白卓日記 ‘09   5月  前月へ!  次月へ!    
5月31日(日)
女子15連覇!
 団体戦ベスト4から総当たりリーグ戦が行なわれました。

 女子は圧倒的な戦力を持ちながら、それがむしろ「負けられない」プレッシャーとしてのしかかり、最後までキレの良いプレーができませんでした。「勝って当然」の雰囲気の中で「普通のプレー」をすることがいかに大変なことかが経験できたはずです。今日の試合で技術はもとより取り組み方の甘さを実感できたなら、まだ進歩はあるはずです。西飯先生から与えられた課題を「こなす」のではなく、自分に「取り入れる」意識が出始めれば全国の舞台で戦えるチームになれるはずです。ただしそれでも結果を出せたのは、少なくとも県内で最も努力をした証明でもあります。そこは誇りに思うべきです。

 男子は残念ながらまたもや準優勝に終わりました。ただし高田高校戦では絶大な応援に後押しされ、あと一歩まで迫ることができました。ほぼ力を出し切っての敗戦だけに、結果には満足できませんが受け入れるべきだと思います。直前の数週間は良い練習ができたという自負はありますが、「直前」にしかできなかったところが敗因でしょう。そこは私に責任があります。しかし私自身、この数週間で指導者が踏み込むべき領域が少し見えた感じがします。この手応えを新チームの指導に生かしていこうと思います。

 今日はかつてない応援を背にプレーすることができました。ベンチの必死の応援はもちろんのこと、観客席からのベンチに入れなかった選手、保護者、卓球場関係者、卒業生、校長先生、選手の担任の先生ら総勢50名近い大応援団をバックにプレーできた選手たちは幸せです。

 試合終了後、卓球場前の駐車場にて保護者の方々主催「祝勝&慰労バーベキューパーティー」が行なわれました。選手も我々も大いにリフレッシュでき、また明日から頑張ろう、という気持ちにさせて頂きました。本当にありがとうございました!

 さあ、勝利の余韻、敗戦の感傷に浸るのも今日までです。明日から再スタートです。

5月30日(土)
団体予選@
 男女ともベスト4に入りました。

 男子は神戸、白山、木本をストレートで降しました。やはり団体となると気持ちが入りすぎるのか、特に出足で空回りしてしまうことがありました。しかし今日はそれでOKだと思います。各選手とも調子は良く体も良く動いていました。冷静さを取り戻してからはキレのあるプレーを見せてくれました。

 一方の女子は紀南、高田に勝ちました。しかしこちらもいずれの試合も緊張からか「重い」試合になりました。しかし「負けられない」気持ちを、「勝ちに行く」気持ちに修正できれば戦力的には頭一つ出ている女子は、もっと良い試合ができるでしょう。

 明日は10時から4校リーグ戦です。各校とも勢いがあるだけに「熱い」戦いになるのは間違いありません。出場する選手はもちろん、ベンチの選手、観客席で声を張り上げてくれる選手、応援してくれる保護者の方々、卒業生、卓球場の後輩たち、卓球場の関係者の方々。全ての人たちから力を借りて頑張りたいと思います。

5月29日(金)
人事を尽くして天命を待つ
 軽めの調整で最後の練習を終えました。

 最後の練習は男女とも紅白戦でしたが、「団体戦の戦い方」についてはあえて注文をつける必要のない雰囲気で取り組んでくれました。

 例え人事を尽くしても結果が思ったとおりになる保障はありません。しかしまず人事を尽くさなければ余程の差がない限り結果は伴いません。逆に言えば人事を尽くせば余程の差がない限りチャンスはあるということです。

 明日は津市体育館で9時試合開始。トーナメントでベスト4まで決めます。

 ゴングは鳴らされました。

5月28日(木)
最後の…
 卓球の県総体(インターハイ予選)はダブルス、シングルスを終え、残すは土日に行なわれる団体のみとなっています。種目によって日程はバラバラですが、明日から三日間が各種目の「最終予選」となっています。

