白卓日記 ‘08  12月  前月へ! 次月へ!     
12月31日(水)
行く年来る年
 早いもので大晦日です。

 今年も色々なことがありました。

 個人戦は良かった試合もあれば残念な試合もあるので、ひとくくりには評価できませんが、チームとして残念だったことはやはり男子団体でインターハイに出場できなかったこと、良かったことは先日の全国選抜東海予選を通過したことだったと思います。

 しかし大きな事故やケガもなく部員全員が過ごせたこと、三年生が進路を無事決めてくれたことが一番良かったことかも知れません。

 うっかり見過ごしてしまいましたが、このHPも11月で3周年を迎えました。HIT数も20万に迫る勢いです。様々なところで「HP見てますよ」と言われるようにもなりました。

 来年も健康に気をつけ、好きな卓球に打ち込んでいこうと思います。ご覧の皆様の今年一年の感謝の気持ちと、来年が良い一年になることを祈念し、平成20年のHPを締めさせていただきたいと思います。

12月30日(火)
卒業してゆく3年生C
 柿沼紀子は四姉妹の末っ子です。彼女の一番上の姉(由佳さん・平成13年卒)も卓球部の卒業生です。

 とにかく元気で明るいのが彼女の個性です。チームやクラスのムードメーカーで、彼女のいるところにはいつも笑顔がありました。体も丈夫でケガや病気は3年間ほとんどありませんでした。体を動かすことが大好きで運動能力は非常に高いものがありました。

 彼女のベストゲームは、県内の強豪選手をことごとく倒して三位入賞した昨年の三重県選手権で勝ち取った東京選手権だったと思います。ジュニア日本代表経験もある選手に凡ミスが全くないプレーで肉薄。あわや、というところまで追い込んだプレーは今も印象に強く残っています。団体戦でも勝負強さを発揮し、昨年の全国選抜出場の原動力となりました。

 卒業後は実家のある栃木県に戻り、お姉さん同様、保育士を目指して進学します。卓球場に来る小学生を見つけると駆け寄ってゆく彼女を見ると、保育士はまさに天職だと思います。

 小学校6年生の時に、お姉さんに連れられて練習に来たのがついこの間のように思われます。この3年間でしっかりと成長し本校卓球部から旅立ちます。

12月29日(月)
大掃除
 全員揃っての規定練習は今日で終わります。明日から1月2日までは自主練習となります。

 午前中練習の後、午後からは大掃除です。小中高校生ほぼ全員が揃いました。中には午前中は都合が悪くて練習に来られなかった者や体調が悪くて練習のできなかった者も、大掃除には駆けつけてくれました。この心が大切です。

 掃除する箇所に分かれて高校生がリーダーとなり、真田さん、村上さん、卒業生の南さんまで協力していただき全員で協力して約4時間ほどかけ、ピッカピカにしてくれました。男子の部室やビデオコーナーも配置換えをして使いやすくなりました。

 明日からは自主練習です。しかし恐らく、朝から一日満員御礼となるでしょう。

12月28日(日)
卒業生大集合
 今日は沢山の卒業生が卓球場に顔を出してくれました。

 まずは平成16年から19年の卒業生たちがミニ同窓会ということで卓球場を集合場所に集まってきました。16年卒の駒田治那さん、上村一真さん、17年卒の大平鼓都弥さん、石井賢さん、18年卒の辻岡亜沙さん、水野好将さん、19年卒の樋口ゆりかさん。その後、16年卒の上野妥佳さんも合流するとのことでした。しばしの間、昔話に花が咲きました。

 その後30分ほどして今度は、平成10年卒業の飯田(旧姓望月)みどりさんと山崎裕子さんも来てくれました。彼女たちは私が白子高校へ赴任した一年目の新入生でした。当時は私も若かったせいか、彼女たちにずいぶん厳しく接していたようで、「怒られた思い出しかない」と言われてしまいました。今ではとてもできませんが、毎日のようにラケットを持って練習相手をしていました。懐かしい思い出です。

