白卓日記 ‘09  1月  前月へ! 次月へ!     
1月31日(土)
明日学年別大会
 今年度最後の県内の大会となります。

 この試合で勝ち上がると何かの大会に出られる、という試合ではありませんが、来年度から始まる「ジュニアポイントランキング」対象の試合になります。この後に、大阪選手権や東京選手権も控えていますが事実上、今年度最後のポイントを挙げるチャンスです。また、全国選抜を控えて、校内のライバルに差をつけるチャンスでもあります。

 そして、明日は全国ホープス選抜の三重県予選も同じ会場(津市久居体育館)で行なわれます。男子は先日の三重県選手権で上位に入った選手で構成された磐石の体制ですが、女子はフレッシュな顔ぶれで全国大会(3月末・富山県で開催)を目指します。

 冷え込みが予想される明日ですが、体育館内は熱戦が予想されます。

1月30日(金)
農道マラソン
 どこの学校でもそうだと思いますが、この時期の体育の授業は長距離走を行ないます。本校では学校周辺の田んぼ道を周回するので「農道マラソン」と言われています。

 好記録が出るとマグネットシートに名前を書いてもらい、学年別、男女別に上位20名ほどが体育教官室前に貼り出してもらえます。

 今日、そのボードを確認すると、2年生女子のトップに鈴木しのぶが、1年生男子のトップに松下貴亮、2位に伊藤俊介がランクされていました。今年から1位のマグネットシートは金色になっていて燦然と輝いていました。

 最近は他の部も頑張っているので、特に男子はなかなか上位に食い込めなかったのですが、よく頑張っていると思います。

 部で頑張るのも大切ですが、授業で手を抜かないことは高校生として最低限の義務です。授業での部員の顔を見る機会はほとんどありませんが、体育に関しては大丈夫なようです。

1月29日(木)
指導者の価値観
 普段の練習時、西飯先生と話をするのは大抵、小学生から高校生の男女約30名の選手のことです。

 それぞれの選手の近況を、それぞれの視点で報告します。ほとんどの場合、私の気が付かなかったことを教えてもらう場合が多いのですが、話をすると一人の視点では気が付つかない偏った見かたをしている場合が多いことに気が付きます。

 今日も話をしたのですが、ここの卓球場には技術も意識も様々な、非常に幅の広い層の選手が同じ練習場で練習しています。全国のトップを走る選手から地区予選突破を目指す選手まで千差万別です。

 私も若い頃は勝利至上主義だったように思いますが、最近はそれぞれの選手がそれぞれのステージで自己新記録を出すことに、大きな意義があると感じるようになってきました。

 だからと言ってトップ層の選手の成長や活躍を軽視するものでもありません。

 今日も西飯先生と、他人と上手くコミュニケーションを取れずに孤立していた選手が、表情が明るくなり意欲的に練習に取り組むようになってきたことが話題になりました。その選手がチームを直接的な力で全国大会に導いてくれることはないかも知れませんが、卓球を通じて社会に通用する人間になって巣立ってくれれば、と思います。

 中学時に全国大会に出場していた選手が全国大会で活躍するようになったり、高校で初めて全国大会に出場することができたりするのと同じくらい価値のあることだと思います。

1月28日(水)
高度情報化社会
 来年度から三重県のジュニアの試合は、一年間の試合の結果をポイントに換算しシードを決め、シード以外の組み合わせもパソコンを使っての「抽選」となります。

 今年度の三重県内の試合も今度の日曜日の「学年別大会」が最後となります。来年度4月早々から始まるインターハイ予選の組み合わせも来週でほぼ決まることになりそうです。

 ポイントランキングによるシード決めも、シード以外の抽選もパソコン無くしては成り立ちません。

 昨日行なわれた高体連の会議でも「パソコン」「携帯電話」「インターネット」「メール」が大活躍でした。最近は試合の申し込みから情報収集までパソコンは必要不可欠です。

 試合ひとつ行くにしても一昔前は、手書きの申込書を書いて郵便で申し込み、宿舎と電話でやりとりをして予約し、本屋で買ってきた地図を頼りに会場までの道を調べ、銀行に行ってお金を下ろして、出張の伺いを手書きで書いて提出して当日を迎える、といったパターンでした。

 今から考えると恐ろしく手間をかけていました。現在なら上記の作業を、パソコンなどの情報機器一つで全て行なうことができます。メール、インターネット、カーナビ、携帯電話、クレジットカードを使えば、ほとんど下準備は必要ありません。

