白卓日記 ‘07 12月  前月へ! 次月へ!       
12月31日(月)
大晦日
 我が家の大掃除もようやく一段落し、久し振りに落ち着いた一日を過ごしました。

 「落ち着いた」と書きましたが、プライベートな理由で卓球場に顔を出さないのは年に数回しかないため、実はあまり落ち着きません。「選手たちはこの自主練習の期間にどれくらい頑張っているのだろう」と考えたり、自主練習期間が終わった後の遠征や試合のことが気になります。

 それぞれの思いを乗せて2007年が終わろうとしています。来年が皆様にとって良き一年になりますように。

12月30日(日)
継続は力なり
 夏休み、冬休みなどの長期休暇に入ると曜日の感覚がなくなってきます。今日は日曜日。

 昨年のこの時期はどんなことを考えていたのかと白卓日記を読み返してみると、昨年末に練習に来た「ファーストステップ」の中岡さんに教えて頂いたしゃがみこみサーブについて書いてありました。教えて頂いた当日には「数人の選手が一時間以上残って練習をした」と書いてありましたが、あれから一年経った現在、ただ一人続けて練習していた選手が、そのサーブを生かして先日の全国選抜東海予選にて大活躍し本校を全国選抜へと導いてくれました。

 一時期サーブに頼りすぎたせいか不振に陥ったこともありましたが、「継続は力なり」を見事体現して見せました。教えて頂いた中岡さんと、根気よく練習を続けた選手に感謝です。

12月29日(土)
お正月はのんびり?
 いよいよ今年も残すところあと3日となりました。真田さんの合宿も今日で打ち上げ、ホッと一息と言ったところでしょうか。

 しかし全日本選手権に出場する選手たちにとって正月だからといってのんびりと過すわけにはいきません。年末に行なわれていた全日本が一月上旬に移ってから何年が経つでしょうか?かつては全日本が終わってから正月でしたが、この日程になってからは選手たちも大変です。

 卒業生の西飯由香さんが所属する岐阜の実業団「十六銀行」も年始早々、合宿を行ないます。その合宿が今年は津の百五銀行の体育館を借りて行なわれるとのこと。なんでも十六銀行の選手だけでなく練習相手のトレーナーも含めてかなり多くの選手が集まるので、岐阜の練習場では手狭という理由だそうです。

 長い人生、選手として頑張る数年間、お正月にゆっくりできなくてもバチは当たりません。

12月28日(金)
連続アップ
 昨日の午後から自主練習です。とは言っても真田さんの強化合宿があるのでほとんどの本校選手はそれに参加しているので普段よりもハードな内容で練習に励んでいることと思います。

 私は少し時間ができたのでたまっていたHPのTOPICSのアップに励みました。集中してやったおかげで、この二日間で4つの大会をアップすることができました。一つの大会に約一時間を要しますが、大会の批評が最近マンネリ化してしまっています。同じ「勝った」という表現もボキャブラリのある人はいくつもの表現ができるのでしょうが、自分の書いた文を読み返してみると同じような表現が連続しています。新聞、雑誌など、「ライター」と言われる人の表現力の豊富さに改めて驚かされます。

 さあ、実際の試合に追いつくまでもう一息です。もうひと踏ん張りするとしましょう。

12月27日(木)
07年打ち上げ
 今日の午前中の練習で白子高校の年内の練習は打ち上げとしました。

 ただし今日の午後から明後日いっぱいまで真田さん主催の強化練習会「真田ウインタースクール」が行なわれ、本校の選手のほとんどと、小中学生合わせて三十数名が参加します。

 年始の合同練習は3日から始まりますが、自主練習で練習場は連日満員御礼となりそうです。

12月26日(水)
自覚
 冬休みに入ってからの練習場は毎日が超満員です。今日も延べ40人近い男女小中高校生が詰め掛けました。

 高校生男子は、年始の3日から千葉木更津で行なわれる練習会に参加するメンバーを決める7人によるリーグ戦を行ないました。部内のゲームながら本番さながらの緊迫した雰囲気で試合は進みました。