 今日のように卒業しても卓球場に来てくれることが私たちにとって「この仕事をしていて良かった」と思える瞬間です。

 卒業生の皆さん。いつでも遊びに来てくださいね。

12月27日(土)
卒業してゆく3年生B
 西川ひかりは高校に入学する前は攻撃型の選手でした。中学最後の全中予選も地区予選で敗退するなど、ここ一番でなかなか勝てず、本校にカットマンがいなかったこともあり、高校入学後に転向しました。

 高校の練習には、中学2年生の頃から時々参加してしました。真面目でしたが今ひとつ意欲に欠けるように見えました。しかし高校入学後は毎日欠かさず遅くまで自主練習に取り組むようになりました。それでも1年生の時はなかなか勝てず、中学時代と変わらず勝負強さに欠ける印象でした。

 ブレイクしたのは高校2年のインターハイ予選。前年中学チャンピオンに勝ち、8決定でも促進の試合をモノにしてベスト8入り。その後は、個人戦で代表にはなれませんでしたが団体戦で勝負強さを発揮し、全国選抜予選では単複で団体戦に出場するなどチームの中核として活躍してくれました。最後の埼玉インターハイでの団体1回戦では、2-2ラスト、セットオールジュース、促進ルール、という大激戦で惜しくも敗れましたが、2年前から考えると飛躍的な成長を見せてくれました。

 真面目で明るく心優しい彼女。卒業後は高校入学時から目標にしていた看護士を目指して進学します。彼女なら苦しい時でも決して弱音を吐かず、笑顔で患者さんに接することができる看護士さんになることでしょう。

12月26日(金)
選抜東海こぼれ話
 全国選抜東海ブロック予選は日本ガイシスポーツプラザ(旧レインボーホール)の第二競技場で行なわれました。

 この会場には第二競技場よりはるかに大きい第一競技場があるのですが、男女32チームで行なわれる今回の試合なら第二競技場で十分な広さでした。

 この大会が行なわれた同じ日程で第一競技場ではジャニーズのアイドルグループ「NEWS」のコンサートが行なわれていました。コンサートが行なわれた第一競技場と試合が行なわれた第二競技場とは、ロビーを挟んで十数メートルしか離れていません。コンサートは夕方から行なわれたようですが、ロビーには早くから集まった着飾った中高生の女の子たちが溢れていました。

 一方、全国を目指す、髪を短く切ったジャージ姿の卓球部の高校生たちは緊張した面持ちで気ぜわしく、ロビーを行き交います。

 一つのことに熱中する同じ世代の高校生ですが、その姿はあまりにも対照的で印象に残りました。

12月25日(木)
一夜明けて
 興奮と感動の全国選抜東海予選が終わりました。

 選手たちの表情はさすがに明るいのですが、全体的に疲れは残っているようです。時間的には軽めの練習としました。

 しかし規定の練習時間が終わると、ほとんどの選手が当然のように自主練習を始めました。これが「成功体験」の効果です。

 選手たちの気持ちはもう、年明けの三重県選手権です。

12月24日(水)
全国選抜東海予選A
 今日は上位4チームによる決勝リーグ。さすがに昨日のようにはいきませんでした。

 男子は初戦で優勝した愛工大名電に完敗。全ての技術が一枚も二枚も上手で手も足も出ませんでした。最終戦の関商工はトップの加藤と二番の伊藤倫が、昨日と比べると重いプレーでもたつきますが、加藤は3-1、伊藤倫もセットオール20-18の接戦を制し2-0スタートという完璧な形に。ダブルスの加藤・田中組もあと一歩まで追い詰めますが相手の粘り強いプレーを攻めきれずセットオール9本で悔しい敗戦。すると波に乗った相手に四番杉山、五番伊藤俊介は完敗し無念の逆転負け。

 女子は初戦で名古屋経済大学高蔵戦で、トップの西川が全日本ジュニアランク選手に2セットを先行し、あと一歩まで追い詰めますが弱気になったところを突かれ悔しい逆転負けを喫し、坂、ダブルスも敗れチームもストレート負け。最後は藤枝北戦。エースのカット選手に鈴木しのぶが対戦。この日のために毎日のようにカット打ちを練習してきた甲斐あり2-0とリードしますが押し切れず逆転負け。二番の西川が勝ちますがポイントのダブルスが敗れ追い込まれます。四番の水本が要所を締めてラストの坂につなぎます。ツインエースの相手に対し食い下がり接戦になります。しかしあと一歩のところを押し切れず万事休す。