 「便利」さを享受するには必死にならなくてはなりません。便利なのに必死。(笑)

1月27日(火)
三重インターハイ
 今日、三重県高体連の会議があり、日曜日にある学年別大会の組み合わせや今年度末の行事予定や来年度の試合の予定などを話し合いました。

 それとともに、平成30年に行なわれる予定の「三重インターハイ」についての話も出ました。「平成30年の三重インターハイを競技団体でスムーズに行なうことができるか」ということでしたが、10年先のことを想像させること自体が無理な議題でした。

 「その頃に俺はおらんわ」と言われる年配の先生方も見え、10年という月日の長さを実感しました。

 10年先のインターハイにはどの学校が、どの選手が、どの顧問の先生の下、出場し活躍するのでしょう?

1月26日(月)
卒業してゆく3年生E
 今年卒業する女子の中で鈴木沙羅だけは少しタイプの違う選手でした。

 中学は地元の白子中学。同学年の中では最初から試合で結果を出しましたが行き詰まって、裏面に粒高を貼り反転させながらのプレーを目指しましたが、2年生の前半までは中途半端な粒高を狙われてなかなか結果につなげることができませんでした。しかし最後の数試合は今まで負けた相手にことごとくリベンジしてくれました。

 小さい頃から習っていたエレクトーンも辞めることなく続け、進学クラスに入って勉強も頑張るなど、他の同級生とは違った道を歩んでも最後までブレることなくやり遂げました。

 普段は口数も少ないのですが、いつも笑顔を絶やさず誰にでも分け隔てなく優しい心で接することのできる貴重なタイプでした。同級生の他の4人とはハッキリと線を引いての立ち位置でしたが、決して協調性を乱すことなく一歩離れたところから冷静に部を見てくれている感がありました。

 決して過剰な自己主張をせず、かと言って自らの信念を曲げることなく歩んだ三年間。彼女の選んだ看護師という道は彼女のためにある職業、天職と言っても過言ではありません。心身ともに苦しんでいる患者さんにそっと寄り添って癒すだけでなく、ここぞという場面では本当に信頼できる芯の強さも併せ持つ看護師さんになる彼女を、容易に想像することができるのはその証拠でしょう。

1月25日(日)
同じ釜の飯を食う
 この土日は久し振りにどこにも行かずに、じっくりと練習です。休みの日は小中高校生が一気に集まるので、男女別に開始時間を分けて行なう「フレックスタイム練習」でした。

 フレックスタイム練習は女子の昼食時に男子が練習に入ります。男子だけだと大抵10〜11コートは空いているので、その場所が女子の「臨時食堂」となりますが、今日は特に男子の人数が多く、11コート全てが埋まる大盛況でした。よって女子の昼食場所がなくなってしましました。

 高校生だけなら狭い更衣室にひしめき合ってでも何とかなるのですが、今日は小中学生も合わせると女子だけで20名近くになったため、卓球場の外の駐車場にブルーシートを広げての昼食となりました。風は冷たかったものの天気は良かったので、選手たちは「運動会みたい!」とはしゃいでいましたが…。

 
小学生から高校生までが「同じ釜の飯を食う」。

 今どき、貴重な経験です。

1月24日(土)
勝負事の原点
 昨日、由香さんの教室「由香塾」メンバーの小学校5年生の女の子が、ゲーム練習の途中で泣き出しました。

 どうも思ったようなプレーができずにストレスが溜まってしまったようです。彼女曰く「毎日一生懸命練習しているのに、なぜ勝てないの!」ということらしいのですが…。

 大人から見れば「やれやれ」といったところでしょうが、子どもの正直な気持ちがつまった切実たる思いです。

 歳をとれば「こういうこともある」と割り切れるのですが、子どもはそこまで人間ができていません。いや、むしろ大人は何度も失敗を繰り返すうちに夢や理想を諦めてしまっているのかも知れません。

 高校生たちがゲーム練習で負けても淡々としている姿を見ると、一つの勝ち、一つの負けに一喜一憂していた初心者の頃を思い出して欲しいと感じます。

 勝つことが嬉しいから頑張れる。負けることが悔しいから頑張れる。

 原点です。

1月23日(金)
この一本
 先日の全日本選手権で見事に有終の美を飾った真田由香さん。

 私もライブで見ていましたが、観客席で応援をしながらの観戦はついつい感情が入ってしまい「応援」に徹してしまいます。一緒に応援していた口地さんがビデオを撮っていたので、昨日DVDに編集したものを貸していただき、じっくりと見直すことができました。

