白卓日記 ‘05 11月   次月へ!       
2005年11月30日(水)

ひとのいのち
 広島の小学一年生殺人事件の犯人が捕まりました。

 犯人は鈴鹿市に在住していた外国籍の男でした。昨日は朝からパトカーが市内を走り回っていたのでおかしいな、と思っていましたが…。
 同じ年代の子供を持つ者として、親御さんの心中を察するや気も狂わんばかりだったと思います。

 また、昨日近所の92歳になる方が亡くなりお通夜に行ってきました。
 まさに大往生。お通夜の式場でも涙よりも笑顔の方が多かったように思えました。

 人間の人生はどこでどう変わるか分かりません。健康な部員諸君は少なくとも自分の残りの人生など考えたこともないでしょう。
 私も最近までそうでしたが、今年40の大台に乗り「この仕事も(悪いことをしなければ)あと20年かぁ」と考えると寂しい気持ちになりました。

 「光陰矢のごとし」
 う〜ん…。疲れているのかな…。
(瀬古)


2005年11月29日(火)
勉強会

 10月にあった2学期の中間試験前に、卓球部顧問古川先生(英語)による勉強会を行ったところ驚異的な成果をあげることが出来ました。

 今回も本日より英語を苦手とする部員を中心に実施することにしました。

 授業後すぐに始まった勉強会は、確認テストで合格するまで続けられます。練習中にぽつりぽつりと合格者が戻ってきます。
 始まってすぐに合格したと思われる者、練習終了直前に戻ってきて慌てて準備する者、ついには練習に間に合わず明日再テストを行うことになった者まで様々です。

 決して好きではないだろう勉強も、学生である以上、避けては通れない道です。
 逃げずに頑張れ!
(瀬古)

2005年11月28日(月)
期末考査一週間前
 ということで今日からテスト週間に入ります。

 と言っても練習が休みになるわけではないんですが、練習後、部員に「両立目指して頑張れ!」と檄を飛ばしました。

 私の今までの経験から、生活が充実しているときは勉強も卓球も調子よく出来る場合が多いと思います。試験前に勉強することによって多少練習時間は減りますが、上手な時間の使い方をすれば両立は十分可能だと考えます。

 実際、勉強を頑張る生徒は卓球も強かったというのは紛れもない事実です。
 成績不振者は12月末の全国選抜東海予選に連れて行かないという約束もしました。

 ドキドキドキドキ…。
(瀬古) 

2005年11月27日(日)
「常に死点を求め限界を伸ばすこと」
 昨日の「卓球道場十訓」の続きです。
 現在、本校が練習している西飯卓球センターは9年ほど前に新築されたものです。
 それ以前(1980年〜1995年?)は、白子高校の前の通りを西に500m程のところにある信号の横にありました。

 プレハブ建ての前の卓球場ができた時、西飯徳康先生が「卓球道場十訓」なるものを考え、大きな紙に書き出し壁に貼りました。
 道場に通う中高生は練習前にその紙の前で正座し、十訓を黙読してから練習に入りました。

 十訓の中のひとつがタイトルにある「常に死点を…」でした。
 当時中学生だった私はお経のように意味も考えずに読んでいましたが、卓球が上達するための基本中の基本であることに気が付いたのはこの仕事をするようになってからです。

 「死点」というと怖い感じがしますが、「常に厳しい目標設定をし、自らを追い込め」といった感じでしょうか。
 選手達にも是非心に刻んでもらいたい言葉です。
(瀬古)

2005年11月26日(土)
多球練習V

 一昨日の「多球でしか出来ない内容」、昨日の「コースを全て決める内容は避ける」に続き、今日はもう一つ要求をしました。


 「現時点で自分の出来るギリギリの難度の内容にする」です。

 トレーニングで言えば「過負荷の原則」と同じことなのですが、よほど頑張らないと出来ない内容にすると全力を出さざるを得ません。簡単に出来てしまうシステムだと実力アップにはつながりません。
 それの繰り返しが知らないうちに実力をつけるのです。

 私が高校生の時、西飯徳康先生が考えた「卓球道場十訓」というものの中に「常に死点を求め限界を伸ばすこと」というのがありましたが正にそのことです。
 「卓球道場十訓」。これはネタになる!これについてはまた後日…。
(瀬古)

2005年11月25日(金)
多球練習U
 昨日は多球練習の前に「多球練習でしか出来ない内容を」というアドバイスをしました。
 具体的には一球練習ではラリーが続きにくいシステムでも多球なら何本でも返ってきます。つまり、「連打」することを意識した練習を、ということです。

