白卓日記 ‘10   7月  前月へ!  次月へ!    
7月31日(土)
長丁場
 いよいよインターハイが目前に迫ってきました。しかし今年は、例年と少し違うインターハイです。

 というのは、沖縄県の地理的な事情によるものです。最近のインターハイは一つの都道府県のみで行なう”単独開催”ではなく、近隣の都道府県との”ブロック共同開催”が主流になっています。しかし離島にある沖縄県という特殊な事情もあってか今年の沖縄インターハイは、登山競技を除いては単独開催になります。

 観光による収入が大きな財産となる沖縄、しかも8月はいわゆる”カキ入れ時”です。この時期の沖縄への飛行機やホテルはほぼ満席です。25種目数千人に上る選手と役員、応援に訪れる関係者を含めると大変な数となり、直前の時期に飛行機や宿泊を予約しようとしても物理的にパンクしてしまいます。

 そこで高体連は2年ほど前から各競技種目の概算を計算し、事前に飛行機と宿舎を仮押さえしていました。

 ところが、例えば卓球は8月6日に学校対抗の組み合わせ抽選会、7日に開会式、8日から競技が始まり12日まで続きます。例年なら抽選会は学校対抗に出場する選手のみしか関係ありません。個人戦のみの出場なら、開会式も出ずに競技が始まる2日目〜3日目に現地入りすることもできます。また、敗退すれば翌日には帰ることもできました。しかし今年はまとめて飛行機と宿舎を仮押さえした影響で、全ての種目に出場する全ての選手は抽選の前日である5日に沖縄に入り、閉会式が終わった翌日以降に帰ることを強要されてしまいました。

 結局、5日に出発し13日に帰ってくるという8泊9日の長旅になってしまいました。それどころか、国体東海ブロック予選が14日から岐阜で開催されるというスケジュールから、男子の松下、小川、内田は13日に中部国際空港に到着した後、直接岐阜に入るという事になり、三重に帰ってくるのは15日になる10泊11日という強行軍となります。私も長い間この仕事をやっていますが、10泊を超えるのは今回が始めての経験です。

 ただでさえ暑いこの時期に沖縄、しかもこの長丁場となると、コンディションの重要性がいやがおうにも増してきます。

7月30日(金)
全中県予選
 今日は伊勢の体育館で全国中学生卓球選手権、いわゆる「全中」のシングルス三重県予選会が行なわれました。

 全中は言わずと知れた中学生にとっての最大の大会です。私たちが中学生の頃は都道府県の代表(三重県は2名)が全中に行けましたが、現在は県でベスト16に入れば東海へ、東海4県で64名中12名が全中への出場権を獲得することになります。

 男子の優勝は神京夏さん。1年生ながら堂々の優勝です。小学生でホープスナショナルチームに入るなど実績は説明するまでもありません。低中学年の頃は安定感と試合度胸で活躍できたのですが、高学年になった頃からここのところパワー不足で、同年代の上位選手や上の年代の選手に苦戦が続きました。しかし最近は体も大きくなり、高校生たちとのゲーム練習も互角の試合ができるようになってきました。3位には白子中学の権蛇祐輔さんと亀山の安藤さん。権蛇さんは中学入学後に卓球を始めましたが、1年生の終わりごろから卓球場に通い始め、2年生になった頃から高校生たちとの練習に合流しました。しかし最初は良かったのですが、徐々に悪い意味での”慣れ”が生じ、負けてもともとの高校生とは善戦ができるのですが、負けられない同級生との対戦ではプレッシャーからか勝てなくなっていました。しかし今日は初戦で強豪選手との試合を切り抜けると、本来の挑戦者としての向かって行くプレーが蘇り、自己最高の結果を出せました。安藤さんも地道に練習に通い続けた成果を出せました。目立った技術はないもののソツのない安定したプレーは努力の賜物です。ベスト8には里見さん。小さな体で相手に立ち向かう積極的なプレーで快進撃。鈴亀予選で準優勝の結果は本物です。決して感情的にならず常に冷静にコツコツ努力を積み重ねる姿勢は目立ちませんが、この世界で活躍できる要素を持っています。辻智貴さんも1年生ながらベスト8入り。神さんの陰に隠れていた逸材が、小学校五年生から週末に練習に訪れるようになってから覚醒し始めました。今後が楽しみです。

 女子の優勝は吉田礼楽さん。たった半年前から練習に来始めたとは思えない存在感は、ほぼ皆出席という情熱のなせる業か。荒削りながら長身から繰り出す両ハンドドライブは伸びしろはたっぷりです。誰の話も素直に聞き入れるところも強くなった秘訣の一つだと思います。ウィークポイントであった試合運びの拙さは相変わらずですが、経験を積めば解決できるはずです。室井まどかさんはベスト8。辻さん同様、上野から練習に通う努力家です。初戦の接戦を切り抜けてから波に乗りました。経験豊富なだけに練習量が増えれば更にステップアップが望めます。

 上位進出はなりませんでしたが、常深亜美さん、新田夕貴さん、芥佳子さん、住田昂樹さん、平井陸さん、古市正暉さんも健闘しました。それぞれベスト4以上の力がありながら、ケガや同士討ちなどに涙を呑みました。「運が悪かった」と言えばそれまでですが、「何かが足りなった」と、原因を真摯に受け止めることが次へのステップの第一歩となります。それぞれ実力者だけに簡単には引き下がらないはずです。次のチャンスにリベンジを図ります。

 弟妹たちの活躍や挫折に高校生たちも刺激を受けているはずです。目前に迫った沖縄インターハイで弟妹にエールを送りたいと思います。

7月29日(木)
夏の大会真っ盛り
 卓球場では夏休みということもあり、朝から一日、小中高校生が入り混じって汗を流しています。

 高校生は沖縄インターハイまであと一週間。中学生は今日が全中県予選団体、明日はシングルス県予選です。そして小学生は東日本ホープスに出場するため明日、群馬に向かって出発です。

