白卓日記 ‘06 6月  前月へ! 次月へ!       
2006年6月30日(金)

アドバイス

卓球が強くなるには当然、努力をしなければなりません。しかし自分の力だけで上達するには限界があります。自ら考え工夫をしても行き詰った時に、他人のアドバイスに耳を貸すことが大切です。

 

昨年卒業し龍谷大学に進んだ辻岡亜沙さんは、他人のアドバイスに素直に耳を貸すことのできる選手でした。しかもただ単に人の話を鵜呑みにするのではなく、自分なりに解釈し実行します。根気よく実行し、自分に合わないと判断した時は取りやめます。自分に合う(できる、必要だ)と判断したら毎日毎日根気よく、できるようになるまで練習します。アドバイスをしたこちらが忘れるようなことも聞き逃さず、数ヶ月して気が付いたらマスターしていた、ということが何度もありました。

 

今日のサーブ練習は、昨日のサーブ練習のアドバイスをしっかりと注意して練習している者がほとんどでした。しかし、明日になると忘れてしまい元のサーブ練習に戻るものが出てくるでしょう。明後日になるとまたひとり減り、明々後日になると更にまた…。一週間も経てば大多数の者が元通りになると思いますが、ごく少数、心に留め練習を続けるものがいる、と信じたいです。

(瀬古)

 

2006年6月29日(木)

サーブ練習

サーブが上手になるにはサーブ練習をしなければなりません。良いサーブとは思ったところに思った回転で、なおかつ分かりにくいフォームで出せるサーブのことです。さて、その練習の方法ですが皆さんは「まずは思ったところに出せるコントロールを優先し、回転は二の次」と考えますか?それとも「まずは強い回転で出せるよう練習し、コントロールは徐々につけるようにする」と考えますか?

 

私は後者と考えていましたが、サーブが上手なある人に前者だと教えてもらいました。つまり、まずはコントロール。低いバウンドで大小をはっきり出し分ける。そこから徐々に強い回転をかけるようにし、分かりにくいフォームにしていく」のだそうです。考え方は色々でしょうが、選手に実行させてみて「なるほど!」と納得できました。サーブの威力、コントロール、両方とも大切ですが、競った場面で重要なのはどちらかといえば「コントロール」です。手に汗握る厳しい競り合いの試合で「ここで小さい(大きい)サーブを出せれば間違いなく勝てるだろう」という場面でコントロールできずに負けた試合をいくつ見てきたでしょう。

 

いい事を聞きました。早速、徹底させようと思います。

(瀬古)

 

2006年6月28日(水)

インターハイ

8月6日から行われるインターハイ(全国高等学校卓球選手権大会)の案内をアップしました。インターハイは高校生にとって最終的な目標とする、言わば甲子園のようなものです。

 

卓球の試合は他の競技と比べ数は多いと思います。一年を通して数十試合が予定されています。その中でもインターハイは「全日本選手権」と並んで重要な大会に位置づけられます。特に高校三年生にとっては高校生同士で争う最後の大会です。それだけにこの大会にかける選手たちの意気込みは並々ならぬものがあります。

 

8月6日は夕方から開会式だけが行われ、競技は7日朝に団体戦から始まります。全ての台で一斉に行われる団体戦の盛り上がりはすさまじく、何度経験しても鳥肌が立ちます。これを経験させたくて毎年、全ての選手をインターハイに連れて行っています。

 

昨年は男女とも団体戦で悔しい思いをしました。最高の舞台で力を発揮するには、準備に最善を尽くす必要があります。その準備は予選の終わった5月末日からもうすでに始まっています。さあ、今年の舞台では誰がどんなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

(瀬古)

 

2006年6月27日(火)

勉強と卓球

今日、ある先生から卓球部の生徒の授業中の態度についてお叱りを受けました。日頃から生徒には、「部活動で頑張っている者は学校生活の態度も厳しく見られる。卓球で頑張れるのに学生の本分である勉強を手抜きしてよい道理はない。」と話しをしますが、残念ながら選手たちには浸透してなかったようです。

