白卓日記 ‘10   1月  前月へ! 次月へ!     
1月31日(日)
実戦練習
 男子は鈴鹿市選手権(朝日新聞社杯)に出場しました。

 強い選手があまり出ていなかったこともあり単複とも上位を独占できたようです。となると同士討ちが多かったと思いますが、詳細は明日、聞いてみようと思います。ローカルな試合だからと言ってサラッと流してしまうようでは出場した意味がありません。

 女子は滋賀学園、芦屋学園との練習試合でした。両校とも近畿予選を抜けて、3月の全国選抜出場を決めています。

 3校とも力が拮抗しておりいい練習試合になりました。特に芦屋学園には8月のインターハイ学校対抗1回戦で敗れていただけに、選手らも期するものがあったようです。異質ラバーのやりにくい選手が多く夏は苦戦しましたが、カット対策を含め秋以降取り組んでいる課題の一つの成果が出せたように思います。ただ、それぞれの選手とも「弱点」とされている部分については引き続き意識して取り組む必要があります。

 さあ、今日で1月も終わり明日から2月です。課題・対策も次の段階に入ります。

1月30日(土)
粛々と
 今日は午前中の女子の練習にエクセディの宮里さんと卒業生の中井まいさんが来てくれました。

 西川、長澤、酒井がゲームをしてもらいましたが、宮里さんにはいい勝負をさせてもらえるのですが、最後の詰めのところでやられてしまいます。やはり細かい技術、サーブ・レシーブやブロックなどの差があり、大事なところでそれが出てしまいます。こうやってレベルの高い選手と対戦することで磨いていくべきだと思います。

 女子の午後は西飯先生の考えた多球練習でスタート。攻撃と守備に分かれて行なう練習はかなりハードです。どの選手も息も絶え絶えに取り組んでいました。

 男子はこの時期に取り組む課題の再確認をして練習スタート。全体の大まかな課題は与えますが、細かいところは自分たちで考えて取り組みます。よほど的外れなことをしていれば指摘しますが、基本的にはあまり邪魔しないようにしています。何から何まで手取り足取りでは、いつまで経っても自主性は養われません。

 明日は女子が滋賀学園と芦屋学園との練習試合、男子は鈴鹿市選手権(朝日新聞社杯)に出場です。1月で年度内に行なわれる県内の公式戦を全て終え、今週からは各地区のオープン戦と練習試合が続きます。

1月29日(金)
卒業してゆく3年生G
 米倉大貴は中学の頃から週二回の卓球教室に通っていました。当時から真っ直ぐだけど不器用で、無骨さを感じさせる卓球のスタイルは彼の性格そのものでした。

 「世渡り上手」とは対極にある、良くも悪くも「正直」な彼は、よく私に叱られました。試合中に頭に血が上り感情的な試合になったかと思えば、その試合を後悔し退部寸前にまで思いつめたり…。ただその時も他の部員が説得にあたるなど、その性格に魅力を感じている者は少なくありませんでした。

 また持って生まれた強靭な体力を生かしたフォアハンド主体の卓球は、ラリーになると無類の強さを発揮しました。インターハイダブルス予選で、2年生の時は先輩の大西さんと組んで、3年生の時には同級生の杉山と組んで2年連続ベスト4に入りました。

 卒業後は地元の企業に就職します。付き合いが長くなればなるほど、味の出てくる彼の性格は職場でもきっと理解されるでしょう。男三人兄弟の長男としてお母さんを支え、逞しく真っ直ぐに世の中を突き進んでくれることを期待します。

1月28日(木)
鳴かせてみよう
 最近の平日の練習は4時頃から高校生の練習が始まり、徐々に小中学生が合流し、6時になったら高校生は夕食休憩に入ります。6時から小学生の選抜メンバー7名による「由香さん教室」、現在は育休中のため村上さんと川口さんによる練習が始まります。並行して中学生男女8名(+神京夏さん)が中心の練習も行なわれます。

 現在の中学生の練習は康幸さんや西飯先生、そして私も指示を出す時があり、特に指導者が決まっていません。

 今日は西飯先生が不在だったこともあり、私が指示を出しました。女子の選手は自分たちで流れを見て計画を立てることができるのですが、男子の選手たちは放っておくと目も当てられない練習になってしまいます。彼らも小学生の頃と比べると随分マシになってきましたが、とにかく「我慢」ができません。

 腹が立てば怒る、上手くいかなければスネる、相手が自分より力がなければ手を抜く、ちょっと時間が長くなれば飽きる、疲れてくれば集中力がなくなります。ただ、様々な条件が整い気持ちが乗ってくれば素晴らしい練習もできるのですが…。

 高校生にもなると体力に伴い集中力もつき、自制心も養われてくるのでこうも酷くはならないのですが、年齢的にある程度仕方がない部分もあります。

 しかしこのままで良いという訳ではないと思います。基本的に、「怒られるから仕方なくやるフリをする」ようになったらお仕舞いだと思うので我慢しているのですが、「鳴くまで待とうホトトギス」では手遅れになってしまいます。