 しかし、こういった何かが懸かっているゲームになると必ず、緊張感に耐え切れずに必要以上にナーバス(神経質)になって自滅する選手が現れます。普段のゲーム練習では時折、笑顔を交えながらリラックスムードで好プレーを連発するのですが今日は眉間にシワを寄せ、相手がネットインを一本でも入れようものなら露骨に態度に表し次のプレーまで引きずります。凡ミスが一本出ようものなら、この世の不幸を全て背負ったような態度で自滅していきます。

 普段の練習と本番のゲームとの雰囲気に大きな差がある選手は、大事な試合では力を発揮できません。何度言われても同じ失敗を繰り返す選手が、それを自覚する日は来るのでしょうか?そんな気分になるリーグ戦でした。

12月25日(火)
大掃除
 今日は午前中練習の後、日頃練習する小中高校生三十数名で卓球場の大掃除を行ないました。

 各掃除場所別に班とそのリーダーを決めて取り掛かりました。脚立を使って梁や蛍光灯の上に載ったボールを取る班、飾ってあるトロフィー等をピカピカに磨く班、卓球場の外回りを掃除する班、隅に積んであった荷物を片付ける班、破れた防球フェンスを針と糸で縫う班、男女それぞれの更衣室を掃除する班、卓球台やクーラーなどを掃除する班、ボールが入り込みやすい隙間を段ボールで塞ぐ班など、それぞれの班が工夫をし協力し一生懸命作業をしていました。私も昨年までは作業のほとんどを指示しながらやりましたが、今年は各班のリーダーと班員にある程度任せたところキッチリと仕事をしてくれました。

 真田さんや村上さんの協力もあり、3時間もすると大方の作業が終わりました。整理整頓されピカピカの卓球場を見ながら、西飯由香先輩の差し入れを頂くどの選手の顔も満足感でいっぱいでした。

12月24日(月)
選抜東海予選二日目
 昨日に続いて予選二日目です。上位1〜4位リーグはより上位通過を目指し、下位5〜8位リーグは残り一つの椅子を賭けて熾烈な争いが繰り広げられました。

 昨日、全国選抜出場権を得た女子は上位リーグへ。しかし名経大高蔵(愛知)、清水国際(静岡)に敗れ、昨年と同じ4位に終わりました。二日間を通じ、エースの曽我が期待通りの働きをし確実にポイントをゲットしました。ダブルスのパートナー西川もこの4ヶ月間の練習で格段に凡ミスが減り粘り強くプレーしました。そして今回のMVPはキャプテンのM村です。出場したシングルス3試合で全勝、しかも昨日は得失点差で本校が代表権を獲得する元になった値千金のポイントを瑞穂戦と浜松学芸戦で挙げました。ベンチの選手たちも先輩たちから受け継がれた、出場選手を全面的にバックアップする役割分担を着実に果たし勝利に貢献しました。

 昨日、予選リーグ3戦全敗と最悪のスタートだった男子は下位リーグへ。初戦の宿敵高田戦では県大会を上回る闘志で立ち向かいました。一年生の伊藤倫は敗れたもののエースの浅野が苦しみながらポイントし振り出しに戻す。県大会では苦敗を喫したダブルスでしたが今回はサーブレシーブが冴え3−1の完勝。4番の加藤は敗れましたがラストの八木が粘り強いブロックと思い切ったカウンターが炸裂しセットオールで振り切りました。最終戦となった静岡学園戦。トップの伊藤は2セット先取するも逆転されるも浅野が取り返し1−1。ダブルスも好ゲームとなりましたがセットオール9−9からサーブがコントロールできず惜敗。しかし加藤と八木が接戦を制し逆転勝ちし全試合を終えました。結局、5〜7位が同率となり惜しくも次点の6位となり全国選抜への切符を取り逃しました。

 結果的に女子は目標達成、男子は残念ながら、ということになりましたが、他校の先生から「白子の女子はメンタルが強い」、また他の先生から「白子の男子は初日全敗でモチベーションが下がる二日目に最後まで粘った」とお褒めを頂いたのがとても嬉しかったです。自己評価としてはメンタル面は逆に最大の課題だと思うし、そもそも初日に粘れなかったから最後追いつかなかった原因だと思っています。

