白卓日記 ‘07 8月  前月へ! 次月へ!       
8月31日(金)
祝吹奏楽部
 学校によって二学期の始業式は様々です。27日の月曜日から始まったところもあれば3日の月曜日からのところもあります。

 今日の始業式後の表彰式では、吹奏楽部が25年ぶりに東海予選を突破して全国大会に出場することになった報告がありました。三重県ではほぼ毎年トップに立つものの東海地区で3つという狭き門をなかなか抜けることができませんでしたが遂に今年、悲願を達成できました。本校に吹奏楽コースができて三年目。設置するときには賛否両論あったようですが、今回の結果で全てを払拭できました。やはりこういうものは結果がものを言います。どれだけ立派な言葉を並べても結果が伴わないと説得力がありません。「地位が人格を作る」と言いますが、難関を突破して全国へコマを進める吹奏楽部がますます学校をリードする部になってもらいたいと思います。

 「自分は○○部の看板を背負っている」誇りと自覚があれば普段の言動も変わってくるはずです。

8月30日(木)
進路
 いよいよ夏休み最終日。

 明日から2学期に入りますが、夏が終わると中学生、高校生は卒業後の進路について頭を悩ませる季節になります。高校を卒業し就職する者にとっては、2週間後には就職試験が始まります。ラケットを鉛筆に持ち替えてラストスパートの時期になります。本校では数年前から面接対策に力を入れており、就職難のこのご時世にかなり高い合格率を誇っています。

 ある意味、一生を左右する高校生の進路です。卓球同様、悔いの残らないよう精一杯の努力を期待します。

8月29日(水)
夏休み…
 毎年のことながらアッという間に過ぎていく夏休み。特に今年は31日が金曜日ということもあり本校では8月中に始業式を行ないます。

 選手たちは今年の夏休みをどのように感じたのでしょうか。男子の1,2年生の場合、インターハイがなかったのでかなり長く感じたのではないでしょうか。インターハイは5〜6日もの長丁場です。団体、個人に出場している選手にとっては慌しい5日間ですが、団体のみ、まして出場する機会のない選手にとってはほとんどボールを打つことのできない5日間です。そういう意味ではしっかり練習時間は確保できたと思います。先日の高校選手権を見る限り、多くの選手がこの夏休みで力を付けたと実感できたのではないでしょうか。

 数日前の猛暑もすっかり影を潜め、めっきり日が短くなってきた8月末。さあ、この夏休みの貯金を全日本予選で爆発させよう!

8月28日(火)
ノングルー時代V
 昨日おとといとグルーのことについて書いたら奇しくも今日、ある学校の先生から「白子の選手はグルーはどうするのか?」という電話を頂きました。

 恐らく日本中の選手、指導者が頭を悩ませていることと思います。今月号の卓球王国にもその特集が載っていました。また、各メーカーも競って「ノングルー対応」商品の宣伝に躍起になっています。有機溶剤入り接着剤はメーカーにとってドル箱だったと言われています。それが予定より一年も早く急遽に使用禁止になったのですからメーカーの大変さもよく分かります。今回のルール改正は選手だけではなくメーカーも犠牲者の一人です。

 昨日書き忘れたのですが、スピード補助剤はビニール製の手袋を着用して使用しないと手が荒れるとのことです。「健康に害が及ぶ危険がある」という理由で使用禁止になったグルーですが、スピード補助剤がグルーの二の舞にならないよう、協会は慎重に対応すべきだと思います。

8月27日(月)
ノングルー時代U
 昨日書いた「スピード補助剤」の出現によって、以前とほぼ変わらない弾み(スピード)が保障されることになり、グルーを使用していた選手たちは安心したことと思います。

 しかし我々の視点からすると、健康面での安全はほぼクリアできたものの、ようやくグルー自体、あるいはそれに伴うラバー寿命の短縮化により多額の費用がかかっていたという経済的なデメリットは依然解消されないまま、ということになってしまいます。

 卓球というものは高額なラバーを使えば有利というものではありません。しかし以前のグルーそしてスピード補助剤を使うか使わないかは大きな違いとなります。選手の経済的な事情が競技に有利不利となる現状はいかがなものか?特に中高生にとって数千円もするこのスピード補助剤は、誰でも容易に手にできるものでもありません。

