白卓日記 ‘06 10月  前月へ!  次月へ!       
2006年10月31日(火)
大先輩来場
 一昨日の日曜日に、五十数年前の本校OBである伊澤淳一さんと矢田延治さんが来場されました。伊澤さんは現在名古屋に在住で、趣味の写真撮影の腕を生かし、ボランティアで本校の選手の写真を撮って下さっています。矢田さんとは久し振りの再会で話に花が咲いていました。私も伊澤さんとお話しをする中で、このHPについて、OB会についてなど様々なことをアドバイスしていただきました。

 この日は撮って頂いた数百枚にも及ぶ選手の写真をDVDにして持ってきていただきました。先日持ってきていただいた写真集(トップページ参照)があまりに素晴らしかったため選手たちの「自分の写真をプリントして欲しい」というわがままに答えていただいたという訳です。

 インターハイ時のカンパの時もそうでしたが、二百名を超える本校OB・OG会のスケールの大きさと伝統に改めて驚かされました。
(瀬古)

2006年10月30日(月)
練習量
 今日は14日(土)体験入学による出校日の振り替え休日でした。寒くもなく暑くもない絶好のコンディションの中、一日練習を行ないました。この三連休、みっちりと練習を行なったおかげで、3日(金)に行なわれる全日本選手権ジュニアの部最終リーグ戦に出場する選手たちの調子も上がってきました。

 朝からじっくり腰を据えて練習をすれば選手たちの力が付いてくるのがはっきり分かります。一日練習をしてつくづく思うのが、朝から一日とまでは言わずともせめて平日に一時間早く練習を始めることができるなら…、ということです。意欲のある選手は、足りないと思う練習を睡眠時間を削ってまで取り組みます。あと一時間早く体を休めることができるなら、翌日ももっと良いコンディションで練習に取り組むことができるでしょう。

 高校生である以上、無理な願いだとは思いますが選手たちが一生懸命練習に取り組む姿を見て、ふと考えました。
(瀬古)

2006年10月29日(日)
浜松学芸高校来場
 今日は静岡県の浜松学芸高校(女子)が来場してくれました。優勝校が毎年のように変わる激戦区静岡県にあって6〜7年前から台頭してきた新興校です。顧問の内藤先生は公立中学校の教員でしたが卓球の指導に集中するため転職した情熱家です。また、内藤先生とともに指導されている中村先生は東海地区の一般女子でも上位に入るほどの実力の持ち主です。

 内藤先生の指導は、時には厳しい言葉もあるものの基本的には選手たちの意志を尊重し諭すように語り掛ける口調はまさに父親のようです。一方の中村先生は年齢的にも選手たちに近く、選手たちに負けない元気のよさでプレーする様はまさに姉のようです。このような先生たちに指導されている学芸高校の生徒たちはみな自然体で、自分の意志でプレーします。とはいってもそこはまだ高校生。うまくいかずにふて腐れる者、疲れて集中力を欠く者などが出てきます。しかしそんな時でも感情的にならず根気よく選手に向き合う姿勢は理想的な指導者像だと思います。私もいつも感心させられ、勉強になります。

 さて、本校の選手たちですが、全体としての勝ち星はともかく雰囲気が今ひとつだったように感じました。新チームの選手たちは真面目で一生懸命なのですが、ゲーム練習時のテンションが低すぎます。でも本番の試合時には闘志を表面に出した高いテンションで臨みます。何のために練習を行なうのか?それは本番の試合で勝つためではないのでしょうか。本番と雰囲気の違う練習では何の役にも立ちません。ましてや他校と行なう練習試合は本番の試合に一番近い練習です。その絶好の機会を無駄にしてしまっては、卓球は上手になっても本番の試合では勝てない選手で終わってしまいます。西飯先生からは「危機感のなさ」を指摘されていましたがその通りだと思います。真面目ですが必死さが足りないこの状況が続くと取り返しのつかないことになります。心配でなりません。
(瀬古)