 ただ、男女とも最後まで満足せず、諦めず戦ったのは大いに評価できます。勝っても負けてもこれで終わりではありません。次の目標へ向かって走り続けなくてはなりません。

12月23日(日)
選抜東海予選初日
 三重県開催地元代表として浅野一平とM村香名が選手宣誓を行ない選抜東海予選が始まりました。

 男子は予選リーグで杜若(愛知)、浜松商業、関商工(岐阜)と対戦。愛知県2位通過ながら優勝候補の杜若には、相手の固さもありポイント的には競るのですが最後の一本でかわされてストレート負け。勝負どころの浜松商業戦ではエースの浅野と八木哲大の2年生コンビがセットオールで惜敗しまさかの0−2スタート。課題だったダブルスは会心の試合で後半につなぎ、一年生コンビの加藤幹也、伊藤倫に望みを託します。加藤は安定したプレーでストレート勝ちを収めたものの伊藤が敗れて痛恨の敗戦。岐阜一位の関商工にもダブルスで食い下がるもストレートで敗れ全敗で初日を終えました。

 一方の女子。初戦の瑞穂(愛知)戦でエースの曽我美咲が先取点を挙げるも柿沼紀子が敗れ1−1でダブルスへ。セットオール9−8までいきましたがここから無念の逆転を許し、M村が快勝するもラストで西川ひかりが敗れて痛い黒星スタート。絶対に負けられない浜松学芸戦。再び曽我が先取点を挙げ、続く好調M村が奮闘し2−0スタート。ダブルスも粘り強く戦い相手のミスを誘い会心の3−0ストレート勝ち。最終戦の富田(岐阜)には敗れたものの、瑞穂が浜松学芸に敗れたので得失点差で予選リーグ二位となり明日の1〜4位リーグへの進出が決まり、5位までに与えられる全国選抜の出場権を獲得しました。

 男子は明日、5〜8位リーグへと進みます。数字的には可能性は残されているのでプライドに懸けても最後まで食い下がりたいと思います。また、女子もホッとすることなく昨年の4位を上回るよう頑張ります。

12月22日(土)
明日から選抜東海予選
 今年最後のビッグイベント、全国高校選抜東海ブロック予選が伊勢・サンアリーナで行なわれます。明日は11時半から予選リーグ3試合。その結果を受けて明後日9時から順位リーグ2試合が行なわれます。

 東海ブロック代表枠は男女それぞれ5チームです。東海4県から2チームずつ合計8チームが参加し、県予選一位校2チーム+二位校2チームの4校で予選リーグを行ないます。上位2校が翌日の1〜4位決定順位リーグへ、下位2校が5〜8位決定順位リーグへと進みます。

 男子の愛工大名電、杜若、富田、女子の富田、高蔵など、全国でもトップクラスの私学が集まる東海地区は有数の激戦区です。毎年ギリギリの戦いを強いられますが県予選での頑張りを無にしないためにも男女とも一生懸命努力してきました。個人で飛び抜けた選手はいませんが、団体戦ならではのチームの団結力を後ろ盾に戦い抜きたいと思います。

12月21日(金)
表彰
 終業式の前に行なわれた表彰式で卓球部の「新人戦男女優勝」と「全日本予選2位の浅野一平」を表彰していただきました。

 今日はその他に、常連の吹奏楽部、ボランティア部の感謝状、漢字検定2級合格、佐々木信綱顕彰(短歌コンクール)が表彰されました。数年前は表彰といえば卓球と吹奏楽の独断場でしたが最近は運動部、文化部の活発な活動はもとより、生活創造科の各種コンクール、各種検定合格等々、賑やかになってきました。

 普段あまり卓球部の活動に感心のない生徒たちの前で表彰されるのは、頑張りを認識してもらう絶好の機会です。選手らにとっても卓球の会場で表彰されるのとはまた違った嬉しさがあります。卓球部員であることを誇りに感じるひと時だったと思います。

12月20日(木)
年末年始
 長かった二学期も終わり、県内の多くの高校、中学、小学校は明日、終業式です。

 冬休みは年末年始をはさみ、約二週間と短いため慌しく時間は過ぎていきます。しかし年始には東京選手権の予選である「三重県選手権」、そして「全日本選手権」。その後にも「県新人戦個人の部(学年別大会)」と大きな大会が目白押しです。

 年末年始には自主練習の期間はとりますが例年、ほとんどの選手は大晦日も正月もなく毎日のように自主練習に励みます。

 「たった数日練習を休むことがそれほどマイナスとは思えない。むしろリフレッシュできて…」と考えるか、「ラケットを持たずに過ごすとむしろ落ち着かず、それなら毎日…」と考えるか。

 考え方は色々で、正解は一つではありません。さあ、あなたの年末年始は?