 メーカーと協会、そして選手は共存共栄の立場です。色々と難しい問題はあるでしょうが競技の普及という観点からはスピード補助剤の出現が必ずしも「問題解決」と手放しで喜べるものではないことは明らかです。

8月26日(日)
ノングルー時代T
 9月1日から施行される有機溶剤入り接着剤(グルー)の禁止に伴う、いわゆる「ノングルー時代」が始まります。

 本校の選手もこの電撃的なルール改正が決まってから、それぞれの試合スケジュールにあわせて段階的にノングルー対応ラバー等への移行を進めており、先週の高校選手権の時点で3年生を除くとほぼ全員がグルーを使用していません。ラケット、ラバーの相性もあるので試行錯誤を繰り返しながら苦労しながらここまで漕ぎ着けました。

 しかし、この段階になってニッタク製のラバー膨張させる「スピード補助剤」が脚光を浴びてきました。真田さんと村上さんが様々なラバーをこの補助剤を使ってテストした結果、うまく使うと以前までのグルーとほぼ変わらない程度の弾みを実現することができるようです。

 
8月25日(土)
残すところ
 今年の夏休みは8月30日までです。31日が金曜日なのでその日が始業式となります。

 昨日で高校選手権を終え今日から三日間、女子は自主練習となります。四日後の28日からは男子が三日間の自主練習になります。1月3日に年末年始自主練習を終え練習を再開してから、自主練習とするのはインターハイシングルスリーグ戦を終えた5月5日に次ぎ二回目です。

 しかし、女子の選手の多くは朝早くから一生懸命汗を流していました。日頃選手たちには「ラケットを持たない(もてない)ことに不安を感じなかったら選手としてプレーするべきでない」と話をしています。今日自主練習をしていた選手たちは、昨日の試合後も練習場に戻って自主練習をしていた者がほとんどです。

 卓球の神様は彼女たちの頑張りを見てくれているはずです。どんなご褒美をくれるのか今から楽しみです。

8月24日(金)
高校選手権シングルス
 女子シングルスは松井夏美が優勝。同学年で中学時代からしのぎを削っていたライバルとの決着をつけました。曽我美咲が三位入賞。準決勝までは完璧な内容でしたが準決勝ではラリーで点が取れず接戦を押し切ることができませんでした。健闘したのは西川ひかり。2回戦でインターハイでも接戦を演じたカットマンと再び促進ルールでの激戦へ。攻撃に回ると打ちミスを連発してしまいましたがセットオールジュースの最後の一本の攻撃が決まり辛勝。その後も接戦を勝ち抜き、インターハイ以来のベスト8入り。濱村香名は8シードの選手に完勝したものの昨日に引き続き苦手のカットマンに8決定で競り負け。柿沼紀子は安定した試合で8決定まで勝ち上がるものの勝負どころで引いてしまい敗退。坂麻衣は8シードの選手にセットオール8-1とリードするもののまさかの逆転負け。

 男子は昨日に引き続き浅野一平が安定した実力を見せ三位入賞。ここのところ試合で力を発揮できるようになってきました。他では一年生勢が健闘。加藤幹也は昨年度インターハイシングルス代表選手と同級生ライバルに快勝し初のベスト8入り。攻撃に凡ミスが少なくなり安定してきました。伊藤倫は地区予選で負けた選手にリベンジし浅野との同士討ちまで勝ち上がりました。杉山彰はシード選手にセットオールジュースまで迫りました。米倉大貴も梶原との同士討ちまで勝ち上がりました。

 男女とも全体としては1,2年生が健闘したと言えると思いますが、上位陣を脅かすまではいきませんでした。ただ、夏休みに頑張った成果が出た選手が多かったのは大きな収穫です。このように根気良く努力する選手が増えていけばチーム全体の士気も上がります。来月の全日本予選が楽しみになってきました。

8月23日(木)
高校選手権ダブルス
 男子ダブルスは堀木・梶原、浅野・加藤、八木・伊藤倫、川口・田中、大西・杉山組が勝ち上がりましたがベスト4には堀木組と浅野組が残りました。準決勝で堀木組は優勝した高田高校一年生ペアと対戦。2カ月前の団体戦では劇的な逆転勝ちを収めた相手でしたが今回は完敗でした。一方の浅野組は伊勢工業ペアに苦戦しますが気力で切り抜け決勝へ。1セット目を取られた後に2セット目はリードしますが最後の詰めが甘く逆転を許し、そのまま3セット目も押し切られました。サーブレシーブ、ラリー中の位置取りなどダブルスならではのコツがまだ飲み込めてなく、改善の余地があります。

