白卓日記 ‘07 5月  前月へ! 次月へ!       
5月31日(木)
テンション
 数日前の天気予報が外れて晴天の今日、明日行なわれる体育祭の予行練習が3〜6限を使って行なわれました。

 普段、めったに外に出ることのない卓球部(私?)は太陽が苦手です。ほとんどの部員がわずか半日で日焼けした赤い顔で練習を始めました。土曜日に試合があるので今日もゲーム練習を中心に行ないましたが、疲れているにもかかわらず昨日よりは高い緊張感で取り組めたものが多かったように思います。

 台に入った時にパッと100%に近い緊張感に切り替えるのにはコツが必要です。ただしそのコツは人それぞれなので他人に教わることはできません。また、集中する(緊張感を高める)のには大きなエネルギーが要るのでモチベーションが低い選手には大変な作業です。

 以前はプレーに集中できずにフニャフニャした態度でしかゲーム練習に取り組めなかったある選手が、最近、人が変わったように高いテンションで臨めるようになってきました。何が原因か分かりませんが、コツを掴んだのでしょう。そして何より「勝ちたい」と思うようになってきたのだと思います。その選手の今後が楽しみです。

5月30日(水)
昨日までの…
 水曜日はゲーム練習中心の日です。昨日、一昨日の男子部内リーグ、インターハイ予選直前の女子のゲーム練習での気力、迫力、集中力を見ていたので期待して見ていましたが…。

 男子も女子も気の抜けたようなゲーム練習。これでは以前に逆戻りです。余力を残しての練習では進歩は望めません。「インターハイに出場できる」とか「東海総体のベンチに入れる」などの明らかな見返りがないと頑張れないのでしょうか?日々の積み重ねが大きな成功を得ることをインターハイの予選で知ったはずです。

 せっかく身をもって知った「練習での100%頑張りが大きな喜びを得ることにつながる」ことを定着させなければなりません。

5月29日(火)
継続は力なり
 何事も継続した努力なしでは成功しない。当然のことです。

 私は普段ほとんどテレビは見ません。しかし数日前にたまたまスイッチを入れたテレビでテレビショッピングの放送を目にしてつい見入ってしまいました。それは「ビリーズ・ブートキャンプ」なるダイエットエクセサイズビデオの宣伝でした。一日1時間ほどビデオに出てくる先生に合わせて、ゴム製のバンドを引っ張ったりしながらエクセサイズを行ないます。それを連続して7日間頑張ると引き締まった体に…、というチラッとと見ただけでも超ハードっぽい内容でした。

 翌日、学校で自分の姉がそのビデオを購入したという女子生徒がいるという話しを耳にしました。その後、ある女性の先生も買ったということでした。随分はやっているんだなあと思っていたところ高知県の名門クラブチームのブログにもその話題が載っていました。

 さて、前出のある先生ですが「時間がない」「ハードすぎる」等々の理由で7日間のプログラムの4日目で挫折したとのこと。考えてみればそんなハードなエクセサイズをこなせる強い意志があったらそもそもダイエットが必要になることはないのかも知れません。何事も楽して大きな目標を達成することはできず、継続した努力が必要であることを教えるためのビデオなんでしょうか?

5月28日(月)
再スタート
 悔しい敗戦から一夜明けた今日はミーティングから始まりました。目の前に立ちはだかる大きな目標ができたからには相当の覚悟を持って取り組まなくてはなりません。ミーティングではその「覚悟」を確認しました。

 その後すぐに明後日が申込締切の東海総体(6月16,17日 @静岡・湖西)のベンチ入り7名を決める部内リーグを始めました。部内リーグの方法も事前のミーティングで全員で話し合い決めました。リーグ戦が始まると本番さながらの緊張感の中で選手たちもヒートアップ。昨日の団体戦並みの気迫で取り組む選手が続出しました。

 正直言ってビックリしました。私が男子を見るようになって2年と少し。部内でのゲームでこれほどまでの気迫で取り組んでいる選手たちの姿を見たのは初めてです。

 嬉しい半面、なぜこれが今まで出てこなかったのか?と残念な気持ちが沸いてきました。ベンチ入りが懸かっているから「本気」を出すのでしょうか?すると普段のゲーム練習は「本気」でやってなかった、つまり手抜きをしていたことになります。今回の敗戦の原因が見えてきました。