 さあそろそろ、うるさいオヤジになりましょうか…。

1月27日(水)
卒業してゆく3年生F
 平井和希は中学の頃から週2回の卓球教室に通っていました。「一生懸命だけどちょっと個性的」という評判はよく耳にしていました。

 こちらも声はかけなかったのですが、本校で卓球を続けるつもりらしい、ということは聞いていました。高校入学直前に練習に来た時にメールアドレスを交換して、「三年間よろしく。お互いに頑張ろう」とメールしたら、「分かりました!先生も頑張ってください!」と返信があった時には、評判がウソでないことを確信しました。

 一年生の頃はなかなか団体行動に馴染めずに一人浮いた感がありましたが、もともと真面目で、何事も誠実に一生懸命取り組む姿勢は最後まで変わらず、誰と練習してもストイックに取り組む姿勢は、練習場にピリッとスパイスを効かせてくれる存在でした。

 卓球の方もコツコツと努力した成果を試合で出せるようになってきましたが、それ以上に人間的に成長した、という点では昨日紹介した小路美由紀と双璧だったと思っています。

 卒業後は県内の大学に進学することが決まっています。彼のことです。きっと大学生活でも周囲にペースを乱されることなく地道に目標に向かって歩みを進めていくだろうと思います。

1月26日(火)
卒業してゆく3年生E
 本校の卓球部に入部する者のほとんどは、中学三年生の秋以前に心を決めています。特に女子はその傾向が強いのですが、小路美由紀は入学式後に入部を希望した数少ない部員の一人です。

 後々本人から、なぜ本校を選んだかを聞いたのですが、「同じ中学校の卓球部の一番強い子が”私は卓球が強い大阪の淀の水高校へ行く”と言ったので私は三重県で一番強い白子高校へ行こうと考えた」そうです。

 とは言うものの彼女は中学の時にほとんど実績らしいものはなく、初めて練習に来たとき20cmほどのスタンスで突っ立ったままボールを打ち始めた姿を見て、3日も持つまいと確信していました。

 
ましてや彼女は名張市在住で、通学に片道1時間半ほどかかり、始発に乗らないと始業に間に合いません。実際、1年生の最初の頃は学校生活をこなすので精一杯でした。

 最初は、中途半端な意志で取り組んでいたように見えたので、何度か厳しく退部を迫りました。その度に、涙ながらに「頑張る」と訴え、こちらも様子を見ることにしました。

 そうしているうちに月日は流れ、いつの間にか必死で練習に食らいついてくるようになってきました。

 そんな彼女のベストゲームは最後のインターハイ・シングルス予選でした。ベスト16決定戦で8シード選手を大激戦の末、降す大金星を挙げた試合です。見ているこちらも、鬼気迫る雰囲気で立ち向かう彼女の姿に鳥肌が立ったのを覚えています。

 連続してインターハイに出場したり、全国大会で活躍する選手がいることが本校卓球部が誇れることの一つですが、彼女のように全く実績も実力もなかった選手が、中学時代に雲の上の存在だった選手に勝ってくれることも大きな誇りの一つです。

 卒業後は美容師を目指して見習いから始めることが決まっています。厳しい職人さんの世界ですが、目標を達成するまで石にかじりついてでも頑張ることでしょう。一人前になって、人懐っこい笑顔で卓球場に遊びに来てくれる日を楽しみにしています。

1月25日(月)
後藤杯
 昨日、後藤杯カデット・ホープスの部が愛知・岡崎で行なわれました。速報で、ホープスの部で優勝した神京夏さんのことをお伝えしましたが、カデットの部でも平井陸さんがベスト16に入ったそうです。

 後藤杯は全国オープンの試合です。ただ、各都道府県によって扱いは様々で、派遣してくる選手は、厳しい予選会を行なってくる場合もあれば、手を上げれば出られるところもあるようです。やはり東海近辺は参加してくる選手もレベルも高いのが現実です。

 平井陸さんも愛知県の上位の選手を始め関東地区の選手らを破っての上位進出だったようです。

 練習場に通う小中学生の活躍は我々にとっても希望の灯火です。弟妹に負けないように頑張らなくてはなりません。

1月24日(日)
遊学館女子来場
 今日は遊学館高校の女子が練習に来てくれました。

 全国選抜の北信越ブロック予選は来週末だそうで、どの選手も高い緊張感で取り組んでくれたので、こちらも試合翌日にもかかわらず良い雰囲気の練習ができました。

 女子はその後、全体でミーティングでした。全国選抜→インターハイ予選へと続く新シーズンまでの準備を確認しました。

 男子は女子から遅れて11時スタートでした。小中学生の多くが後藤杯に出場しており、高校生が中心の少人数での練習でしたが、こちらも練習前に個々の選手に今後の練習課題の確認と、全体の課題の確認を行ないました。

 その後の練習も高いテンションで取り組めました。

 速報!後藤杯男子ホープスの部で神京夏さんが優勝!