 女子ダブルスは松井・曽我組が優勝。インターハイ、国体ブロック予選と継続して練習してきているため大きく崩れず落ち着いたプレーでした。その他では濱村・柿沼組、西川・鈴木沙組が勝ち上がりましたが、いずれも接戦をモノにできず惜敗。技術はともかく試合運びの甘さは経験の少なさが災いしているよう感じました。

 明日はシングルス。選手全員の奮起が期待されます。

8月22日(水)
明日から高校選手権
 長かった夏休みもいよいよゴールが見えてきました。明日と明後日は県営競技場体育館で「平成19年度三重県高校卓球選手権大会」が開催されます。

 高校選手権は上につながる大会(予選)ではありません。しかし、その結果は来月中旬に行なわれる全日本選手権の組み合わせに大きく影響します。また、三年生が出場する最後の大会でもあります。長かった夏休みの練習の成果を発揮する絶好の機会です。

 昨年のこの大会ではダブルス、シングルス共に好結果を残しています。今年の夏休みの成果やいかに…。

8月21日(火)
松坂高校へ
 本校の男子部員は20名近い大所帯です。練習試合に行ったりするのも全員で、と言うわけにもいかず限られたメンバーしか行く機会に恵まれません。なるべく多くの選手にその機会を与えてあげたいと思うのですがなかなかそうもいきません。

 今日は高校入学以来、初めて練習試合に行くメンバーの男子7名が松坂高校へお邪魔しました。午後からは三重高校も混じっての合同練習試合です。前日にそのことを伝えると全員、緊張の面持ちでこちらの話を聞いていました。選手だけで行かせたので今日の様子は詳しくは分かりませんが、恐らく本番の試合と同じような気持ちで頑張ったのではないでしょうか。

 こちらの勝手な都合で無理なお願いを快く引き受けて頂いた松坂高校の伊藤先生と松坂高校、三重高校の選手には心から感謝したいと思います。ありがとうございました!

8月20日(月)
先輩からの便り
 本校を卒業した先輩たちから時々、メールによる近況報告があります。「○○予選を通過できました!」、「団体戦のベンチに入ることができました!」等々。

 自分たちが送り出した選手たちが頑張ってくれることは指導者にとってこの上もない喜びです。普段なかなか顔を合わせることのない卒業生たちに会うといつも、「先輩たちの頑張りが後輩たちにとってどれほど励みになるか。自分のために頑張るのはもちろんのこと後輩たちのためにも頑張ってくれよ!」と声を掛けますが、考えてみれば後輩たちだけでなく私たちのためにも頑張って欲しい気持ちがあるのも事実です。

 卓球を目的に進学、就職した卒業生が卓球で頑張る、卓球をやめた卒業生がそれぞれの道で頑張る。その報告を受けたり知ったりすることが我々の頑張りの原動力になっているのです。

8月19日(日)
男子新体制
 今日から男子は1,2年生を中心とした新チームに移行しました。男子の新しいキャプテンは浅野一平です。実力は勿論ですが、チームでも1,2を争う練習熱心な選手です。今日から彼を中心とした体制での一年がスタートします。

 とはいうものの先日、チーム全体の足並みが揃わず厳しく指導されたばかりで不安いっぱいの船出となりました。私も国体東海予選で三日間、留守にしていたのでその後どうなったか不安と期待が入り混じった気持ちで卓球場に着きました。新チームが自分たちで決めた @挨拶、返事は大きな声でハッキリと A時間厳守 B定期的にミーティングを行なう ことのうち@とAについてはある程度できていたと思います。

 今後、それを徹底できるかどうかが問題です。自分たちで決めたことは必ず守る。当たり前のことを当たり前にできて、初めてスタートラインに立つことができます。

8月18日(土)
国体東海予選二日目
 男女とも最終戦は敗れてしまいました。

 男子は昨日の静岡戦で力を使い果たしたかのような試合で愛知に完敗。女子はエースの松井夏美が前半で一点を挙げましたがダブルスを接戦で落としたのが痛く1-3で敗れました。

