白卓日記 ‘10   4月  前月へ!  次月へ!    
4月30日(金)
S予選前夜
 シングルス予選を控えた高校生たちですが、最後の調整に汗を流しました。

 大きな試合、重要な試合はやはり「特別」です。試合に臨む気持ちの持って行き方が重要だと思います。練習後に選手たちにポイントだけ説明しましたが、明日の試合直前にも確認したいと思います。

 それぞれの選手の思いが詰まったシングルス予選。勝っても負けても力を出し切ってもらいたいと思います。

4月29日(木)
コンディショニング
 夕べの雨も朝には上がり、日中はカラッと晴れた一日でした。

 高校生たちは明後日にインターハイシングルス予選を控えているので、朝からテンションの高い練習でした。今週に入って夜間練習を自主練習にしたので、各自でコンディションを整えていたのもあってか、どの選手も動きは軽かったように思います。

 今日も比較的軽めの練習で切り上げました。

 試合前に軽めの練習で終えるのは、技術的、身体的には一般的な調整法ですが、精神的にはかえって不安が増す選手もいます。何事も「まっ、いいか」と思える楽観的な選手は問題ないのですが、慎重な性格で常に不安感を抱えている選手にとっては練習量を減らすことが不安を煽ることになります。

 ここがコンディショニングの難しいところだと思います。

 結局、卓球選手の試合での良し悪しは精神的な部分が大きな要素を占めるので、身体的なコンディションを多少犠牲にしてでも、それぞれの選手にとって安心感を持てるやり方で調整するのがベターだと思います。

 明日も天気は良いようです。

4月28日(水)
ハードな日程
 私が白子高校の顧問になった15年前から、4月29日は、「インターハイダブルス予選」と決まっていました。しかし、他県と比べても4月中にインターハイの代表が決まるところはありません。あまりにも早すぎる、ということで昨年の会議で見直しがなされ、ダブルスの予選は5月末の団体予選前日である金曜日(5月28日)に行なわれることになりました。

 ということで明日はシングルス予選を直前に控え、落ち着いて腰を据えて練習ができる一日になりました。

 中高生の場合、それぞれの学校のそれぞれの事情があります。

 試合の日程は基本的に定期考査を避けて組まれますが、最近は三学期制だけでなく前後期制(二学期制)の学校も増えてきました。考査の日程も学校によって微妙にズレがあります。また、私立の学校は完全週休二日制ではなく土曜日に授業が組まれている学校もあります。日曜日にも各種検定試験などが入る実業系の学校もあります。修学旅行の日程も各学校バラバラです。それらを考えると、全ての学校にとって都合のよい日程は皆無と言っても過言ではありません。

 そうなると大多数の学校が都合が合わせられる日程になります。

 「学生の本分は学業である」のはもっともですが、毎年一学期はハードな日程に悩まされます。

4月27日(火)
組み合わせ決定
 朝から雨が降る肌寒い一日でした。

 今日は5月1日に開催されるインターハイシングルス県予選会の組み合わせ会議がありました。組み合わせについては昨年から導入されているジュニアポイントランキング(JPR)に基づいて行なわれるので、上位32シードまでは獲得ポイントに応じて決められます。年度末のポイントである程度予想はできたので、会議はルールに則って粛々と進みました。

 決定した組み合わせを持って鈴鹿に帰りましたが、選手たちも予想できていたようで特に動揺はありませんでした。

 あと4日。緊張感は高まります。

4月26日(月)
エール
 今日から50分6限授業が始まりました。

 大きな試合を直前に控えたこの時期は、心技体のうち、「心」のコントロールが難しい時期です。狙っていない選手にとっては特に変化はありませんが、この試合に賭けている選手は平常心を保つのに必死です。

 「ナーバス(神経質)になるな」と言うのが無茶に思えるほど過剰に意識してしまい、ますます迷い込んでしまいます。

 過去にもこの関門で失敗して、手中にしかけた大物を逃してしまった選手は数知れません。

 私の過去の経験からすると、三重県のインターハイシングルス出場枠4名中、「本当に狙って苦しみながら代表の座を射止めた」選手が3名、「狙ってはいなかったけど無欲、無我夢中で試合に臨んだ」選手が1名といった割合で構成されているように思います。

 狙っている選手にとってこの時期は、本当に苦しい時期です。よほど力の差がなければ、失敗のことばかりが頭をかすめます。しかしこの苦しみを克服した者だけが大きな目標を達成できると思います。