1月23日(土)
学年別
 県営競技場体育館において、「平成21年度三重県高校新人卓球大会個人の部」、通称「学年別大会」が行なわれました。本校からは全員が予選を通過し、男子6名、女子8名が参加しました。

 2年生女子は西川千裕が昨年に引き続き連覇しました。全く危なげなく1セットも落とすことなく完全優勝でした。準優勝には松井和歌子。大活躍した三重県選手権に引き続き他校の有力選手を連破しての決勝進出でした。気迫溢れる粘り強いプレーで勝ち上がりました。三位には谷口桃世。こちらも他校の有力選手を接戦で破っての入賞です。丁寧さの中の思い切りの良いプレーが光りました。浅原沙月は苦手選手に敗れました。つなぐボールと強打するボールの判断力を身につけなければなりません。

 2年生男子は伊藤俊介が優勝した選手にセットオールと迫りましたがベスト8。キレの良い両ハンドプレーは安定感を増してきています。あとは試合運びか。三重県選手権で大活躍の松下貴亮は表ソフトの選手に丁寧に粘られて無念の敗退。次の一手を考えなくてはなりません。

 1年生女子は4人出場してベスト4独占という文句なしの結果。優勝は長澤玲奈。三重県選手権で敗れた酒井眞菜に決勝でリベンジしました。今日は得意のラリーで粘り強く戦いました。一方の酒井は決勝までは完璧でしたが、最後は根負けしてしまいました。課題はバックハンドか。三位には近藤亜希と辻浦沙紀。近藤はミスの少ないラリー戦で勝ち抜きました。辻浦は途中、危ない場面もありましたが引き出しの多さで押し切りました。

 1年生男子は内田芽人が優勝。不覚を取った三重県選手権から立て直しました。今日は丁寧なサービス・レシーブからの安定した両ハンドプレーで勝ち上がりました。三位には山本雄飛と小川翔。山本は内田との同士討ちで敗れました。思い切りの良いプレーと安定したプレーの両立が待たれます。小川はレシーブの甘さと攻めの遅さを突かれ準決勝敗退。ここのところ個人戦で精彩をかきます。奮起が待たれます。力を付けてきた鈴木福正は準優勝の選手に1セットを取りますがベスト16に終わりました。サービス・レシーブが甘ければ得意のラリーまで持っていけません。練習内容の精査が必要です。

1月22日(金)
ケア
 卓球選手の70%が「肩の故障」に悩まされている、または悩まされていたという統計があるようです。

 ほとんどの選手は一度は痛めてしまう、もはや「職業病」とも言える肩の故障。本校の選手あるいは卓球場に通う選手たちも例外ではありません。

 以前はそれほどではなかったと思うのですが、用具が発達し、昔のように「全身を大きく使って」ボールを打つのではなく、「肩の可動域を最大限使って」打つことが、スムーズな両ハンド攻撃の第一歩とされるようになった近年、肩の故障も増えてきたように思います。

 打法自体は合理的で、現代の卓球にマッチしていると思いますが、以前より肩を酷使する分だけ、ケアもしっかりしないと故障につながるのは必然です。

 以前にも紹介しましたが本校も、日本卓球協会が製作した「肩障害のエクセサイズ」というDVDを購入して、肩を故障した選手たちに見せています。ただ、ウォーミングアップ、クールダウン、トレーニングといったエクセサイズを紹介する内容は至って地味で、選手たちが興味を持って取り組めるものではありません。

 しかし、こういった部分をおろそかにするとどういう結果が待っているか言うまでもありません。

 最近、肩を故障ししばらく練習ができなかった中学生にもこのDVDを貸しました。学校が終わり練習に来たこの選手に、「練習の前にしっかりとストレッチをしなさい」と指示したところ、「家を出る前にやってきました」とのこと。こうやって意識して取り組む姿勢があれば、簡単に再発することはないでしょう。

 故障しないよう気をつけるのは当然ですが、故障してしまうほど一生懸命練習に取り組むのは、選手として成功する第一歩とも言えます。しかし故障した後に次の一歩を踏み出すには、細心の注意を払う注意深さと地道にケアする根気よさが必要です。事実、身近にいるトップ選手の由香さんなどは、ボールを打つ練習だけでなく、体のケアには驚くほど時間と神経を費やします。

 ボールを打つ練習に一生懸命取り組むのは当たり前です。ウォーミングアップ、クールダウン、トレーニングに労力を費やして初めて、勝利への扉は開かれます。

1月21日(木)
食生活
 昨年取得した「公認コーチ」の免許更新は、一定期間内に指定された講習会を受講することになっています。

 今日は津に「スポーツ医科学セミナー」を受講しに行ってきました。講習の内容は「ドーピング」と「スポーツ栄養学」についてでした。

 特にスポーツ栄養学は選手や保護者の方に聞かせたい内容でした。また、折を見て還元したいと思います。

 数あるお話の中で特にインパクトの強かったことを一つだけ。

 「穀類(米、麦等)をしっかり食べている選手は間食でお菓子を食べない」

 逆に言えば、「しょっちゅうお菓子を食べている選手は穀類の摂取量が少なすぎる」ということです。

 若いうちはお腹が一杯になれば何を食べても極端に体調を悪くすることはありませんが、歳を取るとそれまでの偏った食生活がボディブローのように効いてきます。”選手として”ということ以前に、”人間として”正しい食生活が必要だと再認識しました。

 あなたの食生活、大丈夫ですか?