5月27日(日)
女子13連覇、男子は…
 女子は昨日敗れたエースの松井が奮起し紀南、高田、久居のエースを連破し曽我と組んだダブルスも全勝。脇を固める2年生トリオの曽我、柿沼、濱村も奮闘し13年連続22回目の優勝を果たしました。三重県では総合的な戦力で頭一つリードしていましたが結果的にはダブルスが全勝したのが大きなポイントでした。ただし、全国的にはまだ力不足です。濱村の成長など収穫はありましたが8月までにワンランクアップを目指さないと1回戦を勝つのも苦しい状況です。これに満足することなく次に向けてスタートです。

 男子は優勝候補筆頭の高田と初戦で対戦。八木、浅野の2年生コンビが敗れ0-2となり堀木・梶原組のダブルスも2セットを先行され3セット目も9-10と追い込まれます。そこから奇跡的なプレーが続出し1セットを返すと4セット目も奪います。しかし5セット目は0-5と離され万事休すと思われましたが相手のミスに乗じ大逆転し9本で振り切りました。4番堀木、5番梶原に命運を託しましたが堀木は0-2から逆転で勝ったものの梶原が接戦をモノにできず涙を呑みました。結局、伊勢工業、津工業に勝ちましたが無念の準優勝でした。結果を出せなかったところは真摯に受け止めて次につなげたいと思います。

 今回も多くの保護者の方々、卒業生の方々、関係者の方々の応援を頂きました。皆様のご声援が選手たちの後押しをしてくれたことは間違いありません。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。

 さあ、土曜日には中部日本のジュニア予選が行なわれます。のんびり休んでいる暇はありません。


5月26日(土)
団体予選1日目
 今日は男女それぞれベスト4まで決めました。

 男子は桑名西、桑名、名張西と対戦。気負いすぎて空回りしたり、勝ちを意識して消極的な試合になるなど「普通の」試合がなかなかできませんでした。自分の気持ちをコントロールすることの難しさを感じたことと思います。

 女子はベスト4決定戦で皇学館と対戦。トップの松井が気負って凡ミスを繰り返しまさかの敗戦。2番の濱村も先行されたもののサーブがよく効き自分のペースに持ち込み快勝。ダブルスの松井・曽我組は固くなり苦戦を強いられましたが1-2から逆転勝ち。4番の柿沼も同じような展開で1-2からの逆転勝ちで何とかベスト4に進みました。

 絶対に負けられない試合に落ち着いて取り組むのは大変難しいです。今日は本校に限らず大きなシードをもらっている学校はどこも苦戦していました。

 さあ、明日はいよいよ決戦です。

5月25日(金)
いよいよ…
 明日、明後日の二日間、県営競技場体育館に於いて「平成19年度三重県高校総合体育大会卓球競技」、いわゆるインターハイ予選団体の部が行なわれます。

 女子は13年連続22回目、男子は3年連続6回目の優勝を目指します。今年は男女とも苦戦は免れそうもありません。しかし個人戦を終えてから、心と頭と体を使って一から立て直しを図ってきました。

 「人事を尽くして天命を待つ」。卓球の神様は微笑んでくれるでしょうか?

5月24日(木)
世界選手権U
 連日熱戦が繰り広げられている世界選手権。私が昨日書いた「男子若手の活躍に期待」を読んでくれたかのような活躍を見せてくれました。

 松平健太選手はシングルス1回戦で、日本でもおなじみの「元祖チキータ」ことコルベル(チェコ)に4-0の完勝。水谷隼選手もグルイッチ(スロベニア)に勝った後、世界ランク12位の李静(香港)4-0で降す大金星。水谷選手は前回の世界選手権でも当時世界ランキング9位(?)台湾の荘智淵に勝ったのに続く大活躍です。しかし前回はその後に燃え尽きたかのように敗れたので、今回はガオ・ニン(シンガポール)に勝ってまずはベスト16入りに期待です。

 日本の代表である彼らの活躍は、我々の気持ちも熱くさせてくれます。がんばれニッポン!