 男子は4県中3位で東海ブロック予選を通過。三重県少年男子では全県出場年を除き久し振りの本大会出場となりました。春から今ひとつの結果に泣いてきた三年生の堀木と梶原が最後の最後で結果を出し、9月末から秋田県で行なわれる「第62回国民体育大会”秋田わか杉国体”」への切符を手にしました。三年間頑張ったご褒美を卓球の神様がプレゼントしてくれました。

 女子は残念ながら結果は出せませんでしたが、エースの松井が意地の一点を挙げ、二先生の曽我が愛知のエースに、中三の西川さんが岐阜と静岡のエースにと接戦を演じ、来年以降に大きな期待を残しました。

 この大会を持って夏休み中の県外大会は終わり、来週の三重県高校選手権を残すのみとなりました。インターハイ、国体東海予選に出られなかった多くの選手たちが、夏休みの努力の成果を楽しみにしたいと思います。

8月17日(金)
国体東海予選初日
 男子が頑張りました。勝負と見られていた静岡戦でエースの松生選手(高田高校)が挙げた先取点に続き、堀木が苦しい試合をモノにすると、ダブルスの堀木・梶原組も素晴らしいプレーで圧勝し勝負を決めました。インターハイでの鬱憤を一気に晴らした形となりました。

 女子も強豪の岐阜、愛知に食い下がり接戦するのですが、勝負強さの差が出ていずれもストレートで敗れました。

 明日は男子が愛知、女子は静岡との最終戦です。

8月16日(木)
国体東海予選
 名張市で行なわれる国体東海予選へ出発しました。

 男子は堀木賢一、梶原源太が正選手、浅野一平が予備登録。女子は松井夏美、曽我美咲、そして西川千裕さんが中学三年生で正選手として出場します。

 男子は東海4県で3チームが出場できる大きなチャンスです。逆に女子は1県のみの厳しき狭い門です。ただし、3チームなら勝てるという保証もなければ1チームなら不可能ということはありません。どんな状況であろうとも出場するからにはベストを尽くしチャレンジすることには変わりありません。

8月15日(水)
休む間もなく
 インターハイを終え、チームも3年生主体から1,2年生を中心とする新チームへバトンが渡されます。しかし残念なことに初日から男子がバタバタと落ち着きません。

 チームの雰囲気はここ数年、徐々に良くなってきていると思います。しかしやはり一体感に欠ける部分があるのは否めません。事あるごとに選手たちに訴えかけてきたつもりでしたが、こちらがどれだけギャーギャー言っても本人たちがその気にならないと本当の意味で変わることはできません。

 「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」は論外ですが、「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」が良いのか「鳴かぬなら鳴かせてみようホトトギス」が良いのか。悩みは尽きません。

 ※明日から国体東海ブロック予選に出場するため日記の更新はお休みします。掲示板にて試合速報をお知らせします。

8月14日(火)
最終日
 男子シングルスは全日本チャンピオンの大本命、水谷選手が優勝しました。以前は柔らかさだけが目に付いた彼ですが、最近は動きの速さ、ボールの威力等の身体能力の高さも非常に高いレベルになってきたように見えました。自由自在にボールを操り、決めに行くボールは一発で抜き去る。誰もが理想とするプレーを事も無げにやってのける彼はどこまで上ってゆくのでしょうか。

 女子シングルスは若宮選手が優勝しました。いわゆる名門校に卓球留学した選手以外の優勝は久し振りというより、私には記憶がありません。地元の学校に残り栄冠を手にしたことは我々のように地方で全国大会を目指している者にとって大きな刺激になります。若宮選手やその指導者の先生に敬意を表したいと思います。

8月13日(月)
出足の難しさ
 インターハイは全ての種目がトーナメント戦で争われます。県大会のように力の差がある選手と試合をしながら調子を出していくことは、レベルの高いこの試合では不可能です。初戦の一本目からベストに近いプレーができないと勝つことはできません。会場の雰囲気に慣れないまま試合が進み、馴染んだ頃には手遅れに、というパターンでやられるケースが目に付きました。