 大会前の緊張感は選手の心を狂わせます。

 目標とする大きな大会に向けて何ヶ月も前から一生懸命努力を続けてきたのに、大会直前の時期にいい加減な練習をしてしまい、全てを台無しにしてしまった例をいくつも見てきました。

 不安が押し寄せナーバスになり、試合が近づくにつれて調子を落としてしまう選手は少なくないと思います。しかし人間は追い詰められた時にこそ真価が問われます。不安を堪(こら)えて地道に準備をすれば、チャンスは必ずやってきます。

 日ごろの努力の成果を少しでも発揮できるよう、心の底から応援しています。

7月28日(水)
野球部無念
 長野フェスティバルは最終日。男子は残り2試合、女子は1試合を勝利で締めて全日程を終了しました。

 最終的に、男子は一般リーグで優勝、女子はスーパーリーグで準優勝という結果でした。インターハイ前の最後の実戦練習でしたが、まずまずの仕上がりと言えるでしょう。インターハイまで残り1週間。ここから技術の上積みは期待できません。心身のコンディションを整えて沖縄に向かいたいと思います。

 さて、夏の全国高校野球選手権大会三重県予選で快進撃を続けてきた野球部が、甲子園を目前とした決勝戦で涙を呑みました。

 本校の野球部はここ数年、三重県の高校野球界では常に上位に進出する強豪校となっています。現在は定年退職された儀賀昇先生が基礎を造られ、それを受け継ぎ昨年まで指導していた若い宮本健太郎先生(現津商業)が上位常連校へと引き上げ、現在は宮本先生から受け継いだ渡部大地先生が指導しています。

 渡部先生は私の隣の席ですが、まだ30代の若さながら情熱と愛情に溢れる指導は野球部のみならずクラス、学年、学校全体にまで影響を及ぼしています。

 私は16年前から白子高校に携わってきました。現在の白子高校は以前とは比較にならないほど明るく、活気があり、かつ規律正しい学校へと変貌しました。様々な要因があってこのように進化してきたのですが、その中の大きな要因の一つに、「野球部の変化」があると思います。

 かつては雑草が伸び放題となっていたグラウンドで、9人いるかどうかの部員が”野球のようなこと”をしていた時代からすると隔世の感があります。そんな状況でも夏の予選となると生徒会でバスを借り上げ、三重県一のブラスバンド部の応援を背に、あっさりと一回戦コールド負けを喫するのが当たり前。そんな姿に野球の”特別扱い”に対する違和感を感じたのは私一人ではなかったはずです。

 正直言うと現在でも世間の高校野球に対する特別視は、他の競技を指導する者としては嫉妬さえ感じます。

 しかし現在の本校野球部は、指導者や選手ともに常に謙虚に取り組んでいます。積極的に生徒会やクラスの室長に立候補し、学校行事では常に前面で盛り上げ、どこで顔を合わせても元気よく挨拶してくれます。本校に足りなかった「明るさ・積極性・規律」を、生徒たちの先頭に立って引っ張ってくれています。

 長野からの帰り道、球場に応援に行かれていた卓球部保護者の方からの”リアルタイム速報メール”に一喜一憂しました。敗退が決まってから2時間後、試合が行なわれていた四日市・霞ヶ浦球場横を通りかかったので寄ってみましたが、ちょうど選手たちは帰った後でした。再び23号線を走っていると前方に野球部らしきマイクロバスが。追いついて信号待ちで横に並ぶと疲れきった表情の渡部先生が運転していました。窓を開けて、「お疲れ様。頑張ったね。」と伝えました。

 嫉妬心をもって野球部の活躍を見ていた自分が、とてつもなく小さく感じました。

 野球部の皆さん、お疲れ様。卓球部も野球部に負けないよう頑張ります。お互いに運動部の良きライバルとしてこれからも競争しましょう。

7月27日(火)
長野フェスA
 今日は順位(決勝)リーグが行なわれました。

 男子は一般Aリーグ(予選1位)です。木更津総合(千葉)、青藍泰斗(栃木)、浜松商業、山形工業、関商工(岐阜)と対戦しました。時間制限のある団体戦なので、最後まで決着のつかない試合もありましたが、無敗で終えることができました。満足のいく試合ばかりではありませんでしたが、課題も見つかり充実した一日となりました。朝から一日、休みなく試合が続きましたがプレーする選手はもちろんですが、ベンチも最後までファイトすることができています。当たり前のことが当たり前にできるのは、伝統と継続のなせる業です。

 女子はスーパーリーグ。対戦するチームはいずれもインターハイに出場するところばかりです。今日は、高岡龍谷(富山)、千葉選抜、長野選抜、静岡選抜、岩手選抜、藤枝北(静岡)、真岡女子(栃木)と対戦し、静岡選抜に1敗しただけで初日を終えました。苦戦しながらも最後は何とか勝利に結びつけることができる”試合運び”が身に付きつつあります。選手たちの向上心も強いのでまだまだ強くなれると思います。

 明日は最終日。午前中で試合は終えます。一試合たりとも、一球たりとも無駄にせずに帰りたいと思います。

7月26日(月)
長野フェス@
 男女で80校を超えるチームが集まり3日間かけて団体戦、予選リーグ→決勝リーグが行なわれます。

 女子はインターハイ団体出場校のみが集まる”スーパーリーグ”に参加します。今日は予選リーグ2試合。長野選抜と伊勢崎商業(群馬)にいずれもストレートで勝利しました。ダブルスのレシーブに若干不安が残りましたが、概ね問題はありませんでした。