 全国的にもこの週末に予選が組まれているところが多いと思います。高校で運動部に所属し、日夜汗を流してきた高校生たちにとって集大成となる週末です。この予選で一線を退く三年生たちも多いことでしょう。まさに「ラスト・ファイト」です。

 本校三年生の卓球部員のうち数名は、この試合が最後と考えている選手もいます。卓球の団体戦に出場できる選手は実質4〜5名です。多くの三年生は出場することができないかも知れませんが、個人戦終了後も各選手の意志で「チームの一員として最後まで頑張る」ことにしてくれました。

 必死の汗を流して練習するのもあと2日となりました。

5月27日(水)
お祭り
 試合が近くなって選手たちのテンションが上がってきましたが、保護者の皆さんのテンションも上がりっぱなしです。

 平井さんが中心になって「応援うちわ」はすでに先日、完成したようです。また、昨日は内田さんが中心になって企画した「応援Tシャツ」も完成しました。

 インターハイは高校で卓球を志す選手にとって最大のイベントです。またその選手を応援する家族にとっても同様です。

 いわば「お祭り」です。選手たちはそれを楽しむ余裕はないと思いますが、選手を取り巻く人たちで大いに盛り上げてもらいたいと思います。

 選手たちも自分が一生懸命取り組んでいることに対し、周囲の人たちが大きな関心を寄せてくれていることにやりがいを感じているはずです。「自分のため、自分たちのため」だけでなく「皆のため」という意識は大きなモチベーションとなります。

 さあ、お祭りまであと3日です。

5月26日(火)
我慢
 今日もテンションの高い練習ができました。

 しかし選手たちの疲れもそろそろピークにきています。体調を壊す選手や故障を気にする選手もでてきたので、明日あたりから徐々に練習量を減らしていこうと思います。

 試合前で練習量が減るのは不安に感じる選手もいると思いますが、ここを我慢して体調を整えると再び「キレ」が戻ってきます。

 厳しい練習に取り組むのも「我慢」が必要ですが、やりたい練習をセーブするのも「我慢」が必要です。

 さあ、最終段階です。

5月25日(月)
取り越し苦労
 先週末の先輩たちにつけてもらった練習の「熱さ」が持続できるかどうかが、今週末に行なわれる県予選に大きく影響することになるでしょう。

 そういった意味で今日の練習は大変重要です。しかしながら私は会議が長引き練習場に着いたのが19時頃になってしまいました。昨日までの勢いが失せていなかったかが大変気になりました。

 今日は男子は18時で前半練習を終え夕食休憩、女子が19時半まで前半練習を行なう日です。覇気のある女子の練習が終わり、男子の後半練習のゲームが始まると私の不安は取り越し苦労だと分かりました。

 しっかり声が出て緊張感あるゲーム練習ができていました。

 あと4日。更に活気のある練習にしていきたいと思います。

5月24日(日)
感謝
 昨日に引き続き先輩たちの胸を借りました。男子は南さん、森さん、中山さん、梶原さんに、女子は森永さんにお願いして練習をつけてもらいました。

 エピソードをひとつ。

 昨日、練習に来ていた小学5年生のコウヘイ君が、大学生の練習を見て「これって試合しとんの?」、と私に聞いてきました。

 実は普通の練習なんですが、一本取るごとに「シャッ!」の声を出す大学生を見て、試合をしていると思ったようです。

 そうです。これが本当の「練習」なんです。

 「試合は一生懸命やるもの。練習はそうでないもの。」と認識している小学生の純粋な感想です。

 一本を最高の集中力でプレーする。これの繰り返しで二本、三本、…。相手をしてもらっている高校生たちも、いつしか必死でボールに食らいついていきます。気がつくと昨日までは取れなかったボールが少しずつですが返球できるようになってきました。