12月19日(水)
風邪
 めっきり冬らしい気候になってきました。最近この地域では胃腸風邪が流行っています。インフルエンザが流行りだすのも時間の問題かもしれません。

 私は例年、選手たちに「風邪を引くのはサボりだ」と言っています。この時期に風邪を引きやすいのは当然です。気温も低いし空気も乾燥しています。だからこの季節、「うがい、手洗いの励行」「栄養と休養をしっかりとる」等々、声高に叫ばれるのです。にも拘らず、風邪を引くのは不注意に他なりません。

 私もここまで言ったからには風邪を引くわけにはいきません。「絶対に風邪を引かない!」という強い意志が何よりもの風邪防止法なのかも知れません。

12月18日(火)
未来予想図
 高校生が午前中授業なので、小中学生が集まってくる頃には練習が終わります。高校生と入れ替わりに台に入る小中学生は普段、高校生に隅の台に追いやられているせいか広々と台が使えていつもより張り切っているように見えます。

 改めて久し振りに見る小中学生は皆、ずいぶん上手になったように見えます。「ああ、この子が高校生になる頃にはこっちの子は中学1年生か」とか「この子とこの子は一つ違いだから高校でダブルスを組むかも知れないなぁ」など勝手な思いを巡らせて見ると夢は大きく広がります。

 子どもの可能性は無限大です。小さな子どもたちも、あっという間に体も心も成長していきます。あと何年、この仕事ができるかなぁ、などと考えを馳せながら見ていると少し悲しくもなってしまいますが…。

12月17日(月)
休む勇気
 いよいよ残すところ一週間となりました。

 土日の練習会や試合で選手たちも疲れ気味です。今日は自分のコンディションを確認して遅くまで残っての練習は控えるよう指示しました。しっかり食べてしっかり寝て明日からまた元気良く練習できればいいですね。

 大事な試合が近くなると練習していないと不安になる気持ちはよく分かります。休むことにも勇気が必要です。苦しい時にも頑張る勇気、やりたい時にも休む勇気。これらの勇気のない選手は勝者にはなれません。

12月16日(日)
学年別予選
 地区予選免除の浅野・加藤・西川を除く1,2年生が中勢地区予選に出場しました。

 結果は男子2年生で八木哲大が優勝、3位に川口依里也、1年生で伊藤倫が2位、米倉大貴が3位、女子2年生で曽我美咲が優勝、柿沼紀子が2位、M村香名が3位、1年生で水本沙耶が優勝、2位に坂麻衣、3位に鈴木しのぶが入賞しました。県大会は1月27日に行なわれます。

 全体としてはそれぞれ力を付けたのが見て分かる試合振りでしたが、練習の内容がラリーに偏重しているせいかサーブレシーブの甘く、そのため得意のラリーまで持っていけずに敗れるケースが目に付きました。

 明日の練習前にもう一度確認させ、練習内容を改善したいと思います。

 また、予選免除の者と梶原、松井の3年生、小中学生の一部は昨日に引き続き奈良でオープン試合に出場しました。試合時間が長引き、「梶原が準優勝」という結果しか入ってませんが、詳細は明日紹介します。

12月15日(土)
奈良練習会
 早朝6時20分出発で奈良へと赴きました。昨年から参加している練習会です。団体戦形式で男子2チーム、女子3チーム、いずれも中学生も含めた21名で参加しました。

 来週、全国選抜東海ブロック予選に臨む女子Aチーム。一生懸命さは認めますが、「勝つ」ためにはまだ工夫の余地があります。0−3のスッテンで負けても負け。セットオールのジュースで負けても負け。大胆さがなければ強い選手に勝つことは難しくなってしまいます。経験がないと難しい「駆け引き」も覚えなければいけません。