5月23日(水)
世界選手権
 昨日からクロアチア・ザグレブに於いて世界選手権大会個人戦が始まりました。

 日本代表は男女とも若手を中心としたメンバーで構成されています。マスコミは福原愛選手や石川佳純選手を中心に報道しており、どうしても女子のほうに注目が集まりがちです。実際のところ女子のほうが上位に進出する可能性が高いのは事実ですが、私は水谷隼選手、岸川聖也選手、高木和卓選手、松平健太選手ら若手の活躍に期待しています。彼らは低迷している日本男子復活の世代として数年前から「将来性」を見込まれて強化されてきました。まだ二十歳前の彼らですが、そろそろある程度の結果が見たいところです。

 女子の中国勢、男子の中国、ヨーロッパ勢などトップクラスの選手に太刀打ちするのは厳しいかもしれませんが、前回の水谷選手のように一人くらいは「アッ!」と言わせる試合を見せてもらいたいものです。

5月22日(火)
勉強に卓球に
 今年の1学期中間考査は週末に県総体がある今週月曜日、つまり昨日から始まりました。

 選手たちにとっては非常にハードな日程です。大切な試験とはいえ試合直前のこの時期に練習を大幅に制限することはできません。もちろん試験の結果に大きく響くような勉強では困ります。一日が24時間しかないのが悔しいほど時間が必要に感じます。選手によっては一日3時間の試験の日程が組まれている者もいます。

 疲れているとは思いますが練習になると生き生きとボールを追う姿を見ると安心しますが、体調を壊さないことを願わずにはいられません。

5月21日(月)
6億円
 最近のニュースで「totoビッグ」なるサッカーくじで1等賞金が6億円に跳ね上がり人気が殺到していることが話題になっています。私の周りにも一攫千金を狙ってAZ先生や某塾長が購入しました。

 昨夜のニュースでは実はジャンボ宝くじより確率が低い、と夢のない実証をしていましたが、「夢を買う」人たちにとって確率の高い低いなどのデータは眼中にないのかもしれません。

 「もし6億円当たったら…」と思いを巡らすのは確かに夢があります。某塾長は「当たったら西○スポーツを買収する」と大それた夢を口にしていました(違ったかな)。AZ先生は「仕事を辞めて思う存分パチンコする」と語っていました。私はといえば「あれもしたい、これもしたい…」とても6億円では足りません。人間の欲望は果てしない…。

5月20日(日)
最後の日曜日
 26日から始まる県総体団体戦までの最後の日曜日でした。

 男子は卒業生の村上さん、南さん、後藤さんに胸を借り汗を流しました。遠くからお金と時間を使って後輩たちのために駆けつけてくれた先輩たちには感謝感謝です。この借りは試合の結果で返すしかありません。

 女子は三校が集まり岐阜県で練習会でした。今までのゲーム練習や練習試合では淡々と声も出さずに「こなしていた」感があり、試合との雰囲気のギャップに違和感があり、それがいつも不満でしたが、この2週間ほどで選手たちに「闘う」気持ちが前面に表れるようになりました。今日の練習試合でも朝の1試合目から非常に高いテンションで臨めていました。明るい兆しが見えてきました。

 明日からは中間テストが始まります。試合直前の木曜日まで行なわれますが随分前からこのスケジュールは分かっていましたから勉強のほうも数週間前から少しずつ準備をしてきました。さあ、いよいよ最後の一週間です。

5月19日(土)
総動員
 一昨年卒業の南翔太郎(近畿大)さんが後輩たちの練習相手をしてくれるためにわざわざ大阪から駆けつけてくれました。明日は、今日東海学生選手権を終えたばかりの昨年の卒業生の後藤宏幸(愛工大)さんが来てくれることになっています。また、最近は毎日のように真田浩二さんやOBの村上悠馬さんも胸を貸してくれます。

 多くの人たちの善意に支えられて最高の舞台への準備ができる高校生たちが羨ましくさえ思えてきます。

 明日も男子は先輩たちに胸を借ります。女子は岐阜まで練習試合に出かけます。

5月18日(金)
自主自立
 昨日の練習終了後、男子部員が全員集まって長い時間ミーティングを行なっていました。誰に指示されたわけではありませんが、自分たちで企画したようです。話の内容はあえて聞きませんでした。

 今日のゲーム練習時のことです。いつもは互いに声を出すこともなく淡々と行なうのですが、今日は最初に台に入った3年生の選手が試合さながらの気迫でプレーを始めました。最初はその選手だけが気合を入れて行なっているのかと思っていましたが他の選手たちもいつもと全然違う雰囲気で臨んでいました。