 どんな素晴らしい言葉よりも大切なものを教えてもらいました。

5月23日(土)
追い込み
 女子の主力は愛工大へお邪魔しました。先日の東海学生リーグで優勝し、インカレも優勝候補の強豪チームに胸を借ります。もちろん結果は厳しいものになりますが、高いレベルに揉まれることは、「女子は大丈夫だろう」と油断しているこの時期には必要なことです。

 一方の男子は卒業生の南翔太郎さん、森雅幸さん、森さんの後輩で愛工大の中山さん、梶原源太さんに来てもらってみっちりシゴいてもらいました。

 先日、先輩らに指摘された「ゲーム練習を流している」という部分は、今回は合格点をもらえました。しかし技術的にはやはり、凡ミスの少ないプレーに対し「あと一本」を粘りきれない課題は各選手に見られました。

 まあ、それに意識がいくのが目的で来てもらったので成果は上々、といったところでしょうか。

 練習の最後に森さんが全員に対し「試合の流れを掴む」ことについて話をしてくれました。

 「失点した時に気持ちを引きずらずに切り替える」のは当たり前のことですが、「得点した時にただ喜ぶだけでなく…」という話は奥の深いものでした。波に乗っているときの「勢い」は大切ですが、なぜ波に乗っているかを考えないと試合の主導権は握れません。勢いを失うことなく冷静な自分を見失わない、難しいですが安定した試合運びには必要なことです。

 明日も引き続き先輩たちの胸を借ります。

 追い込みです。

5月22日(金)
テーマ
 男子は考えてあった最後の詰めについての簡単なミーティングの後、練習に入りました。さすがにどの選手も気合が入った練習になりました。自分たちでも「最後の1週間」に期するものがあったのだと思います。ゲーム練習の際、その波に乗り切れなかった者もいましたが、話をしたので理解できたと信じています。

 一方の女子はここのところテーマとしていた「攻守のバランス」が随分身についてきたように感じました。先手を取った方が有利なのは言うまでもありませんが、先手を取られた時に簡単に失点していては強い選手と対戦した時に苦しくなるのは明白です。この数週間で守備力はアップしたと思います。あとはそれを実戦に結びつけることができるかどうか、です。

 ゲーム練習時の「本番と同じ気持ちで」というテーマは概ねできていたと思います。そこを指摘してくれた南、森の両先輩が明日、明後日と練習に来てくれます。彼らがどう評価してくれるか?不安と期待が入り混じります。

5月21日(木)
ラストスパート
 明日は試験の最終日。ようやく終わります。

 団体戦までいよいよあと10日となります。最後の詰めに向けて村上さんと話しをしました。あとわずかなこの時期から出来ることは、そうたくさんありません。精神的にも技術的にも的を絞って取り組まないと中途半端なまま本番を迎えてしまいます。

 明日からラストスパートです。

5月20日(水)
戦う姿勢
 今日は教育実習の打ち合わせに学校を訪れたついでに練習に参加してくれた森雅幸さんと、新型インフルエンザの影響で休校になった南翔太郎さんが後輩たちに胸を貸してくれました。

 私が男女一緒に見るようになった初年度の3年生のツインエースだった二人。気がついたら大学4年生になりました。

 高校時代から卓球に対する情熱は文句はありませんでしたが、人間的にはまだ未成熟なところがありました。しかし、レベルの高い大学で揉まれながら随分大人になったと思います。高校時代はチームの主力として活躍しましたが、大学ではなかなか主役にはなれません。逆にそれが人間としての幅を広げているように感じます。話をしていても物事を客観的に見られるようになってきました。

 二人からは「技術はともかく、ゲーム練習に覇気がない」と厳しい指摘をされました。確かに、胸を貸している先輩たちの方が元気があります。この時期に情けない状態です。

 週末にも練習をつけてくれる約束をお願いしました。この点は何としても修正したいと思います。

5月19日(火)
大学生にも
 新型インフルエンザの影響で近畿大学4年生に在学中の南翔太郎さんが昨日から休校・休部のため帰ってきています。また今日は南さんと同級生の名古屋学院大学に在学中の平子清吾さんも久し振りに練習場に顔を出してくれました。再来週からはこれまた同級生の森雅幸さんが教育実習のため母校に帰ってきます。