 男子Aチーム。課題だったダブルスに進歩の跡が見られました。強豪チームを相手にすると浅野の一点以外がなかなか計算できません。浅野に続く二番手の台頭が待たれます。

 明日は来月に行なわれる学年別大会の中勢地区予選が久居で行なわれます。また、予選出場を免除されている男子の浅野、加藤と女子の西川、今日も練習会に参加した中学生は引き続き奈良に滞在し、「奈良市オープン」に参加します。

12月14日(金)
明日から奈良遠征
 明日は昨年から参加させてもらっている奈良の練習会です。中学生も含め男女21名で参加します。

 奈良県内の高校を中心にたくさんの学校が参加するので、非常に有意義な練習会です。夏までは中心メンバーでなかった選手の多いこの時期の新チームはとにかく経験が必要です。数をこなすことで徐々に「試合慣れ」することができます。

 一つの試合、一つのセット、一つのポイント、一つのプレーを無駄にすることなく吸収してきたいと思います。

12月13日(木)
年賀状
 十二月も中旬に差し掛かってきました。年末年始も卓球ばかりでこれといって変化はないのですが、大掃除と年賀状だけは人並みにこなさなければなりません。

 最近の若い人は年賀状はあまり書かずに、あけおめメールで済ませるようです。確かにほぼ毎日会っている人に対して、わざわざ年賀状を書く、というのも形式的で無意味なようにも思います。私は合理的に物事を考えたがる人間なので、年賀状には抵抗がありますが、だからと言って…。

 でもいざ作るとなるとついつい力が入ってしまうんだよなぁ…。

※全日本予選の結果をTOPICSにアップしました!

12月12日(水)
回顧
 日曜日に行なわれた松阪のよいほ杯の帰りのことです。

 23号線が渋滞していたので裏道を通って帰ってきました。白子高校の前の通りを西から車を走らせてきたところ、十年ほど前に卓球場が建っていた横を通りました。「ラウムズ白子」という大きなマンションの建っている向かいので現在は空き地となっています。横を通るとき、同乗していた生徒たちに「この空き地に昔の練習場が建っていた」と言うと一様に驚いていました。

 道を挟んだ向かい側に、これも現在は無くなってしまいましたが小さなパン屋さんがあり、休みの日の昼食はここでパンやカップラーメンを食べていました。当時は卓球場の西も東も田んぼ、南は畑、向かいの公園も田んぼ、ラウムズのある場所も田んぼ。白子中学に向かう道も現在は拡張されていますが当時は車一台がようやく通れる田んぼ道でした。夏になるとホタルが乱舞する何もないところでした。毎晩十時頃に練習を終えると、運がよければ大人の方の車で駅まで送ってもらえますが、大抵真っ暗な田んぼ道をとぼとぼ駅まで歩いて行きました。

 当時も他から比べると恵まれた環境だったと思いますが、今と比べるとのんびりとした雰囲気だったように思います。

 もう二十年以上、昔の話です。ふと懐かしさがこみ上げてきました。

12月11日(火)
裏方
 全国選抜の東海ブロック予選は今月の23,24日に伊勢・サンアリーナにて開催されます。

 地元三重県で県外大会が行なわれると県の卓球協会や高体連が運営に当たります。今日は高体連の会議が津であり、その運営について最終的な打ち合わせを行ないました。

 本校は県代表として出場するため仕事の割り当てはありません。競技に専念できるよう配慮していただきました。実際やって見ないと分からないと思いますが、こういう大会が行なわれると非常にたくさんの人たちが時間と労力をかけて準備しなければなりません。慎重に慎重を重ねても完璧に運営するのは至難の業です。しかもこれらの準備はほぼボランティアとして行なわれます。自分の学校が出場するわけではないのに、役員の先生方は何日も前から準備をし、地元の高校卓球部員が前日から卓球台を出したりフェンスや椅子などを準備したりと会場の設営に当たります。

 試合当日、当然のように準備された会場で試合ができるのも、このような裏方に回ってくれる方たちの献身的な気持ちのお陰だということは知っておいてもらいたいものです。

12月10日(月)
今日からAM授業
 最近はどこの学校でも夏冬春休みなどの長期休校前の時期も6時間授業をするのが普通となってきていますが、本校は冬休み前だけは午前中授業となります。今年も今日から来週の水曜日までが昼までの授業です。