 それが昨日のミーティングで決めたチーム全体の意思統一なのか、たまたま声を出した選手に影響されて他に伝染したのかは分かりません。ただ選手たちが自主自立を始めたのは確かです。

5月17日(木)
我々の眼
 今日は練習後に真田さんと村上さんと話しをする機会がありました。

 毎日のように練習場に通う小中高校生を見ているだけあって選手たちを見る目は確かです。「最近のあの選手は非常に意欲的だ」、「あの選手は元気がないみたいだけど何かあったのか」等々。

 高校生は男子18名、女子11名、小中学生も毎日のように顔を出す選手は常時10名近くいます。それらの選手たちの様子はほとんど毎日把握しているつもりです。それが分かるのは私と西飯先生くらいだと思っていましたが、今日の話を聞いて真田さんも村上さんも自分が指導している選手だけではなく全体をよく把握されていることを知りました。

 選手諸君、あなたたちは常に複数の目で見られていることを自覚しなければならないんだよ。それがいかに幸せなことか分かるかい?

5月16日(水)
ゲーム練習
 ゲーム練習をするにあたって一番気をつけなければならないこと(目的)は、その選手の置かれている立場によって違ってきます。

 例えば、大切な試合がまだまだ数ヵ月後という場合なら新しく取り組んでいる課題を試すのが目的の場合があります。その際は結果的に失敗してもやむを得ないと考えるべきでしょう。得点することより実戦で使ってみてその効果を試し、次への課題とすることが大切です。試合が近いのならその試合で使える技術を、ゲーム練習でも多く使うべきでしょう。

 しかしどんな場合でも絶対的に必要なのが実戦に近い精神状態、つまり「絶対に勝つ」気持ちを試合に臨むことだと思います。

 最近は団体戦も近いので主力の選手とそれ以外の選手とを分けてゲーム練習を行なっています。主力の選手はいつも優先的に台に入れるのでゲーム練習でも緊張感が薄くなってきているように感じました。実戦に近い精神状態とは言えない雰囲気では効果は低くなってしまいます。一方の主力でない選手たちはなかなか台に入れないのでやっと入れたときは非常に張り切ってゲーム練習に臨みます。負けると本当に悔しそうにするし、勝つと笑顔が溢れます。

 優遇されることが決して良いとは限らないことを知ることができました。明日からはもう少し工夫してみようと思います。

5月15日(火)
プレゼント
 私事になりますが、今日は私の誕生日でした。誕生日といってもこの歳ともなると別に嬉しくも悲しくもないのですが、練習前に女子の選手がぞろぞろと集まってきて「先生、お誕生日おめでとうございます」とプレゼントを渡してくれました。

 渡された袋の中にはTシャツが2枚。「ピンポン三球士」のイラストの入った可愛いヤツでした。袋を開けたときの私の「エェ〜!」というリアクションを見て、「やっぱり!」っていう感じで女子の部員たちは大笑いでした。

 家に帰ってから娘たちから手紙ももらって心の温まる42歳の誕生日となりました。

5月14日(月)
対策練習
 学校対抗予選まで2週間を切りました。男女とも対戦相手を想定した具体的な対策練習を始めました。

 男子は練習中にも選手同士で対戦相手のことについて話し合う姿が見られるようになりました。女子も先週の練習内容から次のステップに進んだ練習に入りました。己を知ることは勝負事の基本です。しかし相手のある競技は敵を知ることも大切なことです。

 体も使わなければなりません。頭も使わなければなりません。

5月13日(日)
優衣ちゃん奮闘
 スペインで行なわれているワールドジュニアユースに参戦中の佐藤優衣さんが奮闘しています。

 残念ながらシングルスは予選リーグでスロベニアの選手に勝ちましたがドイツとロシアの選手に負けて1勝2敗で決勝トーナメントに進出はなりませんでした。現在はダブルスで同級生の鈴木選手と組んで1,2回戦を勝ち進み準々決勝に臨みます。

 遠く離れた地で奮戦する優衣選手の健闘を祈ります!