2006年10月28日(土)
切磋琢磨
 ここのところ修学旅行や故障、病気等々でなかなか全員が顔を揃えることが少なかったのですが、久々に大賑わいの練習場でした。小中学生も含めると三十人を超える人数が集まり熱気溢れる練習を行なうことができました。

 最近は男女中学生が各地から練習に参加してくれるようになり、その刺激を受けてか高校生たちも張り切って練習を行なっています。やはり、中心となる高校生男女のトップクラスの選手たちが頑張ってくれると、後に続く後輩たちも必死でそれに食らいついてきます。そうやってお互いが刺激しあって全体のレベルが上がってくるのだと思います。

 明日は男子の一部が津西高校へ、女子は練習場で浜松学芸高校と練習試合です。また賑やかな一日となりそうです。
(瀬古)

2006年10月27日(金)
好きこそ物の上手なれ
 2年生が修学旅行から今晩遅くに帰ってきました。この三日間、普段より人数も少なく、また旅行の関係で普段より一時間早い5時間授業だったため、たっぷりと練習を行なうことができました。特に普段はあまり練習環境に恵まれない一年生の一部は、三年生らとずっと台を独占できたため張り切ってやっていました。良い練習になったぶん、かなり疲れたと思います。

 練習を見ながら西飯先生とも話をしていたのですが、入学してから本格的に卓球を始めた一年生たちが随分と力を付けてきました。卓球が好きだったけどなかなか練習できなかった思いが高校に入って弾けたように感じます。まだまだ足らないところだらけですが、着実に進歩しています。

 卓球は上達するのに時間のかかる競技です。「早く始めた者勝ち」的な部分があるのも事実です。しかし、私の知っているだけでも、中学時代に大した実績もないのに高校で飛躍的に伸び、全国の舞台へ羽ばたいていった選手が少なくないのも事実です。夢を叶えるには、強くなりたい!という純粋な気持ちを最後まで持ち続けることでしょう。
(瀬古)

2006年10月26日(木)
はじめの一歩
 本校の平常時の練習は夜7時半頃まで全員で行ない、その後は各自の自主練習となります。しかし強くなるためには、体調不良時などを除いて自主練習を行なうのが当然だと考えます。

 多くの選手は当然のように自主練習を行なうのですが、ある選手は入学以来ほとんど、というか全く自主練習に取り組もうとしません。そのことについて過去に二度ほど話しをしましたが、いずれもその翌日だけ、いかにも「言われたからやりました」という感じでやっただけです。私も半ばあきらめかけていたのですが、昨日西飯先生から「昨日、珍しく残ってやってたよ。あの子に何か言ったの?」と言われびっくりしました。本人を呼んで「昨日、自主練習やったみたいだけど、どうかしたのか?」と聞くと「いや…、別に…。これから出来るだけ残ろうと思って…。」とのことでした。

 ほんの気まぐれで残っただけかも知れません。もしかしたら一昨日が最初で最後かも知れません。でも彼にとって事実上、初めての”自主”練習だったと思います。これが「成長」です。卒業するときに、この”はじめの一歩”の日をどう振り返るのでしょうか?これからに期待しようと思います。
(瀬古)

2006年10月25日(水)
学校体育と社会体育
 先日の公認コーチ指導者講習会で「日本の競技力が世界で通用するための問題点」という話の中で、日本のスポーツは学校体育が軸となって行なわれているが、その弊害として
@上の学校に上がるたびに指導者が変わり、一貫した指導が行なわれていない
A中学から高校、高校から大学に上がる時に入試があり、いったん競技を中断せざるを得ない
B中学、高校、大学で主力選手となるのは一般的に二年生後半からの場合が多く、なかなか試合の経験を積めない
等が指摘されていました。

 確かに@は大きな問題です。同じ指導者に教わるのが必ずしも良いとは言えませんが、それぞれのカテゴリーの指導者はそこのカテゴリーで結果を出すことにこだわり過ぎ、長い目で選手を見ることができなくなる部分はあると思います。ただ、そこのカテゴリーで結果を出さないと上のカテゴリーに進みづらくなる、つまり理想の進路に進めないことになるので現状のシステムでは仕方ないように思います。

