白卓日記 ‘08  6月  前月へ! 次月へ!       
6月30日(月)
テスト初日
 今日から金曜日まで一学期の期末テストが行われます。3年生にとっては推薦での進学、就職ともにこの一学期までの成績が調査書に書かれるので非常に重要なテストです。

 一時間でテストを終える者から三時間続く者まで差があるので今回は試験終了後、それぞれが2時間ほどの練習をすることにしました。

 それぞれ試験を終えた者から相手をつかまえて自分で決めた内容で練習を行ないます。大抵、3〜6人ほどのグループを作って時間、相手を決めて行なっています。強制されない練習というものは、じっと観察しているとそれぞれ個性が出て興味深いです。

 練習後の勉強は観察することができないので結果に期待しています。

6月29日(日)
楽は苦の種
 今日はワープロ検定が学校でありました。私は朝から夕方まで学校で仕事だったので練習に顔を出すことはできませんでした。

 卓球をまるで見ずに一日を終えることが一年のうち何回かあります。朝、顔を洗うのを忘れたような、何となくスッキリしない気分になります。選手たちは集中して練習やっていただろうか?何かトラブルはなかっただろうか?

 卓球は良い練習をすれば勝つ確率が確実に高くなります。大変な思いをせずに勝つことができればその方が楽ですが、そんな方法は思い浮かびません。楽な思いをして負ける悔しさを味わうよりは、多少辛くても勝つ喜びを味わいたいと思います。

 まあ、そんなに頑張ったつもりじゃなくても勝ってしまったり、必死で頑張ったつもりだったのに負けてしまったりすることもあるので、つい楽な方に傾いてしまうのでしょうが…。

 選手たちもやむを得ない事情で練習ができなかった時、不安な気持ちになるのでしょうか?そうならないのなら「選手」は辞めるべきです。

6月28日(土)
不快指数
 高校生は半日、中学生は一日練習でした。

 気温はそれほど高くありませんでしたが湿度は高く、選手たちの汗の量も多くなってきました。卓球場には温度計、湿度計、不快指数計があります。まだ不快指数は70%ほどですが、もう少し気温が上がれば不快指数が80%を超え、空調なしでは苦しくなります。

 来週の試験が終わる頃には本格的な夏の到来となるでしょう。食事、水分補給、睡眠等、徐々に体を慣らさなければなりません。

6月27日(金)
ホタルとモラル
 あまり卓球に関係のない話ですが…。

 今日は夜家に帰ってから、鈴鹿の市内にホタルが見られるところがあると聞いて見に行ってきました。鈴鹿も昔に比べればずいぶん賑やかになってきましたが、まだまだ田んぼも多く自然は残っています。

 以前にも書きましたが、私が高校生の頃は白子の田んぼ道にもたくさんホタルが飛んでいました。さすがに今は白子では見ることはできませんが、白子の近くの天栄中学周辺に行くと「乱舞」まではいきませんが見ることができる場所がありました。有名な場所なのか周辺には車が数台停まって小学生を含む家族連れが集まっていました。

 その小学生たちは捕虫網を持って大騒ぎでホタルを捕まえて虫かごの中に大量に押し込んでいました。珍しい昆虫を捕まえたくなる子どもの気持ちは良く分かりますが、恐らくホタルを飼うことは素人には無理だと思います。エサも与えられず明日には死んでしまうでしょう。その場で見るだけなら来年も繁殖して見られるかもしれませんが、捕まえてしまっては…。一緒にいた親ももちろんですが、結局注意もせずにいた私も責任を感じました。

 以前、モラルを訴える広告に、自分のことしか考えられない「自己虫」(じこちゅう)というのがありましたが、きれいな水がないと生きていけないか弱い昆虫が自己虫に駆逐されて鈴鹿周辺から姿を消す日も遠くないかもしれません。

6月26日(木)
進路
 高校三年生にとっては進路に影響する期末テストも間近に迫り、いよいよ正念場です。試験が始まると同時に、7月から解禁される企業からの求人票持込みも目前です。特に就職を希望する者にとっては、緊張感の高まるシーズンです。

 三重県、とりわけ鈴鹿地区は全国的に見ても高卒者の求人が豊富な地域です。自動車業界で健闘しているホンダや、液晶テレビで好調のシャープの工場が地元にある影響は大きいようです。ただ、一昔前のように卓球部の活動が盛んな企業は皆無です。高校で一生懸命頑張った卓球を社会人になっても続けたいと考える高校生は多いのですが悲しいかなその受け皿がありません。