 結局男女とも4位に終わりました。

 この大会では、困難と思われたことも諦めず根気よく努力を続ければチャンスが巡ってくる「成功体験」をすることができました。主力の三年生が抜け新チームになり、船出の県予選でつまづき苦しいスタートとなりましたが、地道に努力を続けるという、先輩たちが築いたチームカラーを踏襲し見事結果を出しました。選手たちの頑張りに心から敬意を表したいと思います。

 また、上位チームとの力の差を見せ付けられた大会でもありました。細かい技術の正確さの差が圧倒的で、日頃の練習の意識の違いをはっきりと感じさせられました。もう一つ上のステージに上がるには余程の意識の高さがないと困難だと思われます。

 素晴らしい成功体験と、己の未熟さを知るという、相反する体験ができたこの大会の収穫は計り知れません。必死で戦ったベンチに入った選手たちの気持ちに大きな自信とやる気が芽生えたと思います。この自信を確信に変えるには更なる精進が必要であることは言うまでもありません。大いに期待したいと思います。

 最後に観客席で声を枯らして応援してくださった保護者の皆様や、練習相手を務めてくれた三年生、出発前に千羽鶴をプレゼントしてくれた練習場の中学生たちに心よりお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうがおざいました!

12月23日(火)
全国選抜東海予選@
 名古屋・ガイシホールにおいて「東海高校新人卓球大会 兼 全国高校選抜卓球大会東海予選」の一日目が行なわれました。東海4県から上位2チームずつ、合計8校による試合で上位5校が3月末に愛媛県で行われる全国選抜に出場できます。

 8校を4校ずつに分ける抽選にて、男子は富田(岐阜1位)、浜松北(静岡1位)、杜若(愛知2位)と同じリーグとなりました。
 初戦で富田に2番の加藤幹也Aが中国人留学生にセットオールと善戦しますが押し切られストレート負け。続く浜松北戦では加藤がエース同士の対決を接戦で制し、2番の伊藤俊介@も勝利し、ダブルスの加藤・田中優伍A組も凡ミスの少ない堅実なプレーで破りストレート勝ちしました。勝てば代表決定の3戦目は杜若高校。常勝愛知の名門私学です。私の知る限り愛知県男子が代表になれなかった年はありません。トップの加藤が接戦をモノにして先取点。二番の伊藤俊介は完敗しますがダブルスが頑張りました。1,2セット目を落とし後がなくなってから3セット目をジュースで返すと4,5セット目は弱気になった相手に対し凡ミスがほとんどないプレーで逆転勝ちし波に乗りました。並行して始まった四番伊藤倫Aと五番杉山彰Aは出足から気迫溢れるプレーで相手を圧倒。杉山は雑念が一切入らないいわゆる「ゾーン」体験を感じさせるプレーで、一度も崩れることなく圧勝。伊藤倫も今大会初めての試合ながら出足から激しい闘志で立ち向かいセットオールの接戦をモノにしました。

 女子は富田(岐阜1位)、浜松学芸(静岡1位)、愛知みずほ大瑞穂高校(愛知2位)と同じリーグ。

 富田にはエース西川千裕@が二番でストレート勝ちするも後が続かず1-3で敗れます。勝負のポイントと見られていた浜松学芸戦ではトップの坂麻衣Aは敗れますが二番で西川が圧勝。ダブルスの水本沙耶A・西川組は苦しみながらも気力で乗り切り2-1とリード。四番鈴木しのぶAと五番の水本は同時スタート。ブロックの上手な相手に対し粘り強くドライブで攻め厳しい試合を制し決勝点を先に挙げます。鈴木もセットを先取されますがペン表の利点を生かしたフットワークを生かしたプレーで先手を取り逆転勝ちし、チームは3-1で勝利。瑞穂戦では勢いに乗ってトップの坂が先取し、二番で西川が昨年東海ジュニアチャンピオンに快勝。ダブルスもセットオールで押し切りストレートで完勝しました。