 男子はスーパーリーグの下の”一般Aリーグ”。長野ジュニア、沼田(群馬)、上越(新潟)に勝ちました。いずれの試合も出足のモタつきが気になりました。基本的なことですが、ウォーミングアップ不足だと思います。夏場の試合で冷房の効いている会場の試合は意外と軽く済ませがちですが、思ったよりも体は動きません。

 明日から男女とも決勝1位リーグです。

7月25日(日)
長野フェスティバルへ
 インターハイ前恒例の練習会、「NAGANOフェスティバル」に向けて、男子5名、女子4名で出発しました。

 この練習会は、長野商業高校が主催し、全国からインターハイ団体戦出場校だけでも男女それぞれ10校を超えるチームが集まります。明日から三日間かけて団体戦形式の練習試合が行われます。いずれの学校もインターハイに向け練習してきた成果を試す絶好の機会です。

 参加する9名の選手たちは、午前中は三重で練習し、午後から長野に向けて出発しました。例年より少し早めの出発だったので、暗くなる前に到着することが出来ました。選手たちもこの数日、ガッツリと練習をやり込んできたので疲れもあると思います。ゆっくり休んで明日からの練習会をベストのコンディションで臨んでくれることと思います。

 私も今日は早く休みます。おやすみなさい。

7月24日(土)
次世代の…。
 8月19,20日に行なわれる、「平成22年度三重県高校卓球選手権大会」の中勢地区予選会が津市体育館で行なわれました。

 本校からは予選免除者が男子4名、女子6名いるので、少人数の参加となりました。午前中は予選免除者と小中学生の練習を見ていたので、試合会場に着いたのは13時頃でした。

 男子は出場した4名が全員がベスト8以上に進出しましたが、3位に岡田天志@と岡田理志@、ベスト8に鈴木福正Aと岡田泰典@という結果でした。いずれも決勝に進出した他校の3年生2名に敗れました。技術的には間違いなく進歩しているのですが、勝負どころの大事な場面での安定感はまだまだです。これは練習の”量”ではなく、練習の”質”で克服する部分です。夏休み前に「いける」と手応えを感じているのは大チャンスです。この夏休みにどれだけ”量”と”質”にこだわって取り組めるか?

 女子は坂口緑@が3位。準々決勝でカット選手に対し、長〜い試合を粘り倒したのは収穫です。室温40度近い厳しい環境での長時間の試合を終えた後に、「涼しい」顔でいたのが印象的でした。普段の練習でも地味な練習を根気よく取り組む姿勢が実を結びました。

 今日出場したのはいずれも現在のチームの主力ではなく、次代の本校を背負う1年生が中心でした。中学時代から比べると練習量、練習環境ともに飛躍的にアップしているはずです。どの選手もその効果が目に見えて分かる試合振りでした。練習の質を高めて、三重県を代表する選手になれるのは一体”誰”?

7月23日(金)
微熱並み
 最高気温が体温並みの36℃だった昨日より、更に上がって微熱並みの37℃。エアコンがなければ一日練習は厳しい苛酷な環境です。

 昨日と比べると選手たちも疲れが溜まってきたのか覇気がありません。時折、檄を飛ばすと、ハッとしたようにエンジンがかかるのですが、それも長くは続きません。

 中学生は全中予選の地区予選の真っ最中です。各地区の途中経過や結果がリアルタイムで入ってきますが、この酷暑の中、選手たちも必死だと思います。ただし厳しい環境になればなるほど、しっかり準備した学校や選手が力を発揮するのは間違いのないところだと思います。

 明日、高校生は8月に行なわれる県高校選手権大会の中勢地区予選会、中学生は津・安芸地区と鈴鹿・亀山地区の予選です。今日より予想最高気温は3℃下がりますが、それでも34℃と厳しい暑さが続きます。勝つためには水分補給、食事等が重要な要素となってきそうです。

7月22日(木)
インターハイモード
 今日も体温と変わらぬ気温でした。卓球場にある二台の大型クーラーをフル稼働してもせいぜい30℃にするのが精一杯です。

 卓球場に通う小中高校生が夏休みに入り、練習も男女別フレックスタイム制です。

 今日は、男子が9時スタート、11時で女子と交代して男子は昼食休憩、13時から男子の午後の部スタートで女子は昼食休憩、15時からは男女が合流して練習、という流れです。

 朝のスタート前に、男子の取り組みの甘さに対する小言から入ってしまいましたが、暑くて厳しい環境にしてはピリッとした雰囲気でできたように思います。

 保護者の小川さんが作ってくれた”白子高校専用タイムテーブル沖縄IHバージョン”を、選手に配布しました。また、学校には”インターハイ用ポスター”も届きました。

 徐々にインターハイモードが高まってきました。

7月21日(水)
夏休みスタート
 今日から8月いっぱいまで40日間にも及ぶ夏休みのスタートです。

 今日は教員採用試験でした。白子高校も小学校の試験会場となっていましたが、この暑さの中、冷房設備もない教室での受験は厳しかっただろうと思います。

 実は私も三重県の採用試験を受けた20年近く前も、まれに見る猛暑でした。意欲のほどを見せたくて、願書受け付けの初日の朝早く、郵送ではなく直接三重県庁に持ち込み、狙い通り受験番号1番をゲットしました。ところが、と言うか当然のことながら席は窓際の一番前で、直射日光を浴びながら地獄のような暑さの中、受験したことを思い出しました。

 この不況の中、公務員である公立学校教員の門も年々狭くなっています。昼食休憩時の15時ごろ、学校前を通りかかった際、ぐったりとした表情で駅に向かう受験生たちに”お疲れ様”と声を掛けたい気持ちでいっぱいでした。

7月20日(火)
夏場の食生活
 朝からうだるような暑さです。今日で1学期が終了しました。毎年の事ながら1学期はあわただしく、アッという間に過ぎてゆきます。

 室内競技である卓球は直射日光に当たることはありませんが、締め切った室内独特の湿度の高さが難敵です。現在の卓球場はクーラーが入っていますが、今日のような気温が30℃を超えるような日で人数の多い日は、クーラーをフル稼働しても厳しい環境になります。