 1,2セット目はしっかりと「対策」をしてきた成果が出て、一分の隙もない試合運びで2-0とリードします(この試合は7セットマッチ)。しかし福岡春菜選手も慌てずじっくりとチャンスを伺い、守備的に試合を進めた1,2セット目とはうって変わって由香さんがつないで来たボールを狙って2-2のタイに持ち込みます。さあ、運命の5セット目。一進一退の攻防の末、リードをした由香さんでしたが追いつかれてジュースに。一度はセットポイントを握った由香さんでしたが逆に12-13と絶体絶命のピンチ。ここで相手に上手く攻められフォアに大きく振られバックを突かれるという最悪のパターンでしたが、起死回生のバックハンドスマッシュが見事に決まり追いつき、勢いで3本連取しこのセットを取り6セット目は一気に振り切り勝利を得ました。

 実は由香さんは福岡選手対策の一つとして「バックハンド」を練習してきました。しかし実際試合になるとなかなか使えず、この試合でバックハンドを振ったのはこの一本だけでした。たった一度のチャンスは勝負を左右する最も重要な場面で訪れたわけです。その唯一のチャンス(ピンチ?)を絵に描いたようなプレーで凌いでこの勝負をモノにしました。

 何百本、何千本と練習してきたバックハンドはたった一回きりしか使えませんでしたが、成功率十割。しかも勝負の山場での成功は「運良く」とか「偶然」では有り得ないことです。

 これが一流の一流たる所以(ゆえん)です。

 唯一無二のチャンスをモノにするには、心を込めた練習を「これでもか」と言うほど繰り返さなくてはなりません。しかし、そういった苦しい練習の末得た技術は、ここ一本で「絶対」決まります。

 職員室でDVDを見ながら手の震えが止まりませんでした。

1月22日(木)
卒業してゆく3年生D
 今年卒業する3年生男子は4名いますが、川口依里也だけが入学式後に入部してきた部員でした。

 初めて会ったときに、「僕は卓球が大好きで、卓球をやるためにこの白子高校を選びました」と話してくれました。ただ、本校に入学するまで本格的に卓球をやったことがなく、正直言って初心者に毛の生えた程度の力しかありませんでした。線も細く、大人しい性格だったので三年間持つとは思いませんでした。

 ペンの裏ソフトで入部してきましたが表に変え、その後、裏面に粒高を貼り現在のスタイルとなりました。練習は一切手を抜かず地道にコツコツと努力を重ねるタイプだったので、着実に力を付けてきました。残念ながら試合で目立った成績を挙げることはできませんでしたが、入部して来た頃を思えば格段の進歩を遂げました。

 また、これくらいの年齢の男の子にしては珍しく、細かいことによく気がつき、私たちの言葉の裏側まで読み取って行動ができました。「川口に任せておけば安心」といった信頼感があり、私もついつい手のかかる面倒なことをお願いしたりして、随分助けられました。

 そして何より、入部してきた時に言った「卓球が好き」だという気持ちを最後まで一切ブレることなく持ち続けたことが、彼の誰にも負けない情熱の証だったと思います。

 卒業後は何と、西飯スポーツに就職することが決まっています。卓球が大好きな彼にはこれ以上ない仕事だと言えます。これからも彼とは長い付き合いになりそうです。

1月21日(水)
日体大
 公式戦や練習試合は選手たちにとって自身を成長させてくれる貴重な機会です。また私にとっても、全国の指導者の方々から刺激を受けたり、指導のヒントを教えて頂いたりと絶好の機会でもあります。

 今回の全日本も日本体育大学、埼玉栄高校、武蔵野高校と日本屈指の学校へお邪魔する機会を得て大いに刺激を受けました。

 日本体育大学は言わずと知れた日本を代表する体育大学です。監督の鄭先生は韓国ナショナルチームのコーチの経験もある実力派ですが、私たちのような者にも丁寧に接してくれる紳士的な方です。現場にしっかりと張り付き、厳しい指導をされるあたりは韓国の良い部分を持ち込まれているようにも感じます。

 厳しいのがイヤで、ほどほどの大学生活を望む選手には向かないと思いますが、本当に強くなりたいとストイックに卓球に打ち込むことを望む選手に薦めることのできる、日本で数少ない大学のひとつだと感じました。