 A、Bについても卓球を職業とすることは難しいので勉強を手抜きするわけにはいきません。ちょうどこの時期は中高の三年生にとってはせっかく強くなってきた時に半年ほど競技を離れてしまう人がほとんどです。しかし上のカテゴリーでも競技を本格的に続ける意志のある者は、この半年はチャンスです。時間を限定すれば両立は十分可能だと思います。「三年生なのだから」という理由で全く競技から離れてしまうのでは上のカテゴリーでの成功は困難です。

 何十年も続いてきた社会のシステムはそう簡単に変わるものではありません。われわれ指導者や選手はこのシステムの中でできる限りの工夫と努力をするしかありません。
(瀬古)

2006年10月24日(火)
修学旅行
 2年生が明日から2泊3日で北海道の修学旅行に出発します。午前中授業で早めの練習を行ない帰った2年生が多かったので、今日の練習はほとんどが1,3年生だけで行ないました。

 普段、なかなか2人一組で練習できない選手も今日はたっぷりと練習できたと思います。1年生にとっては2年生のいないこの三日間はチャンスでもあります。
(瀬古)

2006年10月23日(月)
先輩大奮闘
 少し遅い話題ですが、今月の12日から15日に兵庫県に於いて「全日本学生選手権大会」が開催されました。高校で言えばインターハイの個人戦、といったところでしょうか。

 本校を卒業した先輩たちも数人出場していました。北海道、東北、関東、北信越、東海、関西、中国、四国、九州に分かれる9地区での厳しい予選を勝ち抜いて出場するだけでも大変なのですが、男子では愛工大の杉本英心さん、森雅幸さん、駒澤大の石井賢さん、近畿大の南翔太郎さんが、女子では愛工大の森久恵さん、吉村麻由子さん、倉田ゆかさん、龍谷大の上野妥佳さんが出場していました。

 それぞれ健闘していましたがダブルスで優勝した明治大学の選手に後一本まで迫った森雅幸さんと、何と言ってもダブルスで準優勝した元全日本ジュニア優勝の立命館大学の選手を破り4回戦(ベスト32)まで進出した吉村麻由子さんの健闘が光りました。

 中学高校時代にこれといって全国での実績のない卒業生たちが、雲の上の存在に感じたエリート選手たち相手に大健闘する。こういったニュースがどれほど田舎の指導者、後輩たちを勇気づけてくれることか。感謝、感謝です。
(瀬古)

2006年10月22日(日)
練習試合&鈴鹿市選手権
 男女とも福井県まで練習試合に出かけました。

 私は男子の方の引率でしたが、試験中の練習もしっかりやっていたことが証明される内容、結果でした。試合運び等、若干改善の余地はありましたが全体的には及第点をあげられるものでした。また、以前は一日を通しての練習試合だと後半には体力とともに集中力も落ちてしまいがちでしたが、今日は最後まで粘り強く頑張ることができました。これに満足することなく更に高いレベルで戦えるよう志を高く持ってもらいたいものです。

 女子の練習試合、鈴鹿市選手権については明日、詳細をお知らせします。
(瀬古)

2006年10月21日(土)
久し振りに
 先週の日曜日から指導者講習会に行き、昨日も病院に行っていたので練習場に顔を出すのは一週間振りになります。これほど長い期間、練習を見られないことはまずないので懐かしさまで感じてしまいました。

 毎日見ていると選手の変化は分からないことが多いのですが、久し振りに見て充実した練習をしている選手を何人か見つけることができました。試験中でそんなにやりこんでないと思うので気のせいかもしれませんが…。

 明日は男女主力が福井県へ練習試合に、その他の者が鈴鹿市選手権に出場します。
(瀬古)