 男女とも県予選は2位通過。今日の試合の経緯も同じような流れで、終わってみれば初日で4位以上を確定させる予想以上の頑張りを見せてくれました。男女とも県予選後は紆余曲折がありましたが、直前の奈良遠征では全選手が復調の兆しを見せてくれていたので良い試合になることを期待していましたが、まさかこう上手くいくとは…。

 明日は上位4チームによる決勝リーグです。こうなったら少しでも上位で通過できるよう気を抜かずチャレンジしたいと思います。

12月22日(月)
終業式
 今日で2学期が終了しました。部活動をやってない生徒にとっては「楽しい冬休み」といったところでしょうが、部活動を頑張る生徒たちにとっては、ここからが勝負です。

 明日とあさっては「東海高校新人卓球大会」です。3月に行なわれる全国選抜の東海ブロック予選も兼ねています。東海4県から上位2校、合計8校が出場し5校が全国選抜へと駒を進めることができます。昨年男子の全国選抜ではベスト8のうち4校、愛知県2校と岐阜県2校が入るなど、東海ブロックは全国屈指のハイレベルな地区です。

 選手たちの調子はまずまずです。やれるだけのことはやりました。人事を尽くして天命を待つ、の心境です。

※明日の更新は掲示板にて行ないます。

12月21日(日)
奈良ジュニア研修会A
 二日目の今日は決勝リーグの続きです。

 男子は高校生、中学生チームともに1位リーグでの試合です。接戦の連続でしたがそれぞれ健闘し収穫の多い遠征となりました。選手たちの表情も明るく明後日から始まる全国選抜東海ブロック予選には良い雰囲気で臨めそうです。

 女子は強豪校との試合の連続で、こちらも緊迫した雰囲気で試合ができ明後日からの予行演習として最高の一日となりました。最後まで覇気のある試合ができたことが最高の収穫です。

 二日間にわたり沢山の試合ができました。至れり尽くせりの大会を運営して下さった奈良の役員の方々には頭が下がる思いです。地元ジュニアの強化と卓球の普及にボランティアとして走り回って頂いた縁の下の力持ちがあっての大会だということは忘れてはなりません。

 ありがとうごさいました!来年も宜しくお願いします!

12月20日(土)
奈良ジュニア研修会@
 昨年に引き続き、奈良市卓球協会主催の練習会に参加しました。今日と明日の二日間で団体戦形式の試合が行なわれます。男女とも高校生のチームと中学生のチーム、それぞれ2チームでの参加です。

 男子は近畿を中心に各府県の2〜3位校が中心でした。高校生チームは課題だったダブルスが粘り強く戦えるようになってきたのが収穫です。中学生チームも接戦が多かったのですが最後はキッチリ結果に結びつけ、むしろ高校生チームを上回る内容でした。

 女子は強豪校も多く参加しハイレベルな試合となりました。高校生チームはまずまずの内容。ベンチの雰囲気もGOODです。中学生チームは予選リーグで接戦を落としたのが痛く、決勝リーグは2位リーグになりました。緊張した場面で結果を出すには、普段の練習の見直しが必要だと感じたはずです。これで帰ってからの練習が改善されれば決して「痛い」敗戦ではありません。

12月19日(金)
練習量UP!
 今日は成績不振者の保護者会だったので朝から練習ができました。

 明日、明後日は奈良で練習会です。団体戦形式で行なわれるので火曜日から行なわれる全国選抜東海ブロック予選の予行演習としては格好の機会です。男女とも高校生チームと中学生チームの計4チームでエントリーしました。

 残って練習する者も、これから年末年始に向け練習量を増やし、年明けの三重県選手権に備えます。

 長かった二学期も終わり本格的な冬シーズンへの突入です。

12月18日(木)
卒業してゆく3年生A
 大西宏明は地元白子中学出身です。中学時代はこれといった戦績はなく私も全く知らない選手でした。県大会へも出場できなかったようですが、中学校の顧問の先生からの強い推薦により入学してきました。