 もちろん、高校で卓球を頑張った経験が後の人生に目に見えない形で、大きな影響を与えることは間違いのないところです。また、高卒の求人を出す多くの企業は、体力や覇気があり、挨拶ができてコミュニケーション能力が高い、運動部で頑張った生徒を高く評価してくれます。

 今年の三年生は卒業後も卓球を本格的に続けたいと希望する生徒はほとんどいませんが、卓球が好きで卒業する間際まで競技を続けたいと言ってくれる生徒ばかりです。なんとか希望通りの進路を実現してもらって気持ちよく卒業してくれることを祈っています。

6月25日(水)
曖昧
 接着補助剤の問題についてはこの日記でも度々取り上げてきました。先日の国際卓球連盟の通達によると9月からの国際大会においては全ての接着補助剤(ブースター)を禁止するとのことでした。しかし、日本の大会においては未だはっきりした見解が出ていません。

 インターハイの県予選会においても新しい検査器と接着補助剤との問題で大きな混乱がおきました。接着補助剤の影響で新しい検査器に引っかかると言われていますが、必ず引っかかる訳ではなくその不正確さが更なる混乱を呼びました。

 先日の東海総体では検査自体を行なわず問題を先送りしてしまいました。インターハイに出場する選手たちにとっては補助剤を使っていいのかどうか分からないまま大会に臨むことになりそうです。

 一刻も早く、卓球協会と高体連は運用についての見解を発表するべきです。

6月24日(火)
挨拶
 本校は月に一度、朝の全校集会というものがあります。特別なことがなければ先生が誰か一人「講話」をして下さいます。

 今日の集会は進路指導部長の山中澄子先生の「挨拶」についてのお話でした。

 本校を訪れるお客様が最初に驚かれるのが生徒の挨拶です。以前は吹奏楽部の生徒だけが外部の方や先生方に挨拶をしていましたが、最近は野球部の生徒を筆頭に運動部の生徒らが元気良く挨拶をします。校内を歩いていても部活動をしている生徒とすれ違うと大きな声で挨拶をしてくれます。朝、職員駐車場から、朝練をしている吹奏楽部の間を通ると挨拶を返すのが大変なほどです。

 卓球部でも挨拶については事あるごとに注意をしていますが、残念ながら他の部に比べると徹底されてないように思います。挨拶が自然とできるようになることは一生の財産です。競技に力を入れるのと同じように重要視すべきことです。再度徹底しようと思います。

6月23日(月)
若さゆえ
 県外の試合に出場すると、それぞれの都道府県代表の学校と対戦することになります。選手たちは3年サイクルでどんどん変わっていくのですが、指導する先生たちの顔ぶれはあまり変化はありません。自分が高校生だった頃から指導を続けて見えるベテランの先生方から、この春卒業したばかりのニューフェイスまで様々です。若い先生方を見ると自分が若かった頃の思い出が蘇ります。

 選手としての立場からいきなり「先生」としての立場に変わり戸惑いながらも、選手だった頃から思い描いた指導者像を目指すのですが、自分の思いを選手たちに伝えることの難しさや、自分の常識と選手たちの常識とのギャップに悩まされます。

 自分の「理想」と、思い通りにならない「現実」。

 そんなストレスに悩まされながら日々格闘する若い先生たち。私も二十年前からすれば少しは分かってきたつもりですが、私より二十年ほど経験豊富なベテランの先生方からすればまだまだヒヨッ子なんだと思います。

 私も六十歳頃になれば「あの頃はまだまだ青かったなぁ」と思えるようになるのでしょうか。

6月22日(日)
東海総体二日目
 唯一残った女子団体戦。準決勝で名経大高蔵と対戦。トップの西川ひは厳しいカット打ちの前に完敗。続く西川千はカットのボールを良く見て粘り接戦に持ち込みました。5セット目は序盤リードされるも徐々に追いつきあと一歩まで迫りましたが8本で惜敗し、苦しい0−2スタート。ところが追い込まれたダブルスが慌てず軽くつなぐボールを生かして相手のミスを誘い反撃開始。4番の曽我がシングルス2回戦で敗れた相手にリベンジしラストのM村にタスキをつなぎます。序盤でリズムに乗れないM村でしたがサーブを生かして競り合いに。残念ながら一歩及ばずでしたが、強豪校相手に善戦といえる試合でした。