 

ハードな生活の中で好きでもない勉強も頑張るのは大変なことです。しかし、卓球部の生徒が、今頑張るのは勉強と卓球しかありません。その大切な二本柱の一本をあからさまに手抜きしていてはもう一本の方も怪しいものです。いや、きっとどこかで妥協していたと考えるべきでしょう。

 

「やらなければならないこと」を妥協していてはいつまでたっても進歩は望めません。

(瀬古)

 

2006年6月26日(月)

多球練習

 普段、多球練習の時間は選手にボールを出していることが多いのですが、今日はたまたまお客さんと話しをしていたので、話しをしながら選手たちの練習を観察していました。多球練習の内容は基本的には選手たちが自分たちで考えたことを行います。どんな練習をするのかをよく観察するとそれぞれの選手が何を考えてどんな気持ちで取り組んでいるのかよく分かります。

 

 多球練習はやり方によって大変ハードにもなるし、逆に手を抜こうと思えばどれだけでも抜くことができます。一回たった三分間なので動かずにワンコースのみの練習にすれば楽なものです。「体力的に楽な練習=悪い練習」というつもりはありません。また、「体力的にきつい練習=良い練習」とも思いません。しかし、見ていれば分かるものです。自らを厳しく追い込んで練習に取り組んでいる者と、厳しいことから逃げて楽をしようと思っている者は。

 

 昨日の「目的意識」の差です。

(瀬古)

 

2006年6月25日(日)

目的意識の差

昨日、朝から一日練習試合ということもあり、今日は久し振りの午後半日練習としました。練習場で練習試合を行った男子の様子を古川先生から、松阪高校で練習試合を行った女子の様子を立木先生から聞きました。まだまだ課題は多そうです。奈良で練習試合を行った女子を含め、昨日の反省が今日の練習に生きているか興味深く観察しましたが、強い選手、強くなっている選手は昨日の課題を早速練習に反映させていることが明らかに分かりました。いつも練習試合で選手に言う「勝って良かった、負けてダメだった、という反省では次につながらない」ことが良く理解できていたと思います。

 

目的意識を持って練習に取り組むことがいかに大切か。これを理解できている選手と、いない選手との差は広がるばかりです。

(瀬古)

 

2006年6月24日(土)

インターハイ予選、各地で波乱

三重県は一ヶ月前にインターハイ予選は終わっていますが、この数週間、全国各地でインターハイ予選が行われました。女子学校対抗では常連の武蔵野(東京)、就実(岡山)、華頂(京都)、松陽(鹿児島)が負けたとの情報が入ってきました。いずれも出場はもとより上位進出が予想された強豪です。あらためて、勝負はやってみなければ分からないことを実感しました。

 

インターハイまであと44日。

(瀬古)

 

2006年6月23日(金)

明日は練習試合

明日、男子は卓球場で愛知県渥美農業高校と、女子は奈良女子高校と松阪高校に分かれて練習試合を行います。

 

 私は奈良に行くので男子の選手には、「せっかく遠いところからわざわざ足を運んで下さるのだから、来て良かった、と思ってもらえる練習試合にしよう。それがお互いにとって意味のある練習試合になるのだから。」と話しをしました。正直言って少し心配ですが、最近の選手たちの様子を見るとキチンとやってくれそうな気もします。

 

  3月の全国選抜ベスト8の奈良女子高校へ行く選手たちはインターハイに向けての実戦的な準備のスタートとも言えます。また、松阪高校へ行く選手たちは高校入学後、初めての練習試合という一年生が中心です。新チームでは三重県で上位に食い込んでくると思われるチームに対し、どんな結果になるのか楽しみです。

(瀬古)

 

2006年6月22日(木)

