白卓日記 ‘06 9月  前月へ! 次月へ!        
2006年9月30日(土)
京都・華頂女子へ
 京都の名門、華頂女子へ練習試合にお邪魔しました。華頂女子は3月の全国選抜でベスト8に入った強豪ですが、卓球部の歴史は長く、歴代のインターハイの優勝者を見ると私が生まれる前からその名前を連ねています。現チームは二人のカットマンが主力の粘り強いチームです。付属中学も強く、部員も多いため時間は短かったのですがたくさんの試合をこなすことが出来ました。

 主力選手以外にもカットマンが多く、普段あまりカットを打つ機会が少ない我々にとって大変良い練習になりました。やはり「習うより慣れよ」です。今日一日だけでもカット打ちのコツを掴みかけた選手もいました。自転車に乗るのと同じで、一度コツを覚えるとしばらくやらなくても体が覚えてくれています。こういう機会に数多くこなし、身につける必要があります。
(瀬古)


2006年9月29日(金)
就職試験
 9月中旬から始まった就職試験ですが、ほとんどの者の試験が終わり結果が次々と出ています。卓球部からは男子三名、女子一名がチャレンジしました。

 近藤と三関は第一志望だった自宅近くの企業に見事一発で合格。重田も愛知県にある日本最大の製鉄会社に、樋口は鈴鹿市内の某自動車メーカーに念願叶い合格することが出来ました。いずれも随分前から地道に準備をした成果が出ました。「就職氷河期」と言われるこの時代で、三年間厳しいクラブ活動を挫折せず継続してきたことが大きく評価されたと言えるでしょう。

 とはいえまだ、社会人としてのスタートラインに立つことを認められたに過ぎません。来春から始まる厳しい社会の荒波を乗り越えられるかどうか?高校三年間の頑張りの真価が問われるのはその時です。
(瀬古)

2006年9月28日(木)
より効果的な練習内容に Part3
 以前もやっていた時がありましたが多球練習を3人一組にして、一人がボールを出す、一人が攻撃する、一人が守備をするという形でやってみました。今日は内容は自分たちで考える、全体の制限時間を40分間とし回数や時間も自分たちで考えさせるようにしました。

 すると各自が工夫を凝らし、より効果的な練習にしようと苦心していました(そうでない台もありましたが…。)。まるっきり制約のない状態で「好きなことをどうぞ」と言われても何をやっていいのやら、となる選手も多いと思います。逆に、全てを同じパターンに当てはめてしまうと、ただそれをこなすだけの選手も出てくると思います。

 「強制」と「自発」。何年やってもこのサジ加減は難しく感じます。
(瀬古)

2006年9月27日(水)
文化祭近し
 今週の木、金曜日に文化祭が行なわれます。ここ数日、学校中がお祭り前の少し興奮した状態に包まれています。マンネリ化した日常の中でこういった刺激は良い気分転換にもなります。

 ただし、気を付けなければならないのが気持ちの切り替えです。浮かれた気分のままズルズルいくと、卓球の足を引っ張ることになります。クラスの催しに協力するのは当然としても、それが終わったら気持ちを素早く切り替えなければなりません。

 「頭の切り替え」、「緊張とリラックス」、「時間の使い方」。これらを上手くこなすことの出来る者は何をやっても成功することができます。
(瀬古)


2006年9月26日(火)
より効果的な練習内容に Part2
 昨日に引き続き、練習内容を変えてみました。

 西飯先生の指導の下、今日は全員が3人一組で台に入り、各選手に設けられたノルマを達成したら交代するというシステムで行ないました。

 今までは練習内容は選手任せで行なっていましたが、的外れな練習内容になる選手が多く見られるようになり改善が必要とは感じていました。選手を指導する上で最も大切な「自主性と強制のバランス」がポイントになると思います。全てを選手任せで的確な練習内容になるのであれば指導者は必要ありません。また、全ての練習内容を指導者が決めているのでは選手も自立できません。どこまで選手に考えさせ任せるのか。どこから指導を入れるのか。我々指導者が最も頭と心を使うところです。今日の西飯先生の指導はまさに「的確」。このような指導を受けられる本校の選手は大変恵まれています。もちろん私も勉強になりました。これを結果につなげていかなければなりません。
(瀬古)