 この不況の影響で、高校生たちの進路も大きな影響を受けそうですが、彼らに話を聞くと、今年度大学を卒業する人たちにも深刻な影を落としています。

 巡り合わせが悪かっただけで本人たちには何の落ち度もありません。しかしこれも運命か。

 この困難を乗り越えてたくましく社会で生き抜いてもらいたい。心からエールを送ります。

5月18日(月)
新型インフル
 大変なことになってきました。

 感染者が時間を追うごとに増えてきています。兵庫・大阪は三重から近いので感染者が出るのも時間の問題だと思います。学校でもそうなった時の対策に追われています。感染しても毒性はさほどではないようなのですが、我々にとってはインターハイ予選直前という時期だけに心配です。

 その影響で予選自体が延期になる可能性もありますが、選手たちは予選に向けて心技体の準備をしているだけに、肩透かしを食った形になるのもイヤです。もちろん直接の感染者になるのはもっとイヤですが、余計な心配をしなければならない時点でストレスを感じます。

 かつて台風の影響で試合が延期になったことはありますが、今回のようなケースは初めてです。先が読めないだけに、しばらくはナーバスにならざるを得ません。

5月17日(日)
鉄は熱いうちに
 短時間ながら午前午後と中身の濃い練習ができたと思います。

 昨日のサーブ講習会を受講した選手の一部は意識してサーブ練習に取り組んでいる姿が見えました。昨日の講習会を終えて上原さんを駅まで送っていく車中で、「今日の講習会を受けた選手たちの中で一人でもサービスが上手になる手がかりを掴んでくれると嬉しいんですが…」と言っていました。

 現実的にはたった数時間の講習でびっくりするほどサービスが上手になるものではありません。あくまでも「きっかけ」です。少なくともそのきっかけを生かそうと考えている選手がいたことに安心しました。「鉄は熱いうちに打て」を実践している選手たちがサービスの達人になってくれることを祈っています。

5月16日(土)
サーブ講習会
 今日は午後からPTA総会があったので、土曜日ながら午前中授業でした。

 午後からは以前からお願いしていたTSPの上原卓さんによる講習会です。

 上原さんは私が桜丘高校に勤務していた時の選手でした。高校時代は全日本ジュニア3位、インターハイベスト8という輝かしい実績を持ち、団体全国優勝の原動力となる活躍をした選手でした。とりわけサービスに関しては日本のトップクラスの力を持っており、今回はそのペンホルダーのサービスに的を絞った講習会をお願いしました。

 3時間近い講習会でしたが精力的かつ的確な指導は、私が期待した以上のものでした。

 TSPに入社以来、数え切れないほどの講習会をこなしているだけあって、分かりやすくて選手の心を掴む指導は、高校時代に要領が悪くて失敗ばかりしていた彼から想像がつかない手際の良さでした。

 良いサービスを出すコツは全て教えてもらいました。彼曰く、「正しいやり方を覚えたら後は努力あるのみ」です。私の指導歴の中で努力を惜しまない選手は数多くいましたが、彼を超える選手はいないと確信します。彼は夜10時までの規定練習終え、ほぼ毎日12時までサービス練習を欠かしませんでした。

 本当に知ってもらいたかったのはサービスの技術ではなく、彼の姿勢だったのかも知れません。

5月15日(金)
誕生日
 今日は私の44回目の誕生日でした。

 私は今年、2年生の生活創造科(女子クラス)の担任をしています。今日の帰りのSHRを終え、いつも通り室長の「きりーつ」の号令のあとに全員が「ハッピバースディトゥーユー♪」と合唱をしてくれ、寄せ書きと写真立てのプレゼントまでしてくれました。私も長いこと担任をしていますが、初めてのことで感激してしまいました。

 また、練習後には女子部員全員から、私が試合の時に主食としている「ライトミール」(カロリーメイトのトップバリュー版)を一人一人のメッセージを付けたものと、ミズノのサンダルをプレゼントしてくれました。いずれも普段、しっかり観察されているなと感じる、ツボを押さえたプレゼントでした。

 現在女子は14年連続インターハイ出場中です。私が定年退職するまであと16年。よし、30年連続を目指すか!