 今日はそれプラス「コースを全て決める内容は避ける」ことを要求しました。多球練習の利点は「安定したボールが来る」ことですが、それは欠点でもあります。
 実戦では「安定したボール」は期待できません。コースを全て決めてしまい慣れてしまうと、目をふさいでいても入るようになります。これではやればやるだけ悪癖がつくだけで意味がありません。

 アドバイス後は昨日の多球練習よりはるかに良い内容でシステムを組む選手が多くなりました。

少し満足。
(瀬古)


2005年11月24日(木)
多球練習
 毎日の練習の中に必ず多球練習を入れます。
 生徒が球出しをするので、一年もすればその辺の指導者並みに上手に出せるようになります。
 練習の内容も基本的には自分で考えるため、考えてやっている者といない者とで大きな差が出来ます。

 今日、多球練習前にそのことを全体に注意したのですが、あまり理解できてない者がいたので明日また注意するつもりです。

 多球練習に限らず「練習のための練習」になっている者の何と多いことか…。
 指導者の力不足を感じます。
(瀬古)

2005年11月23日(水)
体力
 休日だった今日は朝から一日練習でした。
 少し肌寒いくらいの気候が練習にはちょうど良いからか、全員張り切って練習に臨んでいました。

 しかし、朝からの練習も昼食をはさみ夕方になってくると、徐々に動きが悪くなり集中力も欠けてくる選手がでてきます。

 「体力」そのものも足りないし「精神的なスタミナ」も足りません。そういう選手は概して練習量が少ないという共通点があります。慣れないと長時間の練習は体力的にも精神的にも疲れ果てます。
 そこで止めてしまわずにもうひと踏ん張り頑張ると、気付かないうちに心身ともにスタミナがついてきます。

 結局そこが強くなれる選手となれない選手の境目になってきます。
 つまり「自主練習」が規定練習の何倍もの効果を生むのです。

 分かるかな?
(瀬古)


2005年11月22日(火)

祝合格
 私が卓球場に行くとすぐに3年生の平子君がとんできて

「先生、お陰さまで合格できました!」
 スポーツ推薦で受験した愛知県内の大学に合格したとの報告でした。

 彼は中学の時から道場に通うカットマンです。優しくておっとりした性格で誰からも愛されるキャラクターです。
 のんびりし過ぎてよく集合時間に遅れましたがそれも愛嬌。
 能力はかなりあると思うのですが執念深さに欠ける所が短所でもあり、敵を作らない長所でもありました。

 大学では誰も遅刻を咎めたりしません。自由を謳歌できるのと引き換えに自己責任が付いてまわります。
 「頼りになるビシッとした平子」に成長してくれることを期待したいです。
(瀬古)

2005年11月21日(月)
自信
 今日の選手達はとてもいい表情で練習に取り組んでいました。
 昨日の勝ち星が大きな自信になったんだと思いました。

 選手が強くなる時は、しっかりと練習をやり込んだ時です。練習時間、中身ともに充実させるには「その気」になっている必要があります。
 試合で結果を出して自信が付いたときがその大きなチャンスです。

 しかし、選手の中には目標を達成してホッと一息つく者もいます。そういう選手は折角のチャンスをみすみす潰してしまっているのです。

 この大きな波に乗り遅れないよう気を付けないと…。
(瀬古)


2005年11月20日(日)
男女アベック優勝!
 新人戦県大会が行われ、たくさんの方々の応援、ご協力のお陰でアベック優勝を果たすことが出来ました。

 劣勢が予想された男子ですが、堀木・梶原の1年生コンビが大活躍し、2年連続の優勝。
 女子も久居戦は苦戦したものの4年連続の優勝でした。

 東海ブロック予選(12月23,24日)を通過するにはまだまだ力不足です。この一ヶ月間でワンランクアップさせないと…。

 詳細は「TOPICS」にてご紹介する予定です。
(瀬古)

 

2005年11月19日(土)
選抜県予選初日

 
男女ともベスト4に残ることが出来ました。

 女子は夏からのレギュラーが3名残っていることもあり落ち着いた試合で危なげなく2試合を勝ち抜きました。
 男子は川越、四日市工業にそれぞれ1失点しましたが何とか…。チーム全体の経験不足は否めず苦しい試合でしたが、徐々にベンチの雰囲気も良くなってきました。

 明日はベスト4に残ったチームでのリーグ戦です。誰がブレイクするか楽しみです。
(瀬古)


2005年11月18日(金)
決戦前夜
 明日、新人戦県大会学校対抗の部、つまり全国選抜県予選が開催されます。
 
 この大会は1,2年生で構成する団体戦で、上位2校が12月に行われる東海ブロック予選に進出でき、東海4県8校中5校が来年3月に行われる広島全国選抜に出場できるというものです。
 戦力的に女子は他校とは差があり県はもちろん東海でも上位で予選を通過することが目標となります。一方の男子は混戦で、日生第二、津工業、高田あたりがライバルとなってきます。