小中学生軍団

本校の練習している西飯先生の卓球場には当然、本校生徒以外の方も練習に訪れます。4時頃からの時間帯には小学生、中学生も高校生に混じって練習に参加しています。

 

最近は小学3年生から中学1年生まで毎日男女3〜6人の選手が来ます。高校生に混じって練習を行うこともありますが、3月に大学を卒業したばかりの本校卒業生の村上さんが、付きっ切りで指導をしています。彼がほぼマンツーマンで熱心に指導しているのでメキメキ力を付けています。試合をやらせると高校生には勝てない選手でも練習の内容は非常にレベルの高いことをやっており、その伸び率は目を見張るものがあります。

 

数年後、彼らが三重県の屋台骨を背負って立つ姿が目に浮かびます。

(瀬古)

 

2006年6月21日(水)

卒業生来る

「卒業生来る」というと数年前に卒業した先輩が訪れたように聞こえるかも知れませんが、今日卓球場に来てくれたのは昭和30年卒業の伊澤淳一さんです。伊澤さんは白子高校卓球部の一期生の方で現在は名古屋に住んで見えます。平成12年度に岐阜で行われたインターハイに応援に来て頂いて以来、6年ぶりにお目にかかりました。

 

本校には昨年卒業したばかりの18歳の方から伊澤さんのような70歳近い方まで、消息が分かっている方だけで200名近い卓球部OB,OGが見えます。毎年この時期に「インターハイ出場の報告とカンパ(激励金)のお願い」の葉書を出させて頂いています。そして、多くの方々から激励のメッセージとともにお志(激励金)を寄付して頂いております。そのお金でインターハイ前の遠征費や、ユニフォームを揃えさせていただいていますが、今年、去年の卒業生なら在校生の顔も分かり親近感も沸くでしょうが、顔も分からない後輩達のためのご好意には何とお礼を言って良いのか分かりません。

 

我々にできることはただ一つ。月並みな言い方ですが「ベストを尽くす」ことです。それが先輩達の気持ちに応える唯一の方法です。

(瀬古)

 

2006年6月20日(火)

冷房

先日も書きましたが、今年から卓球場に新しく大型のエアコンが設置されました。最近はちょっとした試合会場にもエアコンが入り、夏場でも快適に試合できるようになってきました。私学の練習場にはエアコンが設置されていることも珍しくなくなってきました。当然一般家庭にもエアコンがあり、ない家庭が珍しいくらいです。地球温暖化の影響か、昔より今のほうが夏場の気温も高いそうです。私の子供の頃は、エアコンはあったもののお客さんが見えるなど特別の事情がない限りスイッチを入れてくれませんでした。ましてや子供の部屋などエアコンがあるわけもなく汗をかきかき寝るのが当たり前でした。しかし、一度快適な環境の味を知ってしまうともう元に戻ることに耐えられなくなります。現在では私も夏場にエアコンなしで寝ることはできません。

 

卓球場に新しく入ったエアコンはかなり大きいのでスイッチを入れればかなり涼しいことと思います。でも真夏の日中などよほど室温が上がるか、湿度が高くプレーに大きく影響する時以外はスイッチを入れないようにしようと思っています。ちょっとした暑さでスイッチを入れると、同じくらい暑い時にエアコンなしが我慢できなくなるからです。エアコンなしの試合会場も当然あるわけで、暑さに慣れることも大切だと思います。

 

夏は暑い。当然のことです。

(瀬古)

 

2006年6月19日(月)

リセット

 今日から四週間、期末テストをはさんで試合がありません。インターハイ代表となった選手はここでひと休み、というわけにはいきません。更に厳しい全国の舞台で結果を残すためには多くの課題があります。しかし、練習内容等、一度リセットし、心技体ともに次の目標に向けて立て直さなければなりません。

 

 この「リセット」を「休憩」と勘違いしている選手がいることも確かです。もちろん、激しい試合が続いた後の体のケアは必要不可欠です。今日も数人の選手が整体、マッサージ等で練習を休んでいます。心身ともにリセットし次に備えることと、全てを開放してしまい次へのスタートが切れないこととは似て非なるものです。

 

 インターハイまであと49日!