5月14日(木)
進路
 昨日も書きましたが、3年生にとってこの時期は卒業後の進路を決める重要な時期です。

 今年の3年生は男子8名、女子4名。就職を希望する者もいれば進学を希望する者も。卓球を続けることを希望する者もいれば卓球は高校までと考える者も。

 果たしてどの進路が良いのか?はっきりとした答えはありません。価値観は人それぞれです。

 いずれにしても、選手が希望する進路を実現させることが理想です。

 水面下では慌しく動きがあるこの時期です。

※インターハイ個人戦予選の結果をアップしました

5月13日(水)
正念場
 来週の火曜日から中間考査です。3年生にとってこの時期は、卓球にとってインターハイ予選前の大事な時期であり、また卒業後の進路を大きく左右する大切な時期でもあります。

 全国の部活動を頑張る高校生は最も忙しくて必死な時期でもあります。

 「卓球で飯は食えない」とは言うものの、一生懸命頑張ってきた卓球を簡単に諦められるわけもありません。「文武両道」の正念場です。

 結局、卓球にしろ勉強にしろ「やりたくないけれど、やらなければならない」ことを手抜きする者に明るい未来はありません。

5月12日(火)
舞台裏
 今日はインターハイ団体戦の組み合わせ抽選会と「総会」が行われました。

 「総会」とは県下の卓球部顧問の先生と選手代表による会議です。もちろん県下全ての学校が参加するわけではありませんが、半分近くの学校は出席します。

 会議の内容は昨年度の報告と今年度の方針の確認です。選手たちにとっては「舞台裏」を見られる数少ない機会です。とは言っても選手たちは会議の内容のほとんどは「?」だと思いますが。

 総会の前後にあった理事会(高体連の運営の中心になる先生たちの会)では、今年度から導入される「ポイントランキング」による組み合わせの方法について熱い議論が戦わされました。

 より平等な方法で各試合が行なわれるよう、自チームの強い弱いに関わらず、顧問の先生たちは一生懸命考えます。

 こうして主役の選手たちが何の心配なく戦える場が作られるのです。

5月11日(月)
地道に
 結局、芸事の上達は基礎練習の反復以外にはありません。

 女子は最近、3人一組で行なう練習が中心となっています。地道な練習を繰り返し繰り返し、イヤというほど行ないます。最近は気温も上がり余程根気よくやらないと惰性になってしまいます。

 こういった練習を毎日やるのだからいつの間にか技術は身に付いてきます。

 「要領よく」、「合理的に」やるのがヨシとされる昨今ですが、結局、「誠実に」、「我慢して」やることが成功への近道だということです。

5月10日(日)
神さん無念
 東アジアホープス日本代表選考会にチャレンジしていた神京夏さん。残念ながらあと一歩及ばず代表の座を逃しました。

 昨日の一次予選を1位で通過した神さんでしたが、今日の二次予選を2位となり、他リーグの2位と対戦する「勝った方が代表」という最終戦を落として万事休す。

 2週間ほど前に左肘を痛め、練習を制限せざるを得ませんでした。本番の試合では抜群の集中力を見せる彼ですがやはり万全でないコンディションでは厳しい戦いになるのはやむを得なかったのかもしれません。