1月20日(火)
都会or田舎
 全日本の期間中は東京都内を電車で移動します。

 東京は日本の首都だけあって何もかもが揃っています。移動する際に車窓から見える風景もテレビや本で見たことのある建物や施設があちらこちらにあります。また、公共交通機関も網の目のように張り巡らされていて、どこへ行くのも徒歩で10分以上歩かなければならないところはほとんどありません。三重県なら一つ電車に乗り遅れると数十分待たなければなりませんが、東京ならアッという間に次の電車が来ます。

 全日本は六日間あるので、当然のことながら平日にも試合が組まれています。開場に合わせて宿舎を出発するとちょうどラッシュアワーにぶつかります。今回は上野に泊まったので、初日に会場のある千駄ヶ谷まで山手線と総武線を利用しました。田舎者にとってあの混雑は経験したことのないもので、選手たちも試合が始まる前にグッタリしてしまいました。

 便利で何もかもが揃っている最先端の都会にも憧れますが、多少不便でものんびりしている田舎の方が私には性に合っています。

1月19日(月)
20万ヒット
 2005年の11月にこのHPを開設して3年と2ヶ月。20万ヒットに達しました。

 年が明けた頃から「もうすぐ20万ヒットだな」とは思っていました。いつも「キリ番」ゲットの方に粗品を進呈していたので、今回は何がいいかな〜って思っていたのですが。

 17日の土曜日に私がクリックしたら「200001」…。

 全日本選手権でバタバタしていて全くのノーマークでした。

もし、ジャスト20万を踏んで保存していた方が見えたらメールでお送りください。豪華(?)粗品を進呈させていただきます。

1月18日(日)
全日本E
 最終日の今日は男女シングルスの決勝まで行なわれました。

 男子シングルスは水谷隼選手が、女子は平野早矢香選手が連続優勝を果たしました。

 今回は有機溶剤入りの接着剤に続きブースター(スピード補助剤)も禁止された初めての全日本でした。トップ選手たちにとって大幅な用具の変更を強いられることになったルール変更により、大きな違和感を感じながらの大会だったことだと思います。

 以前にも増してラリー戦が多くなり、ラリー戦に絶対的な自信を持つ水谷選手と平野選手の優勝は順当と言えます。

 攻め込まれても中後陣からフィッシュ(低いロビング)で凌ぎ、徐々に相手を左右に動かしながら形勢を逆転する技術を見ていると、相手の選手も「攻めているつもりでも攻められている」感覚に陥っているように見えました。

 平野選手は中国ラバーに弾む接着剤という、今回のルール変更で最も影響を受ける用具を使用していたせいもあってか、直前まで用具の選択に悩んでいたらしいです。しかしキッチリ大会に間に合わせてきたあたりはさすがの一言です。

 全日本にどっぷり浸かった一週間でしたが、参加した選手たちは大きな刺激を受けてきたはずです。私もこの刺激を、留守番をしていた選手たちにしっかりと伝えたいと思います。

1月17日(土)
全日本D
 女子シングルスで勝ち残っていた小林美幸さんと真田由香さん。ランク(ベスト16)決定戦に臨みました。

 残念ながら美幸さんは混合ダブルスで優勝、横浜世界選手権代表を決めている田勢選手に4-2で惜敗でした。チャンスは十分あっただけに惜しまれます。

 姉の悔しさを晴らすがごとく由香さんは会場を沸かせる大活躍。世界選手権、オリンピック代表の「七色の王子サーブ」を操るご存知福岡春菜選手に出足から鬼気迫るプレーで快勝!続く準々決勝は敗れましたが、「驚異的」と言える活躍でした。

 昨年の全日本で引退を決意し、故郷に帰り子どもたちの指導に専念していた彼女ですが、昨年の各種大会での活躍の貯金が残っていたため、全日本総合ランキングで推薦出場の権利を得ました。一度は選手としてラケットを置いた身、また、子どもたちの指導を放っておいて自分の練習をするわけにはいかないという自身との葛藤の末、出場を決意しました。この一ヶ月は子どもの指導、自分の練習などの忙しい合間を縫って福岡選手対策に汗を流してきました。

 一流選手の努力する姿は子どもたちにとって最高のお手本でした。彼女が日々、記している卓球日誌を公開し、「ホンモノの努力とはこうするものだ」という生き様を見せてくれました。

 試合終了後、応援していた私たちのいる観客席まで来てくれた彼女が涙を流しながら、「私のわがままを受け入れて応援してくれてありがとうございました。私の果たせなかった夢を今度は皆さんに託します。」と話してくれました。

 小学校1年生で卓球を始めた頃の彼女を知っている私も、胸にジンとくるものがありました。

 あなたの残してくれた意志は必ずや子どもたちに受け継がれるでしょう。ありがとう!そしてお疲れ様でした!