 このような環境になると明らかに”夏バテ”と思われる症状で体調不良を訴える選手がでてきます。

 言うまでもなく、「しっかり食べて、しっかり寝る」ことで夏バテのほとんどは解消できます。特に食べることに神経を遣わない選手が多いように思います。休日の昼食や平日の夕食は、近くのスーパーや弁当屋で調達することが多くなります。腹いっぱい食べることだけを考えてしまうと、バランスを無視して好きなものだけを選んでしまいがちです。特にこの季節はノド越しの良い麺類などに偏りがちです。

 ボールを打つことには熱心になるのに、体作りの根幹にかかわる食生活に無頓着な選手は少なくありません。強くなるには見過ごすことのできない大切な部分です。

7月19日(月)
お志(こころざし)
 中部日本には女子シングルスで優勝した森永愛里(愛工大4年)さんを始め、多くの卒業生の方が出場していました。

 選手として出場しているわけですから若い年代の方が多いのですが、インターハイに出場することに対し、激励のお祝いをわざわざ届けてくれる方が多く恐縮してしまいました。

 今日からまたインターハイに向けて練習を再開しましたが、わざわざ足を運んで差し入れとお祝いを持ってきていただいた方が二人も見えました。

 正直なところ選手たちは、先輩たちの差し入れや激励のお祝い等のお志について、ありがたみはあまり感じてないかも知れません。自らお金を稼いだ者にしか分からない、「稼ぐことの大変さ」と「お金のありがたさ」は、卒業して社会に出てからからでないと気が付かないと思います。

 こうやって白子高校の卓球部のことを気にかけてくれている方が日本の各地に見えるということに、感謝と責任を感じながら毎日の練習の励みにしていきたいと思います。

7月18日(日)
中部日本選手権A
 二日目の今日は、男女ダブルス準々決勝から始まりました。

 女子ダブルスで勝ち残った西川千裕・酒井眞菜組は実業団トップ選手と対戦しました。シングル以上にキャリアが必要とされるダブルスだけに、何もさせてもらえないままストレートで敗れました。レシーブを丁寧に「入れる」だけでは通用しません。インターハイでもランク入りを目指そうと考えるなら、残り2週間ですが更にレベルアップが必要です。しかしながら高校生で中部日本ダブルスランク入りは立派です。

 ジュニア男子シングルス。今日2回勝ち、ランク決定まで進んだのが小川翔。1セット目、セットポイントを握りながら中途半端なプレーで逆転されたのが全てでした。しかしながら時折見せる両ハンドドライブの威力と安定感はピカイチです。接戦に耐えられる練習が必要です。内田はランク決定前で惜敗。力は付けてきていますがこちらも勝負どころで押し切る強さが求められます。

 ジュニア女子は長澤玲奈が準優勝する驚異的な大活躍。昨年に引き続きランク入りを決めた後も勢いは止まらず、準々決勝をギリギリで切り抜けると、準決勝では中国人留学生に今年一番の当たりで撃破しました。「ラケットに当たったら入る」ような状態で何もかもが上手くいきました。決勝でも0−1ビハインドで迎えた2セット目、8−2でリードしながら逆転を許し万事休す。一般女子シングルスで優勝を決めた卒業生の森永愛里(愛工大4年)さんが高校2年生だった5年前以来を目指しましたが水泡と帰しました。しかし鋭い投げ上げサービスから積極的に攻撃を仕掛け、得意のラリー戦に持ち込むスタイルは、「高いレベルでは通用しない」と言われていた昨年からワンランクアップした感があります。インターハイが楽しみです。

 長澤の影に隠れてしまいましたが、酒井眞菜も堂々のランク入り。危なげなく駒を進めましたが、東海総体で団体、シングルスと敗れた中国人留学生とみたび対戦しまたしても苦杯を喫しました。接戦になるのですが、鋭いサービスにここ一本が取れません。タダで転び続けるわけには行きません。次こそは…。その他では近藤亜希がランク決定前まで進出しました。少しずつステップを踏んでいます。

 男女一般シングルスに出場した松下貴亮、西川千裕、松井和歌子は厚い壁に阻まれました。技術もさることながら、やはり経験が必要です。

 全体的に見ると、内容、結果ともに悪くなかった二日間でした。この勢いを持って夏休みに突入したいと思います。

7月17日(土)
中部日本選手権@
 今日から中部九県が岐阜に集まり、「第62回中部日本卓球選手権大会」が開催されます。今日は一般男女シングルスとジュニア男女シングルスの1〜2回戦と、ダブルスのベスト8まで試合が行われました。

 ダブルスで頑張ったのは女子の西川千裕・酒井眞菜組。社会人、大学生の強豪を退け堂々のベスト8入り。明日はベスト4を賭けて実業団トップ選手である十六銀行のペアと対戦します。また、男子の小川翔・山本雄飛組も三回戦にコマを進める健闘を見せてくれました。

 高校三年生は一般種目へのエントリーとなります。女子の西川千裕、松井和歌子は危なげなく勝ち残りました。男子の松下貴亮は元実業団トップ選手にセットオールジュースの激戦を制し明日へ勝ち残りです。残念ながら伊藤俊介と谷口桃世は健闘むなしく敗退です。

 ジュニアの部で明日に勝ち残ったのは男子の小川翔、内田芽人、山本雄飛、岡田理志、岡田泰典の五名です。特に岡田泰典の強豪選手を粘り強いプレーで下したプレーは日ごろの努力の賜です。女子は酒井眞菜、長澤玲奈、辻浦沙紀、近藤亜希、坂口緑、松田唯と出場した六名全員が勝ち残りました。一年生の坂口と松田は大健闘と言えるでしょう。