(瀬古)

 

2006年6月18日(日)
東海総体二日目
 各種目ベスト4からでしたが、まずはダブルスから。森永・松井組は準決勝で富田(岐阜)ペアに競り勝ち決勝へ。決勝も接戦となりましたが勝負どころで痛いミスが出てしまい準優勝。シングルスでは大本命の森永が安定した試合運びで初優勝!本校からは平成4年の西飯由香さん以来の快挙を成し遂げました。団体は昨年末の選抜予選で負けた清水国際(静岡)に森永の相手中国人留学生から取った一点のみで再び敗れるという悔しい結果に。1−1で迎えたダブルスのセットカウント2−1でリードの4セット目、9−4からの逆転負けが響きました。

 男子については、県外のチームと対戦しても臆することなく対等な精神状態で試合ができるようになってきました。名前の通った学校、選手にも向かっていけば大して力の差がないことに気が付いてきたようです。次はただ単に「向かっていく」だけでなく、「勝ちに行く」事が必要です。本気で勝とうと思わなければ永遠に接戦負けが続きます。

 女子はやはり森永に続く選手の台頭が望まれます。橋本、松井、曽我らも力を付けてきましたが、全国のっ強豪校の選手とはまだ少し差があります。

 男女とも努力による進歩の跡は確実に見られました。プレーする選手の技術はもちろん、ベンチに入れなかった一年生が一生懸命応援し、日曜日には声が枯れてしまっていた様子からも、全員が高いモチベーションで試合に臨むことができるようになったのも大きな進歩です。インターハイは何が起きるか分かりません。必死で準備をすれば常識では考えられないことが起きるものです。努力の集大成であるインターハイは50日後です。
(瀬古)
 

2006年6月17日(土)
東海総体一日目
 
今日は団体、シングルス、ダブルスともベスト4まで行われました。ベスト4に入るには団体は2回、シングルスは3回、ダブルスは2回勝たなければなりません。午後から半日で一気に行うため、上位に進出してくる選手はぶっ続けで9試合ほど行います。冷房の効いていない体育館内は蒸し暑く体力勝負となりました。

 男子団体戦。一回戦の藤枝東(静岡)に3−0で勝ちましたが、準々決勝で愛知の強豪杜若に敗れましたが後藤が相手エースに3−0で快勝!シングルスでは堀木、浅野は一回戦で敗れましたが梶原がベスト16、後藤は富田(岐阜)の主力選手に勝ちベスト8入り!三重県男子から久々の上位進出者となりました。ダブルスは残念ながら愛工大名電ペアに競り負けました。

 女子団体は順当にベスト4入り。シングルスは松井、曽我が一回戦を突破しましたがいずれもベスト16止まり。橋本は二回戦も突破しベスト8入り。森永はベスト4入り。ダブルスの森永・松井組も0−2の劣勢から挽回しベスト4入り。

  明日は各種目ベスト4からです。
(瀬古)


2006年6月16日(金)
明日から東海総体
 
明日、明後日の二日間、愛知県体育館に於いて「平成18年度東海高等学校総合体育大会卓球競技」が実施されます。この大会は三重、愛知、岐阜、静岡の4県からそれぞれ団体4校、シングルス8名、ダブルス4組が集まり行われる試合です。何かの予選を兼ねているわけではないので、勝っても次はありません。しかし、インターハイの前哨戦として勝って弾みをつけたいところです。

 本校からはシングルスで男子:後藤、堀木、梶原、浅野、女子:森永、橋本、松井、曽我が出場。ダブルスで男子:後藤・堀木、女子:森永・松井が出場。男子の東海地区は全国的にも非常にレベルが高いため苦戦が予想されます。しかしそれだけに、一つでも勝てれば大きな自信にもつながります。また女子は、ジュニア日本代表の森永の個人戦優勝はもちろんのこと、昨年末の全国選抜東海予選では団体2位だったので悲願の優勝を目指して欲しいです。