1月16日(金)
全日本C
 ジュニア女子の佐藤さんは得意のサーブを生かし、危なげなくベスト8を決めました。中学2年生でのジュニアランクは特筆できます。更なるレベルまでステップアップしてもらいたいと思います。

 かつて全日本3連覇の小林美幸さんと真田由香さんのダブルスはベスト16で惜敗。しかしシングルスは共に明日のランク決定戦まで勝ち進みました。

 一般種目はいよいよ佳境に入ります。

1月15日(木)
全日本B
 ジュニア女子シングルスの佐藤優衣さん。4回戦は苦戦しましたが勝負強さを見せて明日の5回戦(ベスト8決定)へ駒を進めました。

 一般女子シングルスの中3の酒井眞菜さんは北海道の選手と対戦。積極的なプレーで1セット目を先取しますが、2セット目の途中でサービスがフォルトを取られてからリズムが狂いました。それでも4セット目になって開き直り接戦に。残念ながらジュースで敗れましたが、9-9からの苦しい場面も相手のミス待ちでない強気なプレーを見せ、進歩の跡を見せてくれました。試合運びやセルフコントロールが課題の眞菜さんですが、それさえ克服できればハイレベルな勝負ができることを証明してくれました。今後に期待です。

 同じく一般女子シングルスに出場の西川千裕@は、ジュニアの時と打って変わって思い切ったプレーを見せてくれました。1回戦で昨年ジュニアベスト8の選手に大接戦の末、素晴らしいプレーで大金星!2回戦で大学生に敗れましたが、落ち着いてプレーすれば全国の舞台で戦えることを証明してくれました。

 明日の朝一番で佐藤優衣さんは中2でジュニアランク入りを目指します。また、小林美幸さん、真田由香さん、森永愛里さんら卒業生が上位進出を目指します。

1月14日(水)
全日本A
 ジュニア男子シングルスは加藤幹也Aと伊藤理さんが出場。

 加藤は1回戦で長野県の選手と対戦。緊張しながらも凡ミスの少ない堅実なプレーでストレートで突破。2回戦で青森のシード選手に敗れましたが高校初めての全国大会シングルスで、普段通りのプレーができたことは大いに評価できます。出るだけで満足していてはこの内容・結果は残せません。高校最後のインターハイに向けての頑張りに期待します。

 伊藤理さんは京都の強豪選手と対戦。先手を取った時は互角の展開になりますが、サーブ・レシーブに差が出てストレートで敗れました。甘くなったレシーブを一発で抜かれ、得意のラリー戦に持ち込むことができませんでした。中学生以下のレベルでは通用する技術も、高校生のトップクラスの選手には厳しいものがあります。一つ上のステージで勝てるよう更なる努力に期待します。

 女子ジュニアの西川千裕@は北海道の選手と対戦。両ハンドのドライブが粘り強い選手で、ラリーになると押され気味で1,2セット目を失う苦しい展開に。しかし台上のプレーに活路を見出しセットオールに。出足で離されるも必死の追い上げで接戦になりましたが、一歩及ばず8本で万事休す。初戦から強い選手と対戦する全国大会では、試合前半でペースを握らないと一気に押し込まれます。貴重な経験になったはずです。次のチャンスに期待します。

 スーパーシードの佐藤優衣さんは3回戦からの出場でした。危なげなくストレートで下し明日の4回戦に進出です。

 明日から一般シングルスも始まります。

1月13日(火)
全日本@
 女子ダブルスに出場したのは、三重県予選を僅差で勝ち抜き代表になった曽我美咲・佐藤優衣さん組。

 1回戦は緊張で固くなり凡ミスを連発しますが、相手もそれ以上に緊張していたので何とか3-0で切り抜け2回戦へ。

 2回戦は接戦になりましたが残念ながらセットオールで惜敗でした。

 試合のなかった西川千裕@と中3の酒井眞菜さんは、関東の名門・武蔵野高校へお邪魔しました。同じく加藤幹也Aと中2の伊藤理さんは埼玉栄高校へ。顧問の若森先生率いる昨年関東大会優勝の埼玉栄は明るく元気なチームでした。しっかりと相手をしていただき感謝感謝です。