 男女とも全国上位に進出する各校の選手と差があるのは事実です。少しの努力でいきなり追いつけるほど甘くはありませんが、疲れて帰ってすぐにほぼ全員の選手が練習を始めた姿を見て、選手たちの心は折れていないと感じました。相手と勝負する前に自分との勝負に負けていてはスタートラインにも立てません。

6月21日(土)
東海総体初日
 男子団体。1回戦で浜松開誠館と対戦しました。エース浅野一平が先取点。4番の伊藤倫がリードを守れず逆転負けするもダブルスが落ち着いたプレーで勝って2−1。4番加藤幹也、5番米倉大貴が並行して行なわれ、米倉は動きにキレがなく完敗。加藤は苦しみながらも振り切ってチームは3−1で勝利しました。続く2回戦では愛工大名電に浅野が食い下がるも敗れ、続く伊藤、ダブルスと完敗しベスト8に終わりました。

 女子団体。1回戦の静岡東戦は、曽我美咲、M村香名、曽我・西川千裕組ともに落ち着いたプレーでストレート勝ち。2回戦で愛み大瑞穂と対戦。曽我が先取点を挙げるもM村が相手エースに敗れ1−1。ダブルスも1−2の3−7と追い込まれましたが、ここで冷静さを取り戻し一気に8本連取で逆転し、そのままの勢いで押し切って値千金の勝利。4番の西川千はリズムに乗り切れず苦戦しましたが押し切ってチームは3−1の勝利で明日の準決勝へと駒を進めました。

 個人戦は曽我と曽我・西川千が1回戦を突破したのみで、浅野、加藤、西川ひ、西川千、浅野・加藤組、大西宏明・米倉組、M村・柿沼紀子組ともレベルの高い東海の厚い壁に阻まれました。

6月20日(金)
明日から東海総体
 岐阜県多治見市において行なわれます。

 愛知、岐阜、静岡、三重の4県が集まる東海は男女ともレベルの高い地区です。男子は3月に行なわれた全国選抜で愛知の2校と岐阜の2校がいずれもベスト8以上に入りました。女子も愛知と岐阜の1位校は全国トップクラスです。2年前に本校卒業生の森永愛里がシングルスで優勝しましたが、その前後数年はシングルスでもベスト8に入る選手は数えるほどしかいません。

 ということで勝ち上がるのは容易ではありませんが、少しでも次へのステップとなるような試合を期待しています。


6月19日(木)
久々の再会
 昨日のことでした。

 平成10年3月に本校を卒業した旧姓、蛇原万記子さん(現姓聞くの忘れてました)がヒョッコリ顔を出してくれました。万記子さんの二つ上の姉である宮本千絵さんの3年生の息子さんが練習場に通うようになり、昨日は叔母である万記子さんが送りに来てくれたようです。

 彼女は私が白子高校へ赴任した時の新入生でした。卒業してから一度ほど会ったと思いますが、恐らく十年振りくらいの再会でした。現在は4年生を筆頭に2年生、1年生の娘さんのお母さんです。彼女自身も3人姉妹の末っ子でしたから、まさに自身の再現です。おっとりした口調と細身の体は昔からほとんど変わっておらず懐かしさを感じました。

 彼女が活動していた十数年前は少人数の高校生女子だけで細々と活動していました。男女、小中高校生合わせて40名以上で活動している現在の卓球場を見て彼女も目を丸くしていました。

 この白卓日記も毎日見てくれているようです。万記子、また掲示板にでも書き込みしてね!

6月18日(水)
総決算
 私は今年、3年生の担任をしています。この時期の「3担」は進路のことで非常に慌しくなってきます。

 今月に入ってからは地元企業に求人のお願いに回り、先週からは就職試験に備え面接指導が始まりました。今日の進路の会議では夏休み前後のスケジュールの確認でした。我々ももちろんですが、生徒たちも3年生の夏休みはゆっくりする暇もありません。ましてや卓球部の選手たちは夏休み期間中は練習会や試合の連続です。そこに自分の一生にかかわる重要な進路のスケジュールがスキマを埋めるように入ってくるから大変です。

 3年生にとって「総決算」の夏が始まります。

6月17日(火)
温度差
 今週末には東海総体が岐阜・多治見にて行なわれます。東海総体は県総体(インターハイ予選)を勝ち抜いた東海4県(愛知・岐阜・静岡・三重)の代表である各県団体4校、ダブルス4組、シングルス8人が出場します。