 明日はダブルスの西川・酒井組と、一般、ジュニアシングルス種目の決勝まで行われます。

7月16日(金)
保護者会終了
 ようやく終わりました。

 明日から岐阜で中部日本選手権大会です。この大会は東海四県(愛知・岐阜・静岡・三重)+北信越五県(福井・石川・富山・長野・新潟)の九県で争われる個人戦です。高校三年生以上の一般男女シングルス、高校二年生以下のジュニア男女シングルス、年齢制限なしの男女ダブルス、30歳以上の年代別の部などの種目があります。ちなみに中学生以下のカデット、ホープスは8月末に別日程で行なわれます。

 本校からは、男子9名、女子11名とほぼ全員が代表として出場しますが、レベルも高いので勝ち上がるのは容易ではありません。ジュニアの部はベスト16に入るとランキングがもらえます。昨年は長澤玲奈が頑張りランキングをもらいました。

 二年生にとっては最後のジュニアの部です。昨年も出場した者はぜひランキングを目指してもらいたいと思います。また、インターハイ前の最後の公式戦でもあります。勢いをつけて沖縄に乗り込むためにも奮闘が期待されます。

7月15日(木)
梅雨明け間近
 保護者会の二日目です。生徒は三日間、事実上学校は休みになります。

 昨日、今日はママさん教室が午前中にあるので練習場は使えません。選手たちにとっては体を休める時間をたっぷり取れるので、昼過ぎからの練習は目一杯頑張れます。どの選手も覇気のある練習ができていると思います。

 週末は岐阜で中部日本選手権が行なわれます。それが終わると月末にはインターハイ前恒例の「NAGANOフェスティバル」という合同練習会、その後、8月5日には沖縄インターハイに出発です。

 梅雨らしい天気が続きますが、週明けには梅雨も明けるようです。いよいよ本格的な夏が始まります。

7月14日(水)
テーマ
 私が選手だった時の練習内容は、西飯徳康先生がやっている練習を真似するだけでした。

 指導者という立場になってから、選手を客観的に見ることができるようになったものの、練習内容は選手任せのことが多かったように思います。「自分のことなのだから自分で考えて…」と言うと聞こえは良いのですが、自分のことを客観的に見られない高校生にとっては、何をすればいいのか分からないのが本音だと思います。

 基本的には練習内容は自分で考えさせるようにしていますが、男子は昨年から約一ヶ月をサイクルとして、チーム全体で取り組む”テーマ”を決めています。戦型も技術もそれぞれの選手に対して、同じテーマの練習を課するのはナンセンスだというのは承知の上です。

 あくまでもこれは”きっかけ作り”に過ぎません。

 しかし先日の国体予選終了後のミーティングで、テーマとして取り組んだ練習の効果が出たと思う者が3人いました。たった一ヶ月、延べ十時間もやっていない練習で効果が実感できたのだから、「効果は絶大」と判断しても良いと思います。

 国体予選が終わって、一昨日から新たなテーマに取り組んでいます。

7月13日(火)
進路実現
 明日から三日間、保護者会、いわゆる三者面談です。

 三日間のうち約15〜20分間、担任の先生と保護者そして本人との三者にて一学期を振り返る面談です。保護者の方と担任が顔を合わせるのは、一年間のうちこの時だけです。各担任は、この数分に全てを伝えるべく準備しなければなりません。特に三年生の担任にとって、一生を左右する進路の話は中途半端にはできません。

 進路指導部の先生方と連携し、情報を共有します。今日もたっぷりと時間を取って、就職なら各企業の情報を事細かに伝える「勉強会」を実施しました。就職を希望する全ての生徒が満足行く進路を実現できるように、各担任は頭を悩ませます。

 卓球部の選手たちも例外ではありません。

 卒業後に卓球を続ける者、続けない者。進学する者、就職する者。進路は様々ですが、一生が懸かる重要なことなので、こちらも気が気ではありません。

 三年生全員の進路が決定するまで、気が休まることはないでしょう。

7月12日(月)
幹部交代
 東海総体後に行なうはずだった男子の幹部交代を今日、行ないました。

 インターハイに団体戦で出場することができれば、幹部交代は8月の本大会後になるのですが、3年生主体のチームの最後の団体戦が6月の東海総体となるため、その後にやることにしていました。しかし、ついつい機会を逃してしまい一ヶ月近く伸びてしまっていました。

 松下貴亮と伊藤俊介の二名しかいなかった3年生。潜在能力の高さは感じていましたが、いかんせん意欲が感じられませんでした。何度もチャンスを逃し気が付いたら自分たちが幹部としてチームを運営しなければならない立場になってしまいました。不安だらけのスタートでしたが、のんびり屋の二人に覇気が感じられるようになったのはその頃からでした。新人戦県大会での伊藤俊介の劇的な大活躍。松下貴亮の三重県選手権の大ブレイク。そして松下がインターハイ予選シングルスで優勝、伊藤がダブルスで準優勝と、練習に意欲的に取り組むようになってからは目にみえて結果も出せるようになってきました。

 二人とも気は優しくて後輩たちからも慕われています。少し押しの弱いところはありますが、それが彼らの持ち味です。二人のカラーでこの一年間、大きなトラブルもなくやってきました。中学時代は共に県大会に出場するのがやっとという戦績しかありませんでした。そう考えると、よくここまで伸びたと思います。

 そんな二人の後を受け継いだ現2年生。小川翔をキャプテンとして内田芽人、山本雄飛、鈴木福正の三人が脇を固めます。新チームのカラーは一体何色なのでしょうか?