 さあ、明日からジュニア種目が始まります。

1月12日(月)
全日本出発
 朝早く出発し、午後からは日本体育大学で練習をさせて頂きました。

 技術の高さもさることながら、高校生相手でも一切手を抜かない緊張感の高さに感激しました。最初はまるでついていけませんでしたが、途中から徐々に慣れてきて、後半はいいゲームができるようになりました。

 明日から大会が始まります。先陣を切ってダブルスの曽我美咲・佐藤優衣さん組が挑戦です。

1月11日(日)
三重県選手権A
 一般シングルスとダブルスが行われました。

 男子シングルスは卒業生の森雅幸さん(愛工大)が優勝。固いブロックと思い切ったフォアハンド、そして誰にも負けない気迫で他を圧倒。全日本予選に続き県連覇です。三位に同じく卒業生の南翔太郎さん(近畿大)。バックハンド強打とフォアの連続強打は健在です。もう一人の三位は昨日ジュニア準優勝の中学二年生伊藤理さん。穴のない両ハンドドライブを中心としたオールラウンドプレーは今日も観客を唸らせました。他では浅野一平Bがベスト8。卒業を間近に控えた三年生ながら高い集中力で臨む練習で着々と力を付け続けています。全身バネの体から繰り出す両ハンドドライブは魅力十分です。加藤幹也Aは昨日ジュニアの三位に続き今日もベスト8と健闘。競り合いでの強さは三重県屈指と言っても過言ではありません。本物になってきました。

 女子シングルスは卒業生の辻岡亜沙さん(龍谷大)が三位。優勝候補の佐藤優衣さんを破ったプレーは圧巻でした。関西学生の試合でも最近実績を挙げているという噂どおりの活躍でした。

 男子ダブルスは村上悠馬さんと浅野一平のダブルスが三位。村上さんの丁寧なプレーと浅野の思い切ったプレーが上手く噛み合って上位進出を果たしました。

 女子ダブルスは昨日のジュニア1位2位コンビ、西川千裕@と酒井眞菜さん(中三)ペアが準優勝。練習を始めて間もないためコンビとしては全く噛み合っていませんでしたが、準決勝の実業団ペアを0-2の劣勢から逆転勝ちするなど個人の技術は高いものがあります。今後、ダブルスとしての強さを身につければ全国大会での活躍も可能でしょう。

 この三重県選手権の結果で、三月の東京選手権大会の県代表選手を選考します。卒業生、現役生、将来の(?)白子高校生らの活躍で、本校関係者から多くの代表選手が生まれそうです。

※明日、全日本選手権大会に向け、東京へと出発します。しばらくは掲示板での更新となります。

1月10日(土)
三重県選手権@
 ジュニアシングルスと小学生シングルスが行われました。

 ジュニア男子。準優勝に中学二年生の伊藤理さんが入りました。実力からすると順当と言えますが、決勝の内容は本人がいちばん不満だったはずです。全国トップクラスを目指せる大器だけに、要求も厳しくなります。三位には加藤幹也A。途中、絶体絶命の場面もありましたが、最後まで慌てず落ち着いたプレーは普段の練習量のなせる業か。ベスト8に伊藤倫A、中学三年の内田芽人さんと山本雄飛さん。伊藤倫は最近プレーが安定してきて危なげなく8入り。しかしここから上は現状では厳しいものがあります。何が必要かは理解できているので練習内容で克服してもらいたい。内田さんと山本さんも順当といえば順当。もう一山越えれば一年生でのインターハイも見えてきます。この冬が勝負です。他では米倉大貴A、杉山彰A、田中優伍Aも安定してきました。しかしここから次のステップは今までどおりのやり方では苦しい。最上級生最後の意地に期待します。

 ジュニア女子の優勝は西川千裕@でした。調子は今ひとつだったと思いますが、実力は県内では群を抜いています。来週の全日本での活躍を期待します。準優勝は中学三年の酒井眞菜さん。苦しい場面も練習量の多さで乗り切りました。潜在能力の高さからするとまだまだ伸びしろはあります。競った場面で堂々とプレーできるようになれば更なる飛躍が期待できます。三位に中学二年の岩尾里沙さん。今回は競り合いをことごとくモノにしました。次のステップに進むにはそれなりの準備が必要です。「まだ中二」と考えるか「もう中二」と考えるかがポイントです。ベスト8には水本沙耶Aと中学一年の廣島綾香さん。水本は持ち前の回転量の多いドライブで勝ち上がりましたが、岩尾さんの速い攻めに競り負け。前後の動きがマスターできればインターハイシングルス代表も見えてきます。進境著しい廣島さんは高校生を退け堂々のベスト8入り。優勝した西川にも迫るなど次世代の三重県を代表する選手となりつつあります。更なる飛躍を期待します。