 苦しんでいる日本中の高校生たちに、心からエールを送りたい気持ちで一杯です。

4月25日(日)
体の手入れ
 男女で時間をずらして一日練習でした。男女とも昨日の疲れはあったと思いますが体も良く動き、活気のある練習ができたと思います。

 少し前にも書きましたが、相変わらず肩の故障者が絶えません。本来は選手が気を付けてウォーミングアップやクールダウンを行なうべきですがついつい疎かになって、痛みが出て初めて気を付けるようになるのが現状です。

 以前買った肩のエクセサイズのDVDですが、そこに紹介されているエクセサイズはそれほど時間はかかりません。しかし、習慣になってないと手を抜いてしまいます。また、故障者が練習後に行なうべきアイシングも言われないとやらない者が多いのも現状です。

 今日は練習前の全体のウォーミングアップ時に、最近肩を痛めこのDVDを見た者にストレッチを紹介させました。すると、練習後に自分でそのストレッチをする者が現れました。やはり、「意識付け」は大切です。

 「やるのが当たり前、やらなければ気持ち悪い」ところまで習慣付けたいと思います。

4月24日(土)
地区予選&練習会
 今日はインターハイシングルス中勢地区予選でした。

 結果から言うと、男子は予選に参加した5名全員通過、女子は6名中4名が通過しました。

 男子は伊藤俊介Bが三位、鈴木福正Aと岡田理志@がベスト8、岡田天志@と岡田泰典@がベスト16で通過しました。健闘したのが岡田泰典でした。組み合わせはシード下の厳しいものでしたが、見事撃破して予選通過です。中学2年生までは県の上位で活躍していましたが、その後、怪我に悩まされ全くボールが打てない状況にまで悪化。結局最後の一年間は試合も出られないまま中学生活を終えました。卓球を諦めても無理もない状況でしたが、手術を経てようやく冬頃からラケットを持てるようになりました。卓球への思いを捨てきれず本校を受験し現在に至ります。

 一方の女子。優勝は辻浦沙紀Aです。中学時代は県で決勝まで進出したこともありましたが、本校に入学してから大幅な戦型の見直しに一年を要しました。ようやくここのところ安定してきて結果を出せるようになってきました。その他では、ベスト8に浅原沙月B、ベスト32に坂口緑@、松田唯@が入り予選通過です。

 予選免除となった男子4名と女子6名プラス中学生数名は、岐阜・羽島にて練習会に参加しました。男子の松商学園、浜松学芸、草津東、女子の浜松北、松商学園が集まってくれました。各校ともそれぞれの県を代表するチームだけに、負け越す選手が多かったです。ただ、それだけに来週の本番(インターハイシングルス県予選)を前に、気持ちを引き締めることができたと思います。

 今日の結果、内容を反省し、この一週間で微調整を施してもらいたいと思います。

4月23日(金)
遠足
 今日は全学年とも春季の遠足です。

 一年生は鳥羽水族館、二年生は名古屋自由散策、三年生はナガシマスパーランドです。一年生は本当は四季の里トレッキングでしたが、昨日までの雨の影響で水族館に予定変更しました。明日がインターハイシングルス中勢地区予選なので、ハードな遠足は心配でしたが、そういう意味ではホッとしました。部員たちも非日常を十分に楽しんだことと思います。

 明日はいよいよインターハイ地区予選。ジュニアポイントランキングで上位8名までに入っている者は地区予選免除で、男子は松下貴亮、内田芽人、山本雄飛、小川翔、女子は西川千裕、松井和歌子、谷口桃世、酒井眞菜、長澤玲奈、近藤亜希が予選免除の対象です。新入生たちのデビュー戦でもあり、上級生たちには結果が求められる試合でもあります。

 予選に出場するのは男子5名、女子6名。結果が楽しみです。

 予選免除の選手と中学生は岐阜で男女合同練習会です。目前に迫ったシングルス県大会に向けて最後の実戦練習です。

4月22日(木)
新入生
 新入生たちが入学して早2週間がたちました。

 男子三名、女子四名の新入生ですが、中学生の時から県の上位で活躍していた選手もいれば県大会にも出場したことのない選手もいます。中学三年生の夏以降も継続して練習してきた選手もいれば半年以上ぶりにラケットを握った選手もいます。いずれの選手も、中学時より練習量も増え、練習相手も良くなったと思います。この数週間で目に見えて進歩している選手がほとんどです。