2006年9月25日(月)
より効果的な練習内容に
 昨日書いたように練習内容を一部変えることにしました。

 毎日行なっていたランニングとトレーニングをそれぞれ交互(日替わり)に行なうことにしました。ランニング、トレーニングが必要ないわけではなく出来れば毎日欠かさず行ないたかったのですが、打球練習の時間を確保するための苦肉の策でした。毎日必要だと感じる目的意識の高い選手は自主的に行なうでしょう。

 最近は人数が多くなり、どの台も3人ずつ交代で入っていましたが、新人戦(団体戦)に向けて男女4〜5人ほどに人数を絞って練習を行なうことにしました。それらの者が2人一組で台に入るので、残りの者が3〜5人一組で台に入ることになります。ボールを多く使う、それぞれの練習にノルマを決めて達成できるまで行なう等、台に入る時間が短くても効率よくできるよう工夫しました。

 ただし、どんな工夫を凝らした練習でも選手のモチベーションが低ければ効果が上がらないのは言うまでもありません。
(瀬古)


2006年9月24日(日)
後藤杯二日目
 一般男女シングルス二回戦から、ジュニア男女三回戦からが行われました。

 昨日勝ち残った後藤は清水国際高校の強豪選手に2−1とリードしましたが逆転負け。森永、橋本はいずれも大学生に上手く攻められ敗退。松井、曽我も三回戦で姿を消しました。本校にとっては今ひとつの結果でした。

 試合後、練習の内容を一部変えることを西飯先生らと話し合い、明日から実行することにしました。次に進むためには立ち止まってはいられません。
(瀬古)


2006年9月23日(土)
後藤杯(名古屋オープン)
 名古屋のレインボーホールにて後藤杯(名古屋オープン)が行なわれました。初日の今日はダブルスと一般シングルス、ジュニアシングルスが行われました。

 明日のシングルス2〜3回戦に勝ち残ったのは一般男子・後藤宏幸、一般女子・森永愛里、橋本宏子、ジュニア女子で松井夏美、曽我美咲の五名です。

 明日はシングルスの決勝まで行われます。
(瀬古)

2006年9月22日(金)
リハビリ
 以前にも書きましたが、競技スポーツをする上で故障は避けて通ることのできない道です。強くなるためには、内容、量ともにハードな練習をしなければなりません。もちろん故障をしないに越したことはないので、ウォーミングアップ、クールダウン、トレーニング等、出来得る限りのことはしなければなりません。しかし、故障を恐れて中途半端に練習をセーブしていては高い目標には届きません。残念ながら本校にも故障で苦しむ選手が毎年のようにいます。

 今日は二人の選手を愛知県にある某リハビリ施設に連れて行きました。そこは診察、治療はもちろんのこと、その後のリハビリを徹底的に指導してくれます。痛みを感じ病院に行くと大抵、「痛みが引くまで無理をしない」と言われ電気治療をして…、が一般的です。しかし、痛みが引いて再び練習を始めると痛みが再発しまた休んで、の繰り返しです。弱い箇所だから痛みが出るわけで、そこを補強しないと問題の解決にはなりません。

 いずれにしても時間も手間もかかるリハビリですが根気よく頑張るしかありません。
(瀬古)

2006年9月21日(木)
小学生教室
 卓球場では毎週水曜日と土曜日の夕方、小中学生対象の卓球教室が行なわれます。職員室の私の席の隣に座る先生の息子さん(小学二年生)もその教室の生徒です。

 今日、その先生から「忙しい中、やっとの思いで連れて行っても一生懸命やらずに遊んでばかりなので、辞めようか?って聞いたら、辞めたくないって言うんだけど、どうしたものか?」と相談を受けました。

 貴重な時間を一生懸命やるならいざ知らず、「無駄に」時間を潰すのなら意味はない、と思われたのだと思います。息子さんがなぜ辞めたくないと言ったのか?本当のところは分かりません。でも、小学校低学年の子どもが「強くなるために必死で頑張ろう!」と強い意志と目的意識を持って取り組むことは現実的には無理だと思います。まずは何と言っても「卓球って面白い!」「卓球場って楽しい!」と思わせることが大切だと思います。楽しく卓球場に通ううちに徐々に卓球が上手になり、試合ができるようになり、勝つ喜びや負ける悔しさを知ればもう何も言われなくても自分の意思で一生懸命取り組むようになるでしょう。将来本格的に競技に打ち込むことになるのかどうかは二の次です。