 不安と期待が交錯します。

7月11日(日)
国体二次予選
 昨日の続き、二次選考会です。

 男子はインターハイ(IH)予選と同様、前半の同士討ちで星を潰しあうスタートでした。しかし中盤から他校選手との対戦になるといずれの選手も積極的なプレーを見せて快調に飛ばしました。本命のいない混戦となりましたが、IHシングルス予選も3位で通過した小川翔Aが7勝2敗で2位、IH予選で優勝した松下貴亮Bが3位でした。また、内田芽人Aも最終戦の劇的な逆転勝ちで4位に滑り込みました。

 小川は中陣からの両ハンドドライブに安定感とキレを見せました。いつもなら無駄に下がってしまう悪い癖も影を潜め、積極的なプレーでした。状況に応じて速い攻めができれば更に上を目指せると思います。松下はカットも攻撃もIH予選ほどの安定感はありませんでしたが、途中から無理に攻めずに守りに徹するなど、以前はできなかった戦術の転換ができるようになりました。内田は先手を取りながらラリーに持っていかれて逆襲される展開で苦戦しましたが、最終戦は0-2からの大逆転勝ちでした。最終的には足を使った積極的なプレーが必要であることを実感したと思います。また、初めてのリーグ戦にして最後のリーグ戦となった伊藤俊介Bも健闘しました。2勝に終わりましたが、セットオールでの敗戦が4試合あり、出足の同士討ちをうまくスタートできれば展開は違っていたかも知れません。

 女子は予想通りIH予選で上位を占めたメンバーに、エリートアカデミーから参戦した佐藤優衣さんを加えた選手を中心とした上位争いでした。優勝はIH予選に引き続き酒井眞菜A。以下佐藤優衣さん、長澤玲奈A、西川千裕Bと続きました。

 酒井は東海総体3位入賞が伊達でないことを証明するスケールの大きなプレーを見せてくれました。しかも今回は最後まで高い集中力で臨み全勝するなど、精神的な成長も見逃せません。3位の長澤はラリーでの安定感はもちろんですが、終始大きな声で自らを鼓舞するプレースタイルも彼女の大きな武器です。細かい技術を身につければ更なる飛躍も期待できます。4位の西川は佐藤さんにも後一歩と迫るなど調子も悪くありませんでしたが、同士討ちでの結果がすべてでした。バッククロスのシュートドライブなど技術的に進歩の跡もあります。IH本番で雪辱を期します。6位には近藤亜希A。IH予選ではまさかの下位に終わりましたが、豊富な運動量を生かしたラリー戦で粘りました。心技ともにまだまだ能力を生かしきれていないだけに伸びしろはあります。7位は辻浦沙紀A。IH予選では4位となり代表の座を射止めましたが今回は撃沈。変化主体のプレーだけに次の一手をどうするかが重要です。頭の中でも汗をかく必要があります。8位には松井和歌子B。同士討ちでは苦戦しましたが、最後まで気力が萎えず戦えました。中学時代から考えれば飛躍的な進歩です。後輩たちにも勇気を与えてくれる頑張りでした。吉田礼楽さんと常深亜美さんの中三コンビも健闘しました。星は伸びませんでしたが、県内トップの高校生と対戦した経験を必ず次に生かしてくれるはずです。そして佐藤優衣さん。日本のトップを嘱望されるエリートアカデミーでの生活は並大抵の重圧ではないはずです。今は苦戦を強いられていますが素材は折り紙つきです。この壁を乗り越えた時に一気に飛躍することは想像に難くありません。我慢のしどころでしょう。

 蒸し暑い体育館での二日間にわたる熱戦でした。試合している者ももちろんですが、一日中応援や審判をしてくれた保護者の方々や出られなかった選手たちに心から感謝の気持ちを伝えたいと思います。いつものことながら”チーム白子”全体の勝利だったと思います。ありがとうございました!

7月10日(土)
国体一次予選
 正式には、「第65回国民体育大会少年男女の部三重県第一次選考会」です。

 今日はトーナメント戦で男女それぞれ4名を選出しました。

 インターハイ予選でシングルスに通過した4名は推薦です。本校からは男子の松下、小川、女子の酒井、長澤、西川、辻浦が推薦で今日は出場しませんでした。

 男子は内田芽人Aがオールストレートで通過。決定戦は小学生時代からのライバル選手でした。以前は圧倒的に分が悪かったのですが久しぶりの対決を制しました。インターハイ予選での反省を生かしたプレーでした。

 もう一人の通過は伊藤俊介B。意外にも初めてのリーグ戦進出です。ここのところ調子も良く、持ち前のキレの良いプレーで勝ち抜きました。最初で最後のリーグ戦で大暴れしてもらいたいです。

 健闘したのは一年生の岡田兄弟。天志(たかし)はシード選手を粘り強いプレーで破っての決定戦進出でした。伊藤との同士討ちで敗れましたが実力をつけたところを見せてくれました。理志(さとし)も組み合わせの関係で決定前で山本との同士討ちをセットオールで敗れました。部内のゲーム練習でも上級生に迫る結果を残しているのは伊達ではないことを証明しました。

 女子はインターハイ予選で不覚を取った松井和歌子Bが復活の勝利。この時期の三年生はモチベーションの維持が難しいのですが、地道に頑張れる彼女の持ち味を出せました。

 近藤亜希Aも順当に勝ち抜きました。試合前に、「今日の目標は俯かずにプレーすること」と言っていた通りのプレーができました。足を生かした粘り強いラリー戦でスキを見せませんでした。

 今日の結果で明日のリーグ戦のメンバーが出揃いました。

 男子は10名中、松下貴亮B、小川翔A、内田芽人A、伊藤俊介Bの4名が出場。女子は11名中、酒井眞菜A、長澤玲奈A、西川千裕B、辻浦沙紀A、松井和歌子B、近藤亜希A、そしていつも一緒に練習している中学三年生の吉田礼楽さんと常深亜美さん、更にはエリートアカデミーからの参戦で高1の佐藤優衣さんと、9名が関係者ということになりました。