 実力も実績も経験も違いますが、意欲は共通して高いと信じます。

 明後日には入学後、初めての公式戦である、「インターハイ・シングルスの部中勢地区予選会」があります。昨日、組み合わせが分かりましたが、どの選手も胸に期するものがあると思います。

 ここまでの経緯は様々ですが、白子高校生のデビュー戦がどういう結果になるのか楽しみです。

4月21日(水)
美幸さん
 今週に入ってから小林(旧姓西飯)美幸さんが練習に参加してくれています。

 西飯家の長女で、妹の由香さんと組んだダブルスで全日本選手権三連覇、シングルス三位、世界選手権代表など輝かしい実績のある彼女です。最近は実業団から離れクラブチームで試合に出場したり各地で講習会を開いたりと、一線を退いていました。しかしこの春から日本リーグ1部の「ルネサスSKY(旧NEC九州)」でプレーすることが決まっています。

 トップ選手でありながら常に控えめで決して偉ぶることのない彼女の姿勢は昔から変わっていません。

 この三日間は男子の選手を中心に相手をしてもらっていますが、特にピリピリした雰囲気を出すわけではなく高校生もリラックスして取り組むことができます。しかしそれだけに、選手たちも”地”が出るので、練習をしてもらった後の選手たちの印象を聞くと、「正にその通り!」と膝を打つアドバイスを聞くことができます。

 しかし美幸さんがあまりに自然と溶け込みすぎて、選手たちが貴重な経験を軽く受けていないか心配になってしまいます。

4月20日(火)
理想の雰囲気
 6限授業が始まると、当然のことですが練習時間は激減します。小中学生との練習時間とも重なり高校生が使える台の数も限られてきます。

 まさに分刻みの計画を立てないと合理的な練習時間は確保できません。こちらは毎日全体を見ながら、状況に応じた練習計画を立てます。

 ただ、こちらが頭の中で考える、「合理的な練習計画」どおりにロボットのように動いてくれればいいのですが、選手は生身の人間です。選手の様子を観察しながら、計画を立てているつもりですが、なかなか上手くはいきません。

 選手たちが自分の理想のプレーができるようになるために頑張るのと同じく、こちら(指導者)も怒鳴ったり殴ったりしなくても、選手が自分のためにその気になって頑張ってくれる雰囲気を作れるよう頑張ります。

 インターハイシングルス予選まで10日を切りました。

4月19日(月)
妥協?or無理?
 男子は昨日、早朝から遅くまで練習会で頑張ったこともあり夜間練習は自主練習としました。一方の女子は今日から試合前恒例のゲーム練習”35セットノルマ”マッチです。

 選手たちは毎日、心身ともにギリギリのところで頑張っています。効果的に休みを入れることで選手たちの心身の超回復も期待できます。本校もかつて、「月曜日は自主練習」という、いわゆる週一の”オフ”を設けたこともありましたが、どうもリズムが狂ってしまい上手くいかなかったので廃止となったことがありました。

 本当はオーバーワーク気味で故障が心配なら、それぞれの選手の状況に応じて練習の負荷を変えるのがベストですが、なかなか上手くはいきません。そうするとどうしても、「全体の雰囲気」を見て、休みを入れたり厳しく追い込んだりとペースを調整せざるを得ません。

 「妥協はしてはいけないが、無理もしてはいけない」。

 大変難しい判断ですが、最終的には自分で判断するしかありません。

 今日のあなたの判断は、正しかったですか?

4月18日(日)
濃い一日
 今日は男子が岐阜で練習会、女子は練習場で練習でした。

 岐阜・関商工が主催してくれた練習会が美濃市でありました。関商工のほかに、滝川(兵庫)、浜松商業(静岡)、報徳学園(兵庫)、福井商業が参加しました。いずれの戦力も拮抗しており、朝9時から夕方6時まで、30分足らずの昼食休憩を挟んでガッツリとやってきました。

 ダブルスに改善の余地はあったものの、シングルス全般に関しては練習の成果がほぼ発揮できたと思います。この時期にしては順調です。何と言っても、朝から夕方まで高いテンションで取り組めたのが最大の収穫です。心身ともに充実していなければできないはずです。ただ、今回初遠征の新入生三名は高校卓球の壁に阻まれた感は否めません。本人たちもそれは十分感じたようで少なからずショックを受けていた模様。しかしまだスタートしたばかりです。先輩たちもこのような状況から力を付けて這い上がってきました。奮起を期待しています。