 この東海総体の結果で、全国選抜のような次の試合に進めるわけではありません。また、東海地区は男女ともレベルが高く、三重県の選手が勝ち上がることは容易ではありません。よってこの大会に向けてのモチベーションを上げるのはなかなか難しいところがあるのは事実です。

 それにしても男子のモチベーションが上がりません。県予選の団体で負けたことが更に響いていると思うのですが、出場する(と思っている)選手とその他の選手の温度差が広がっているように感じます。今日は男子が1時間練習して先に夕食休憩をとる日でしたが、体調不良等で休む選手を含めて夜間練習に臨んだ選手は全体の3分の1ほどしかいませんでした。

 焦りはないのでしょうか。ますます差は広がるばかりです…。


6月16日(月)
生かされている
 一昨年の卒業生の樋口ゆりかさんが練習場に顔を出してくれました。樋口さんは市内の自動車メーカーに勤務しており仕事の傍らクラブチームで競技を続けています。高校生の時はストイックに競技に打ち込んでいた彼女ですが、かつてのように本格的にはできませんが、楽しくプレーしているようです。毎日の仕事も忙しいようですが、話を聞くと充実した毎日を送っているようです。

 今日は忙しい中、インターハイ出場を決めた後輩たちにと、わざわざカンパを持ってきてくれました。毎日汗水流して稼いだお金の中から出してくれたお志は彼女の暖かい気持ちがいっぱい詰まっています。

 新入生たちの中には彼女の顔すら知らない選手もいると思いますが、こうやって自分たちを支えてくれている人たちの存在を是非知ってもらいたいと思います。自分の意思だけで「生きている」のではなく、多くの人に「生かされている」ことを。

6月15日(日)
ホープス団体優勝!
 中学、高校生は昨日に引き続き朝から一日練習でした。小学生男子は全日本ホープス(団体)県予選会に出場しました。

 6年生の櫻井敬修さん、平井陸さん、古市真暉さん、5年生の神京夏さんの4名で臨んだ21クラブでしたが、終わってみれば全試合を通じて1失点の圧勝でした。この日のために真田由香さんの厳しい指導を受け、見事力を出し切ることができました。特に、実力がありながらここ一番で力を出し切れない試合が続いた櫻井敬修さんが相手チームのエースを破るなど、ベンチに入ったいつも辛口の真田浩二さんからも合格点の出る大活躍でした。

 練習場に帰ってきて、応援の保護者の方々と満面の笑みで結果報告をしてくれましたが、8月上旬に東京で行なわれる本大会も楽しみになってきました。

6月14日(土)
じっくりと
 久し振りに休日に試合、練習試合なしでじっくり練習しました。

 選手全員で40名近い人数になるので、男女で練習時間をずらすフレックスタイムでの実施です。暑さで集中力が欠けそうになる時もありましたが、なんとかこらえて乗り切った感じでしょうか。

 明日も一日練習です。レシーブからの展開と、ゲーム練習での緊張感を高められるよう改善指示を出そうと思います。

6月13日(金)
夏ノ暑サニモ負ケズ
 梅雨の晴れ間で良い天気でした。でも夕方の卓球場は熱気に溢れ、蒸し暑さは今シーズン最高だったかもしれません。

 それでもまだ外の湿度はむしろ低いくらいで、天気の割には過ごしやすかったはずです。これから徐々に、湿度も気温も上がり厳しい日が続くことが予想されます。

 しかし人間の体の順応性は大したもので、こういう日が続くと体が慣れてきて当たり前のようになってきます。生まれた時から日本に住む我々は、四季の移り変わりが体に刻まれています。

 さあ、いよいよ夏が迫ってきています。しっかり食べてしっかり寝て暑さに負けない体を作りましょう!