 明日の天気は雨模様。今日ほど暑くはならないと思いますが、いずれにしても体重視の勝負となりそうです。

7月9日(金)
明日から国体予選
 午前中は我慢していた曇り空も、午後からは時折強く降りだしました。

 明日と明後日は津市体育館にてから国体選考会です。

 明日土曜日は、インターハイシングルス出場選手4名を除く選手によるトーナメント戦で4名を選出します。6月に行なわれた中学生学年別大会3年生の部の上位2名を加え、4+4+2合計10名によるリーグ戦を明後日日曜日に行ないます。

 今年からエリートアカデミー(EA)の選手が、出身小学校のある都道府県から出場できるようになりました。一昨年からEAに行っている佐藤優衣さんがエントリーしています。三重県卓球協会の理事会で、彼女は日曜日のリーグ戦から参加することになりました。よって女子は4+4+2+1で11名によるリーグ戦となります。

 今日はかなり涼しくて室温も25℃ほどでしたが、明日あさっては暑い日になりそうです。体力が勝負を左右しそうです。

7月8日(木)
弟妹
 卓球場には本校の高校生だけでなく、中学生、小学生も練習に来ます。

 幅広い年代の選手が同じ環境で練習できるのは、学校体育にはないところです。ただ、これはメリットとデメリットがあります。

 年少の選手たちにとって自分たちより年長の選手は、一般的に実力が上の場合が多いのが現状です。小学生だけの練習環境ならライバルがいないので、ついつい気も抜けてしまいます。しかし、小学生のチャンピオンも中高生の中に入ると簡単には勝てないので手を抜けません。

 しかし高校生たちにとって小学生の存在は正直言って、「やっかい」だと感じているはずです。パッと見は可愛いのですが、「無神経」、「わがまま」、「自己中心的」、「生意気」と感じていないと言ったらウソになるでしょう。昨日もトイレの使い方についてチョッとしたトラブルになりました。子どもを持っている私でさえそう感じてしまうことがあるので、小さい弟妹がいない高校生たちには受け入れがたいことだと思います。

 ただそれも視点を変えると、自分たちより心身ともに未熟な年少の選手たちと接することによって、思いやりの心を育てることができることがメリットとも言えます。


 自分たちも子どもの頃は同じように周囲の人たちに迷惑をかけていたはずです。その頃のことはすっかり忘れているので、子どもたちの言動にストレスを感じるのでしょう。「子どもとはこういうものだ」ということを知る絶好の機会とも言えます。

 子どもがいて大人がいて、男性もいて女性もいる。社会とはそういうものです。十年前の本校卓球部ように、「高校生の女子のみ」という方が楽なのかも知れませんが、今の方が長い目で見て勉強になることは間違いの無い事実です。

7月7日(水)
支え合って
 今日は七夕。でもはっきりしない梅雨空のせいで天の川は見られそうにもありません。

 今週に入って午前中授業となり練習はしっかりできる上に、時間的に余裕もあり体を休められるせいか、覇気のある練習ができています。今日もゲーム練習を休みなしで3時間近く行ないましたが、最後までしっかり声も出ていました。暑い中での長時間の練習なので体は疲れが出ていると思いますが、気持ちが萎えてなければ頑張ることができます。

 そんなゲーム練習を繰り返し取り組んでいると、徐々に体がキレてきて、後ろで見ていても思わず、「ナイスボール!」と言ってしまう好プレーが連続して出てきます。

 やはり、「心技体智」はそれぞれが連動し、支え合って成り立っていることを再認識しました。

 国体予選まであと三日。今日のような充実した練習を続けたいと思います。

7月6日(火)
IH壮行会
 昨日のことですが、インターハイに出場する卓球部、夏の予選に出場する野球部、全国につながるコンクールに出場する吹奏楽部の壮行会がありました。

 テスト後に全校生徒を集め、生徒会主催で行なわれました。卓球部は県予選前、東海総体前に引き続き、今年三回目の壮行会です。前の二回は野球部が応援団として熱いエールを送ってくれました。今回は野球部も主役として壮行される側なので、全校から集まった有志の生徒約50名が軽音楽部の伴奏により合唱してくれました。また、男女剣道部が応援団としてエールと千羽鶴(写真)を送ってくれました。更に校長先生と生徒会長の激励の言葉と、本当に心のこもった壮行会でした。

 壮行会は十年以上前からありましたが、正直言って、「仕方なしにやる」雰囲気があって、申し訳なくて卓球部だけの時は遠慮させて頂いたこともありました。

 自分のためでなく、他人のために骨を折ることができるのは心が豊かな証拠です。選手たちには今年の年度始めに、「みんなに愛される卓球部になろう」と話しました。「卓球が強ければ他はどうでもよい」といった雰囲気は必ず周囲に伝わります。たくさんの人たちに支えられている意識があれば、自ずと言動も変わってくるはずです。

 そう考えると私を含め卓球部はまだまだです。まだ修行が足りません。

7月5日(月)
テスト終了
 ようやく期末テストが終わりました。

 ここから夏休みを挟んで全日本ジュニア予選までの3ヶ月間は正に”稼ぎ時”です。試験が終わると夏休みまで午前中授業が続きます。

 梅雨の間の晴れ間。しっかりと暑い一日でしたが、湿度はそう高くなく、気持ちさえしっかりしていれば頑張れる環境でした。

 女子は一時間ほど練習した後は、日曜日の11人リーグをにらんで三時間のゲーム練習を行ないました。リーグ戦は試合数が多くなればなるほど、「体力」が必要です。当然のことですが。しかしそれ以上に必要なのは、「精神力」です。

 疲れが出始め気持ちが萎えそうな時に、ひと踏ん張りする精神力がないとズルズルと後退してしまいます。粘り強く戦わないといけないのですが、これはしっかりと数をこなしたゲーム練習で培われる部分が大きいと思います。もちろん、心身が追い込まれても根気よく頑張れる要素を持ち合わせた選手もいますが、訓練で身に付くはずです。