 女子も西飯先生の指導の下、9時から17時までミッチリと練習でした。しかしながら、男子の遠征組が帰着した19時半にも多くの選手が残って自主練習に取り組んでいました。しかも私が帰ってくるなり、5名の選手が、「ランニングの自己新記録が出ました!」との報告が。

 ほぼ毎日、2.5kmのランニングを実施し、タイムを計測していますが、自己新記録が出たら2リットルのドリンクを賞品としてプレゼントします。今日はそのうち3年生が二名。自己新記録はそう簡単に出るものではなく、ましてや3年生にもなると目一杯の記録は出尽くしているので、滅多に出るものではありません。この時期の新記録は高いモチベーションのなせる業です。

 それぞれの選手にとって、「濃い」一日が終わりました。

4月17日(土)
誰からも愛される
 先日見た雑誌の記事にこんなことが載っていました。

 プロ野球には、有望な新人を探してくる「スカウト」という職業があります。誰もが注目する新人を自分の球団を気に入ってもらえるよう働きかけるのも仕事ですが、誰も注目していない”ダイヤの原石”を発掘するのが大きな仕事です。

 当然のことながら、有望な新人に必要な要素は”野球の素質”です。しかしそれ以外にも、成功する選手に共通の要素があるようです。

 意外にもそれは”他人に対する気遣い”なんだそうです。

 高校、大学、社会人のアマチュアからプロ野球に進める選手はごくわずかです。当然そのチームの中でも技術的には突出した選手です。そういった選手でありながら、グラウンド整備を自ら進んでする、苦しんでいる仲間を助けるための声かけをする、誰に対しても分け隔てなく挨拶をする等々。

 プロの世界は実力のみがモノを言うように感じますが、ごく一部の天才を除いて、実はチームメイトらの支えや協力がないと孤立してしまい力が発揮できない世界でもあるようです。

 確かに卓球の世界も同じことが言えます。指導者や練習相手など自分を支える人たちを味方にしないと良い練習環境は作れません。結果的に気遣いのできない選手は強くなれない、と言うことになります。

 相手のことばかり気にして肝心の自分の練習に集中できないのは本末転倒としても、自己中心的になりすぎて周囲の理解者を減らしてしまっても成功は遠のくばかりです。

 「誰からも愛される選手に」。

 卓球で成功することのみならず、人生をも豊かにすることのできるキーワードです。

4月16日(金)
今日から6限
 6限授業が始まりました。

 16時頃から練習が始まり、18時から小中学生に台を譲るので2時間を目一杯やらなくてはなりません。夕食休憩を挟んで夜はゲーム練習です。

 台に入って練習できるのは実質3〜4時間。

 どんな練習でもそうなのですが、手を抜こうと思えばどれだけでも手を抜けます。3〜4時間の練習のうち100%の頑張りで取り組んでいるのが、本当の、「実質練習時間」です。

 3〜4時間の台に入れる時間のうち、3〜4時間を本当に集中してやれば確実に強くなれます。

 こらからが本当に、「中身の濃い」練習が要求される時期になりました。

4月15日(木)
お疲れ気味
 2,3年生は今日まで午前中授業です。一方の1年生は午後もギッシリとオリエンテーションが入っており、少し疲れ気味。

 練習の方はピリッと引き締まった雰囲気でいい感じです。苦しくても我慢して頑張れば、体は徐々に反応してくるようになります。その少しの「我慢」ができるかどうかが上達のポイントです。

 学校が始まって一週間。こちらも少し疲れ気味です。明日から授業も6限になります。妥協せずに学校も部活動も積極的に取り組んでもらいたいと思います。私も頑張ります。

4月14日(水)
やるなら今!
 今日は南さんが来てくれました。毎日同じ顔ぶれだとついつい馴れ合いになってしまいがちです。助かります。

 高校生は未だに午前中授業ですが、小中学校も授業が本格的に始まり、その時間差を利用してしっかりと練習ができます。高校生たちには言ってありますが、この時期にやり込まなければ6限授業が始まってしまうと実質的な練習時間は半減してしまいます。

 やるなら今です。

 新入生たちにとっては、厳しい日々が続きます。中学校の頃と比べると心身ともにすり減らせての毎日はかなりキツイはずです。しかしここを乗り越えなければ明日はありません。成功した先輩たちも、ここを妥協せずに取り組みました。普通の人がヘコタレる場面で頑張らなくては、普通の人以上の成功はあり得ません。

