打つ”、”捕る”、”走る”といった動きをこなさなければならないため、プロ選手でもそれぞれをオールマイティにできる選手は少ないと思います。よって、プロともなるとそれぞれの”スペシャリスト”が生きる場所ができます。足も遅くて持久力もなく、俊敏な動きが必要となる守備もまるっきりできないが、打撃のみは上手にできる選手は、”代打”という職場が残されています。また、バットを持つとさっぱりだが、走ったり守ったりするのは抜群の選手もいます。

 投打捕走はほとんど連携していないので、練習もそれぞれを全く分けて行ないます。

 先日、卓球場の床張替え工事の時に学校の体育館で練習していたのを、野球部の監督が見ていましたが、「卓球の練習ってああやってひたすらボールを打ち合うだけなんですか?」と聞かれました。まあ、それぞれの練習の中にはテーマがあって、意味なくやっている訳ではないのですが、野球の練習からすると同じことの繰り返しに見えるのでしょうか。

 どの競技が良いという問題ではないのですが、それぞれの競技の特性を理解しないとただ単に”こなす”だけの練習になってしまいがちです。卓球という競技を知っていると陥りやすい現象だとも言えると思います。「本当にその練習は効果があるのか?」という疑問は持ち続けるべきだと思います。

11月9日(火)
風邪に注意!
 日に日に秋が深まってきます。

 まだ練習をすると汗が出る気温ですが、体を動かしていないと寒さを感じるようになってきました。実はこの季節が体調を崩しやすい季節でもあります。

 汗をかいた後、着替えが必要なのはこの季節です。真夏は汗をかいた後にじっとしていても体が冷えることはあまりありません。汗でベトベトのユニフォームは不快感こそありますが、体調を崩す原因になることはまずありません。この季節こそ、着替えをこまめにしないとアッという間に風邪を引きます。

 空気も乾燥し、そろそろインフルエンザの脅威が…と思っていたら、卓球部員ではありませんが、本校生で今シーズン第一号のインフルエンザが出ました。

 高校生は新人戦、中学生は全日本カデット二週間前です。万全の体制で体調管理に気をつけなければなりません。

11月8日(月)
卒業生の東海選手権
 私が白子高校へ初めて赴任したのが16年前。男女合わせて100名近い選手が卒業していきました。

 現役で卓球を続けている人もいれば、そうでない人もいます。先週末の東海選手権にも多くの卒業生の皆さんと顔を合わせました。

 出場していた方だけでも、私が赴任した最初の卒業生の田中宏佳さんを始め、神谷(旧姓中井)まいさん、岡本京子さん、上野妥佳さん、森永愛里さん、樋口ゆりかさん、後藤宏幸さん、重田直彦さん、松井夏美さん、梶原源太さん、濱村香名さん、八木哲大さん、水本沙耶さんらが、わざわざ挨拶に来てくれました。また、指導者として村上悠馬さん、曽我美咲さん、川口依里也さんらも教え子を引率していたり、保護者の立場で宮本(旧姓蛇原)千絵さんも顔を見ることができました。

 本格的に選手として参加している人もいれば、余暇を卓球で楽しんでいる人まで様々ですが、高校時代に取り組んでいた卓球を嫌いにならずにいてくれただけでも、こちらは大満足です。

 なかなか一人一人と話せる時間は少なかったのですが、またお会いできた時にゆっくりと話ができたらなと思います。

11月7日(日)
東海選手権B
 一般シングルスで勝ち残った男子の松下貴亮と女子の西川千裕が3回戦からの試合に臨みました。

 松下は大学生に敗れました。大学生と言っても、来年から大学に進学することを希望している高校3年生の松下からすれば、「負けても仕方がない」相手ではないはずです。高い目標を持ってこの時期の練習に臨まないと、来春のスタートで出遅れるのは必至です。奮起を期待します。

 西川は3回戦で大学生に勝ったあと、ランク(ベスト16)決定戦で同じ高校3年生の選手に敗れました。相手選手も西川と同じく大学に進学を希望しているようです。こちらも来春からの厳しい戦いがもう始まっていると自覚して欲しいと思います。

 今回の東海選手権は、長澤の活躍が突出していましたが、全体としては平均して勝ち上がることができたと思います。レベルの高い県外大会で勝ち上がるのは容易ではありませんが、目標は高く持ってもらいたいと思います。勝ちあがるチャンスは何度も何度もありませんが、日頃の地道な練習が数少ないチャンスをモノにすることに間違いはありません。


11月6日(土)
東海選手権A
 今日はジュニア男女のランク(ベスト16)決定から行なわれました。

 2年生の長澤玲奈が準優勝という快挙!