1月20日(水)
プレシーズン
 年が明け全日本が終わり、今年度も残すところ三ヶ月を切りました。

 週末の学年別が終わると県内の公式戦は全て終了です。大阪オープン、東京オープンなどの県外オープン戦を終えると3月末の全国選抜、そして新年度のインターハイ予選へと突入します。

 比較的公式戦の少ない2,3月は全国選抜、そして新年度に向けての練習試合の季節でもあります。

 今日も本校の野球部の監督が練習試合の手配をしていましたが、他競技でも来るべきシーズンインに向けての準備期間です。

 こちらからお願いする場合もあれば、こちらが主催する練習会の参加をお願いしたり、相手方から申し込みのある場合もあります。日程調整や会場手配等々、男女のバランスなども考えながら頭をひねります。

 着々と埋まりつつある予定表とにらめっこの日々が続きます。

1月19日(火)
学年別組み合わせ
 今度の土曜日に県営競技場で行なわれる、「平成21年度三重県新人卓球大会個人の部」、通称「学年別大会」の組み合わせ会議が行われました。

 1年生、2年生と分けて行なわれる唯一の大会です。あまり知られていませんが、11月に行なわれた全国選抜予選(団体戦)の個人戦の部です。

 県内で行なわれる今年度最後の試合です。県外の個人戦は大阪選手権、東京選手権と残っていますが、この試合の結果で今年度のジュニアポイントランキングがほぼ確定します。来年度のインターハイ予選の組み合わせにも直結するので、ぜひ最後をビシッと締めてもらいたいです。

1月18日(月)
卒業してゆく3年生D
 誰にでも笑顔で接する心優しき田中優伍のことを悪く言う者を聞いたことがありません。

 彼の姉は本校卓球部の卒業生で、体は小さいものの気迫溢れるプレーとリーダーシップでキャプテンを務めました。その弟の彼は立派な体格ですが、押しに欠ける優しい性格です。

 もう一頑張りができない彼を歯がゆく思ったものでしたが、その彼が一世一代の頑張りを見せたのは2年生の冬でした。左利き、ということでダブルスに大抜擢された彼は新人戦の県大会では大きな活躍はできませんでした。しかし、自分を除く9人のチームメイトから毎日100本ずつサーブを出してもらってのレシーブ練習に欠かさず取り組みました。その甲斐あって全国選抜東海ブロック予選の杜若戦で奇跡的な好プレーを連発し勝利に大きく貢献してくれました。

 彼の優しさは特に小さい子どもに対し発揮され、練習に来る小学生から絶大な人気を誇ります。私は常々彼に、「保育士はお前の天職だ」と言ってきました。紆余曲折ありましたが、結局県内の保育士を目指す専門学校に進学が決まりました。

 大きな体をかがめて、くしゃくしゃの笑顔で小さな子どもたちに接する彼の将来の姿は容易に想像できます。

1月17日(日)
大失態
 今朝早くに電話が鳴り誰かと思ったら、三年生の選手からでした。

 今日は「よいほ杯」という松阪市で行なわれているオープン試合の日でした。本校の選手も年によって出ることもあるのですが、今年は出場を見送っていました。

 電話口から、「先生、よいほ杯の会場に来ているのですが、組み合わせに私たちの名前がないんですが…。」

 「えっ…。」

 全身から血の気が引きました。

 「以前、先生に直接、申込みをお願いしていたと思うんですが」

 そう言われて三年生二人から申込みを受けたのを何となく思い出せたものの、はっきりと思い出せませんでした。軽く引き受けた後、すぐに処理をしなかったせいだと思います。

 結局、出場している高田高校の、宇仁田先生に連絡を取って大会本部にお願いをしてもらいましたが、さすがに飛び入りは認められず、朝早くから保護者の方にご足労をかけてしまったのに引き返すハメになってしまったようです。

 顧問として最も重要な任務で大失態を犯したことに自己嫌悪を覚えました。気の緩みがあったに違いありません。

 嫌な気持ちにさせてしまった二人の選手と保護者の方々に心よりお詫び申し上げます。

 申し訳けありませんでした。

1月16日(土)
全日本D
 女子シングルスは昨年、準優勝に終わった王輝選手が優勝しました。

 卒業生の小林(西飯)美幸さんがベスト32、森永愛里さんがベスト64でした。本校を平成4年卒業の小林さんはかつて妹の由香さんと組んだダブルスで3連覇、シングルスでも3位入賞経験のある大ベテランです。一線を退いた現在もクラブチームで卓球を楽しみながらのこの結果は”さすが”の一言です。卓球は体力だけのスポーツでないところを証明し続けてもらいたいと思います。また、森永さんも高校1,2年生の時、ジュニアの部で二年連続ベスト8に入りましたが、さすがに一般の部は簡単にはランク入りさせてもらえません。高校3年生から現在の大学3年生までの4年間である程度まで勝ち進むのですが、あと一歩でランク入りを逃しています。今回もベスト16入りした選手にあと一歩まで迫りましたが涙を呑みました。大学最後になる来年こそ悲願を達成してもらいたいと思います。