4月13日(火)
チーム力
 昨日のテコ入れが効いたのか、今日はピリッと締まった練習ができました。

 練習前にも特に何も言いませんでしたが、選手たちが意識したように思います。問題はこれが何日続くか?これを継続できる雰囲気があれば、本番も大丈夫でしょう。全員で意識し続けることができるかどうか。これが、「チーム力」だと思います。

 結果を出せた年代はこの、「チーム力」がありました。

 卓球は個人競技ではありますが、練習は一人ではできません。本校のようにチームとして活動していれば、チームの、「雰囲気」が練習の効果を大きく左右します。

 自分一人では頑張れない時も、チーム全体の雰囲気が活気づいていれば、「よ〜し、自分も頑張らなければ!」と思うことができます。

 この雰囲気はチームを構成するメンバーの不思議な化学反応によって作られます。なんと言っても上級生(リーダー)の力が大きいのですが、それをサポートする仲間、そしてそれに追随する下級生たち。誰か一人が欠けていても作り出せないこともあれば、誰か一人が全体の足を引っ張ることもあります。

 今年の新チームは男子が9名、女子が11名。誰一人として、チームに影響を及ぼさない者はいません。新入生が加入したこの時期は、チームの雰囲気も微妙に動いています。

4月12日(月)
建て直し
 新学期が始まり二週目になりました。選手たちにもそろそろ疲れが出始めてくる頃です。

 新入生の男女六名は頑張っています。中学の頃と比べると恐らく練習量も倍以上になり、心身ともにいっぱい一杯だと思いますが、先輩たちに負けじと必死で食らいついてきます。

 一方の上級生たちはどうでしょうか。

 実は今日、男子の選手たちに、「気の緩み」について指摘をしました。二年生には下級生から上級生になった気の緩みを、三年生には最上級生になっての気の緩みを。

 昨年の今頃は、立場上ある程度の緊張感を持って練習に臨んでいたと思いますが、悪い意味で”慣れ”が出ているように思います。

 話の内容は理解できたと思います。あとは自分で消化して実行に移せるかどうかです。何と言っても高校生のチームです。これで立て直すことができなければ、そこまでのチームだったということです。

 上級生たちの奮起に期待します。

4月11日(日)
女子練習試合
 今日は岐阜・羽島の体育館で女子の合同練習試合を行ないました。

 浜松学芸、福井商業、滋賀学園、名経大高蔵と本校との5校が集まりました。いずれのチームも新戦力の新入生を加え、戦力アップしている模様。新年度が始まり間もない状態ですが、今月末には始まるインターハイ予選をにらみ各校の思惑が見え隠れしています。

 今日はシングルス、ダブルスともに多くの課題が見つかりました。この時期なら修正可能です。今日の試合内容を持って帰ってインターハイ予選に備えなければなりません。

 「勝っておごらず、負けて腐らず」です。

4月10日(土)
地道に
 朝から天気も良く、春らしい暖かい一日でした。

 OBの小河さん、ホンダの宮本さん、岡本先生らにも手伝ってもらい、午前中に行なったフットワーク練習200+300+300本、合計800本を終えるのにほぼ午前中いっぱいかかりました。室温も高かったので最後の方はどの選手も汗だくで必死でした。小学生たちも疲れで集中力が切れそうでしたが、先輩たちに負けじと最後まで食らいついていました。

 午後はゲーム練習中心でしたが、最後の方のゲームは体力が持たない者も見受けられました。

 新入生たちも必死ですが、やはり先輩たちに体力面ではかないません。こうして見ると、さすがに1〜2年余分に鍛えられているだけあって、体力面では一日の長があります。

 こうして一日一日を地道に手抜きなく過ごしていくのが勝利への近道です。

4月9日(金)
ならでは
 本校はしばらく午前中授業が続きます。小中学生が来るまでガッツリと練習ができる貴重な時期でもあります。

 新年度に入り、その小中学生たちにも変化が出始めています。

 18時から始まる小学生の上級者たちを集めた「由香さん教室」ですが、新年度から月に一回、十六銀行で活躍した朱夢軍さんが特別講師として指導してくれることになりました。今日はその第一回目です。子どもたちも事前に言ってあったせいか、朱さんが見える前から興奮気味。いつもはマイペースの浩平も神妙な顔で指導を受けていました。