 ここのところ今ひとつの調子で、今日も初戦の様子を見ると厳しい結果を覚悟しましたが、徐々に調子を上げて準々決勝では今年のインターハイランク選手を破り、準決勝では三日前の練習試合で完敗した選手を激戦の末降して決勝進出。決勝は苦手のカット選手に完敗しましたが、7月の中部日本選手権に引き続き堂々の準優勝でした。最近磨きのかかったバックハンドの投げ上げサービスから先手を取り、安定したラリー戦に持ち込むパターンで強豪を次々倒しました。勝負どころでも逃げることなく、精神的にも安定していました。全日本からの全国大会でも期待が持てます。

 女子でもう一人頑張ったのが近藤亜希です。得意のカット打ちで見事にランク入り!

 ここのところ停滞気味で今ひとつ精彩を欠いていましたが、今日は全く危なげない試合を見せてくれました。中学から卓球を始め、持ち前の運動能力と根気よく取り組める精神力でで高校入学後にメキメキ力をつけました。しかし最近は大きな壁にぶち当たり、取りこぼしは少ないものの上位選手との試合では完敗する場面が目に付いていました。これを期に自信を持った前向きなプレーを復活させてくれることを期待します。

 残念ながら酒井眞菜、辻浦沙紀、吉田礼楽さんはランク決定で惜敗でした。酒井は1-1の10-8から逆転されたのが全てでした。逃げ切りたい気持ちに打ち勝つには地道な努力の積み重ねで自信をつけるしかありません。辻浦は中国人留学生に食い下がりましたが2セット目を逆転負けしたのが痛かった。スタイルは固まりつつありますが、もう一手欲しいところ。吉田さんは試合運び等の細かい部分はまだまだですが、型にはまった時の破壊力は将来性十分です。練習熱心でもあるので今後が楽しみです。

 男子の小川翔は安定したプレーで接戦を演じましたが、惜しくも競り負けました。ラリーではほぼ互角でしたが、サービスレシーブがわずかに乱れたところを狙われました。このところ目的意識を持って練習に取り組めるようになり、試合でも力を発揮できるようになってきました。次に期待です。内田芽人も出足はもたついたものの、徐々に相手のプレーにも慣れ接戦になりましたが1-3で敗れました。ただ昨日に引き続き競り合った場面でもアグレッシブなプレーができました。地道に努力を続ければまだまだ伸びしろはあります。

 カデット・ホープスの後輩たちも頑張りました。

 男子カデットで上位進出が期待された神京夏さんは準々決勝で、中部日本で3-0で敗れた相手に食らいつきましたが、セットオールジュースの激戦で惜敗。ベスト8に終わりました。5セット目の中盤までのリードを生かしきれなかったのが敗因です。しかし東海地区の中学生で愛工大付属中学に対抗できる唯一の存在です。次回のリベンジに期待です。同じく男子カデットの古市正暉さんはベスト16入りし、初めての県外大会ランクインです。地道に練習に取り組むひたむきな姿勢がようやく実を結びつつあります。まだまだこれから大きく伸びる余地が十分あります。

 男子ホープスは5年生コンビの口地輝季さんと宮本春樹さんがランクイン。ともに第1シードと第2シードに当たる厳しい組み合わせでベスト16でストップしましたが、来年は更に上位を目指せそうです。二人とも練習熱心で毎日のように中高生に揉まれて力をつけています。

 また一般シングルスに出場している松下貴亮と西川千裕は危なげなく2回戦を突破し、明日の最終日へ駒を進めました。最終日の明日は一般シングルスの3回戦から決勝までです。


11月5日(金)
東海選手権@
 来年三月の全国選抜の会場でもあるスカイホール豊田にて開催されます。

 今日はダブルスの1回戦から決勝までと、ジュニアシングルスの1回戦から4回戦までが行なわれました。

 ダブルスは新チームのエースダブルスである小川翔・内田芽人組と酒井眞菜・長澤玲奈組がそれぞれ3回戦まで進出したのが最高でした。全国選抜出場へ向けてまだ、足りないところがたくさんあります。