2006年10月20日(金)
早速…。
 指導者講習会の「医学的知識」で、ある故障の治療法を教わったのですが、本校の選手が受けている治療法とあまりにかけ離れており疑問を感じたため、別の病院に連れて行きました。

 治療のアプローチの方法は医者によって様々なので、素人が理解できるものではありませんが、こちらも色々試してみて最善の方法、つまり信頼できる医者を探したいと思います。
(瀬古)

2006年10月19日(木)
指導者講習会最終日
 ついに今日が最終日。午前午後ともに「トレーニング理論」について学びました。今までは、なぜそれが必要で何の効果があるのか分からずに選手にやらせていたトレーニングも基本を学ぶと全体が少し見えてきました。そうすると「あのトレーニングはあそこをこうするともっと効果が上がるかも」的なことが見えてきます。最近の卓球は基礎体力が必要なルールにどんどん変わってきています。トレーニングの重要性を再確認することができました。
(瀬古)

2006年10月18日(水)
講習会四日目
 「スポーツ指導者に必要な医学的知識U」では内科的障害について学びました。「競技者育成のための指導法」では選手育成システムやチームマネジメントを学びました。より合理的に選手を育てようと思うと計画的にやらないとダメなことが分かりました。一生懸命やることが最低限の基本ではありますが、頭を使わないとなかなか効果が上がらないのは選手も指導者も同じことです。

 いよいよ明日が最終日。少し元気が出てきました。
(瀬古)

2006年10月17日(火)
講習会三日目
 今日は午前午後4時間ずつの講義でした。

 午前中は「スポーツの心理U」で、メンタルマネジメントといって選手の精神面のサポート方法を勉強しました。指導する上で最も難しく、最も重要なこの分野。ためになりました。早速、使ってみたいことがたくさんありました。

 午後は「身体のしくみとはたらき」で、運動生理学という分野の勉強でした。大変専門的で難しかったのですが、目からうろこが落ちるような新しい発見も多く、疲れましたが時間は短く感じました。
(瀬古)

2006年10月16日(月)
講習会二日目
 今日は「指導者の役割」、「アスリートの食事と栄養」、「スポーツ指導者に必要な医学的知識」でした。

 「医学的知識」ではスポーツ選手の故障について勉強しましたが、本校が直面している切実な問題だけに非常に参考になりました。故障の予防についてもっと注意を配らないといけないと実感するとともに、故障した場合の信頼できる病院探しが大切であると感じました。
(瀬古)

2006年10月15日(日)
公認コーチ講習会
 今日から5日間、大阪市に於いて日本体育協会主催「公認コーチ指導者講習会」が行なわれます。

 全国から集まった卓球に限らない各種目の指導者がこの講義を受講し、別の日程で行なわれる試験を受け、基準点を取った者だけが晴れて「公認コーチ」の資格を取得できる、というものです。

 80名近い受講者は、野球、サッカー、バレー、テニス、空手、ボーリング、水泳等々。ちなみに私の席の隣りは女性のライフル射撃の選手の方でした。「指導者」といっても現在は現役でいずれその道を、と考えている方も多く、私の後ろの席は日本生命の岸田選手でした。

 初日の今日は「社会の中のスポーツ」、「スポーツと法」、「スポーツの心理」でした。
 「スポーツと法」では、事故が起こった場合の指導者の法的責任などについて勉強しました。日頃考えたこともないようなことでしたが、確かに実際に事故が起きた場合の対処法など覚えておく必要があると感じました。まあ、起こらないに越したことはないのですが…。

 興味のある話も多いのですが何せ時間が長い…。疲れました。
(瀬古)

2006年10月14日(土)
生活入門講座
 中学三年生を対象として「生活入門講座(学校見学会)」が行なわれ、県下各地から二百名を超える中学生が集まりました。いつも練習場に練習に来る中学生の顔もちらほら見かけ、白子高校の雰囲気を肌で感じてくれたことと思います。

 高校生はその関係で、土曜日でしたが午前中授業が行なわれ、午後から短時間の練習を行ないました。明後日から始まる中間テストに向けて勉強をする時間も確保できたと思います。