 しかし頑張り屋の彼のこと、9月にある全日本選手権ホープスの部でリベンジを果たしてくれることでしょう。

 一方の中高校生たちは昨日同様、30度を越える暑さの中ででの練習でした。

 男子は静岡の浜松北高校を迎えての練習試合。あちらもインターハイ予選直前ということもあり気合の入った選手が多く、本校生は圧倒されっぱなしでした。

 これからは今日のより更に厳しいコンディションでの練習を強いられます。暑さに負けているようでは相手に勝つことはできません。

 夏が始まりました。

5月9日(土)
グングン上昇
 今日は女子が練習試合。愛み大瑞穂が来てくれました。

 9時過ぎから早速ゲーム練習。久し振りの晴天で、気温がぐんぐん上がる中、白熱したゲームが続きました。

 男子は時間をずらしての練習でした。女子を優先して割り当てたので交代しながらの練習でしたが、こちらも熱い練習ができました。昼からはホンダの梶原源太さんとトヨタの浅野一平さんも胸を貸してくれました。昨日に続いて多球練習でしっかりと汗を流しました。

 女子は全体としては悪くない内容でしたが、やはりダブルスが今ひとつ。

 話は変わりますが、今日から神京夏さんが栃木県で「東アジアホープス」の日本代表選考会に出場しています。小学生最初の日本代表を決める選考会です。かつて道場から森永愛里さん、宇仁田雅雄さん、佐藤優衣さんが日本代表となっています。6年生の神さんにとってラストチャンスです。今日は一次リーグ。全勝で明日の二次リーグへと駒を進めたようです。栃木では地元の荻原尚美さんと柿沼紀子さんもバックアップしてくれています。頑張れ!京夏!

5月8日(金)
多球練習
 今日の男子の練習は久し振りに全体で「多球練習」を入れました。内容も選手たちが決めるのではなく、こちらで指示して行ないました。

 月末の団体戦までまだ少し時間の余裕があるので、基礎的なところからやり直してみようと思いました。もちろん闇雲(やみくも)にやるのではなく、テーマを決めて行なうようにしました。

 選手たちはこちらの意図するテーマを感じたでしょうか。

 明日、聞いてみようと思います。

5月7日(木)
苦は楽の種
 個人戦予選を終えて、団体戦に向けて男女とも再び練習開始です。

 女子は西飯先生の指導の下、基礎的な技術の練習からやり直しです。三人一組で多球練習形式で行ないます。一人がボールを上げ、一人が打つ、一人が守るという練習を繰り返し繰り返し、ひたすら反復練習です。

 今日は気温は低いものの、朝から雨が降る湿気の多い一日でした。練習場の卓球台も雑巾で拭いても拭いてもすぐに湿ってしまい、とてもやりにくい環境です。この環境で根気の要る練習を行なうので選手たちも相当に疲れます。しかし、この練習がここ一本で生きてくるはずです。

 選手の中にはなかなか上手くいかず、泣きながら練習を行なう者もいますが、ここが頑張りどころです。

 「苦は楽の種、楽は苦の種」です。

5月6日(水)
ミーティング
 GWの最終日。昨日の自主練習を経て再スタートです。

 男女ともミーティングからスタートです。男子は1年生の役割分担の確認を2年生とともに行ないました。本来なら4月当初に行なうべきところですが…。私は3年生8名と一人ずつ面談を行ないました。最後のインターハイ個人戦予選を終え一段落し、進路のことやこれからの部活動のことをじっくりと話し合いました。3年生にとって5月はインターハイ予選と進路に直結する中間考査が重なる非常にタフな時期です。勉強と部活動とのバランスを間違えると共倒れにもなりかねません。9時に始まった8人の面談が終わったのが13時でした。とても疲れましたが最後の意思確認ができたので、明日からわだかまりなく取り組めそうです。

 女子も西飯先生に個人戦の反省と団体戦に向けてのミーティングをして頂きました。選手一人一人に思うところを話させて全員で確認し、意思の統一を図りました。個人戦の結果を見ても女子は他校をリードしているのは事実だと思いますが、勝負事に「絶対」はありません。こんな時こそ慎重に進めるべきだと思います。「石橋を叩いて渡る」です。