 左利きで体も大きかったのですが技術的には厳しいものがありました。ボールに威力はあるのですが細かい技術はからっきしで、ペン表速攻型でしたが入学後すぐに裏ドライブ型に転向させ、裏面にもラバーを貼り両ハンドドライブを練習させました。1年生のときは全くと言っていいほど勝てませんでしたが、練習だけは人一倍努力を積みました。

 ブレイクは突然でした。

 2年生のインターハイシングルス予選で、昨年度シングルス通過者を倒し一気に注目を浴びました。その後再び勝てない時期が続きましたが、ウエイトトレーニングを積み肉体改造を果たし、太り気味だった体質を筋肉質に変え、別人のような体形になり、それと共にプレーにもキレが出てきました。最後のインターハイ予選ではダブルスでベスト4に入り東海総体への出場も成し遂げました。

 「努力できるのも才能のひとつ」を体現した三年間。高校から本格的に卓球を始めた選手の理想的な形で卒業を迎えます。卒業後は地元の大手企業に就職が決まり、「不器用だけど信頼できる」評価は社会人となって更に磨きがかかるものと確信します。

12月17日(水)
生きた教材
 水曜日は6時半から小中学生教室の日です。先週土曜日の教室での真田由香さんのラストファイトについてはお伝えしたとおりですが、今日も「壮行激励イベント」が企画されました。

 小学3年生の口地輝樹さんと1年生の恋菜さんのお父さんは本校卒業生で、中学生時代の真田由香さんをよく知っています。最後の全日本になりそうな由香さんを頑張らせようと、またその姿を子どもたちの目に焼きつかせようと一生懸命です。

 今日も教室の前に、「由香さんの必死に頑張る姿を子どもたちに見せてやって欲しい」という要望を西飯先生と由香さんが受け入れてくれました。

 20人を超える小中学生を集めて西飯さんがボールを上げ、由香さんが打つという多球練習を披露してくれました。それも「技術講習会」という形ではなく「全日本を前に追い込みをかけるトップ選手」を直に見せるというものです。

 最初は興味津々で笑いながら見ていた小中学生も、あまりに激しい練習に正に「息を呑んで」見入っていました。一回二分程度の練習が終わると思わず拍手が出ました。それが延々5回ほど続くと誰からともなく「頑張れ!」の声援が。いつの間にか夕食休憩をとっていた高校生たちも集まり、ピンと張り詰めた空気の中での約10分。

 生きた教材とは正にこのこと。最後はフラフラになりながら必死でボールを追う由香さんの姿を見て、心に響かなかった者はいなかったと思います。

 これを生で見られた選手は幸せです。

12月16日(火)
卒業してゆく3年生@
 12月も中旬にさしかかり、3年生が登校する日もあと4週間ほどとなりました。3月2日の卒業式まで、卒業してゆく3年生を順次紹介していきたいと思います。

 トップバッターは八木哲大です。彼はお父さんの仕事の関係で小学校6年生までの数年を外国で過ごしました。小学校5年生の時、ドイツのブンデスリーグ、あの「デュッセルドルフ」で卓球を始めました。ドイツといえば両ハンドドライブのヨーロッパスタイルをイメージしますが、コーチングを受けたのが中国選手という関係でフォア表の速攻型になったそうです。

 中学3年生の時、桑名の若草クラブで鍛えられ県でベスト8に入りました。本校入学後は、短時間集中型の練習で力を伸ばし、2年生の三重県選手権で決勝に進出し東京選手権に出場するなど活躍しました。

 学業も3年間、学年でトップクラスの成績を堅持し、卒業後は愛知県の大学に進学が決まっています。

 頑なにマイペースを貫き、ここ一番で抜群の集中力を発揮する彼のスタイルは3年間乱れることはありませんでした。周囲の人と上手くコミュニケーションを取ることを身につければ更に活躍の場は広がるでしょう。卒業後、大人になった彼を見たいと思うのは私だけではないでしょう。

12月15日(月)
好調?不調?
 全国選抜東海ブロック予選まであと8日です。

 選手たちの様子を毎日観察していると、体調や気持ちの浮き沈みで調子は日々変わっていきます。

 昨日の地区予選に出場した選手は、残念な結果をそのまま引きずって動きの重い者、逆に発奮して気迫溢れる者。好調を維持して軽快な動きを見せる者、逆に気が抜けてしまっている者。一時期の不調から脱して上り調子の者、逆に徐々に調子が下り坂の者。