 いずれにしても、それぞれが内容、結果とも自己ベストの試合をしてくれることを期待しています。
(瀬古)


2006年6月15日(木)
HP閲覧者
 
今日、ある先生に「このHPを見ている」との告白をされた。先日も二万ヒットを達成した時、「意外な人から"見ている"と言われた」と書いたが、今日告白してくれた方は、私もファンで更新を楽しみにしている白子高校HP中にある「保健室からのメッセージ」の著者である、S釜"文豪"N月先生である。

 廊下を歩いていたところたまたま前方に、いつもの変わった個性的なファッションの先生が歩いておいでだったので、普段ほとんど話しをしたことはなかったのだが勇気を持って「先生のHPいつも見てますよ!」と告白してみた。言ってみるものである。S釜先生も「私も卓球部のHP見てますよ!毎日更新ってすごいですよね!」との告白が…。まさに両想い。相思相愛というヤツである。「告白」というものはどんな場合でも心ときめくものである。私もかつて…、おっと話が逸れたので軌道修正を。こんな感じで会話のきっかけを掴んだので「先生のHPってトップのデザインがシャレてますよね!」「いやいや保健室と全く関係ないネタで攻めてるところがいいよね!」という会話が…、弾まなかった…。先日のスポーツテストのハンドボール投げのボールよりも弾まなかった。ペッコペコだ。

 饒舌なのはHP中だけかよっ! お互いにな…。

 以上、S釜N月調でお送りしました。
参考文献 http://www.shiroko-hs.ednet.jp/aspsrv/asp_news/defaultbf.asp?nid=4&lst=10
(瀬古)


2006年6月14日(水)
結果がすべて?A
 
プロとアマチュアの違いは言うまでもなく競技を「仕事」としてやっているのか、「趣味」としてやっているのか、です。プロは応援してくれている人たち(ファン、サポーター)が落とすお金によって生計を立てています。よって、ファンを満足させるのが仕事です。敗戦によって満足させられない場合の批判は甘んじて受けなければなりません。

 一方でアマチュアは自分の趣味として行っているわけで、敗戦という結果を他人から文句を言われるのは筋違い、という理屈は成り立つと思います。アマチュア競技は「自分のために」、つまり自らの欲求を満たすために行う究極の「自己満足」です。

 しかし、プロもアマチュアも人間です。立場の違いこそあれ自分の活躍を期待している人がいれば、自分だけでなくその人たちも満足させてあげたいと感じ、結果が芳しくなく自分のみならずその人たちも満足させてあげることができなければ「責任」を感じるべきではないでしょうか?

 結果がすべてとは言いません。良い結果を得るために努力を続けることが、競技を離れた後の人生に大きな影響を与えることは歴然とした事実です。しかしそれは一生懸命、結果を追い求める、つまり、「勝つ」ことを徹底的に追求することが必要となります。現役の選手たちに「勝つことがすべてではない」と言ってもピンと来ないと思います。競技を離れてしばらくしてから自然と理解、納得できるものだと思います。

 私はこれからも選手たちに対し、結果を求め続けようと思います。
(瀬古)


2006年6月13日(火)
結果がすべて?@
 
サッカーワールドカップ日本代表が、初戦のオーストラリア戦でまさかの逆転負けを喫しました。遅くまでテレビの前で応援していた日本中の多くの人はすっきりしない朝を迎えたことと思います。かく言う私もそのうちの一人ですが…。

 その結果を受けての今朝のマスコミの論調はおしなべて「ジーコジャパンバッシング」でした。「一生懸命やった結果なのだから仕方ない」というような同情論は皆無でした。あるコラムには「この四年間で数十億円というお金を使った結果がこれでは…」との厳しいコメントが載っていました。そう、ジーコ監督をはじめ、彼らは「プロ」なのです。結果で全てを評価されるのです。それではアマチュアは結果にこだわる必要はないのでしょうか?