5月12日(土)
胸を借りる
 明日、国体成年の部三重県代表選考会があるのでたくさんの卒業生が卓球場を訪れました。

 その中で、女子の田中希映さん、男子の上村一馬(埼玉工大)さん、石井賢(駒沢大)さん、南翔太郎(近畿大)さん、水野好将(中京学院大)さんが後輩たちに快く胸を貸してくれました。明日、試合があるのに次から次へと頼まれるゲーム練習に一生懸命相手をしてくれ、高校生にとっては貴重な経験になりました。

 先輩たちにとっては力の劣る高校生を相手にするより、自分たち同士で練習をする方が良い練習になるにもかかわらず、いやな顔一つ見せずに相手をしてくれました。高校生たちで台がいっぱいだったことに気も遣ってくれたのだと思います。実は先輩たちも高校生の時には同じように先輩たちの胸を借りて強くなりました。この世界は持ちつ持たれつです。こういった「空気が読める」人間が世の中で通用する人間だと思います。

 先輩たちの労力と気遣いに感謝感謝の一日でした。明日の試合の健闘をお祈りします。

5月11日(金)
先輩から後輩へ
 新入生が入学してから約1ヵ月が経ちました。新入生たちもようやく練習の雰囲気にも慣れて覇気のある表情を見せるようになってきました。

 一方で上級生たち、特に新2年生も後輩たちと打ち解けて接することができるようになり、あちらこちらで後輩たちに指導する姿が見られるようになりました。今日も女子の新入生に対して練習が終わってから多球練習のボールの出し方を教えたり、男子が新入生にトレーニングの方法を教えたりしていました。先日も男子の2年生が新入生を集めて試合前の準備の指示を出していました。当たり前のことなのですが今までの男子では見られなかった光景です。

 こうやって様々なことが次の世代へと受け継がれ、部の運営が軌道に乗っていくことが自立した高校生の部活動のあるべき姿だと思います。

5月10日(木)
グルーで事故
 今日、「岡山県の男性がラバーの張替えを行なった際、一時意識不明となった事故があった」というニュースが流れました。

 有機溶剤を多量にふくむ接着剤については以前から人体への影響が懸念されており、国際卓球連盟もようやく重い腰を上げ今年9月から規制が始まることになっています。今回の事故で使用された接着剤は「タマス社のスーパーロングチャック」でした。この製品は特に臭いがきついことで評判で、1年以上前に製造中止となっていました。国際卓球連盟で禁止の方向へ動いたのは、人体に悪影響があると分かっている用具を使用する競技はオリンピック種目から除外する、といった国際オリンピック委員会からの通達が決め手になったという話です。かつては吸引目的に購入していた少年たちに、分かっていながら販売していた卓球専門店が大きな問題にもなりました。本校の選手はすでに半分以上が9月の規制に向けノングルーを実践していますが、いまだに愛用している選手たちには不安な要素かもしれません。しかし、毎日のように一日数回張り替える状況を見ていると、将来何らかの形で人体に影響が出ないかと不安になります。

 やはりスポーツには不似合いな用具だと断じざるを得ません。

5月9日(水)
成功の秘訣
 昨日の全校集会で進路指導部の土井先生が「成績を伸ばすための秘訣」といったお話をされました。土井先生は趣味で合唱をやっておりその成功談と絡めて説明してくださいました。

 それによると@相手を知ること A自分の弱点を知ること B時間を守る 以上の3点が大切だということです。@とAについては勝負事の基本としてよく言われることなので分かりますが、Bが気になりました。

 一日は24時間であるのは全ての人に与えられた条件です。成績を伸ばすのも合唱のコンクールで良い成績を挙げるのも卓球の勝負で勝つのも時間を上手に使わないと成果は上がりません。私がこの20年間で見てきた成功する選手は例外なく時間の使い方が上手です。別の言い方をすれば「やる時は目いっぱいやる」選手は成功します。成功できない選手はこの「やる時」がはっきりしていません。常に何となくやっている状態です。100%に近い集中力は長い時間続きませんが、例え短時間でも100%に近い集中力で練習に取り組める選手は成功します。