 これについては賛否両論があります。ただし部活動を行なう上で、この数日間はしっかり練習が行なえる絶好の機会です。

 今日も、たっぷり練習をした後に余裕を持って規定練習を終えることができるので、その後の時間を自主練習に充てたり、休養に充てたりと有意義に使うことができます。

 今日からの二週間、結構重要です。

12月9日(日)
よいほ杯
 県内のオープン戦の中でも長い歴史を誇る松阪市の「よいほ杯」が行なわれました。例年、12月第一日曜日に行なわれ、期末考査前日であることからチームとしては初めての出場で、男子7名、女子9名が参加しました。

 松阪市の一般選手、日生学園第二高校、高田高校の一部の選手らが出場していましたが、男子シングルスでは浅野一平が優勝でした。準決勝で伊藤倫との同士討ちを制すると決勝では日生の三年生を一蹴しました。途中、危ない試合もありましたが全体としては大きく崩れることもなく全日本予選、新人戦団体に続いて好調を維持しています。三位に入った伊藤倫も相変わらず試合中の心の揺れはあるものの、結果に結びつけることができるようになってきました。

 女子は出場選手も少なく、途中からほとんど同士討ちばかりとなり三年生の松井夏美が佐藤優衣さんを敗り優勝を飾りました。体のキレがあり、練習量の豊富さを感じさせるプレー振りでした。三位には曽我美咲。佐藤さんに敗れましたが内容的には好試合でした。サーブレシーブにもう一工夫ほしいところです。

 また、鈴鹿市選手権も行なわれ男子7名、女子1名が参加しました。

 久し振りの個人戦出場という者も多く、秋季練習の成果を試す絶好の機会でした。明日以降の練習にどういう課題を持ち込むか。試合の後が大切です。

12月8日(土)
その一瞬
 男子の練習前に「期末考査も終わり、いよいよ”冬”のシーズンイン」という話しをしました。昨日の注意も頭に残っていたのかスタートから緊張感のある練習ができました。

 ただし、練習開始から一時間を過ぎると徐々に緊張感が薄れてきて多球練習の時には、ただ「こなす」だけの練習になっている者が見受けられました。昨日に引き続き再び練習を中断して「その練習が試合に役に立つのか?」という問いかけをしたところ、ほとんどの者がその意味を理解して改善できました。

 注意ばかりしていると効果も薄くならないか、という不安もあるので必要最低限にとどめているつもりですが、そのタイミングと話す内容はいつものことながら難しくて頭を悩ませます。こういう時に名指導者なら絶妙のタイミングで的確な指示ができるんだろうなぁ、とため息をつきながらその一瞬を見逃さないよう一日中張り付いています。

12月7日(金)
ゆるんだネジ
 試験中の練習のリラックスムードを引きずったままだったので、練習を中断して注意しました。

 リラックスムード言うと聞こえがいいのですが、雑な練習からは、緊迫した試合に役に立つ技術は身に付きません。試合もリラックスして臨めればいいのですがそうはいきません。

 雑な練習の後にゲーム練習をさせるとよく分かるのですが、ゲームは勝ちたいので多少の緊張感があります。そうすると先ほどまでのリラックスした練習とは違う雰囲気に馴染めずミスを連発します。そうなると後はガタガタです。

 本人たちは無意識のうちにやっているので原因が分からず首を傾げていますが、後でじっと観察している私にはよく分かります。

 さて。明日からしっかりとネジを巻き直しです。

12月6日(木)
勉強組・練習組
 前回までのテスト期間中は、勉強をもっと頑張ってもらいたいグループをテスト後の放課後に教室にて自習をさせましたが、今回のテストは卓球場で勉強をさせました。

 スタートは全員一緒に練習を開始しますが、一時間やったあとは「続けて練習組」と「勉強組」に分けます。勉強組は卓球場で空いている卓球台を机にして勉強を開始します。すぐ近くで仲間たちが練習しているので決して静かに集中できる環境ではないと思いますが、疎外感は少ないように思いますし刺激にもなると思います。休憩中の練習組から勉強のアドバイス(冷やかし?)を受けたりしながらそれぞれのペースで勉強をします。

 本来、勉強は「自学自習」が基本だと思いますが、勉強が得意でない者は勉強のやり方が分かっていない場合が多く、周囲からアドバイスを受けながらやるのは意外と効果があるように思います。

 明日でテストも最終日。さて、結果やいかに?