 スタートダッシュをかけるには心身のウォーミングアップが必要です。本校選手たちにはその方法があまり分かっていないようにも感じました。何となく体を動かし、何となく気持ちを整え、何となく台に入る。少し考える余地があるように感じました。

8月12日(日)
シングルス
 残念ながら男女シングルスに出場した三名はいずれも初戦で姿を消しました。

 女子シングルス松井夏美は鳥取県の選手と対戦。1,2セットをリズムをつかめないまま連取されましたが、ようやく3セット目になってボールが合いだし4セット目へ。中盤までリードしてそのまま押し切るかに思えましたが、最後は固くなり逆転を許してしまいました。

 男子の梶原源太も先行を許し、ようやく3セット目に自分のペースに持ち込むも時すでに遅く、無念の敗退。

 堀木賢一は苦しい展開を粘りに粘りセットオールに持ち込みました。5セット目、5-5から強気のプレーで攻めましたが得点に結びつかずこちらも残念な結果となってしまいました。

 緊張の大舞台で普段の力を発揮するのは至難の業です。ちょっとしたきっかけで良いリズムになると思うのですが、そのきっかけを掴むのに時間がかかって手遅れになってしまいます。ワンチャンスを確実にモノにするには運も含めた全ての条件が一致しなければなりません。改めて全国大会の難しさを感じさせる結果になりました。

8月11日(土)
ダブルス
 男子ダブルス堀木賢一・梶原源太組は初戦で地元佐賀県ペアと対戦しました。緊張してガチガチでしたが辛くも競り勝ち2回戦へ。大阪のシードペアに簡単に2セットを連取されましたが粘って3セット目を奪取。一矢を報いました。

 女子ダブルス松井夏美・曽我美咲組は大健闘。1回戦で青森県ペアに勝って波に乗り、2回戦で奈良県ペアに競りながらも快勝。3回戦で三位に入賞した香川県ペアに敗れましたが、昨日の団体戦がウソのような素晴しい内容でした。

 明日からシングルスが始まります。3年生の堀木、梶原、松井が最後の戦いに挑みます。

8月10日(金)
女子団体
 真岡女子との1回戦。もつれる試合と見ていましたが、結果はまさかの0−3ストレート負けでした。

 トップで登場した松井夏美が押し気味に試合を進めながら大事なところでことごとくレシーブミス。初戦の緊張もあったのでしょうが、条件はお互い様です。結果的にはこの試合が相手を勢いづかせる結果となりました。

 2番の柿沼紀子もカットの変化についていけず敗退。3セット目に戦術転換して流れが変わりましたが、時すでに遅し。後手後手に回った試合運びも悔やまれます。

 ダブルスはカットペアと対戦。ここまで来ると勢いに乗る相手ペアと、なかなか波に乗れない松井・曽我美咲組との差がハッキリ出ます。ラリーで押し込みチャンスボールが来るのですがことごとく打ちミスをして万事休す。

 やはりインターハイは特別な舞台です。普段なら起こりえない事が当たり前のように続きます。結果的には準備不足と考える他ないと思います。この悪い流れを断ち切り個人戦での巻き返しなるか?

8月9日(木)
開会式
 昨日、佐賀に到着後、夕方から組み合わせ抽選会に行ってきました。

 女子団体1回戦は真岡女子(栃木)です。先日の長野遠征でも試合をしましたが、戦力的には互角だと思います。それに勝てば2回戦は吾妻(群馬)と小高工業(福島)の勝者です。

 いずれも同じような戦力の学校が集まったように思います。執念深く勝ちにこだわったチームが勝者になるのではないでしょうか。

 夕方からは開会式でした。ハンドベル、ブラスバンドのアトラクションの後、各都道府県代表の紹介が続きました。いよいよ明日から競技開始、女子団体の1,2回戦です。

8月8日(水)
インターハイ出発
 いよいよインターハイ勝負の地、佐賀へ向けて出発です。早朝に鈴鹿を出発し、津なぎさ町から高速船でセントレアへ。慣れない船、飛行機での移動ということもありハプニングが続出しました。