 勉強であれスポーツであれ成功する秘訣は共通しています。

5月8日(火)
団体戦組み合わせ
 今日は朝から高体連の会議と顧問総会でした。

 顧問総会とは三重県高体連の昨年度の報告と今年度の方針を、県下各学校の顧問の先生や選手の代表たちと話し合う会です。まあ、話し合いといっても例年、特に問題になるようなことはなく、メインは総会の後に行なわれるインターハイ団体戦の組み合わせ抽選になります。昨年度の新人戦の結果から、ベスト4シードを置き、ベスト8シードを抽選でおきます。その後はフリーの抽選となり各校の代表者が抽選くじを引きます。

 三重県のインターハイ団体代表は1チームのみです。よって組み合わせがどうなっても、結局全部勝たなければ代表にはなれません。2位も1回戦負けも同じです。

 さあ、舞台は整いました。あとは役者がどう演じるかです。

5月7日(月)
学生の本分
 卓球がやりたくて本校を志望してきた部員は少なくありません。しかし、学生である以上「やらなければならないこと」、つまり勉強をすることは当然の義務です。

 今日、練習に遅れてきた一年生にその理由を聞くと「GW中にやるべき宿題をやってなくて居残りになった」とのこと。確かにGW中はインターハイ予選がありたっぷり時間があったとは言いがたい状況でした。ただ、それを理由にやるべきことをやらないのでは高校生として失格です。そんな中途半端な状況では卓球のほうも成果が上がるわけがありません。

 ただし、厳しく注意した後の練習で目の色を変えて練習に取り組んでいた姿を見て少しは理解してくれたのかと思い、今後に期待したいと感じました。

5月6日(日)
再スタート
 団体戦に向けて全員が揃っての再スタートです。

 女子は個人戦を終えて全体を通してのミーティングを行ない、個々に、また全体に足りなかった部分を振り返って反省しました。私も西飯先生と練習内容について一部改善することを確認しました。

 男子は練習に対する「緊張感」が欠けている部分があったので、練習中に指摘しました。特に男子は多くの新入生が入り、大所帯になったため全体に目が行き届かなくなってきました。これは明日全体に提案するつもりですが、それぞれの学年に責任者を決めて、それぞれの学年でもう少し自己管理できるようにしたいと思います。

 選手個々の技術的、精神的な反省は当然ですが、チーム全体の反省もしなければ根本的な改善にはつながりません。

5月5日(土)
自主練習
 熱戦から一夜明けた今日は正月2日以来の自主練習としました。

 昨日の試合が終わり卓球場に帰ってきたのは夜の7時近くになりましたが、そこから練習を行なった者が数人、今日は昨日試合に出た者も含め半数以上の者が自主練習に励んでいました。それらの選手は昨日の試合を見て「何か」を感じたのだと思います。

 さあ、明日から団体戦に向けての再スタートです。「何か」を感じた選手たちの目の色が変わってきているはずです。

5月4日(金)
シングルス代表決定
 昨日の結果を受けてインターハイシングルス最終予選が行なわれました。男女とも11名による総当たりリーグ戦です。

 男子。前半の同士討ちを全勝で抜けた4連勝スタートの梶原でしたが先を意識しすぎて5,6,7戦目を落として苦しい展開に。追い込まれてズルズルいきそうな状況でしたが気力で踏ん張り8,9戦目を接戦でもぎ取り4位で通過でした。努力の跡を神様は見落としませんでした。堀木はピリッとしない立ち上がりでしたが、苦しい場面を思い切った作戦転換と攻撃的な戦術で乗り切り2位通過。守備的になる課題が徐々に解消され進歩の跡を見せてくれました。進境著しい浅野でしたが立ち上がりの同士討ちが連敗スタートだったのが響き9位に沈みました。技術的には進歩しているので後は経験か。次はチャンスを生かしてくれるはずです。

 女子。昨日の頑張りで5名もの選手が出場しました。エースの松井は同士討ちを順当に4連勝スタートでしたが中盤で失速しまさかの3位通過。昨年の夏以来続いていた県内他校生との連勝記録がストップしてしまいました。これがインターハイ予選の怖さか。曽我は接戦の連続を最後まで頑張りましたがわずかに及ばず無念の5位。故障と戦いながらここまできましたが諦めずチャレンジする気持ちがあればチャンスはまだまだあるはずです。濱村はサーブが効く相手には3球目攻撃がよく決まり自分のペースになりますがまだまだプレーの幅が必要です。それでも最終戦で4位になった選手に競り勝つなど力をつけたところを見せて7位。西川は凡ミスが減り粘り強いプレーで8位。競り合いで落とした試合が2試合ほどあり、経験を積めばまだまだ上を狙えます。柿沼はいずれの試合も接戦に持ち込む実力を見せましたが肝心なところで安定性を欠き10位。悔しい思いをしましたが頑張り屋の彼女のこと、この経験を無駄にはしないはずです。