 毎週水曜日と土曜日にはそんな「卓球大好き予備軍」たちがワイワイガヤガヤ楽しんでいます。
(瀬古)

2006年9月20日(水)
ランニング
 本校ではほぼ毎日、練習前か後に2kmほどのランニングを行なっています。時間にして速い者で8分台、遅い者で12分ほどの時間がかかります。足腰を鍛える、心肺機能を強化する、忍耐力をつける等々。言うまでもなくランニングはスポーツを志すものにとって基本中の基本のトレーニングです。

 サーブなど技術の練習は効果がはっきりと表れやすいので「やれば強くなれる」という意識は芽生えやすいのですが、ランニングやトレーニングは直接的な効果を感じにくいのでモチベーションも上がりにくいものです。そこで、毎回タイムを計り、自己ベスト記録を更新した者には賞品として2リットルペットボトルのドリンクが、逆に自己ベスト記録を1分半下回った者はもう一周追加のペナルティが与えられます。

 普段は練習前にサーブ練習とランニングを男女交互に行なうのですが、今日は練習後に男女一緒に走りました。多くの人数で走ったほうが刺激があるのか男女合わせて3名が自己ベストを更新しました。

 辛くて苦しいランニングですが、はっきりと目に見えない効果を信じて努力をする者が最後に報われるのは「必然」でしょう。
(瀬古)


2006年9月19日(火)
先輩来場
 練習が始まって間もなく、赤ちゃんを抱いた女性が練習場にやってきました。平成11年卒業の勝野(現姓藤田)由希子さんでした。

 現役の選手では森永が知っているくらいで、他の選手は「先日の全日本予選で三位になった田中希映さんの同級生」と言ってようやくイメージが掴めたようでした。

 彼女は朝陽中学出身のカットマンでした。正直言って能力的には決して恵まれている方ではありませんでした。しかし、持ち前の根気強さで粘り強く練習を続け、レベルの高かった学年でベスト8の戦績を残しました。彼女の学年は前述の田中希映さんと二人だけでした。また、一つ下の学年も杉本未奈さん(前エクセディ)だけで、彼女が二年生の選抜予選は卓球部でない友達に助っ人を頼み出場しました。練習も卓球台が1〜2台あれば足りていた時代で、練習場の照明も半分消して隅っこの方で細々と練習を続けてきました。たった三人で秋冬の練習を頑張り、新入生を迎えた春に宿敵久居高校に劇的な勝利を収めインターハイへと駒を進め、本大会でもあれよあれよという間にベスト16へ進出するという快挙を成し遂げました。どちらかというと地味で目立たない存在の彼女でしたが、不遇な時代を土台から支えてくれた彼女のような存在があったからこそ現在の白子高校があるのだと思います。

 昨日のジュニア予選は厳しい結果に終わりましたが、多くの先輩方が汗と涙で支え続けた白子高校卓球部の伝統の灯は決して途絶えさせてはいけないと改めて感じさせてくれた彼女の来場でした。
(瀬古)


2006年9月18日(月)
全日本予選三日目
 今日は男女ジュニアシングルスが行われました。

 ベスト8まで決めましたが、男子は堀木賢一と梶原源太の二名が、女子は松井夏美だけが勝ち残りました。

 堀木は0−2とリードされながらも逆転勝ち。五セット目は6−9からの挽回でした。結果だけ聞くと健闘したようですが内容的には多くの課題が残りました。インターハイ、国体ブロック予選と、県外の試合において積極的なプレーで結果を出しましたがまた逆戻りです。攻めの気持ちを持たないと良いプレーは出来ません。ただし、キャプテンになり自覚が出てきたのか追い詰められても以前のような焦りが出ずに最後まで辛抱強くプレーできたところに成長の跡を感じました。梶原はこの半年で地力を付けたのが分かるプレー振りでした。まだまだ甘さはあるものの簡単には崩れなくなりました。男子で一番練習を行なう選手が強くなり結果を出すのは「必然」です。その他では八木哲大がシード選手を破り、ベスト8決定もセットオール14−16と惜敗。地力のある選手ですが練習の取り組みの甘さが出たように思います。厳しいようですがこのままでは同じことの繰り返しです。