 全員が好調で練習場の雰囲気が最高!という日はまずありません。私はどうしても不調の選手が気になるので、不安要素が全くなく気分よく練習を終える日はほとんどありません。

 因果な商売です。

12月14日(日)
学年別予選
 2月1日に行なわれる「平成20年度県高校新人卓球大会(個人の部)中勢地区予選会」、通称「学年別大会」の中勢地区予選会が津市久居体育館で行なわれました。

 9月の全日本予選でベスト8に入った男子:加藤幹也、伊藤倫、女子:西川千裕、鈴木しのぶ、水本沙耶を除く男子2年生8名、1年生2名、女子2年生2名、1年生3名が出場しました。

 ベスト4入賞者は男子2年生で米倉大貴が2位、原勇也が3位、男子1年生は伊藤俊介が2位、女子2年生は入賞者なし、女子1年生は3位に谷口桃世と松井和歌子が入りました。

 いずれも中学時代にはこれといった実績はない選手たちですが、他校の選手たちと比べて健闘していると思います。しかしやはり中学時代に県のトップクラスで活躍していた選手にはなかなか勝つことができません。練習時間や環境で追い上げてはいると思うのですが逆転には至っていません。

 試合終了後に全員に話をしたのですが、卒業するまでに一度でいいから、苦しい練習に自ら取り組んで目標を達成する、という経験をしてもらいたいと思います。それが今後の人生に大きな自信になります。

 さあ、今年の試合も残すところ23,24日の全国選抜東海ブロック予選のみとなりました。

12月13日(土)
ラストファイト
 来月の13日から始まる「平成20年度全日本卓球選手権大会」。本校から曽我美咲、加藤幹也、西川千裕、卓球場から伊藤理さん、佐藤優衣さん、卒業生の森雅幸さん、南翔太郎さん、森永愛里さん、そして小林美幸さんと真田由香さんも出場します。

 真田由香さんは昨年度の全日本で引退、ということになっていました。現在は卓球場で子どもたちの指導に力を注いでくれています。今年の全日本は出場する予定はありませんでしたが、昨年度の実績で全日本総合ランキングで上位に入っているため予選を経ずに出場する権利を得ました。

 昨年の全日本を最後と決めていたのですが、指導している子どもたちに自分の頑張っている姿を見てもらいたくて出場を決意したようです。

 早速、指導してもらっている子どもたちの保護者の方たちから激励の寄せ書きを書いた横断幕をプレゼントされ、出場する本人より周囲がヒートアップしてきました。

 私も中学生の頃、西飯徳康、幸子先生が全日本に出場された時、卓球場を挙げて東京まで応援に行きました。先生方の活躍にも感動しましたが、初めて見た全日本選手権に興奮した記憶があります。

 今度こそ最後の全日本になる真田由香さん。ラストファイトに注目です。

12月12日(金)
復帰
 ヒジの故障で練習を休んでいた平井陸さん(小6)が2ヶ月ぶりに練習に復帰しました。

 高校2年生の本校部員を兄に持つ陸さん。今年の春ごろに練習に来始めました。もともとこの学年では県下トップクラスの実力の持ち主でしたが、恵まれた練習環境を手に入れてメキメキ頭角を現しました。

 しかし2ヶ月ほど前からヒジに痛みを覚え医者に行くと、いわゆる「テニス肘」という診断で練習禁止のお達しを受けました。お父さんによるとボールを打てない間もランニングは欠かさずやり、情熱は失っていないとのこと。練習を再開した様子を見ると、微妙な感覚はまだ戻っていないようですが、何より表情が生き生きとしています。

 故障をしてボールが打てなくなると、毎日練習ができるありがたみを強く感じます。ボールを打てずに過ごした時間は戻ってきませんが、練習ができる幸せを感じ、以前にも増して熱く練習に取り組めれば決して無駄な時間とは言えないのではないでしょうか。