 小学生の部は、5年生以上と4年生以下のカテゴリーに分かれての大会です。

 5年生以上男子はホープスナショナルチームの神京夏さんDが危なげなく優勝。準優勝には故障で先月まで3ヶ月のブランクのあった平井陸さんEが入りました。技術もさることながら、試合での「勝ちかた」を知っています。心理戦での駆け引きは一級品なので地力を身に付ける基礎技術の反復練習が必要か。三位には古市真暉さんE。本格的に始めてまだ一年ですが、技術面と精神面のバランスが取れるようになってきました。持ち前の能力と最近目に見えて出てきた意欲は光るものがあるので、これをきっかけに爆発的に強くなる予感がします。

 5年生以上女子は杉野純さんEが三位。県大会で初の入賞です。普段のほんわかした雰囲気から試合になると気迫溢れるプレーに急変する資質は勝負向きか。貴重なカット型だけに今後が期待できます。

 4年生以下男子は口地輝季さんBが準優勝。途中で苦しい試合もありましたが、以前のように崩れず持ちこたえたあたりは、日頃の努力の賜物です。強い先輩たちに食らいついて行けば、まだまだ伸びる要素はあります。

 明日は一般シングルスとダブルスです。今日は極寒の中での試合でしたが、明日は暖房が入るそうです。

1月9日(金)
明日から県選手権
 明日はジュニアシングルスと小学生シングルス、明後日はダブルスと一般シングルスが県営サンアリーナにて行なわれます。

 この試合は東京選手権の予選も兼ねており、ジュニア2名、一般男子6名女子4名、ダブルス男子3組女子2組が出場枠となっています。

 県大会の個人戦としては9月の全日本予選以来の試合となります。来年から始まるジュニアポイントのAランク(県大会クラスでは最大のポイントの大会)の試合でもあり、大きな意味を含む大会です。

 卓球場のほぼ全員の選手(小中高校生・一般・年代別の選手)が出場します。今年最初にて今年度最後の大会です。

1月8日(木)
油断
 実は不安を感じていました。

 年末の全国選抜予選をほぼ百点満点で通過し、年末年始の自主練習に入りました。当然、充実感と共にホッと一息つける安心感を持ったことだと思います。

 好成績を挙げた後、気の緩みがくるのは必然です。

 私は3日朝から関東遠征、6日は終日組み合わせ会議に行っていた関係で、練習場での練習に顔を出したのは昨日が初めてです。明るい雰囲気は感じたものの声も出ず緊張感に欠ける、まさに「お正月気分」な雰囲気だったので練習後に注意をしました。今日その話を西飯先生に話したところ、3日の練習時にも同じような注意を受けていたようです。

 今日の練習も、選抜予選前のようなピリッとした雰囲気に欠け、それが小中学生にも伝染したような緊張感のなさでした。これが三重県選手権にどのように影響するのでしょうか。

 不安です。

1月7日(水)
全国合宿
 4日から島根・松江市で行なわれていた「全国高体連優秀選手冬季合宿」に東海ブロック代表で参加していた西川千裕@が帰ってきました。

 インターハイで上位に進出した選手、各ブロック推薦の選手、開催地推薦の選手ら約40名ほどが全国各地から集まってリーグ戦が行なわれました。本校から過去に森永愛里さん、辻岡亜沙さん、南翔太郎さんらが選ばれて参加してきました。

 結果は全体でほぼ真ん中くらいの順位だったようです。中学の後半あたりから全国大会に出られるようになった選手としては、まずまず健闘したと言えるのではないでしょうか。得意とは言えないカット選手との対戦では歯が立たなかったようです。しかし、全国トップクラスの高校生たちと数多く試合ができた経験は今後に生きることでしょう。

 参加できただけでも選手としては喜ぶべきことですが、出発前は「結果を出したい」と話しするなど向上心は高く、今回の結果をどうとらえたのか聞きたいところです。

 明日から三学期。あっという間の冬休みでした。

1月6日(火)
県選手権組み合わせ
 昨夜、鈴鹿に着いたのは夜の10時を過ぎていました。

 休む間もなく今日は朝の9時から、週末の三重県選手権の組み合わせ会議でした。

 来年度から始まるジュニアポイント対象試合の中で県内最高ランクに位置している試合です。また、東京選手権の予選も兼ねているので選手たちのモチベーションは高いと思います。