 ハプニング@
 津からの高速船が伊勢湾の真ん中で急停止。何事かと外を見ると救命胴衣を付けた人がプカプカ浮かんでいます。船はその人を救助し、再出発。後で聞いた話によると、ヨットに乗っていて転落したそうで昨日から一晩漂流していたそうです。
 ハプニングA
 大きな荷物を抱えた白卓軍団。空港のエレベーターを降りる際に西川ひかりが気を利かせて「開く」ボタンを押して皆を先に降ろそうとするが扉はガッチャンガッチャン閉まろうとするのでみんな四苦八苦。よく見ると押しているボタンは「閉まる」ボタンでした。
 ハプニングB
 空港の手荷物検査でひっかかる接着剤は一昨日宅配便で佐賀に送付済み。大丈夫だろうと確信して検査に臨むもラバーを切るハサミで2名捕まる。卓球の事情を知らない警備員の方は大きなハサミを常備する高校生に「こいつらハイジャックでもするつもりか?」的な表情。

 前途多難な出発でした。

8月7日(火)
勝負の舞台へ
 夏は全国大会、全国大会の予選など大きな大会が目白押しです。

 まずは小学生。男子21クラブ(宇仁田恵市、川村雄輝、神京夏)が真田監督の下、東京で行なわれる団体戦「全国ホープス」へ向け午前中の練習を終え出発しました。三重県予選では相手を寄せ付けず優勝しましたが、全国のレベルは高く苦戦は免れそうもありません。しかし持ち前の元気のよさでミラクルを起こしてもらいたいものです。

 続いて中学生。すでに今日から団体戦が始まっている「全国中学東海ブロック予選」です。明日行なわれるシングルス予選に西川千裕さん、山本雄飛さん、内田芽人さん、佐藤優衣さん、伊藤理さんがチャレンジします。全国的にもレベルの高い東海ブロックを抜けることのできるのはたったの10名。狭き門を潜り抜けるのは容易ではありません。ただしこの数週間、真田さんと村上さんにみっちりと鍛えられてワンランクアップした実力を発揮できれば不可能ではありません。

 そして高校生。インターハイに向けこちらも真田さんの指導で例年になく大会前のこの一週間の練習は、しっかりとした質と量をこなせたはずです。高校生最大のイベントで自己最高新記録を達成してもらいたい。幸いにも怪我人等はなく、コンディションは上々です。明日早朝、佐賀へ向け出発です。

 勝負事は万全の準備をしても、何がどうなるかはフタを開けてみないと分からず、運も必要です。しかし、運をこちらに引き寄せることのできるのは、日頃の努力を怠らなかった「卓球の神様」に認められた者だけです。

 勝負の一週間が始まります。明日からのこの日記の更新は掲示板にて行ないます。

8月6日(月)
卒業生
 インカレ(全日本大学対抗)が終わり、どこの大学も解散(帰省)となります。近畿大学に進学した南翔太郎さんも帰省初日に早速、卓球場に来て後輩たちに胸を貸してくれました。

 高校時代は全ての全国大会に県代表として出場するなど輝かしい実績を上げて名門大学に進んだ彼ですが、さすがに集まってくる選手もレベルが高く、なかなか思ったように実績を上げることができず苦しんでいるようです。そんな状況が続くと気持ちも萎え、心が折れてしまっても仕方がありませんが、彼の口から「せっかく無理をお願いして西飯先生に頭を下げていただいて入った大学なのに、このままでは申し訳なくて…。もちろん自分としてもこのままでは引き下がれませんし」という言葉を聞いた時、まだまだ彼にもチャンスはあると確信しました。毎回、あと一歩のところでチャンスを逃しているという彼にも甘さがあるのは確かですが、久し振りの帰省時にも練習に来る向上心さえ失わなければ期待はできそうです。

 昨日書いた後輩たちの活躍も刺激になりますが、先輩たちの活躍も大きな励みになります。これを見ている大学生諸君!大学に進学した時の初心を忘れるなよ!