 私は明日から5日間、「公認コーチ講習会」を受けに大阪に行ってきます。今回は卓球だけでなく他の競技との合同講習会です。なかなかない体験だと思いますので、高校生の試験勉強に負けないよう、しっかりと吸収してきたいと思います。
※日記の更新はしばらくお休みとなります
(瀬古)

2006年10月13日(金)
成功する人
 学校は他の社会と隔絶された空間にあると言われます。当然そこで働く教員も「浮世離れ」しています。実際のところ教員以外の人と接する機会はほとんどありません。

 先日、ある選手のお父さんと話しをする機会がありました。私が「社会に出て成功する人間になろうと思ったら学生時代にどんな準備が必要ですか?」と尋ねたところ、「勉強はもちろんだが、何か一生懸命になれることを見つけてそれに打ち込むこと」とおっしゃいました。その方は学生時代は勉強よりもアルバイトに熱中し、そこで働くことの大変さ、責任の重さ、それにやりがいを見つけることができたそうです。学校はよくサボったけどアルバイトは高熱があっても休まなかったともおっしゃってました。

 その話を聞いて部員たちが必死になって卓球に取り組んでいることが間違いでないと安心しました。高校三年間で何を発見してくれるか?その前にどこまで熱中してくれるか?何年かして「あの三年間があったから」と言ってくれる日が来ることが私の目標です。
(瀬古)

2006年10月12日(木)
進歩
 現在、男女合わせて二十名以上の部員がおり、毎日練習に来る小中学生を合わせると常時三十名近い選手が練習しています。できる限り全員に目配り声掛けをしようと思っていますが現実はなかなかできません。

 しかし今日の練習で、一年生の男子選手がバックハンドの練習をしている姿を見てハッとしました。夏休みの頃に「スイングが無駄に大きいので力が入っている割にはボールにキレがない」と指摘していた選手です。まだ力不足で本番の試合でもなかなか勝つことができませんが、今日の練習を見る限り、以前指摘していた課題は克服されていました。

 まだワンコースなど限定された状況でできるようになったに過ぎませんが、確実に進歩しているのは事実です。このように根気よく努力を積み重ねれば気が付かないうちに上達していくのです。
(瀬古)


2006年10月11日(水)
中間テスト迫る
 来週の月曜日から二学期の中間テストが始まります。文武両道を目指す部員たちにとっては真価の問われる一週間です。今週いっぱいまでは7時ごろまで練習を行なうので、時間の使い方の下手な者は文武両道どころか「文武共倒れ」になりかねません。

 限りある時間を有効に使うには「けじめ」が大切です。「何となくダラダラ」とした時間が多くある人間は何をやっても成功しません。「勉強のできる者は卓球も強い」とよく言われますが、これは「頭の良い者は考えたプレーができるから強い」のではなく「勉強のできる者は時間の使い方が上手い」からだと思います。

 いかがでしょうか?
(瀬古)

2006年10月10日(火)
リハビリ
 現在、故障でほとんど練習ができない選手が3名ほどいます。練習をやりたくてもできない辛さは経験した者でないと分からない苦しさです。練習に汗を流す仲間を見ながら黙々とリハビリを続ける姿を見ていると、こちらまで辛くなってきます。

 足を怪我して練習のできない選手に、座りながらマシンのボールを打つ練習を教えました。しかし普段の練習時には人数が多く、その練習はできません。すると毎朝早く練習場に出てきて一人でその練習を始めました。

 確かに練習ができないことは技術の向上という観点では大きな回り道です。しかし病気で寝込んでいるわけではないので工夫すれば体力が落ちることはほとんどありません。それどころかリハビリのトレーニングで筋力がアップする場合すらあります。再び練習ができるようになったら、練習のできるありがたみを以前にも増して感じることでしょう。日頃何となくボールを打っていても上達しませんが、ボールを打つことの喜びを感じながら練習すれば怪我でできなかった分を取り返すのは難しいことではないのかも知れません。