12月11日(木)
理想と現実
 女子のゲーム練習を見ていて気が付いたことがありました。

 卓球という競技はコンマ何秒の間に「判断」を繰り返して行ないます。飛んでくるボールをどのように返球するのか?「攻めるか守るか」、「フォアで打つかかバックで打つか」、「強打するか軽打するか」、「フォアに返すかバックに返すか」等々。瞬時に何種類かの「判断」をしなければなりません。

 実際は頭で考える時間はなく、反射的に体が反応することになるのですが。

 理想は「より強く、より速く、より厳しいコースに」ですが、ミスしてしまえば当然「失点」になるので、ミスしない範囲でなるべく厳しいボールを「判断」して打つべきです。

 しかし今日見た試合は、「判断」は省略してとにかく「強く、速く、厳しく」です。当然相手コートに入るのは、たまたま自分の打ち方とボールが合った「偶然」しか期待できません。

 理想を求め無理をして自滅してもダメですし、安全を求め絶好のチャンスを逃してもダメです。

 「理想と現実」。そのバランスが難しく大切な部分でもあります。

12月10日(水)
神戸中来場
 今日は神戸中学の男子6名が練習に来てくれました。

 鈴鹿市の古豪、神戸中学は実は私の母校でもあります。本校現役にも伊藤倫、田中優伍、伊藤俊介、西川ひかり、西川千裕の五名が在籍しています。過去にも多くの卒業生がいます。

 伊藤理さん以外は全員が中学入学以後に卓球を始めたという今年のチーム。指導している山崎さんによると、絶対のエース伊藤理さん以外はこれといった選手はいないものの、全員で2点を取れるよう頑張っているとのこと。

 緊張からか少し元気がなかったように思いましたが、年末に行なわれる全国中学選抜県予選ではライバル校を倒しての活躍を期待したいと思います。

12月9日(火)
組み合わせ
 先日行なわれた県新人戦は全国選抜予選も兼ねた団体戦でしたが、新人戦の個人戦という位置づけで学年別の大会が来年2月1日に開催されます。その試合の中勢地区予選会の組み合わせ会議がありました。

 新人戦の個人戦は上につながる試合ではありませんが、学年別で行なわれる唯一の大会なので、その学年のNo1を決める試合です。

 組み合わせのシードは従来どおり、7月の高校選手権地区予選会の結果に基づいて決められましたが、シード以外の組み合わせはパソコンの「組み合わせソフト」を使って決めました。

 組み合わせは、@強い選手の順にシードを振り分け、A同じ学校の選手がバラバラになるよう振り分け、B前回の対戦と同じにならないよう振り分けます。こうやって書くと簡単そうに見えますが、正確かつ平等にするにはかなりの神経を使います。以前にも書きましたが、三重県の高校の組み合わせはどこに出しても誰に見てもらっても「公明正大」と胸を張って言えるものです。

 ただそのために非常に手間と時間がかかってしまいますが、このソフトを導入するとその労力は半減されます。現在の三重県高体連専門委員長の天白先生が作ったものです。

 来年から始まる「ポイントランキング」による平等かつ正確な組み合わせのための第一歩と言えます。

12月8日(月)
全員集合
 今日からしばらくは午前中短縮授業が続きます。高校生は昼過ぎからの練習です。

 女子は今日から、試合前恒例の「一日30セット」を目標のゲーム練習中心の計画です。昨日、関西遠征とよいほ杯での反省を踏まえての実戦練習になります。夕方5時ごろには全員目標の30セットを消化し、その後は意欲的に自主練習に入りました。

 男子は通常どおりの練習です。寒い中での昨日の遠征翌日で疲れが残っていないか心配でしたが、全員表情も明るく元気よく取り組めました。

 夕方からは小中学生も合流し、久し振りの全員揃っての活気のある練習となった一日でした。

12月7日(日)
遠征
 今日は2グループに分かれての遠征です。

 松阪で行なわれたオープン戦「よいほ杯」。女子シングルスで三年生の曽我美咲が優勝、同じく三年生の柿沼紀子が三位でした。詳細は未確認です。明日、報告します。

 関西学連主催の練習会は初めての参加でした。3シングルス2点先取、3チームでの予選リーグで1位のみが決勝トーナメントに進めるというルールだったので、男女2チームずつの参加でしたが1試合しかできなかった者もいました。夕方から、空いた台で申し合わせの試合ができたのがせめてもの救い。
 試合数は少なかったのですが強い選手との試合ができたので良い練習になりました。大きな展開になったら大差はないのですが、やはりサーブ・レシーブに差があります。