 松井は危なげなくベスト8入り。彼女もキャプテンになり以前のような甘さが影を潜めた感があります。名実ともに「エース」になりつつあります。他の選手はいずれもあと一歩といったところでしょうか。ベスト8に一人しか残れなかったのは過去に記憶がありません。ただし、確実に力をつけている選手もいるのは事実です。

 試合後に選手たちに言いました。

 過去の先輩たちはこれよりも追い詰められた絶望的な状況から這い上がり最後には結果を出した。お前たちにもできるはずだ。それが白子高校だ。
(瀬古)

2006年9月17日(日)
全日本予選二日目
 今日は男女ダブルス、ミックスダブルスが行われました。

 男子ダブルスは三年生の重田・後藤組が準優勝した社会人ペアにセットオールジュースまで迫りましたが涙を呑みました。堀木・浅野組も社会人ペアに敗れました。まだまだやらなければならないことが多くあります。しかし、選抜予選に向けての修正ポイントは見つかりました。あとは努力あるのみです。優勝は本校卒業生の杉本英心さん・森雅幸さん(愛工大)組でした。

 女子ダブルスは辻岡亜沙さん(龍谷大1年)と森永愛里のペアが優勝でした。昨年まで二年間組んでいただけあってぶっつけ本番でしたが次第に勘を取り戻し圧勝でした。二位には松井夏美・曽我美咲の現役ペアが入りました。以前に比べ随分ダブルスらしくなってきました。三位に上野妥佳さん・辻岡亜耶さん(龍谷大)組、中井まいさん(エクセディ)組が入り、ベスト4進出ペア4組8人中7人が本校現役・OG選手が占めました。

 ミックスダブルスは昨年に引き続き山本和之さん(和卓球)・森永愛里組が優勝でした。

 明日はジュニア男女シングルスのベスト8までを決定します。
(瀬古)


2006年9月16日(土)
全日本予選初日
 一般男女シングルスが行われました。

 男子はシード選手と本校の選手との力の差は大きく、歯が立ちませんでした。技術的には、1〜3本は攻めれるのですがそこを凌がれると無理打ちをするか後ろに下げられてしまい逆襲されてしまいます。動いて攻める、という根本的な技術がまだまだ不足しています。

 女子は松井が4位に入った実業団の選手に、橋本が3位に入った卒業生の田中希映さんに、曽我が卒業生の中井まいさんに、佐藤優衣さんが卒業生の上野妥佳さんにセットオールと肉薄しましたが力及ばず。勝負どころの詰めの部分で経験の差が出てしまいました。結局、女子シングルスで卒業生の辻岡亜沙さん(龍谷大)が二位で代表権を獲得しました。

 明日は、男女ダブルスおよび混合ダブルスです。
(瀬古)


2006年9月15日(金)
明日から全日本予選
 昨日に引き続きたくさんの大学生たちが練習に顔を出してくれ、今日も卓球場は大盛況でした。

 今年の全日本予選は三連休を利用して、初日に一般シングルス、二日目にダブルス、三日目にジュニアシングルスベスト8までが行われます。高校二年生以下でも、六月の中部日本予選ジュニアの部でベスト16に入った選手は一般シングルスの部にも出場する資格があるため、選手によっては三日続けて試合のある選手もいます。随分暑さも和らいできたとはいえ体力勝負になるのは必至です。先月の高校選手権ではダブルスは良かったのものの、シングルスの後半では体力切れで足が止まった選手が何人かいました。

 さて、いよいよです。一月で行われる日本卓球界最高峰の舞台へ進めるのはどの選手でしょう。
(瀬古)


2006年9月14日(木)
大学生続々集結
 全日本選手権予選に出場するため、本校を卒業して各大学で頑張っている先輩たちが続々と練習場に顔を出してくれています。

 四年生の磯部佳希さん(愛工大)、岡本京子さん(中京女子大)、三年生の上村一馬さん(埼玉工大)、二年生の石井賢さん(駒沢大)。明日は三年生の杉本英心さん(愛工大)と一年生の森雅幸さん(愛工大)も来てくれるとのこと。

 各先輩ともしっかり練習をやり込んできたようで、現役の高校生たちでは歯が立ちませんでした。レベルの高いチームで鍛えられた先輩たちの本番が楽しみです。
(瀬古)