12月5日(水)
お披露目
 育児休暇中の立木直子先生がご長男を連れて顔を出してくれました。

 練習の終わりがけにご主人と一緒に見えました。以前と比べふっくらした顔つきは「お母さん」そのものです。息子さんはぐっすりとお休み中でしたが周りの騒がしさに目が覚めたようで、次から次へと現れる見物人にぱっちりとしたお目々をぱちくり。

 お父さん似のようなお母さん似のような。いずれにしても幸せいっぱいの立木家の未来に幸あれ!

12月4日(火)
食育
 最近「食育」という言葉をよく耳にします。

 食育とは「健全な食生活を実践できる人間を育てる」ことです。健康の基本は栄養・休養・運動で、スポーツの世界で成功するには栄養と休養が重要です。睡眠時間が短いと眠気を感じ体が重くなるという自覚症状が表れるので「休養」の必要性は誰にでも感じることができます。しかし、何を食べてもお腹いっぱいになればとりあえず満足感を得られるので「栄養」については無頓着な人が多いように思います。

 選手の皆さん。小さい頃から親御さんに元気に丈夫に育つよう一生懸命食育を受けて育ったのですから、それを無にするような「間食」は控えましょう。テスト勉強をしながらこの日記を読んでいるあなた。ポリポリムシャムシャグビグビやってませんか?お腹がすいたなら何を食べるか何を飲むか考えましょう。その一口が今日の練習やトレーニングを台無しにしていませんか?

 写真はある選手がコンビニで買ってきた「おやつ」です。……。

12月3日(月)
期末考査始まる
 2学期期末考査が今日から始まりました。

 今日はママさん教室がないので試験後すぐに二時間ほどの練習を行ないました。短時間、しかもまだ試験初日で体力もあるせいか活気のある練習でした。ただ、普段一緒に練習している小中学生がいないので寂しい感じもしましたが…。

 時間の短さを中身でカバーし、試験後に控える大きな目標につなげてもらいたいものです。

12月2日(日)
絶対に負けられない
 明日から期末考査ということで午前中で練習を終えました。普段は時間もなくテレビはほとんど見ることはありませんが、北京オリンピック出場権を賭けた野球のアジア最終予選を見ることができました。

 プロ野球は百数十試合の長丁場です。シーズン中の選手たちは緊迫したゲーム展開でも余裕を持ってプレーしていますが、このオリンピック予選は事実上、日本・韓国・台湾の三カ国で一チームの椅子を争います。しかもそれぞれたった一試合ずつしか行なわないのでまさに「絶対に負けられない戦い」です。

 一球一球が緊張に満ちていて見るものにとってはこれ以上ない面白さです。しかしやっている選手たちは胃が締めつけられるようなプレッシャーと戦っています。結局、4−3の僅差で日本が勝利しましたが、超一流といわれる選手は技術はもちろんですが精神力も超一流だと再認識しました。凡人なら逃げ出したくなるようなピンチでも頭は冷たく心は熱く。全身全霊を懸けて立ち向かう様は見ていても鳥肌が立ちました。

 こういったプレーの裏に、積み重ねた努力があることは言うまでもありません。明日の台湾戦に勝てば代表決定だそうです。がんばれニッポン!

12月1日(土)
師走
 先生も走る、と書いて師走。昔の先生はあまり仕事がなかったのでしょうか。

 12月といっても随分温かく、今日の練習も少し時間が経つと選手たちは汗をびっしょりかくほどの気温です。練習を見ていても足のつま先や耳がジンジン痛くなるような冷え込みはまだありません。

 月曜日からの期末考査が終わると年末の全国選抜東海ブロック予選、年始の全日本選手権とビッグイベントが続きます。つかの間の静寂といいたいところですが、選手たちは先日の県予選の好結果のせいか表情は明るいように思います。

 しかし、次回も笑顔で終えたいのなら、ここはネジを巻きなおさないといけません。「勢いに乗る」のと「調子に乗る」のとは紙一重です。