 明日からは午前中授業が続きます。たっぷりと練習時間が確保できそうです。

12月6日(土)
活況
 この冬一番の寒気団の来襲で寒い一日になりました。

 男女別で時間をずらしての一日練習でしたが、声もよく出て活気のある練習ができました。気持ちが乗っているとプレーにもキレがでます。体を動かすのは「気持ち」であることがよく分かります。

 朝から始まった練習がようやく終わった夕方にも自主練習に励む選手たちの姿が多く見られました。

 明日は大阪で行なわれる関西学生連盟主催の練習会と、松阪で行なわれる「よいほ杯」に分かれて活動します。

12月5日(金)
ようやく…。
 期末考査が終わりました。

 試験期間中、睡眠時間を削って勉強をした者も多かったでしょう。疲れは残っていたと思いますが、勉強から開放された喜びからか、全体の雰囲気は明るく最後まで頑張れたと思います。

 高校生の試験期間中は小中学生と練習時間がずれていたので、高校生が帰った後に小中学生が練習を始める、といった感じでした。小中学生は集まる時間はバラバラなので、高校生がいない時は自分たちで相手を見つけて、自分たちで練習内容や時間を考えなくてはなりません。

 今日見た様子では自分たちで要領よくできるようになっているように思います。今日は少し頼もしく見えました。

12月4日(木)
明日で試験終了
 明日で試験も終わり、いよいよ年末年始に向けてスパートに入ります。

 年末には全国選抜東海ブロック予選、年始には三重県選手権(東京選手権予選)と全日本選手権が控えています。それらのビッグイベントに備えて遠征や合宿を組まなくてはなりません。

 20年度後半の大きな山です。緊張感が高まります。

12月3日(水)
立ち向かう
 試験中ではありますが、年末に控える全国選抜東海ブロック予選に向けての練習です。

 好調を維持する一部の選手を除いて、満足いく結果を出せなかった多くの選手たちは苦難の時が続きます。

 苦境に立たされた時、選手たちは大きく分けて三つの行動を取ります。
@諦める、逃げる、ごまかす
A落ち込む
B立ち向かう

 言うまでもなくBが理想的ですが、苦難に立ち向かうには大きな勇気と大きなエネルギーが必要となります。多くの場合はどうしてよいか分からずにAや@に走ってしまいます。

 人生は一度しかありません。好きで選んだこの道を逃げたり諦めたりしては、間違いなく後悔します。私たちは手助けすることはできますが、最後の最後は自分の力で立ち向かわなくてはなりません。

 祈るような心境です。

12月2日(火)
全日本組み合わせ
 1月13日から始まる「平成20年度全日本選手権」のシード選手の組み合わせが発表されました。

 卓球場関係者では、一般女子シングルスで真田由香さんが第24シード、小林美幸さんが第26シード、女子ダブルスの美幸さん由香さんペアが第4シード、森永愛里さんペアが第6シード、ジュニア女子の佐藤優衣さんが第7シードです。

 近日中にその他の組み合わせも発表されると思います。女子ダブルス曽我美咲・佐藤優衣さん組、一般女子シングルスの西川千裕、酒井眞菜さん、ジュニア男子の加藤幹也、ジュニア女子の西川千裕の組み合わせに注目です。

12月1日(月)

期末考査開始
 いよいよ12月です。今日から2学期末考査が始まりました。

 いつもは足並みをそろえて練習や勉強会を行なっていましたが、今回はそれぞれの計画で行なうことにしました。手を抜こうと思えば抜けますが、最近のチーム内の様子を見ているとある程度任せても大丈夫だと感じました。

 ただし、選手たちにも言いましたが「努力した」証明は「結果」で判断されます。「結果」が出なければ失敗と判断されます。

 こだわって欲しいと思います。