 それぞれ立場は違いますが、現役の本校生たちにとっては憧れであり希望の星です。これからも輝き続け、現役選手たちの目標であり続けてほしいと思います。

1月15日(金)
全日本C
 一般シングルスも佳境に入ってきました。毎年の事ながらあちらこちらで波乱が相次いでいます。福原愛選手を始め松平健太選手らも早々に姿を消しました。

 数年前からこの全日本選手権で「スーパーシード」なる制度ができて、より波乱が起きやすくなっているように思います。

 ベスト32シードの選手は4回戦から登場というこのスーパーシードは、上位進出を狙う選手にとっては体力を温存できるメリットはあるものの、初戦の相手はすでに3試合を勝ち抜き調子の上がっている選手と対戦しなければなりません。この勢いを止めるのは容易なことではありません。事実、スーパーシードの選手が初戦で敗れたり苦戦するのは珍しくありません。

 また、昨日も話題になっていた斉藤清選手の全日本通算勝利数の記録についても、かつては優勝するのに7〜8勝必要でしたが、現在はスーパーシードの選手は6勝しかできません。しかし逆に、ノーシードの選手が優勝すれば9勝できることになります。この制度ができて通算勝利数の記録の意義が薄くなったようにも感じます。

1月14日(木)
全日本B
 かつてはジュニアの部と言えば高校2年生が主役となるのが当たり前でしたが、卓球を始める年齢がどんどん早くなるにつれ、中学生や小学生が上位に進出するのも珍しくなくなってきています。

 福原愛選手が小学生の頃マスコミに取り上げられて以来、全日本になると多くのマスコミが押し寄せます。今回は小学生の平野美宇選手の試合が始まるとコートの周りにマスコミが群がっていました。昨年、小学6年生で活躍した中学1年生の前田美優選手は、「賞味期限切れ」?なのか、本校の長澤との試合も含めマスコミは全く無関心でした。

 ジュニア世代の日本のレベルは世界屈指、と言われます。それがシニア世代まで続かないのはやはり、「プロ」として成り立たない土壌の問題だと思います。

 しかしここのところ世界の舞台で活躍している日本の若手選手らは、実業団頼みだったひと頃と比べ、個人スポンサーをつけてしっかりと「自立」しているように見えます。

 やはり個人競技である卓球は、生計も「個人」で何とかしなければならないのでしょうか?


1月13日(水)
全日本A
 ジュニアシングルス2回戦から行なわれました。

 昨日、勝ち残った西川千裕と長澤玲奈が登場です。

 西川は2回戦で静岡県の選手と対戦。まだ少し硬さはあったものの昨日に比べると体がキレていました。1セット目をジュースで取ると徐々に調子を上げ、ストレートで勝利。

 続く3回戦は大阪の選手と対戦。この試合は逆に1セット目をジュースで落としたのが痛く、相手を調子づかせてしまいました。得意の鋭いサービスで先手は取れるものの、ラリーになるとなかなか簡単には得点できません。3球目の得点力アップが課題か。しかし自己最高の全国大会3回戦進出です。大阪・東京選手権、そしてインターハイに向けて最後の頑張りを期待しています。

 長澤は2回戦で秋田県の粒高を使う攻撃選手と対戦。チームメイトにも同じ戦型の選手がいるのでラリーになっても動じませんでした。落ち着いてラリーでチャンスボールが来るまで待って確実に得点できました。

 3回戦はジュニア日本代表の選手と対戦。劣勢が予想されましたが、出足から積極的なプレーで圧倒します。1セット目を先取すると2セット目以降も常にリードする展開。2セット目を8-6からジュースに持ち込まれ惜敗。続く3セット目も一進一退の展開からジュースへ。ここもあと一歩詰めきれずに1-2に。すると相手も息を吹き返し一方的な展開で1-3で敗れました。
 ラリーに持ち込むと攻守に抜群の安定感を見せてくれます。しかしサービス・レシーブが甘くなったところを狙われました。このレベルになるとちょっとした甘さが命取りになります。

 ただ、西川同様3回戦進出は立派です。ここから上は険しい道が続きます。簡単に突破できないかもしれませんが、上へ上へと目指してもらいたいと思います。

 男子ダブルスに卒業生の南翔太郎さんと登場の加藤幹也。相手は南さんと同じ近畿大学のペアでした。出足から厳しい攻めで圧倒されあっという間に0-2と追い込まれます。3セット目になると徐々に凡ミスが少なくなり10-8とリードしますが、そこから慎重になり過ぎ無念の逆転負け。初戦突破はなりませんでした。
 高校最後の全日本は終わりましたが、卒業後はレベルの高い関東学生リーグに挑戦です。後輩たちから目標とされる選手になってもらいたいものです。