6月12日(木)
メンバー入り
 卓球の試合は基本的に個人戦ですから、個人戦の代表選手は公式戦で選出されます。しかし、団体戦のメンバー選考は部内で行なうことになります。

 基本的に本校の団体戦メンバーは公式戦の結果で選出します。いくら部内で強くても団体戦は「同士討ち」はありません。外で勝てる選手が中心となります。しかしそれでも甲乙付け難い時は部内での試合で決めるしかありません。

 普段は仲間として力を合わせて頑張っている者同士が、団体戦のレギュラーやベンチ入りを賭けて争う姿を見るのは心が痛みます。できることなら全員を同じようにベンチに入れたいと感じます。

 しかしそれは叶わぬ夢です。頑張って結果を出した者を評価するのと同様、結果の出せなかった者に心の中で「次のチャンスまで諦めずに頑張れよ!」とエールを送っています。

 時として勝負の世界は残酷です。でもそれに打ち勝つ強い心を身につけてくれることを願わずにはいられません。

6月11日(水)
休む勇気
 インターハイ予選が終わり、高校生は一段落ついたところです。小中学生はこれから全国ホープス予選、全国中学予選と大切な試合が続きます。

 そういった試合が近づき練習をやりこんでいるせいか、ちらほらと故障者が目立ってきました。いずれも重症ではないものの肩、肘、腰などが疲労により炎症を起こしている状態のようです。

 以前にも書きましたが、故障を起こさないよう細心の注意を払うべきですが、それでも故障してしまった場合、まずは無理せず休むべきです。私も様々な故障者を見てきましたが、多少の痛みを我慢して自然に治っていく場合もなくはないです。しかし、少し休めば大事には至らなかったのに無理したばかりに取り返しのつかないことになったケースもたくさんあります。

 妥協せず頑張る勇気も大切ですが、故障時に休む勇気はもっと大切です。

6月10日(火)
体育祭
 先週の金曜日に行なわれる予定の体育祭が雨天順延となり、梅雨の晴れ間を縫った本日行なわれました。

 年々良くなっている本校の体育祭ですが、今年は間違いなくここ十数年で最高の盛り上がりを見せたものとなりました。オープニングの入場行進から最後の種目まで21クラス全てが真剣かつ楽しんで取り組んでいました。楽しい中にもけじめをつけて締めるところは締めるというメリハリのある理想的な学校行事だといえます。

 卓球部の部員も楽しく一日を過ごすことができました。浅野一平が1000m競走で2位、平井和希が走り高跳びで3位と、各種目野球部が独占しそうになる男子種目の中でも健闘するなど、控えめながら存在感をアピールしてくれました。

 疲れているはずの放課後の練習も妥協することなく取り組むなど合格点をあげられる一日でした。

6月9日(月)
予想外?
 全国各地で行なわれているインターハイ予選ですが、昨日でほぼ全ての代表校、代表選手が出揃いました。

 例年のことですが、誰もが納得する順当な結果の出たところがほとんどですが、その半面、「まさか!」と思わせる結果の出たところもあります。第三者から見れば、「番狂わせ」、「予想外」、「波乱」ほど面白いものはありませんが、当事者としてみれば命の縮む思いです。

 しかし、傍目から見れば「番狂わせ」でも勝負事に偶然はない、というのが私の持論です。「予想外」の勝利を手にした選手、チームは少なくとも相手選手、チームより勝利に対する執念が勝っていたはずです。逆に言えば「予想外」の敗戦は少なからず「油断」や「驕り」があったことは間違いのないところだと思います。これは大切な勝負が懸かった時ほどハッキリ出ます。

 本校からインターハイに進んだ女子団体、男女個人戦の力は全国的に見てもレベルが高いとは言えません。それでも勝利を目指すのならば、残りの2ヶ月間をインターハイ予選前と同様、執念深く勝ちを目指すしかありません。

6月8日(日)
小学生エリート
 中学生学年別(中部日本予選)大会女子の部を見に行きました。

 最近の卓球界は愛ちゃんの影響か小学生の頃から始めるのが珍しくありません。私が中学生の頃は小学生の頃から卓球をやっていたのは三重県で一人だけだったと思います。卓球は中学生になってから学校のクラブ活動で始めるのが当たり前でした。私の二年下で全国中学に一年生で優勝した渋谷浩選手(元全日本チャンピオン)あたりが小学生エリートの走りです。

 今日の中学県大会ですが、すでに高校生の部でも実績のある1,2年の部優勝の佐藤優衣さんや、3年生の部優勝の酒井眞菜さんはもちろんですが、上位に進出している多くの選手はいわゆる小学生エリートです。

 私たちが中学生の頃は女子中学生でドライブをかけるのは全国トップクラスの選手のみだったと記憶しています。用具の進歩もありますが、情報が早く正確に伝わるようになり地方の選手でも最先端の技術を知ることができるようになったのが大きいと思います。