2006年9月13日(水)
全日本予選組み合わせ決まる
 週末の三連休に行われる全日本選手権三重県予選会の組み合わせが決まりました。ジュニアの部では中学生、小学生も出場します。また、一般の部にも高校生、中学生、小学生が、更には県内の高校を卒業し県外の大学に進学した学生たちも何人か帰ってきます。まさに年代に関係なく真のチャンピオンを決める試合です。

 昨年は、本校三年生だった南翔太郎さん(現近畿大学)が高校生で初のチャンピオンに輝きました。また、ミックスダブルスでは山本和之さんと組んだ森永愛里が優勝しました。

 私が高校生だった頃は小学生で卓球をやっていた者などいなかったので、高校生以下が大人の人に勝つことなど考えられませんでした。同じくジュニアの部で高校生に勝って代表になるなんて想像も出来ませんでした。しかし今や小学校低学年から卓球を始めることも珍しくなくなり、中学生でキャリア10年近い選手もいます。

 この全日本選手権予選の見所は、@下の年代の選手がどこまで勝ち上がることができるか?A大学生がどれくらい強くなって帰ってくるか?だと思います。乞うご期待!
(瀬古)


2006年9月12日(火)
ハンカチ王子
 夏の甲子園を沸かせた”ハンカチ王子”こと早稲田実業の斎藤投手が大学進学を決意したことを表明する記者会見が行われました。今朝の全国紙に大きく報道されていましたが、その記事の中で、斎藤投手が記者会見を終え席を立った後に自分のイスを机の下に戻した、ということが大きく報道されていました。

 う〜ん、なんだかなぁ、という感じです。「礼儀正しく爽やかな彼の一面」が表れている、ということなんでしょうが、今時の高校生はああいう場面でもイスは戻さないものなのでしょうか。戻さないんでしょうね。「常識」と思われていることができない若い人が増えているのは確かかもしれません。

 先日、東京で行われた指導者講習会で男子ナショナルチームの監督が、世界選手権の反省の中で「若い選手の中に挨拶、返事などの礼儀や、基本的食習慣ができていない選手が何人かいた」ということを報告していました。まるで中学生、いや小学生に教えることですよね。

 普通のことが普通にできるようになる。話はそれからです。
(瀬古)


2006年9月11日(月)
選手育成
 卓球場に通う選手たちは様々な人たちの指導を受けています。全体の指導は西飯先生を中心に行われていますが、卓球場に携わる多くの大人の人たちが小中高校生を問わず指導に携わってくれます。

 選手育成で最も大切なことは、それぞれに個性のある選手たちをどのように指導するかという「指導方針」です。一人の指導者だけが指導すれば、その方針に「ブレ」はありません。その指導者が教えることが「唯一で全て」だからです。ただ、ものの見方というものは一つではないはずです。一人の指導者だけが指導すると、良くも悪くも「画一的」になってしまいがちです。

 卓球場に通う選手たちの数は年々増えています。数年前までは高校生の女子が大半を占めていましたが、男子・女子、高校生・中学生・小学生と、性別、年齢も幅広く、人数も総勢40人を超えます。当然、一人で全てを指導することができません。先週の週末もいくつかのグループに分かれて練習試合、練習を行いました。私は国体女子の北陸遠征の引率に出たので、男子や残って練習をしていた女子の様子はうかがい知ることができません。

 今日は男子岐阜遠征の引率をしてくれた古川先生やキャプテンの堀木に様子を聞いたり、練習場に残った選手の指導をしてくれた卒業生の村上悠馬さんたちと情報交換をしました。西飯先生ともそれぞれの選手たちを今後どう指導していくかの意見交換も行いました。こういった情報交換を密にしないと「船頭多くして船、山に登る」ことになりかねません。私の言うことと西飯先生のおっしゃることが、あまりにも食い違っていては選手も戸惑うばかりでしょう。指導方針についてしっかり意見交換をしていると、それぞれの選手の来月、半年後、来年、二年後、三年後の姿がイメージできてくるものです。
(瀬古)


2006年9月10日(日)
女子国体北陸遠征
 遊学館高校、福井商業高校、新潟青陵高校、八幡商業高校、滋賀学園高校との練習試合を行いました。いずれも各県を代表する強豪校ばかりです。