 もう二十年ほど前になるでしょうか。現在でも日本のトップで活躍する選手が、学生時代に卓球雑誌の座談会で発言した言葉が今でも忘れられません。彼の世代は非常にレベルの高い選手が多くいた「黄金世代」でした。その同世代の4名ほどの座談会でしたが、世界選手権団体戦の日本代表として戦っている最中に日本から駆けつけた応援団が、日本が劣勢になり勝負の結果が見えてくると席を立って帰ってしまいました。彼らは「そんな応援ならして欲しくない」との発言をしていましたが、私はそれに強い違和感を覚えました。確かに彼らは当時、学生のアマチュア選手で「ファン」の気持ちを考える「義務」はなかったのかも知れません。一生懸命やっているのに、結果が出なかったからといって途中で席を立たれては、そんな愚痴がでる気持ちも分かります。人一倍の努力をして日本のトップとなり、日本代表として試合ができる「権利」を手に入れたのです。応援されこそすれ批判される筋合いはない、といったところでしょうか。

 確かに彼らの努力には敬意を表します。彼らほどの努力もせずに、自分たちができないことにチャレンジしてくれる彼らを批判する権利はありません。しかし、彼らも日本を代表して戦うのなら頑張らなければならない、結果を出さなければならない「義務」があると思います。それは、我々も支払っている卓球協会の登録料などのお金を使って遠征しているという生臭い理由だけではなく、日本中の卓球ファンの期待に応える「義務」があります。それが選手のプライド、心意気ではないでしょうか。

 長くなりました。続きは後日に。
(瀬古)


2006年6月12日(月)
進路A
 
三年生のこの時期は、卒業後の進路を決めなくてはならない大切な時期でもあります。本校の三年生も、卓球を利用して進学、就職を目指す者。卓球は関係なく進学、就職を目指す者。様々です。

 今日は卓球に関係なく就職する者の会社見学に同行、また、卓球を利用して就職する者がお願いしていた企業の方からの電話連絡に応対、また、卓球を利用して進学する者の大学への連絡などに追われました。

 卒業後の進路は、長い人生の重要なステップになります。これによりその後の人生が、良きにつけ悪きにつけ大きく変わる可能性があります。慎重に慎重を期して考える時でもあります。
(瀬古


2006年6月11日(日)
中部日本予選二日目
 
今日は一般の部の予選でした。シングルスでは三年生の男子は重田、女子は樋口が出場し、気迫あふれるプレーで予選を通過しました。試合前の準備、試合中の自分の心をコントロールする方法といい、「さすが三年生」と思わせる試合振りでした。

 ダブルスでは、男子で梶原・浅野組が、女子で橋本・樋口組、曽我・柿沼組、鈴木・谷村組、濱村・西川組、吉村・遍々古組が通過しましたが、ほとんどのペアが二人の力を合わせてプラスアルファが出るところまでは達しておらず、「1+1=2」にすらなっていない状態のダブルスがほとんどでした。

 さあ、来週末は東海総体です。緊張感を高めて練習をし、インターハイにつなげる内容、結果を出さなければなりません。
(瀬古)


2006年6月10日(土)
中部日本予選初日
 
今日はジュニアの部の予選が行われ、本校からは男子6名、女子7名が参加しました。
予選通過枠は男女それぞれ32名ですが、9月の後藤杯の予選も兼ねているためベスト16まで試合が行われました。