 団体戦まで3週間と少し。長いようで短い、短いようで長い期間の始まりです。

5月5日(火)
一夜明けて
 激闘のシングルス予選から一夜明けて今日は正月以来の自主練習にしました。

 私もゆっくり寝るつもりでしたが、昨日の興奮のせいか早くに目が覚めました。しかし午前中は本を読むなど本当に久し振りに過ごすことができました。

 明日は男女ともミーティングからスタートです。しっかりと考えをまとめて明日に備えたいと思います。

5月4日(月)
IHシングルス予選A
 昨日の一次予選を経て今日は最終予選。男子は11名、女子は9名によるリーグ戦です。

 男子は一次予選を無傷で抜けた加藤幹也Bが8勝2敗で2位通過。10試合中ストレート勝ちが一つだけという激戦を潜り抜けました。昨年の全日本ジュニア予選から三重県選手権、学年別、そして今回と全て2位という成績です。1位の選手とは力の差があるものの、一度も取りこぼしのない安定した成績を残し続けてきました。正直言って今回が一番苦しい戦いでした。「最後」というプレッシャーの中、何度も挫けそうになりましたが底力を出して、本校から2年振りにシングルスの代表になりました。

 伊藤倫Bと内田芽人@は昨日のベスト8決定で敗れましたが「8シード特権」による1敗からのスタート。両者とも心が折れることなく最後の最後まで仲間の声援を受けて頑張り抜きました。内田が7位、伊藤は10位でした。10試合もやると何が良くて何が悪くて何が必要か、がよく分かったと思います。目標は達成できなかったと思いますが、向上心さえあれば次へとつながるはずです。

 女子は9名中6人が本校の選手。優勝は一年生の酒井眞菜でした。昨日は体調を崩すほどのプレッシャーで苦しみましたが、試合が進むにつれ調子を上げ、リーグ戦も8戦全勝。潜在能力の高さに練習量が加わり地力がついてきました。まだまだ心技ともに甘いところがあり伸びしろが大きいだけに今後が楽しみです。

 2位には西川千裕A。昨年度の全日本ジュニア予選、三重県選手権、学年別と守ってきた首位の座を明け渡してしまいました。本校で最も努力をする選手だけに一番悔しいのは本人でしょう。しかしこの向上心がある限りまだまだ伸びるはず。次回に雪辱を期します。

 そして3位に入ったのが長澤玲奈@。中学では酒井に次ぐ成績を残しながら高校生の壁に阻まれていましたが、この冬に急成長。ファーストチャンスを見事モノにしました。ラリーでの強さを見せるものの細かい技術ではまだ発展途上です。それだけに酒井とともに今後が楽しみです。

 3年生の水本沙耶、坂麻衣、鈴木しのぶも頑張りました。水本は最終戦に勝てば代表、というチャンスを逃して悔やみきれない5位。ここのところ安定してきただけに惜しいことをしました。坂はこのところ部内でもなかなか勝てず苦しみ抜きましたが、最後の試合で自己最高位を出しました。インターハイは逃しましたが試合後の爽やかな笑顔が印象的でした。鈴木は昨日のベスト8決定でつまずいて9位に終わりました。今回も接戦は数多くありましたが結果に結び付けられませんでした。しかし先月の全国選抜で2勝を挙げるなど実力はあります。3年生の意地に期待します。

 10時に始まった試合が終わったのが19時でした。出場した選手たちも驚くほどの集中力で頑張り抜きましたが、応援の選手たちも最後まで気力の応援をしてくれました。また多くの保護者、とりわけ自分の子どもさんが出場していないにも拘らず応援に駆けつけて下さった方も見えました。そして卒業生の田中宏佳さん、大西宏明さん、西川ひかりさん、卒業生父母の田中博さん、浅野さん夫婦らも声を枯らして応援していただきました。男女8名の出場枠のうち半分を占めることができたのも、これら「チーム白子高校」全体の勝利だと思います。