 選手には今日の練習の終わりに「力が互角の者同士の勝負は本当に勝ちたいと思っている選手が多いチームが勝つ」と話しをしました。
 卓球の団体戦は"団体"とは言うものの個人戦を5試合戦います。しかし通常の個人戦と違い、団体戦独特の雰囲気、つまりベンチワークが勝敗を大きく左右します。
 応援はもちろん、試合をしている選手に「皆のために頑張らなくては!」と思わせる雰囲気がプラスアルファの力を呼び起こします。
 つまりそれがチーム全体の「勝ちたいと思う気持ち」です。

 どこが勝ってもおかしくない混戦の男子団体。果たして結果は…?
(瀬古)

2005年11月17日(木)
先輩来場

 
高校生の練習が佳境に入っていた6時ごろ、卓球場の入り口が開いて何やらガラの悪そうな若い男がふらりと入ってきました。
 
よく見ると卒業生の長谷川巧君でした。

 平成13年度卒業の彼は現在、ホンダ鈴鹿で働いています。今でこそ本校男子卓球部は全国大会にも出場するようなクラブになりましたが、彼らが入学する以前は同好会的なクラブでした。


 
当時、卓球場に通っていた白子中だった長谷川君と同学年の他校の三人が本校に入学してから新生しろ子高校男子卓球部がスタートしました。インターハイなど考えもしなかった当時の卓球部で彼らは努力を重ね、それに影響を受けた後輩たちが次々と入部して現在の男子卓球部の基礎を築いてくれました。

 残念ながら彼らの在学中は団体で優勝することは出来ませんでしたが、長谷川君と重並君(愛工大卒)が個人戦で全国大会に出場しました。

 現在の高校生は入学時より充実したシステムの下で活動していますが、その基礎は彼らが苦労を重ねて作り上げたものだったのです。
(瀬古)

2005年11月16日(水)
当たり前のこと
 
本校卓球部で活動しているからには、卓球が強くなってもらいたい。しかしそれよりも卓球部での活動を通して社会で通用する立派な大人になってもらいたい。
 最近うるさく言っている「挨拶、返事、連絡の徹底」も世の中では当たり前のことで、出来ない者は「まともな人間」として認めてもらえません。
(瀬古)


2005年11月15日(火)
質問太郎
 私が中高生の頃、道場には個性的な人が多くいました。
 その中に、現日生第二顧問の宇仁田先生と二人でひそかに「質問太郎」と呼んでいた方が見えました。
 その名の通り、当時中高生だった我々に実に細かいことまで質問してくる方でした。

 最近高校生の練習に朝陽中学の男子生徒が練習に来ます。その中であまり目立たないY君という選手がいます。一見大人しくて口が重そうな彼ですが、アドバイスをすると「それはどんな練習をすればいいんですか?」とか「今の打ち方でいいんですか?」など、積極的に質問してきます。
 
 アドバイスをしても、うなずきはするものの本当に聞いているのか疑いたくなる生徒が多い中、彼の真剣な眼差しに大いなる意欲と、可能性を感じます。
(瀬古)

2005年11月14日(月)
卒業後の進路
 日生学園のHPを見ていたら3年生女子選手が「防衛大学」に合格、のニュースが載っていました。
 超難関大学の合格、お見事というほかありません。彼女には卓球で随分苦しめられましたが勉強のほうも努力してたんですね。おめでとうございます。

 本校の3年生(男子7名、女子3名)も今のところ全て第一志望合格を決めています。就職もいれば進学も、卓球を続ける者もいれば続けない者も。とにかく今のところ全員合格です。
 結果待ちのH君。これからチャレンジするM&M君とKさん。
 全員一発合格目指して頑張れよ!(っとプレッシャーをかける)
(瀬古)

2005年11月13日(日)

初心忘れるべからず
 本校の練習には高校生だけでなく卒業生、中学生、小学生も毎日のように参加しています。

 その中で最近、毎日のように名張市からお母さんの運転する車でやって来る、小学2年生のジン君という男の子がいます。
 今年の全日本バンビの部でベスト32に進出し鮮烈なデビューを果たした期待のホープです。

 しかしさすがに高校生の中に混じると技術的には大きな差があり、ゲーム練習に混ぜても8本ハンディで変化サーブなしという条件でもほとんど勝てません。

 その彼の練習振りを見ているとこちらも自然と顔がほころんできます。それは彼が本当に楽しそうに卓球をやるからです。もちろん「入っとったのに"アウト"って言われて負けてしもた〜
とトイレで涙する負けん気の強さも見せるものの、基本的には楽しくて楽しくて仕方ないって感じです。