 ただ、小学生エリートに混じって中学から卓球を始めた選手が上位に進出している例もありました。その選手の努力と指導者の努力には頭の下がる思いです。彼女等が高校に行っても競技を続けてくれることを願わずにはいられません。

6月7日(土)
中部日本予選
 今日はジュニア男女の部が行なわれました。

 愛知県豊田市で7月に行なわれる本大会の通過枠は32名。またこの予選は9月に行なわれる名古屋オープン(後藤杯)の予選も兼ねておりベスト16が通過枠となっています。

 男子は2年生の加藤幹也が推薦出場。2年生の伊藤倫、米倉大貴、杉山彰、原勇也、1年生の伊藤俊介がベスト16に入り中部日本と名古屋オープンの出場権を獲得しました。また2年生の田中優伍は16入りは逃しましたが中部日本出場権は得ることができました。女子は1年生の西川千裕が推薦で、2年生の水本沙耶、坂麻衣、鈴木しのぶ、小路美由紀がベスト16に入りました。

 全体としては2年生の頑張りが目立ちました。しかし今日は16までしか行ないませんでしたが、実際はここからが厳しくなるところです。これに満足することなく更に上位を目指して精進してもらいたいと思います。

 また今日は、小中学生の予選も行なわれましたが、詳細はまた後日ご報告します。

 明日は一般種目の予選と中学生女子の予選です。

6月6日(金)
それぞれの年代で
 明日は高校生が津市体育館で中部日本選手権ジュニアの部県予選会、中学生男子が県営競技場体育館で学年別(3年生が中部日本ジュニア予選、1,2年生が中部日本カデット予選)大会、小学生が津市体育館で中部日本ホープス、カブの部県予選会が行なわれます。

 ジュニア予選に出ない高校3年生と県予選推薦の1,2年生と中学生女子は練習ですから、小中高校生男女がバラバラに分かれてそれぞれの場所での活動となります。

 中部日本選手権は全国大会につながらないローカルな大会ですが、それぞれの年代で今年度を占う興味深い試合です。

 今日もそれぞれの年代でしっかりと調整をしました。明日明後日が楽しみです。

6月5日(木)
接着補助剤問題
 今年の9月から世界卓連(ITTF)が実施する「有機溶剤入り接着剤」の全面禁止に先駆けて、日本卓球協会(JTTAA)は昨年9月から全面禁止にしました。すると、有機溶剤入り接着剤に慣れた選手たちは一部のメーカーの出した有機溶剤を含まない「接着補助剤」に飛びつきました。

 接着補助剤は、有機溶剤に反応する検査機には反応せず、選手たちも落ち着きを取り戻したのもつかの間、微量の有機溶剤に反応する新しい検査機が今春から導入されると、接着補助剤の利用の仕方によって赤ランプが点るようになってしまいました。

 更に先月末にITTFが出した通達で今年の9月からは有機溶剤を含む含まないに関わらず、接着する以外の加工、つまり接着補助剤の全面的な使用が禁止されることになりました。

 とりあえず9月までは使用することはできるのですが、使い方によって赤ランプが点く可能性のある補助剤を使うのは非常にリスクが高いと言えます。メーカーは早速、補助剤を大量に塗らない、ラケットをケースなどに密封しておかない等の注意事項を発表して利用の継続を呼びかけていますが、8月に集中する小中高大の全国大会で赤ランプが点いたら何のために今まで頑張ってきたか分からなくなってしまいます。

 迷走するルール改正に右往左往させられるのは選手たちです。実際の大会でのルールの運用方法も含め、協会側にはハッキリとした情報を示してもらいたいものです。


6月4日(水)
勝利の顔
 先日の全日本選手権ホープス・カブ・バンビの部県予選会で見事代表の座を射止めた子どもたちの写真を撮っています。最近、更新がご無沙汰になっている西飯スポーツ(21クラブ)のHPに掲載するためのものです。

 今日はカブ男子とバンビ女子で代表となった口地兄妹を撮りました。予選の前には兄の輝樹さんは3年生ながら久居から一人で電車に乗って通い続け、妹で1年生の恋奈さんも真田由香さんの「短期集中特訓」で腕を磨きました。