 どの選手も死力を振り絞っての10試合でした。見事予選を通過した三名はこれで満足することなく全国の舞台で大いに暴れて欲しいと思います。残念ながら敗れた五名は努力では負けていないはず。胸を張って次を狙ってもらいたいと思います。

 3週間後には最後の団体戦が行なわれます。混戦の三重県を制するには何が必要か?頭を絞って考える必要があります。

5月3日(木)
シングルス、ベスト8まで
 各地区予選を勝ち抜いた選手とベスト8シード選手によるトーナメント戦で、明日の最終リーグ戦に出場する選手を決めました。

 男子は8シードの堀木、梶原は8入り。浅野が8決定で苦杯を喫しましたが十分明日、挽回可能です。その他では大西宏明(2年)、加藤幹也(1年)が大健闘。大西は1,2回戦を勝ち上がり16決定で昨年シングルス代表の選手に序盤から積極的な攻めで3-1の勝利!8決定では堀木に敗れましたが場内を沸かす大ブレークでした。加藤も16決定で8シードの選手に快勝。残念ながら8決定では敗れましたが存在感を示しました。

 女子は松井は難なく、曽我は苦戦しながらも8シードを守りました。その他ではなかなか壁を破れなかった2年生が大暴れ。柿沼紀子は8シードを破って勢いに乗る相手を落ち着いて退け、濱村香名は鋭いサーブからの攻めで接戦をものにして、西川ひかりは第3シードの選手を破ったあとにカット×カットを促進で粘り倒し初のベスト8入りです。

 明日は男子が堀木、梶原、浅野以下11名で、女子も松井、曽我、柿沼、濱村、西川以下11名で総当たりリーグ戦を行ない、上位4名が佐賀インターハイへの出場権を獲得します。道のりは平坦ではありませんが健闘を祈りたいと思います。

5月2日(水)
明日からシングルス予選
 明日はトーナメントでベスト8まで決めます。その結果を受けて明後日にベスト8からのリーグ戦でインターハイシングルス三重県代表4人が決まります。

 高校生にとっての最大の目標であるインターハイシングルス代表を決めるこの試合は、毎年、ドラマが生まれます。昨年はエース後藤が苦しみながら優勝し、二年生だった堀木も気力を振り絞り代表になりました。そして、誰もが予想しなかった梶原が最終戦、勝てば代表の試合をセットオールジュースで劇的に締めくくり代表となりました。女子も本校から出場した4名が同士討ち以外、全勝し代表を独占しました。中でも1年生の曽我が前半の同士討ちを全敗しながら後半は全勝するという離れ業で代表になったのが印象的でした。

 さあ、今年はどんなドラマが生まれるか?熱い熱い二日間が始まります。

5月1日(火)
バスケット部地区予選優勝
 今日、学校のHPを見るとバスケット部女子が中勢地区予選で初めて一位になったという記事が載っていました。

 バスケット部女子の顧問は私と同じ商業科の森田先生という方で、三年前に本校に赴任され、先日二児の父になったばかりの熱血教師です。彼とは同じ科目、また、昨年まで三年間同じ学年で担任をしていた関係もあって部活動のことについて熱く話ができる間柄です。どこにでもある普通のバスケット部女子が、彼が来てから「勝つことを目標とする」部に変わりました。クラブ活動のあり方については様々な考え方があるので、勝つことを目標にする部活動こそが正しい道、とは思いません。楽しく仲良くやる部活動も一つの道だと思います。確かに、彼の厳しさについていけなくて途中で辞めてしまった選手も少なくありません。でも、最後まで頑張って彼についていった選手たちは今後の人生に大きな影響を受けたはずです。「あんな厳しい部活動を最後までへこたれずに頑張れた」という自信は目に見えない形で心の底に残るでしょう。

 県大会に出場を決めたバスケット部女子の次の目標は「県大会ベスト4」だそうです。卓球部も負けてはいられません。明後日に迫ったシングルスで目標を達成したいと思います。