 次は自分のために、チームのために、応援してくれる皆のために月末の団体戦に臨みます。


5月3日(日)
IHシングルス予選@
 今日はトーナメント戦でベスト8まで決めます。男女とも4試合勝てばベスト8に入ります。

 ベスト8シードの男子:加藤幹也B、女子:坂麻衣B、水本沙耶B、西川千裕A、酒井眞菜@が危なげなくベスト8入り。長澤玲奈@は同士討ちを制してベスト8入り。一方、同じベスト8シードの男子:伊藤倫Bと内田芽人@、女子:鈴木しのぶBはプレッシャーからか普段の力を出せずに敗れました。8シードの選手はベスト8決定で敗れてもリーグ戦には進める方式になっているため、明日は今日敗れた選手との対戦を除き1敗からのスタートとなります。挑戦者の気持ちを取り戻し熱く戦ってくれることを期待しています。

 リーグ戦には進めませんでしたが、男子:山本雄飛@、女子:谷口桃世A、松井和歌子Aはシード選手に肉薄し、力をつけたところを見せてくれました。また、2年生の男子:松下貴亮、伊藤俊介、女子:淺原沙月も最近の練習の成果を、1年生の男子:小川翔、鈴木福正、女子:近藤亜希、辻浦沙紀もこれからながら、ここ最近の本校新入生の中では高いレベルの力があることも感じさせてくれました。

 そして今日のMVPは、8シード選手を16決定戦で激戦の末破った小路美由紀Bです。残念ながらその後の8決定戦では同士討ちで敗れたものの、初心者同然で入部してきて「何日持つか」と思っていた選手が、片道1時間半かかる名張から通いながら夜間の自主練習も欠かさなかった日々の努力の成果を最後の最後に見せてくれました。

 男子の杉山彰、米倉大貴、原勇也、田中優伍、平井和希、玉井友彬ら他の3年生も、恐らく最後の個人戦になるであろう試合を、最後まで諦めない戦いぶりで締めてくれました。

 さあ、いよいよ明日は男女26名の様々な思いをのせた頂上決戦です。

5月2日(土)
明日からIHシングルス予選
 いよいよ明日からインターハイシングルス予選です。

 明日はトーナメント戦でベスト8まで、明後日はベスト8からのリーグ戦です。

 シード選手たちにとっては明日はプレッシャーのかかる試合です。本校からも男子3名、女子5名がベスト8シードになっています。月並みなアドバイスですが、「決して油断しない、決して諦めない」ことと、「苦しい場面での本当の”集中”とは」についてミーティングで確認しました。分かっていても簡単にはできないことですが、少しでも選手たちの力になれば、と思います。

 さあ、三重県で「本当に強い選手」は誰か?

5月1日(金)

横浜世界選手権
 地元日本で開催されている世界選手権個人戦。

 ’01に大阪で開催された世界選手権には道場の先輩である真田浩二さん、西飯美幸さん、西飯由香さんが出場していたので何としても応援に駆けつけたかったのですが、三重県のインターハイ予選の日程がゴールデンウィーク(GW)にピッタリ合わされており、行くことができませんでした。一年のうちで「この週だけはダメ」という日程です。

 今回の世界選手権もやはりGWに設定されており残念ながら行くことができません。

 思い起こせば私が高校生だった1983年に東京で行なわれた世界選手権に皆で見に行った記憶があります。道場に通う大人が運転する車に分乗し夜に出発。朝早く東京に着き、一日観戦して夕方帰るといった日程だったと思います。残念ながら私自身の記憶の中にはこの世界選手権の記憶はほとんど残っていません。

 中学1年生の櫻井敬修さん、神京夏さんが明日から横浜に行くとのこと。

 羨ましい限りです。