 また、由香さん教室を卒業した拓真と結香も中学生に混じって連日汗を流しています。最上級生だった由香さん教室と違い、先輩たちに相手をしてもらうと緊張感も比べものになりません。プレッシャーを感じながらいい練習をしています。

 そして高校の新入生たちも先輩に胸を貸してもらい、右往左往しています。今はまだ、ついていくのがやっとだと思いますが、必死で後を追っていくうちに徐々に力は付いてきます。逃げずに全力で追いかけてもらいたいと思います。上級生たちも、簡単に後輩たちに追いつかれては面目丸潰れです。追いすがる後輩たちを後ろ足で追い払いたいところです。

 そんな感じで卓球場は新年度特有の活気と緊張感に包まれています。

4月8日(木)
始業式&入学式
 いよいよ本校の新年度のスタートです。

 午前中は始業式。1年生は2年生に。アッと言う間の一年間でした。晴れて上級生に。後輩の手本になる先輩になってくれることを期待しています。2年生は3年生に。こちらもアッと言う間の一年間です。とうとう最後の一年間。三年間の「総決算」です。

 午後からは入学式。男女それぞれ三名の新入部員を迎えました。期待と不安が入り混じったこの時期ですが、入学式後の保護者の方を交えての卓球部説明会でこちらの気持ちを伝えさせていただきました。三年後の卒業式で、「白子を選んで良かった」と言ってもらえるよう精一杯頑張ります。

 昨年に引き続き、トップページに新入生の写真をアップしました。三年間よろしくお願いします!

4月7日(水)
カットマン
 昨日とはうって変わって肌寒い一日でした。

 昨日から練習の最初のコマで、「フットワーク800本」というのを行なっています。これは昨年のこの時期もやったものですが、フットワーク練習を時間で区切るのではなく、ノルマの本数をクリアしたら終わり、というものです。

 自分の打ったボールが入ったら一本、それを数えてトータル800本になるまで行ないます。800本の内訳もコースを決めたフットワークや決めないもの、レシーブからのものなど、こちらで指示したものです。

 高校生の攻撃型の選手は、延べ時間30分ほどでクリアできますが、カットマンとなるとそうはいきません。本校には男子のキャプテンの松下と、新入生の女子の二名と合計三名のカットマンがいます。

 カットマンも同じノルマで行ないますが、攻撃型の選手と比べると、動きの幅が圧倒的に広い、またラリーのテンポも遅い、そして何より相手をする選手も当てて返すだけでいい攻撃型の選手のブロックとの難度は比べものになりません。試合でも、攻撃型の選手なら強く打ったボールが入れば簡単に1ポイント取れるのに、カットマンは走り回ってようやく1ポイントです。目の前の1ポイントだけに拘っていては神経が持ちません。

 いきおいノルマ到達時間も遅くなってしまいます。「カットマンは我慢強い性格の者が合っている」と言われるのがよく分かります。

 このフットワーク練習だけ見ると、明らかに損しているように見えますが、粘って粘って相手が根負けして取ったポイントの味は、カットマンしか分からない醍醐味なのかも知れません。

4月6日(火)   
祝入学
 春を通り越して夏に近づいたような陽気でした。卓球場内の室温も25℃を超えました。

 今日は小中学校の始業式&入学式でした。卓球場に通う選手たちも一つ学年が上がります。中でも神京夏さん、大谷拓真さん、辻智貴さん、堺結香さんは今日から中学生です。

 真新しい制服に袖を通し身も心も引き締まったことでしょう。卓球場ではまだ、高校生ら先輩たちもいる立場ですが、可愛い後輩たちも随分増えて、小学生のお手本として頑張ってもらう立場でもあります。

 卓球の技術ももちろんですが、精神的にも一人前前の大人に向けて階段を上ってくれることを期待します。

4月5日(月)
勝つために
 TSPオープンの傍ら居残って練習をしていた高校生と小中学生は朝から練習、昨日遠征から帰ってきた高校生は11時からの練習としました。

 居残り組の練習を見ましたが、どうも、「好きな練習」や「得意な練習」をやりたがる傾向にあるように思いました。

 全国選抜やTSPオープンを見るとやはり、強いチームや選手とそうでないチームや選手との最も大きな差は、「神経を使う細かいプレー」にあるように思いました。

 一般的に多くの選手たちは、チマチマした細かいプレーより、「ドカーンと打ったボールが相手コートを抜けてゆくプレー」に快感を覚えます。サービス・レシーブを中心としたネットプレーは、上手になろうと思ったら結構な根気が必要です。