 今年の新入生、現在の中学三年生の北信越の女子のレベルは非常に高く、7月に行われた中部日本選手権でも東海勢が圧倒されていました。今回の練習試合でも遊学館、福井商業の選手の技術レベルは非常に高くとても良い練習になりました。

 今週末は全日本予選。言うまでもなく日本で最も権威のある大会の予選です。三年生が抜けた後の新チームのメンバーがどこまで戦えるか?今後を占う重要な試合です。
(瀬古)


2006年9月9日(土)
男子岐阜遠征
 男子7名が古川先生の引率で岐阜・関商工との練習試合に出かけました。関商工は岐阜県公立高校の雄で、鍛え込まれた技術力と精神力は長い伝統を誇ります。

 午前午後を通して連続して試合をやらせていただいたようで、部員たちも充実した練習ができたと満足して帰ってきたようです。練習試合にもかかわらず本番さながらの気迫溢れるプレーを行う関商工の選手たち見て、本校の選手に最も必要な「練習と試合とのギャップを埋める」ことの重要性に気が付いた選手が何人いたのでしょうか。

 こういった他校との交流は、普段自分たちが考える「練習の常識」が正しいのかどうかを知る絶好の機会でもあります。
(瀬古)


2006年9月8日(金)
全日本予選前遠征
 明日は男子が岐阜県へ、女子国体メンバーが北陸での練習試合を実施します。普段部内で練習している成果がどの程度通用するのか?練習試合はそれを測る絶好の機会です。夏休みに汗を流して修練した「心」「技」「体」がどれくらい伸びたのかは実戦で試さないと分かりません。かと言ってぶっつけ本番は通用しなかったらおしまいです。事前に練習試合で試してみて上手くいかない部分を微調整しなければなりません。

 このメンバーを選考するために昨日まで部内リーグを行いました。厳しい試合を勝ち抜いて手に入れた権利です。行くことができるだけで満足するのではなく、もっと大きなものを手に入れるために明日の練習試合で100%の頑張りを見せてもらいたいものです。
(瀬古)


2006年9月7日(木)
部内リーグ2
 昨日に引き続いて部内リーグの続きを行いました。普段のゲーム練習とは違う表情で取り組む選手たち。たかだか週末の練習試合に行けるかどうかを決める試合ですが選手たちにとって「負けられない」一戦です。

 必死に声を出す選手。負けて涙ぐむ選手。厳しい試合に顔面蒼白な選手。
 選手の表情を観察しながら「いい練習になるなぁ」と思いながらも、なぜ普段のゲーム練習でも同じ雰囲気でやれないのか?、と疑問も感じます。何かが懸かった試合だから必死で頑張る。そうでない試合はそんなに頑張らない。そんな感じなのでしょうか。

 そんな選手たちに言いたい。「だから大切な試合で力が出せずに負けるんだ」と。卓球台についた時に、取り組み方に差のある選手は本番では勝てないよ。「この試合は頑張る」とか「あの相手の時は集中できない」とか、状況によって頑張りに差のある選手は強くなれないよ。早くそれに気付いてもらいたい。
(瀬古)


2006年9月6日(水)
部内リーグ
 週末の練習試合に行くメンバーを決めるための部内リーグが今日明日で行われます。本校は実力優先主義なので学年に関係なく”強い者”が様々な権利を手に入れることができます。今回のような練習試合に行ける選手選考は、「学年」というよりは「年齢」に関係なく、いつも練習をしているメンバーに平等に与えられます。今回も小学六年生から高校二年生までの間で総当りリーグ戦を行い、上位から順にメンバーを選考します。

 「白子高校卓球部」ではありますが、同じ練習場で汗を流す仲間は全て同じ「チーム」です。この「ボーダレス」が本校の強みでもあるのです。

 松阪高校伊藤先生、今日の日記の意味を掲示板で解説してください。(200字以内)
(瀬古)


2006年9月5日(火)
礼状
  毎年、インターハイの予選が終わり全国大会への出場が決まると、本校卓球部卒業生の代表の方が、200名近い卓球部卒業生宛てに「カンパのお願い」の葉書を出して下さいます。上は70歳近い方から、昨年卒業したばかりの方までお願いし、今年は約40名の方々から心のこもった浄財を頂きました。