 誰しも卓球を始めた頃は今のジン君と同じ気持ちでボールを追っていたのではないでしょうか?いつの頃からでしょうか、「今日は練習やりたくないな」って思う日があるようになったのは…。

 どんなに辛くても頑張れるのは「卓球が好き」という気持ちがあるからですよね?ラケットを持って間もない頃の気持ちを忘れていないでしょうか?
(写真はジン君が目標とするメイス)
(瀬古)

2005年11月12日(土)
故障
 スポーツ選手にとって故障は避けて通ることのできない道です。

 現在卓球場に通っている小中高校生のほとんどがどこかに故障を抱えています。腰、膝、肩、手首、足首等々。中には多球練習で相手が打ったボールが至近距離で目に当たり通院している者もいます。

 数年前は部員の半分以上が故障で練習できなかったこともありました。

 経験からすると一度故障をすると競技を続けながら完治させるのは不可能に近いように思います。病院に行っても「痛みが引くまで練習禁止」と言われるのがオチで、再開すればまた痛みが出て…、という堂々巡りです。

 故障で練習できないストレスは、故障そのものの痛みより辛いものです。私ももっと勉強して、予防回復の手助けが出来れば、と思っています。
(瀬古)

2005年11月11日(金)
一言多い!
 私は高校生の頃、よく西飯徳康先生に「お前は一言多い!」とよく怒られました。言わなくていい一言で相手に不快な思いをさせていたようです。

 今日学校である先生から部員のことで同じような指摘を受けました。;
 自分の考えを素直に口にするって聞くと悪いことではないように思いますが、思ったことを何でも口にしていたら世の中争いが絶えません。
 例えば、会社の上司に仕事を命ぜられた時に「めんどくせ〜」って言ったらどうなりますか?そう思っていても、どうせやらなくてはならないのだから「はいっ!分かりました!」って言えば済む話でしょう。


 
そんな思ってもいないことを言う大人なんかになりたかねぇ!って尾崎豊みたいに思いますか?

 でも、自分の考えを主張するのは大切なことです。
 要は、「押すべきか引くべきかを適切に判断する」ってこと。
 これを高校生くらいまでに覚えるべきだと思います。

 大人ってややこしいですね!

(瀬古)

2005年11月10日(木)
時間の有効利用
 毎週水曜日は子供卓球教室があるため、高校生は6時半〜8時まで練習ができません。

 その教室に息子さんが通っているある保護者の方から「教室をやっている一時間半の間、帰らずにいる高校生がいたから、終わってから練習をするのかと思っていたら8時頃、失礼しま〜すって帰っていきました」と後日聞きました。

 かの「ドラゴン桜」のワンシーンで、予備校の授業が終わってからダラダラと残って無駄な時間を費やしているものは大学受験に失敗する者が多い。なぜなら時間の使い方が下手だからだ。というシーンがありました。

 今日の練習の終わりに生徒にその話をしましたが、自戒の念を込めての話であったことは言うまでもありません…。
(瀬古)

2005年11月9日(水)
卓球大好き!
 今日偶然小学生と中学生の保護者(別々の人です)から「最近息子が卓球にのめりこんでいる」という話を聞きました。

 
卓球は上達するのに時間がかかりますが、やった分だけ確実に強くなれる競技だと思います。好きになる→頑張る→強くなる→もっと好きになる…。

 このサイクルにはまると取り憑かれたかのように熱中してしまいます。
 この両者の保護者の方も「こっちも大変だ」と言ってはいたものの嬉しい悲鳴といったところでしょうか。

 我々指導者の仕事は「卓球大好き!」と言わせることなんじゃないかと思うこの頃です。
(瀬古)


2005年11月8日(火)
長谷川信彦さんご逝去
 1965年の世界チャンピオン長谷川信彦さんが事故で急逝されました。

 高校生諸君は知らない者もいるかもしれません。私も写真や話しでしか知りません。


 西飯徳康先生が名古屋商科大学の学生時代、当時愛工大の長谷川選手と徹夜でゲーム練習をした話はよく聞かされました。

 夜通し練習し朝が来て、疲れて動けなくなった西飯先生を尻目にランニングに出かける長谷川選手。
 負けず嫌いの西飯先生も「こいつには勝てん」と舌を巻いたとか。
 「合理的で無駄のない練習」が良い練習、とされる昨今の卓球界。 まさに「伝説」の選手でした。

 ご冥福をお祈りいたします。

 (瀬古)

2005年11月7日(月)
HP完成!
 皆様のご要望にお応えして白子高校卓球部のHPが遂に完成しました。
 現役高校生、保護者卒業生、白子高校に関心のある中学生、その他関係者の皆様に喜んでいただけるHPになるよう頑張ります。
 拙い技術で製作しておりますのでご意見、ご要望等どしどしお寄せください!
(瀬古)