8月5日(日)
弟妹分も大活躍
 卓球場に通い、高校生たちと一緒に汗を流す小中学生たちが、先月末に行なわれた各大会において大活躍したのでここでまとめて紹介します。

 まず小学生から。全日本選手権大会ホープス(小5,6年生)、カブ(小3,4年生)、バンビ(小1,2年生)の部が神戸市で行なわれました。上位に進出したのは4年生男子カブの部に出場した神京夏さん。予選リーグを勝ち抜き決勝トーナメントも1,2,3回戦を勝ち上がりベスト8に進出しランキング6位を獲得しました。21クラブから男子選手でランクインしたのは真田浩二さん以来の快挙です。その他にもバンビ男子の口地照輝さん、ホープス男子の宇仁田恵市さん、川村雄輝さん、女子の廣島綾香さんも健闘しました。

 そして中学生。全国中学県予選で、男子の山本雄飛さんが準優勝、伊藤理さんが第三位、内田芽人さんが第六位、女子では佐藤優衣さんが苦戦の連続でしたが優勝、西川千裕さんが準優勝に入り東海ブロック予選へとコマを進めました。

 いつものことながら下からの刺激に高校生たちも頑張らざるを得ません。さあ、インターハイ直前です。

8月4日(土)
それぞれの…。
 昨日までの強化練習組を午後から、それ以外の選手は午前中の練習を行ないました。

 強化練習組は午前中ゆっくりでき昨日までの疲れも取れたのか、動きにもキレがあり覇気のある練習ができました。やはり練習はウソをつきません。本番まで丁寧な練習を心掛けたいと思います。

 一方、午前中練習組です。午後からは強化練習組が入るため「午前中練習」としましたが、午後も台は4〜5台空いていました。そこを狙って午後も自主練習を行なった者が4名。ほぼ「いつもの」顔ぶれです。

 こうやって高校生が強くなれる最大の期間である夏休みの時計は刻々と過ぎてゆきます…。

8月3日(金)
強化練習U
 昨日に引き続き、真田さんの指導で強化練習を行ないました。

 私は昨日、見られなかったのですが、かなりハードな内容だったと見え、選手たちには朝から疲労の色がありありでした。内容は昨日とほぼ同じだったようですが、大切な試合前だから特別の秘策でも授けてくれるかと思いきや、基本的な練習を段階的に繰り返すものでした。一見、単調な内容のようですが、一つ一つのステップを上がっていくにつれ実践的(ゲームに近づいていく)になっていきます。

 結局、強い選手とは基本的な技術がしっかりと身についているから、簡単なボールはミスしないのです。凡ミスの少なさの延長線上にスーパーショットがあるのですが、ついついそこにばかり目がいってしまい、一本のスーパーショットを打つために三本の凡ミスを繰り返してしまいます。これでは勝てません。

 真田さんのメッセージはそこにあると思うのですが、選手諸君、あなたたちはどう考えましたか?

8月2日(木)
強化練習
 真田さんの指導でインターハイと全国中学東海予選に出場する選手の特別強化練習を行ないました。

 大切な試合前にどんな心構えでどんな練習をどれくらいやり込むのか?数々のビッグタイトルを手にした真田さんのノウハウを伝えてもらえる絶好のチャンスです。

 選手たちは頑張って強化練習に取り組んだことと思いますが、私は情けないことに先月に続いてまた体調を壊してしまいました。真田さんや選手たちに申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

8月1日(水)
中勢地区予選
 8月24日に行なわれる県高校選手権大会シングルスの部の中勢地区予選が行なわれました。

 この大会は上につながる試合ではありませんが3年生が高校生として出場できる最後の大会です。実際のところ出場する3年生は少ないのですが、力をつけた1,2年生と最上級生の3年生の意地がぶつかる試合になります。

 男子はベスト4に八木哲大一人という寂しい結果でした。しかし川口依里也の健闘が光りました。普段の練習から誰よりも早く卓球場に表れ、誰よりも大きな声を出し、誰よりも気が利く彼ですが、なかなかその努力が結果に結びつきませんでした。今日は持ち前の元気のよさと粘り強いプレーでベスト8に入りました。

 女子は柿沼紀子が優勝。中勢地区予選は通算3回目の優勝という複雑な記録を打ち立てました。というのは三重県のシステムは県大会でベスト8に入ると地区予選免除となるので、地区予選で3回も優勝する力があるのに県大会でベスト8になかなか入れないのは不名誉な記録です。自分より力が劣る選手には負けないけど、強い相手になかなか勝てない原因を追究しないと更に記録更新となってしまいます。他では遍々古彩が頑張りました。体調が思わしくなく練習量豊富とは言いがたい彼女ですが練習できるときには地道に頑張る成果が出てベスト4に入りました。

 インターハイ直前となった明日からは、真田さんの指導で二日間の強化練習を行ないます。