  本来ならインターハイが終わった直後に礼状を出すのが筋ですが、忙しさにかまけてつい出しそびれていました。ようやく準備ができ、今日選手全員に、宛名と礼状への一筆を書かせました。

  年々、公立高校のクラブ活動への活動資金の支出は厳しくなってきています。このご支援がどれだけありがたいか。景気の悪いこのご時世、経済的に逼迫している状況は卒業生の方々とて同じだと思います。にもかかわらず身銭を切って後輩たちにご支援下さる気持ちには「卓球を頑張る」ことでしか恩返しできません。その気持ちを少しでも理解してもらうためにあえて選手に今日のような作業をさせています。

  正直言って、自分が働き稼ぐ身にならないと本当のところは理解できないと思います。ただ、これだけ多くの方々が自分たちの頑張りに注目してくれていることに気が付いてくれれば、と思います。
(瀬古)



2006年9月4日(月)
工夫・研究
  今日の練習の中で「ゲーム練習か課題練習のどちらかを選択する」項目を設定しました。基本練習→課題練習→多球練習と、一通りの練習を終えた後だったのでそれぞれの選手の目的意識によって考えるべきところです。

  全体の6割がゲームを、4割が課題練習を選びました。課題練習を選んだ選手の中で、昨日のハイレベルなカデット中学1年生の部で六年生ながら二位に入った伊藤理さんだけが多球練習を選択しました。一人だったので私がボールを出し、内容、時間とも本人に決めさせました。

  以前も書いたことがあったと思いますが、彼は実に楽しそうに練習をします。また、一つ一つのプレーが独創性に満ちており、ボールを自在に操る感覚を楽しむかのように創意工夫を凝らします。私のように古い頭で考えると「基本通りではない」とか「セオリーに反している」などと考えてしまいがちですが、「こう打てばどうなるだろう」とか「こんなボールも面白いな」的な感覚で取り組みます。そして、「これだ!」っと感じたプレーは根気良くマスターできるまで反復練習を行います。今、はやりの「チキータ」などは高校生を含めて彼が練習場で一番上手に使いこなします。

  まずは卓球を楽しむ姿勢。そして、好きな卓球の試合で勝つために必要なものを考える姿勢。更にそれをマスターするために根気良く努力する姿勢。卓球が強くなるために必要な姿勢が全て揃っています。強くなるのは必然です。
(瀬古)


2006年9月3日(日)
カデット続報
  昨日に引き続き、全日本カデット予選が行われました。男子シングルスは1年生の部で宇仁田雅雄さんが優勝、二位に六年生の伊藤理さんが入り予選を通過しました。

  練習場では高校生と中学三年生がみっちりと練習を行いました。ごく一部、集中力に欠ける者には厳しく注意しましたが、ほとんどの者がしっかりとやり込み、この夏の成長の跡を感じさせました。

  明日は実力テスト。目的意識の高い者はここでも手抜きせずに頑張ることでしょう。
(瀬古)


2006年9月2日(土)
弟分妹分大活躍
  今日は津市で「全日本選手権カデット(中学二年生以下)の部 県予選」が行われました。初日の今日は男子ダブルスと女子シングルスが行われ、ダブルスでは21クラブ系の山本雄飛さん・伊藤理さん組と宇仁田雅雄さん・啓市さん組がワンツーフィニッシュで本大会出場を決めました。シングルスでは2年生の部で西川千裕さん(神戸中)が優勝と、いつも練習している仲間が大活躍でした。

  また、先日の東アジアホープスで大活躍だった佐藤優衣さんは、昨日、今日、明日に長野で行われている全日本合宿で結果を出し、10月に実施される中国遠征のメンバーに選ばれる可能性が大きくなりました。

  弟分妹分がこれだけ活躍したのですから再来週の全日本予選で兄貴分姉貴分が負ける訳にはいきません!
(瀬古)


2006年9月1日(金)
2学期始まる
  今日から二学期の開始です。今月は16、17、18日の三連休に全日本選手権予選が行われます。インターハイに次ぐ重要な試合です。その翌週には「後藤杯・名古屋オープン」、その翌週には「県民フェスティバル」、その翌週には「国民体育大会」と大会が目白押しです。

  
学校が始まると夏休み中のようにたくさんの練習時間を確保するのが難しくなってきます。夏の間に蓄えた力を発揮して自己ベストを更新してもらいたいです。
(瀬古)