 男子は2年生の田中敏樹、伊藤隆洋、1年生の八木哲大が16に進出。一年生の川口依里也が健闘するも32決定で敗れました。

 女子は一年生の西川ひかり、鈴木沙羅、谷村美貴、柿沼紀子が16に進出。一年生の吉村真利奈、濱村香奈、遍々古彩が32で予選通過でした。

 試合になると誰しも緊張し、なかなか普段の力を発揮することができません。今日出場した多くの選手は自らの心を落ち着かせようとして、ただでさえ低いテンションをもっと低くして覇気のない消極的な試合運びをしてしまっていました。これは経験の少ない選手が陥りやすいパターンです。中途半端に緊張を和らげようとせず、逆に闘志を掻き立てて試合に臨むべきです。テンションが高すぎて失敗することもありますが、低すぎるより余程ましです。こういった気持ちのコントロール方法は大変難しく、また、重要なポイントでもあります。自分なりの方法を見つけてもらいたいものです。

 明日は一般シングルス、ダブルスの予選です。
 ☆「TOPICS」に本日の結果を超高速アップ済み!ご覧下さい!
(瀬古)

2006年6月9日(金)
明日は中部日本予選
 
明日、明後日は松阪市体育館に於いて中部日本選手権の県予選会が行われます。以前にも書いた通り、単なる予選会としてだけでなく今後の様々な大会の組み合わせにも大きな影響を及ぼす重要な試合です。二年生にとっては、自分たちの学年が最上級生として行われる最初の大会です。9月に控える全日本予選に向けての大切なステップとなります。また、一年生にとっては、訳も分からないまま終わってしまったインターハイ予選後、腰をすえて練習をしてきた成果を発揮する大きなチャンスとなります。

 毎年、この予選をきっかけとして大きく飛躍する選手が出ます。今年は誰だ!?
(瀬古)


2006年6月8日(木)
研究授業
 
教育実習に来ている卒業生が単独で授業をする研究授業が行われました。ここ数日、準備でほとんど寝てないという森久恵さんと、今朝も早くから一人で準備をしていた磯部佳希さんがパソコンを使った「情報」の授業に挑みました。

 面白いもので二人の授業は、卓球のプレー振りと通じるものがあると感じました。普段はおっとりした森さんは試合になると腹が据わり堂々としたプレー振りですが、今日の授業も驚くほど堂々としていました。説明の途中でつまずいても焦ることなくマイペースで進めるところなど卓球と同じだなぁと、見ていて吹き出してしまいました。

 一方の磯部さんは実直な人間性そのままに裏表のない直球勝負といったところでしょうか。正しい説明を追及するあまり途中で考え込んでしまうなど、これまた卓球している時と同じでした。

 教育実習も残すところ明日のみです。頑張れ!実習生!
(瀬古)


2006年6月7日(水)
ホタル
 
新聞に「ホタル乱舞」という記事が載っていたのでふと思い出しました。

 私が中高生の頃は西飯さんの卓球場は、白子高校の前の通りを西に五百メートルほど行った、現在はラウムズというマンションの建っている向かいにありました。当時は学校の練習が終わると、まず西飯スポーツの店に寄りその後、歩いて卓球場に向かっていました。白子中学の横を通り、テニスコートあたりから南に向かう田んぼの中の道を通っていきました。現在その道は随分広く拡張されていますが、当時は車一台がギリギリ通れる農道でした。今くらいの季節になると真っ暗で人気のないその道に無数のホタルが乱舞していました。二十五年ほど前のことですが、あんな人家近くでホタルがいることに驚いたことを今でも鮮明に覚えています。

 今でも駅から少し離れると田んぼが広がる白子ですが、わずか数十年前にはそんな自然も残されていたのです。
(瀬古)


2006年6月6日(火)
戦型
 
卓球が他の競技と大きく異なる要素の一つに、戦型の多彩さがあります。様々な用具を組み合わせることによって「個性」を生み出し、身体的なハンディをカバーできるのが卓球の面白さでもあります。

 この四月に入部した男女十二名の選手たちも、ペン裏→ペン表、ペン表→ペン両面裏、ペン両面裏→ペン裏表、シェーク裏裏→シェーク表裏→シェーク裏表、シェーク攻撃→カット、ペン表→ペン表粒高と、半数の者が戦型(用具)を変えました。今まででも、用具を変えることによって飛躍的に勝てるようになった選手は沢山います。