1月12日(火)
全日本@
 ジュニア男女1回戦が行われました。

 男子の内田芽人は石川県の選手と対戦しました。お互いに硬くなる初戦でしたが、セットを取り合い1-1へ。しかし3セット目からなかなか先手が取れず苦しい展開に。やっと先手を取ってもラリーで盛り返される場面が多くなり1-3で敗れました。課題ははっきりしているので、苦戦の連続だった予選を素晴らしいプレーで通過した時の勢いを再び取り戻してもらいたいと思います。

 女子の酒井眞菜は兵庫県の選手と対戦。出足から落ち着いたプレーで1セットを先取し、2セット目も8-6でリードした場面を長いラリーで失点すると展開が大きく変わり逆転で落とし1-1に。3セット目から流れが変わり相手のペースになると、それを取り戻すことができませんでした。やはりレシーブ&ブロックが不安定で、そこから崩れる展開が続いています。こちらも課題ははっきりしているので、本気でその気になって克服してもらいたいと思います。

 西川千裕は新潟県の選手と対戦。サービスがよく効きセットを先取し、2セット目も逆転で取るとあとは力みも抜けラリーでも相手を寄せ付けませんでした。

 長澤玲奈は1セット目を落としたものの、そこからはサービスの配置、ラリーのコース取りを変えると、ほとんど凡ミスのない素晴らしいプレーの連続で2セット目以降を連取し2回戦に勝ち残りました。

1月11日(月)
全日本へ
 昨日の三重県選手権の興奮も醒めやらぬまま、午前中の練習を終え、東京へ出発です。

 一般男子ダブルスで卒業生の南翔太郎(近畿大)さんと組む加藤幹也。ジュニア男子に内田芽人。ジュニア女子に西川千裕、長澤玲奈、酒井眞菜が出場します。

 明日は早速、ジュニアシングルス一回戦が行われますが、今年はその試合が終了した夕方から開会式が行われます。場合によっては開会式が始まる前に終戦してしまう選手も出てしまいます。

 しっかり休養をとり、強豪ひしめくこの全日本で「まず一勝」を目指してもらいたいと思います。

1月10日(日)
県選手権一般
 昨日のジュニアの部に引き続いて一般の部が行われました。

 男子シングルスは3位に加藤幹也Bが入賞しました。8月のインターハイが終わってから今一つの試合が続いていましたが、今日は久し振りというより今年一番の出来と言ってもいい当たりでした。彼本来のキレの良いプレーを連発し準決勝の森雅幸さんとの試合もあと一歩でした。

 ベスト8に入り上位6人に与えられる東京選手権一般シングルスを争う決定戦で勝って、昨日取り損ねたジュニア代表の切符を、一般の部で手にしたのは山本雄飛@。
 まだまだ荒さは残るものの思い切りのよいカウンタープレーで一般選手を連破しました。

 また卒業生の森雅幸さんは惜しくも優勝は逃したものの準優勝でした。いつになっても気迫あふれるプレーはお手本そのものです。

 男子ダブルスは卒業生の森・後藤宏幸(愛工大)組が優勝。準優勝にも卒業生&現役生ペアの南翔太郎(近畿大)・加藤幹也組が入り、東京選手権出場権獲得。

 一方の女子シングルス・ダブルスは各選手健闘しましたが、社会人日本リーグに所属するエクセディの選手らに接戦するものの退けられました。

 やはりここ一本の丁寧さで差をつけられた感があります。次回のリベンジチャンスは全日本選手権予選。その時までにしっかり力をつけて狙いたいと思います。

 卒業生の辻岡亜沙(龍谷大)さんが三位入賞。競っても崩れないプレーはさすがでした。


1月9日(土)
県選手権J
 県営競技場体育館にて平成21年度三重県卓球選手権大会ジュニアの部が行なわれました。この試合はトーナメント戦で争われるもので、決勝に進出した2名が3月に行なわれる東京選手権に出場できる予選も兼ねています。

 男子はキャプテンの松下貴亮が大活躍。今まで一度もベスト8に入ったことのない彼でしたが、素晴らしいプレーで準優勝に輝きました。決勝もセットオール8-6までリードしましたが無念の逆転負け。しかし、カットの基本である守備で徹底的に守り抜き場内を沸かせました。新チームになりキャプテンに指名されると以前とはうって変わって練習に取り組むようになりました。陰で地道な努力を重ね、勝つ喜びを知ったのが大きかったと思います。

 もう一人頑張ったのが同じ2年生の伊藤俊介。彼も今まで一度もベスト8に入ったことがありませんでしたが、台風の目と見られていた神京夏さんに16決定で勝つと、続く試合もスーパーショットを連発し初のベスト8入り。新人戦県大会団体に続き存在感をアピールしました。松下同様、新チームになってから積極的に取り組むようになった成果が出ました。