 暑くても、辛くても、負けが続いても、流されずに、辛抱して、諦めずにゲーム練習に取り組む姿勢がここ一番に生きるはずです。

7月4日(日)
個人か組織か
 曇り空ながら重い暑さを感じさせる一日でした。私はワープロ検定のため練習には行けませんでした。

 さて、サッカーワールドカップも準々決勝となり、いよいよ佳境に入ってきました。

 準々決勝の大一番、ともに優勝候補のドイツVS.アルゼンチンの試合は大方の予想を覆す4−0という一方的な展開でドイツがアルゼンチンを降しました。

 アルゼンチンの監督はサッカー界のスーパースター、マラドーナです。カタカナの人名はワープロではなかなか一発で変換できませんがマラドーナは一発でした。ちなみに現在のアルゼンチンのスーパースターであるメッシは”滅私”でした。

 現役時代の活躍はいまさら紹介するまでもありません。天才の名を欲しいままにし、その上、自由奔放な言動で周囲を慌てさせる問題児でもありました。今大会も試合前後のインタービューで言いたい放題。それでも大きな批判が出ないのは彼の憎めない人柄だとか。

 周囲の批判も選手としてなら、そんな型破りな言動も自分のプレーで黙らせるのでしょうが、監督となると勝手が違うようです。この大会の南米予選も振るわず、緻密さが必要とされる監督としての資質に疑問符が付いたようですが、完璧なまでの組織的なプレーをされ惨敗したドイツ戦で彼の策の無さが露呈されました。「メッシのように能力のある選手に自由にやらせる」と公言していたマラドーナ監督は、現役時代の自分にメッシを重ねていたようです。メッシがマラドーナほど能力が高くなかったのか、現代のサッカーでは個人の能力だけでは通用しないのかは、素人の私では分かりませんが、とにかく彼の作戦(?)は失敗だったようです。

 個々の力と組織の力。卓球のような個人種目の競技でも、普段の練習(活動)は組織の力が重要です。要はその”バランス”なのでしょうが、そこが難しい。世の指導者はいつもそこに頭を悩ませています。

7月3日(土)
滋賀学園来場
 朝から一日雨が降り続き、湿度の高い梅雨らしい天気でした。

 男子は朝から昼過ぎまでの練習。蒸し暑いコンディションでしたが、高い集中力で頑張れたと思います。

 女子は昼から滋賀学園を迎えての練習試合でした。2,3年生が中心のここ数年でベストのチーム構成で、個人戦を含む全種目を制覇しインターハイに臨む様子は本校と同じような状況です。今まで何度も練習試合をしているので、お互い手の内を知り合っており、ほぼ互角の内容でした。

 少ない人数で休みなくゲームを行なった滋賀学園でしたが、集中力が途切れることはなく、充実したチーム状態を伺わせました。お互いに沖縄インターハイで勝ち上がれるよう、残り一ヶ月でチームコンディションを上げて行きたいと思います。

7月2日(金)
見て学ぶ
 昨日からジャパンオープン荻村杯が神戸で始まりました。

 卓球が上手になるには練習を頑張るのは当然ですが、他人のプレーを見るのも上達の秘訣といえます。一つ一つの技術や戦術を真似(参考にする)たり、プレーのイメージを焼き付けたりすると、目指すものがはっきりと見えてくるので効果は大です。

 最近はネットやビデオ(DVD)などで簡単に動画を見ることができます。私たちが選手だった頃は、家庭用のビデオがようやく出回り始めた時代でした。初めて世界のトップ選手の映像を見たのは、TSP社が作成した「ワールドカップ」(現在のプロツアーの前身)のビデオでした。日本のトップ選手は全日本選手権などを見に行く機会があったのでイメージできたのですが、世界のトップ選手のプレーは卓球レポートなどの写真の一コマでしか知ることができず、特にヨーロッパ選手の”バックドライブ”は、日本人で使っている選手は皆無だったので、興味津々でした。ビデオで登場した当時ヨーロッパ若手の新進気鋭グルッバ(ポーランド)のバックドライブは衝撃的でした。その頃の日本では、バックハンドは補助的な技術で基本的にはフォアハンドのみでプレーするのが常識とされており、ヨーロッパ選手のようにバックハンドドライブを振るのは日本人の筋力では”不可能”とされていました。

 オールフォアを刷り込まれていた私たちの世代は、映像でバックハンドドライブを見てもプレーの中に取り込むのは不可能でしたが、世界トップ選手の映像が普通に見られるようになった頃に卓球を始めた真田浩二さんらの世代から、バックハンドドライブを普通に振る選手が出始めました。今では小学生の女の子でも使っている技術ですが、ビデオの普及がなせる業だったと思います。

 このように簡単にトップ選手の動画を見ることができるようになりましたが、実際に会場で見る”ライブ感”は格別です。昨年も、愛知県体育館で行なわれた全日本実業団を見に行きましたが、やはり刺激的でした。会場が比較的近くで、日程的に合う場合は極力選手たちにも見せたいと思っています。

7月1日(木)
試験中日
 お正月から数えて今日で半年が過ぎました。

 暑いのは暑いのですが、湿度がそれほど高くなければ何とかしのげるようになってきました。やはり、「慣れ」です。
 
 期末テストの中日です。練習は試験後2時間ほどの制限練習ですが、今のところ疲れも見せず元気よくやっています。このあたりから徐々にキツくなってくると思いますが、今回は土日を挟み2週に亘る日程なので、明日を切り抜ければ大きな山を越えることができます。

 私も練習の前後にたまった仕事を片付けていくのですが、次から次へと新しい仕事が入り自転車操業です。でも選手たちも頑張っているので負けずにいこうと思います。