 ただし、慣れ親しんだ用具から初めての用具に変えるというのはとても根気が要ります。最終的にはその選手の「努力」が必要なのは言うまでもありません。
(瀬古)


2006年6月5日(月)
男子部室大掃除
 
本校の卓球部は男女とも学校の体育館では練習せず、西飯さんの練習場を利用させていただいています。一昨年までは男子は学校でも練習を行っていたため部室があります。今日はその部室を引き払うため、放置されていた部室の荷物の撤去作業を行いました。

 出るわ出るわ。賞状、優勝盾をはじめ、いつの時代のか分からないビデオテープ、ラケット、ボール、果てはおもちゃのレーシングコース(?)まで…。壁に油性のマジックで書かれた落書きをこすり落とし、全員できれいに掃除しました。部室の存在すら知らなかったであろう一二年生はどんな感想を持ったのでしょうか。
(瀬古)


2006年6月4日(日)
入梅前
 
6月に入り随分暑くなってきましたが、湿度が低いため「爽やかな」気候の日が続いています。一年のうちで最も運動に適した季節です。あと数日もすればイヤな梅雨の季節になります。

 暑くなってくると体力の消耗も激しくなります。昨日も午後の練習中に、貧血で倒れた者がいましたが、聞いてみると暑くて昼食があまり食べられなかったとのこと。この暑さの中、激しい運動をするのですから、三度の食事の量が減ってしまっては消耗するのも無理はありません。今日の練習時に多少無理してでも食事の量を減らさないことと、こまめに水分の補給をすることを指示しました。

 これからの厳しい季節をいかにして乗り切るか。体力が勝負の分かれ目となります。
(瀬古)


2006年6月3日(土)
森永、次々と国際試合代表に!
 
先月にジュニア日本代表としてスペインに遠征してきた森永が、7月5〜8日にオーストラリアで行われるワールドジュニアユースと、7月25〜30日に北九州市で行われるアジアジュニア選手権の日本代表に内定しました。

 アジアジュニア選手権では福原愛、照井萌美、石垣優香の各選手とともに団体戦のメンバーにも選ばれました。これまでの国際大会でもまずまずの成績でしたが、そろそろ結果が求められることになると思います。

 「白子の森永」から「日本の森永」へ。期待は膨らむばかりです。
(瀬古)


2006年6月2日(金)
体育祭
 
昨日に比べれば気温も低く曇り空で絶好の体育祭日和となりました。各種目、大変な盛り上がりようで、真剣に頑張るところは目いっぱい頑張って、楽しむところは目いっぱい楽しむ。見ていて飽きない楽しい一日となりました。

 卓球部の生徒も例外ではありません。「走る」系の種目では、全力で頑張る姿があちこちで見られ、一部の種目では卓球部が上位を独占するなど存在感をアピールしました。また、「楽しむ」系の種目では、普段の練習では見られない笑顔で楽しんでいました。

 どの選手も一日頑張りクタクタだったはずでしたが、その後の練習ではスイッチを切り替え、集中した練習をすることができたことも見事でした。
(瀬古)


2006年6月1日(木)
体育祭リハーサル
 
今日は1,2限授業後、明日の体育祭のリハーサルが行われました。日中の最高気温が三十度に達する真夏日の中、ほぼ全部のクラスが頑張って行進練習に取り組みました。

 練習に臨んだ生徒たちは「当たり前」のことのように感じるかもしれませんが、数年前の本校では考えられないことでした。もちろん中にはダラダラとやっている者もいましたが、ごく少数であるため、それらの者も一生懸命やっている者たちの雰囲気に押されて、頑張らざるを得ない状況になります。以前はこれが逆でした。

 集団の意識は、良くも悪くも多数派に飲み込まれていくことが改めて分かりました。
(瀬古)