 一年生の4名は今ひとつの成績でした。クロスゲームを制するには地道な努力以外方法はありません。詰めの甘さは普段の取り組みの甘さと反省するべきです。

 一方の女子はほぼ完璧な内容&結果でした。優勝は酒井眞菜。決定力のあるフォアハンドが最後まで崩れませんでした。両ハンドのバランスがとれれば安定感ある戦いができることが証明されました。更なる高みを目指して泥臭くも粘り強いプレーを目指してもらいたいと思います。

 二位には西川千裕。安定感は相変わらずですが、ここのところ優勝からは遠のいています。方向性は間違ってないと思います。それを信じて根気良く努力を続ける姿勢が崩れなければ、今後もチャンスはあるはずです。

 三位は長澤玲奈と松井和歌子。長澤は準決勝の同士討ちで酒井に敗れるまでは危なげない戦いぶり。かねてから言われている攻めの速さを身に着けるにはやはりサービスの強化か。

 今年度に入ってから、この上位三人が県大会でそれ以下になったことはありません。三人が切磋琢磨し、全国大会で勝てる力を身につけてもらいたいと思います。あくまでも勝負は県外試合です。

 そして女子のMVPは3位に入った2年生の松井和歌子です。ベスト8決定、ベスト4決定と、ランキング上位の選手を連破し初のベスト4入り。2年生になってから順調に力を付けてきましたが、秋に故障し一時期落ち込んだことがありました。練習が制限されてしまった時も、心が折れることはありませんでした。それが今回の結果に結びつきました。これといった武器はないものの凡ミスの少ない粘り強いプレーは努力の賜物です。

 谷口桃世、近藤亜希、辻浦沙紀も同士討ちまで勝ち上がりました。上位が強いのでなかなかここから勝ち上がるのが大変ですが、こうやって安定した成績を残し続ければチャンスが来た時にモノにできるはずです。

 明日は一般の部シングルス&ダブルスです。出るからには一つ大きな試合をしてもらいたいと思います。

1月8日(金)
始業式
 3学期が始まりました。

 しかし明日と明後日は三重県選手権です。その翌日には全日本選手権出発と、この年末年始は練習会と公式戦が目白押しです。

 慌しく仕事を済ませ練習場に。

 関東遠征組は引き続きテンションの高い雰囲気で、練習場での練習組も西飯先生の指導の下、練習にトレーニングにとガッツリやり込んだのが分かる雰囲気で取り組めました。

 明日は9月の全日本選手権以来の県内個人戦です。この数ヶ月の努力の成果を発揮する絶好のチャンスです。

 2010年のスタートに誰が飛び出してくるのか楽しみです。

1月7日(木)
関東遠征C
 全国高体連合宿も今日が最終日。

 酒井眞菜と長澤玲奈はともに予選リーグで同順位となり、今日は順位決定戦です。

 最終的な順位は二人とも45名中、30位あたりだと思います。

 明らかに実力が違う選手は45名中、10名ほどでしょうか。残りの選手と対戦した場合、今回負けましたが上手くいけば勝てる選手や、今回勝ちましたが下手すれば負ける選手がほとんどです。

 今回の経験で二人が、「いける!」と希望を持ったか、「だめだ…」と絶望を感じたか。

 その気になれば全国の上位を狙えると思いますが、その気にならなければ全国に出ることだけで汲々とし続けるでしょう。

 貴重な体験をした二人の今後に期待したいと思います。

1月6日(水)
関東遠征B
 男子木更津合宿は木更津総合B、横浜商業と対戦しました。

 練習会自体は午前中で終了でしたが無理を言って午後からも静岡学園、木更津総合とゲーム練習をさせていただきました。

 「疲れた」

 ここからの練習がギリギリの場面での底力をつけます。いい練習になったと思います。

 一方、全国高体連合宿に参加している酒井と長澤は今日が実質2日目。

 15人による総当たりリーグ戦を行なっています。両者とも今日を終えた時点で6勝9敗です。まずまず健闘していると言えます。

 明日の最終日でどこまで勝ち星を伸ばせるか?

1月5日(火)
関東遠征A
 男子の木更津合宿、二日目の今日は6試合を実施しました。

 富山商業、松商学園、東海大菅生、日大豊山、千葉経大附、木更津総合。いずれも接戦でしたが、最後までテンションの高い試合が出来ました。

 こうやって厳しい試合を一日に何試合も行なうと、良いところ、悪いところが浮かび上がってきます。これを持ち帰って今後の練習課題とします。「勝ってよかった、負けて残念だった」で終わらすのは勿体ない。

 また今日の午前は千葉市で行われている「全国高体連合宿」を見に行きました。

 女子で酒井眞菜と長澤玲奈の二人が参加していますが、全国から選ばれた総勢45名を3グループに分けて15名による総当たりリーグ戦を行なっていましたが、初戦から全国クラスの選手との連戦です。これ以上ない実戦練習です。