 組み合わせ表を持って卓球場についたのは夜8時過ぎ。数人の選手は熱心に自主練習に取り組んでいました。

 予定表を確認すると明日で冬休みも最終日。愕然として一日を終えました。

1月5日(月)
関東遠征B
 男子は3時ごろまで、女子は5時過ぎまでの練習でした。

 女子は午前中で規定の試合を全て終了したので、午後は相手を見つけて申し合わせのゲームを行ないました。順位リーグでは今ひとつの結果だったので、申し合わせの個人戦では積極的に強い選手を捕まえてゲームしてもらいました。向かっていく気持ちもあったせいか、内容・結果ともに良かったと思います。

 男子も疲れが見え始めて厳しい試合が多かったようですが、収穫のあった遠征になったようでした。引率の森さんからの課題で、反省点や目標をノートに記すことにより、一層効果は高まったと思います。

 「勝ったら○、負けたら×」という結果だけを見た反省ではなく、負けても課題が明確になれば収穫のあった練習会だと言えるし、勝っても得るものがない練習会もあるので、結果だけで○か×かを論じるのは的確だとは思いません。

 そういった意味では収穫の多い練習会だったと思います。

1月4日(日)
関東遠征A
 遠征の中日です。

 女子は朝の8時半から試合開始でした。休憩もほとんどなく延々と続く試合だけに選手たちも集中力が欠けてしまう場面が見受けられました。気持ちは分かりますが、そこを見過ごしてしまっては折角の時間とお金をかけて来たこの遠征の効果も半減です。選手には厳しく注意し、ここが踏ん張りどころだということを伝えました。その甲斐あってか後半は盛り返して夜の9時過ぎまでまる半日、全力を出して取り組めました。

 男子も森さんの指導の下、頑張って取り組めたようです。ほとんどの試合が競り合いの厳しいものでしたが、力が拮抗し本当に良い練習になったと思います。会場の木更津総合高校と宿舎が離れており片道一時間近くかかって、歩きも多く大変だったようですが、普段玄関から試合会場まで「ドアtoドア」で運んでもらっている選手たちにとっては良い経験だったと思います。
 疲れもピークに近づいた明日が最終日です。力を出し惜しみすることなく頑張ります。

1月3日(土)
関東遠征@
 今日から三日間、男女の一部のメンバーが男子:千葉・木更津総合高校、女子:東京:文大杉並高校にて強化練習会に参加します。

 夕方から始まった女子の練習会。団体戦形式で行なわれますが、北は北海道から南は沖縄まで全国各地の強豪が集まり盛大に行なわれます。主催していただいている文大杉並の中野先生のお人柄か50チーム近くが集まる全国でも有数の規模です。今年は西川千裕が明日から行なわれる高体連主催の全国優秀選手合宿に参加するためチームを離れているので、年末の全国選抜東海予選で頑張った二年生中心のチームで参加しました。

 一方の男子の練習会も団体戦形式です。こちらは関東を中心に中堅校が集まりました。木更津総合高校の西村先生が中心になって運営していただいています。私は東京の女子のほうを引率するので今回は卒業生の森雅幸(愛工大3年)さんに引率をお願いしました。13日からの全日本選手権に三重県1位で出場する彼ですが、快く後輩たちの面倒を引き受けていただきました。

 男女いずれも長時間の移動直後のためか今日は今ひとつのスタートでしたが、明日から巻き返しを図ります。

1月2日(金)
明日から始動
 ほとんどの選手は自主練習期間も頑張っていると思いますが、チームとしては明日から練習開始となります。

 男女の一部は恒例の関東遠征です。

 男子は木更津総合高校主催、女子は文大杉並主催の練習会です。毎年全国からたくさんの高校が集まり盛大に合同練習試合が実施されます。全国選抜予選を終えているところ、これからのところが入り混じっての練習会は活気と緊張感に溢れており、刺激を受けてきたいと思います。

 私もこの年末年始は久し振りにゆっくりできました。充電完了です。

1月1日(木)

謹賀新年
 今年も宜しくお願い申し上げます。

 2009年のスタートです。今年のチーム全体の目標としては、県内の団体戦の試合を男女とも全て優勝することです。そのためには「活気ある練習」と「緊張感ある練習」を両立できるよう心掛けなければなりません。現状を考えるとまだまだどちらも不足しています。

 年末の勢いを新年で加速させるためにも三重県選手権はとても大切です。スタートダッシュをかけたいと思います。