 怪我が癒えた時の選手たちの巻き返しが楽しみです。
(瀬古)


2006年10月9日(月)
テレビ
 私は普段ほとんどテレビを見ませんが、国体へ行った四日間は比較的時間があったため、旅館の部屋でテレビを見ていました。どのチャンネルも他愛もない番組ばかりで面白いような面白くないような、かといってすることもないのでボケーっと見ていました。連続モノのドラマは前回を見ていないので見る気にはなれませんでしたが。

 テレビを見ながらふと、思い出したのが私が高校生の頃のことです。当時の卓球場は10校ほどの高校から選手が集まり、毎日練習を行なっていました。その中で桑名から毎日休まずに練習に来る熱心な私と同級生の男子選手がいました。彼は決して卓球は強くなかったのですが、毎日一人で通い続けていました。ある日そんな彼が「風邪を引いた」とのことで練習を休みました。珍しいこともあるもんだと皆で話していたところ翌日もその翌日も練習に来ませんでした。あまりにそれが長かったため西飯先生が心配して電話をしたところ「練習に行けずにテレビを見ていたところ、それがたまたまドラマの初回で、翌日体調が回復したものの続きが気になってついつい練習を休んでしまい、そうなると歯止めがきかなくなり行く気が失せてしまった」とのこと。それ以来、彼が練習場に顔を見せることはなくなりました。

 幸い私が見たのは連続ドラマではなかったため今日も練習に行きましたが…。
(瀬古)

2006年10月8日(日)
観戦
 失意の敗戦から一夜明け、今日は朝から成年少年各試合を観戦しました。特に普段なかなか見ることのできない青年男女の試合は日本のトップレベルの選手も数多く出場しており見ごたえのある試合の連続でした。その技術もさることながら強い選手は競った場面でも無駄に気負ったり、消極的になることなく、当たり前のように自分の気持ちをコントロールし、力を出すことのできる精神力は流石でした。たゆまぬ努力と数多くの経験により身に付けたものと思われます。

 本校の選手はまだまだ努力も経験も足りません。いずれにしても一朝一夕に身に付くものではありません。一歩一歩地道に進んでゆく根気のよさが不可欠です。
(瀬古)

2006年10月7日(土)
無念…。
 宮崎県との二回戦。残念ながら2−3の惜敗でした。

 トップで橋本が相手エースに敗れるも、森永が完勝し1−1のタイに。勝負のダブルス。出足悪く1セット目を落としたものの2,3セット目を連取し4セット目もリードしましたが後半固さが出て手痛い逆転負けで5セット目へ。5−3でリードしチェンジエンド。一進一退の攻防の末、9本でゲームセット。点数的には接戦でしたがお互いに凡ミスが多く内容的には今ひとつの試合でした。勝てるチャンスも十分ありましたが、苦し紛れの無理打ちが多く、自滅した感が否めませんでした。四番の森永は相手エースに対し緩急をうまく使い快勝しましたが、ラストの松井が中国人留学生に完敗し万事休す。

 インターハイの時と同様、森永に続くあと一点が届きませんでした。今大会で森永ら三年生は団体戦から退きます。松井を中心とした新チームがどこまで力をつけるのか?誰が新チームの主力として頑張るのか?期待と不安が交錯します。
(瀬古)
 

2006年10月6日(金)
国体二日目
 昨日に引き続き台風のような風雨が終日続きました。

 午前中しっかりと練習を行ない、午後からの宮崎vs徳島を観戦しました。予想通りインターハイ三位の日南高校単独チームの宮崎県が勝ちました。岐阜県出身の二年生エースと中国人留学生が主力です。

 森永、橋本、松井の三重県チームの調子も悪くありません。真っ向勝負で頑張ります!
(瀬古)


2006年10月5日(木)
いざ兵庫へ
 台風の影響で激しい雨が降りしきる中、兵庫県豊岡市へと出発しました。昼過ぎに到着し練習を行ない、その後、オープニングセレモニーに出席しました。