 ジュニアの部はベスト32まで決定しました。勝ち残ったのは男子の小川翔と内田芽人、女子の酒井眞菜、長澤玲奈、辻浦沙紀、近藤亜希の2年生5人でした。また、中学3年生の吉田礼楽さんも勝ち残りました。

 上記の選手の多くはそれほど苦しむことなく勝ち上がりましたが、内田は先日の練習試合で完敗した杜若高校の選手に粘りに粘ってセットオールジュースで押し切りました。

 明日はジュニアの部のランク(ベスト16)決定からと、一般の部の1回戦です。

11月4日(木)
明日から東海選手権
 前日の今日はゲーム練習中心の軽めの調整でした。

 東海選手権は今回で第50回の記念大会となり、愛知県豊田市で開催されます。愛知・岐阜・静岡・三重の四県の小学生の部から年代別まで幅広い種目を三日間で行ないます。勝ち上がっても上につながる大会ではありませんが、伝統のある大会です。

 レベルの高い東海ブロックの試合だけに上位進出は容易ではありません。今日の練習後に全体に向けて、「自己ベスト記録か、誰か強い選手を破る」ことを目標にしてもらいたい旨を話しました。

 明日はダブルスとジュニアシングルスの1〜4回戦(ベスト32決定戦)まで行ないます。

11月3日(水)
女子遠征
 女子は5校が集まっての練習試合でした。

 富田(岐阜)、福井商業、遊学館(石川)、高蔵(愛知)と本校です。いずれも各県を、各ブロックを代表する強豪校です。全ての試合の相手がハイレベルで、一つ一つのプレーに緊張感がありあっという間の一日でした。

 たくさん負けましたが、東海選手権、新人戦県大会、全国選抜東海ブロック予選と続く年末までの大切な試合を前に、県外の大会で結果を出すには「このプレーができないと勝てない」、「このプレーなら通用する」といった目安になったはずです。

 それにしてもやはり強豪校で揉まれている選手たちは心身ともにタフです。朝から一日激しくプレーしても緊張感が途切れません。このような遠征に初めて参加した1年生の坂口緑には良い勉強になったと思います。

11月2日(火)
気の利いた
 夕方5時頃から小中学生が三々五々集まってきて、高校生の夕食休憩後からは小中高校生が入り乱れてのゲーム練習となります。

 ゲーム練習は特にこちらから指示することなく、ジャンケンで相手を決めて行ないます。台が空くと高校生たちが音頭を取って相手を決めて次々と台に入っていきます。

 また、自分の試合の順番を待つ間は審判に入るのですが、高校生は下級生が率先して入るようにしています。

 練習場に通う小学生はもちろんですが中学生も、学校の練習はパスしている者が多いのが現状です。

 最近の中学校の部活動はどうか分かりませんが、私が中学生の頃はいわゆる「上下関係」をイヤと言うほど叩き込まれました。周囲に気を遣うことなく好き勝手にしていた小学生から突然、場合によっては理不尽な先輩後輩の”しきたり”を教えて頂きました。

 挨拶の仕方から、言葉遣い、ボールの拾い方まで、失敗すると”ミーティング”と称する”糾弾会”で反省させられました。

 当時はイヤでイヤで仕方ありませんでしたが、あれが世の中のしきたりを覚えた最初の一歩だったと思います。

 話を戻しますが、周囲に気を遣って全体を取り仕切る高校生を横目に、中学生たちはいつまで経っても”お客様”然としています。言われなければ審判をせずにボケッとしているし、促されなければ試合に入ろうとしません。練習が終わった時のボール拾いや一つ一つの行動も自ら率先する者は皆無です。

 卓球の技術だけでなく、これらの”常識”を覚えるのも大切なことです。中学生らからは「うるさいヤツ」と思われようが、言い続けようと思います。

11月1日(月)
スポーツフェスティバル
 一昨年、本校を卒業した曽我美咲さんが、自らの出身クラブである大紀クラブ(旧大宮クラブ)の後輩たちを連れてきてくれました。

 曽我さんは本校卒業後に保育士を目指して短大で勉強中です。その傍らで、大紀クラブの子どもたちを指導しているそうです。色々と話をしましたが、自分の体験を基に子どもたちの心中を察する心遣いは、高校時代と変わらない暖かさを感じさせてくれました。

 今回来てくれた選手たちはいずれも将来性を感じさせる好選手でしたが、プレーそのものだけでなく、曽我さんの心の豊かさを受け継いでくれる選手になってくれることを期待したいと思います。