 明日で男子木更津合宿は最終日です。
 

1月4日(月)
関東遠征@
 木更津総合高校主催の男子練習会に向けて早朝5時出発、最早出発記録です。

 関東を中心に18校が参加しています。どのチームも覇気があり良い練習会となりそうです。

 今日は湘南工大、牛久、文星A、旭川実業と対戦しました。選手たちの動きは悪くなく、自主練習期間中もしっかりとやっていたのが一目で分かりました。

 団体戦は全勝しましたが、やはりまだ以前から課題としていることが出来ない場面が多々ありました。持ち帰って練習すべきです。

 明日は朝から6試合を行ないます。体力と精神力勝負です。しっかりと頑張りたいと思います。


1月3日(日)
明日から始動
 5日間の自主練習期間が終わって、いよいよ明日から練習再開です。

 女子の酒井眞菜と長澤玲奈は千葉で行なわれる全国高体連主催の優秀選手選抜合宿に参加します。全国から選ばれた40人近い選手を3グループに分けての総当たりリーグ戦が行なわれると思います。自分の力が全国の高校生でどのあたりに位置するかを測る絶好の機会です。体力的にも厳しい試合になると思いますが頑張ってもらいたいと思います。

 西川千裕は日本体育大学の新春合宿に参加させてもらいます。関東1部リーグの同大学は最近どんどん力を付けてきた勢いのあるチームです。無理を言って参加させてもらったので最初から最後まで目一杯頑張って、たくさんのことを吸収してきてもらいたいと思います。

 男子1,2年生5名は毎年恒例の木更津総合高校主催の練習会に参加させてもらいに行きます。全国選抜関東ブロック予選は今月中旬に行なわれますが、関東のチームが中心となるこの練習会は、全日本も含めて大きな試合の前のピリピリした雰囲気の中でできるので最高の環境と言えます。全力でぶつかってきたいと思います。

 練習場に残って練習するメンバーは明日から4日間、一日練習です。小中学生も混じっての練習は活気溢れるものとなるでしょう。9,10日に行なわれる三重県選手権に向けてしっかりとやり込んでもらいたいと思います。

※明日からの日記の更新は掲示板にて行ないます

1月2日(土)
年賀状
 毎年、色々な方から年賀状をいただきます。

 最近はメールがあるので、わざわざ50円を払って宛名を書いてデザインを考えて元日に届くように忙しい時期に時間に追われて…、ってしなくても親指一つで一斉配信すればお金も手間も時間も省けて便利です。いつも顔をあわせている人にはそれで十分かもしれません。

 でも、住所しか知らない昔からの知り合いから元日に届く年賀状は嬉しいものです。もう20年近く顔を合わせていない大学の同級生とは年に一度の年賀状だけがお互いをつなぐ糸となっています。この仕事を始めて20年を超えたので、最初の頃の卒業生はもうアラフォーです。卒業以来顔を合わせていない人もいるので、どんな姿になっているのやら。

 卒業してから連絡の途絶えた人もいれば、20年近く年賀状のやり取りをしている人もいます。毎年、増えたり減ったりしながら現在に至ります。

 年に一回たった一言、「お元気ですか?」でつながる交流ですが、悪くないと思います。

1月1日(金)

Happy New Year
 平成22年、2010年のスタートです。

 女子は昨年、県内の試合では概ね上位を独占することができたと思います。今年はやはり、県外での試合で結果を残したいと考えます。それには主力の三人がワンランクアップしないといけません。県外の強豪校と対戦した時に、相手チームのエースに誰も勝てないようでは、インターハイの時と同様に厳しい戦いになります。逆に他校のエースに三人が勝てるような力を付ければ、上位進出も可能となります。それと同様に、4人目の選手が力を付けてもらいたいと思います。現状では4人目の選手は不確定です。数人の選手が部内外で拮抗した力で争っていますが、県外のチームと対戦した際に誰にも勝てる見込みがないと、苦しくなります。幸い、現在の女子はどの選手も練習熱心なのでこの冬で力を付けてくれることを期待します。

 男子は新人戦で久し振りに県のトップに立ちましたが、ライバル校とはほとんど力の差はありません。県のポイントランキングでも上位5名に本校の選手は入っていません。個人的にも勝てない選手を含めると、まだまだ、「全員で寄ってたかって何とか」という状態です。やはり個々の力のアップが必要です。インターハイシングルスの予選で通過枠の過半数を取れるくらいにならないと、団体戦でも、「やってみなければ分からない」状況に変わりはありません。1,2年生で6名という少数ながらチームの雰囲気は良く、自主練習にも積極的に取り組むようになりつつあります。しかし、女子のように全員がコツコツ頑張れるようにならないと、本当の意味での飛躍は望めません。私が男子を見始めて5年になりますが、それが可能なチームなので期待したいと思います。

 保護者を始め、関係者の方々には今年もまた多大なご支援、ご理解をお願いせざるを得ません。子どもたちが目標に向かって頑張る姿をお見せすることがせめてもの恩返しと考えます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。