 一回戦シードのため明日は試合はありません。練習をしたあと、明後日に対戦する宮崎県と徳島県の試合を観戦する予定です。
(瀬古)

2006年10月4日(水)
明日から兵庫国体
 三年連続ベスト8入りを目指して、兵庫県豊岡市で行なわれる第61回国民体育大会に、明日早朝出発します。エース森永を軸として団体戦に強い橋本と新チームのエース松井という布陣で臨みます。森永以外の二人は初めての国体出場ですが、両者とも一年生のときから団体戦に出場しているので経験は豊富です。インターハイのリベンジを果たす絶好の機会です。

 今日も男子選手らの協力を得て最後の調整を行ないました。三重県少年女子を代表して、また白子高校を代表して兵庫豊岡の地で全力を尽くしてきます!
(瀬古)

2006年10月3日(火)
福島県国体チーム来場
 明後日から始まる国体を前にして福島県少年女子チームが練習に来てくれました。昨年度の全日本ジュニアランク選手を中心に基本がしっかりした好選手ばかりです。また、愛工大の二人の選手も練習に訪れ、国体直前の良い練習を行なうことができました。

 いよいよ明後日早朝に出発です。三年生の二人にとっては高校生同士で争う最後の試合です。有終の美を飾ってもらいたいものです。
(瀬古)

2006年10月2日(月)
追う者の強み
 私は小学生の頃に野球をやっていたので、今でも少なからず野球には興味があります。現在、プロ野球セ・リーグでは首位を独走していた中日ドラゴンズが二位の阪神タイガースの猛烈な追い上げに遭っています。中日の選手たちにしてみれば「もう大丈夫だろう」と思っていたのもつかの間、気が付けばすぐ真後ろまで阪神が迫ってきています。決して中日も不調と言うわけでもないのですが阪神が連戦連勝を続けています。阪神の選手たちからすれば「もう難しいかな」と諦めかけ、肩の力が抜けたのが良い方向に転んでいるように見えます。

 競り合っていた時は好プレーが続き、少しリードしたところで安心し気が緩んだところに、諦めかけた相手の開き直ったプレーが当たりだして…。卓球の試合でもよく見る光景です。こうなるともうリードしていることがむしろ不利な条件にさえ思えてきます。「点数を気にするな!」といった応援の声は耳に入りません。「リードしても気を緩めずに、リードされても諦めずに」という基本中の基本は誰でも頭では理解していても、いざその場に立つと何度も同じことを繰り返してしまいます。

 そんな場面(追い上げられる場面)は自分がプレーしていた時も思い出せるだけで両手は下りません。この仕事を始めてからも、追い上げられる場面、追い上げる場面を星の数ほど見てきました。微妙に揺れ動く互いの心理状態が勝負の行方を左右する。これが卓球の醍醐味です。
(瀬古)


2006年10月1日(日)
県民フェスティバル&女子国体メンバー、愛工大へ
 本校の半数以上の部員が各市代表として県民フェスティバルに参加しました。普段はライバルとして凌ぎを削っている他校の選手たちとチームを組み団体戦を戦うのは不思議かつ新鮮な気持ちだと思います。数少ないリラックスして臨める大会だったと思います。

 女子の国体チームは昨日に引き続き本番直前の遠征で、愛工大にお世話になりました。今週の木曜日出発の兵庫国体。三重県少年女子は昨年、一昨年とベスト8入りしています。組み合わせは一回戦シードで二回戦でインターハイ三位入賞した日南学園単独チームの宮崎県と対戦します。中国人留学生を擁する強豪チームです。三年連続でベスト8に入るためにはこの初戦が大きな山だと予想されます。

 また、佐藤優衣さんが今日からホープスナショナルチームの中国河北省で行なわれる合宿に参加するため出発しました。一カ月前行なわれた東アジアホープスで中国チームを破っているだけに中国に対するコンプレックスは少ないと思います。ひとまわり大きくなって帰国してくれることを期待しています。

(瀬古)