 しかし全国選抜やTSPオープンなどで活躍する選手は、例外なくネットプレーが上手です。決して、「センスがあるから」など単純なものではありません。毎日の練習で、他人がやりたがらない地道な練習をコツコツと時間をかけて身に付けたものだと思います。

 本校の選手が勝てる選手はまず、本校の選手よりネットプレーが下手です。逆に負ける選手は、例外なくネットプレーに差があります。

 午後の練習時にそれを居残り組と小中学生に話をしたのですが、頭で理解しても実際に行動に移せる者は少ないかもしれません。

 「やらなくてはならないけど、やるのは大変」。これを実行できる少数の選手が、「勝ち組」になれるのです。

4月4日(日)
TSPオープンB
 今日が最終日。1位校リーグの続きです。

 女子は普天間、徳島商業、八幡商業、済美に勝って、総合優勝を果たしました。ダブルスが安定してきたのが収穫です。応援も最後まで元気良くできました。

 男子は初戦で滝川に敗れましたが、北海、佐賀商業に勝ち、総合で3位に入りました。大健闘と言える結果だったと思います。疲れはありましたが、最後まで気力が萎えなかったのは収穫です。

 さあ、新年度スタートの実戦練習をいい形で終えることができました。良かった点、悪かった点を持ち帰り明日から反省練習です。

4月3日(土)
TSPオープンA
 男女とも昨日の予選リーグを1位で通過し、今日からは1位校リーグです。

 男子は高田、松徳学園、福井商業、れいめい、大阪桐蔭に勝って全勝でした。特にフルメンバーの大阪桐蔭に勝った試合はよく頑張りました。松下、ダブルス、そしてラストの内田が勝ち星を挙げての金星です。特にラストの内田は課題とされていた、「勝負どころでの思い切った戦術」が理想的な形で実りました。これができるようになると接戦での勝率が画期的に変わってくると思います。

 女子は高松商業、高蔵、福井商業、浜松商業に勝ちましたが、最終戦の瑞穂に敗れました。しかし辻浦が相手の主力選手に対し、前半は全く勝ち目がありませんでしたが、途中から素晴らしいプレーであと一歩まで迫りました。試合を進めるにつれ、プレーも進化していきました。結果は逆転負けでしたが内容は、「高いレベルで勝つ」ために必要なプレーを実感したと思います。

 明日は最終日。今日も朝から一日、試合と大声を張り上げての応援でクタクタです。しっかり休んでもらって最後まで最高のパフォーマンスを期待します。

4月2日(金)
TSPオープン@
 今日から東大阪市にて、毎年恒例のTSP主催の練習会に参加します。全国から男女合わせて百チームを超える学校が集まっています。

 今日は予選リーグ。男子は6校、女子は5校による総当たりリーグ戦です。

 男女とも予選リーグを全勝でクリアし、明日の1位リーグに進みました。とは言え、課題は山積です。反省し、一歩一歩進んで行かなければなりません。


4月1日(木)

新年度スタート
 今日から新しい年度のスタートです。

 学校では最初の職員会議が行われました。学校全体が新しい体制で再スタートしますが、今年度から本校に見える先生方とも顔合わせをしました。

 ビッグニュースです。

 平成15年本校を卒業した岡本京子さんが、今年度から体育科の教員として赴任することになりました。岡本さんは志摩の出身で、平成12年に本校に入学しました。2年生のインターハイシングルス予選では、フットワークを生かした右ペンホルダーから繰り出すフォアハンドドライブで見事優勝。チームの中心選手として活躍しました。卒業後は体育の教員を目指して中京女子大学に進学。その後、地元小学校の講師などをしていました。

 選手たちの気持ちが最も良く分かる、頼もしい助っ人です。

 本校の卒業生では平成14年卒業の伊藤百世さんが愛知県の中学校の教員として頑張っています。また、平成14年卒業の、”塾長”こと村上悠馬さんが四日市中央工業高校に、この春大学を卒業したばかりの森雅幸さんも名張高校に赴任することが決まりました。

 他の卒業生の中にも、今日から新しい環境でスタートされた方も見えると思います。

 年度最初の一日は心も体もお疲れのことと思います。

 しばらくは大変な日々が続くと思いますが、頑張りましょう!