 
皆が注目する中での撮影だったので少し照れくさそうでしたが、メダルと賞状を手に写った顔を見ると、やはり勝負は勝たないとダメだな、と痛感しました。

6月3日(火)
中部日本予選
 まだインターハイ予選の余韻は残っていますが、今週末には中部日本予選が行なわれます。この試合は中部9県で争われる個人戦ですが、ジュニアの部は3年生を除いた新チームのメンバー、つまり高校2年生以下の選手によって行なわれます。

 もちろん3年生は今後も国体予選、インターハイ、高校選手権等の試合が残っていますが、中部日本予選は秋からの新チームの戦力を占う注目の試合でもあります。

 先週のインターハイ予選で出番のなかった選手たちにとってアピールする絶好のチャンスです。

6月2日(月)
一夜明けて
 一夜明けて再始動です。

 勝った女子はもちろんですが、男子も緊張感を失うことなく練習に取り組んでいました。チームとして区切りを迎えた男子は自主的に1,2年生と中学生も交えてのミーティングを行なっていました。私の知る限り中学生を混ぜてのミーティングは初めてです。

 何かを変えようと一所懸命になっているのでしょう。期待したいです。

6月1日(日)
女子14連覇!男子…。
 男女団体戦決勝リーグが伊勢・県営競技場体育館にて行なわれました。

 女子は皇學館高校との一騎打ち。前半は1,2番並行で行なわれましたが、一年生の西川千裕が固くなりながらも重責を果たし先取点。相手エースに対したM村香名も粘り強く戦い1セットを取りますが1−1に追いつかれます。勝負どころのダブルス。曽我美咲・西川千裕組は歯車が噛み合わないまま簡単に1,2セット目を先取されます。しかし徐々に調子を上げ2−2まで持ち直しました。運命の5セット目は相手リードでチェンジエンド。一進一退で7−6まで迫りタイムアウト。ここから一気に攻勢をかけ5本連取し貴重なポイントをゲットし2−1とリードしました。後半はラストの西川ひかりが堅実なカットで相手を寄せ付けず4番の曽我を待たずして勝利を確定させました。その後、曽我もゲームオールジュースの接戦をモノにして3−1で勝利しました。他の試合は久居高校、松阪高校をいずれも3−0のストレートで下し14年連続通算23度目の優勝を飾りました。

 一方の男子。初戦の伊勢工業をストレートで下し、勝負の懸かった高田高校戦。トップの伊藤倫が固くなった相手から1セット目の序盤をリードしますが、中盤弱気になったところを一気に逆転され、そのままの勢いで押し切られストレート負け。二番でエースの浅野一平が素晴らしいプレーで相手に付け入るスキを与えず1−1のタイに持ち込みます。絶対落とせないダブルス。浅野・加藤幹也組は必死のプレーで接戦に持ち込みますが、離すことができずにストレート負け。4番で相手エースの勢いを八木哲大が止めることができずに無念の敗退。最終戦は津工業に3−1で勝利したものの一歩及ばず準優勝に終わりました。

 女子の勝利は全員が力を合わせてコツコツと努力を続けてきた成果です。曽我、西川千以外は中学時代に活躍した選手は皆無です。しかしほぼ毎日、ほぼ全員が地道に自主練習を続けてきました。私も本校の14回の優勝を見続けてきましたが、全員が一丸となってまとまっているという部分ではこのチームが随一だと思います。団体戦になると強さを発揮するチームです。これに満足することなくインターハイではまず一勝を目標に精進してもらいたいと思います。

 男子も健闘しました。特にベンチと観客席が一体となった応援や、高田高校に負けた後の最終戦も気力を振り絞って戦う姿などは以前には見られなかった光景でした。少しずつではありますが「チーム」としての形ができつつあります。ただ、女子と比べると練習に取り組む心の温度が部員によって差があります。女子以上に中学時代に実績のある選手がいない状況で、これは致命的です。一所懸命頑張っていることは疑う余地がありませんが、苦しいところでもう一歩を踏み込めない甘さがあります。まずは女子部員に負けない練習に対する取り組みを、男子部員全体で目指してもらいたい。

 最後に、休日にも拘らず選手たちの応援に駆けつけてくれた沢山の保護者の方々、卒業生の方々、本校教員の方々。本当にありがとうございました。勝っても負けても選手たちの必死のプレーをお見せできたと思います。勝ってもまだまだ、負けてもまだまだ。現状に満足していては次の一歩が踏み出せません。皆様方の応援に報いるためにも明日からまた精進し続けたいと思います。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。