'21 インターハイ予選
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 昨年度のコロナ禍による中止をはさみ、2年ぶりにインターハイ県予選が開催されました。


 4月29日には男女ダブルス予選。


 県内4地区から勝ち抜いた男子100組、女子75組によりインターハイ代表の2枠が争われ、本校からは女子7組、男子6組がエントリーしました。

 女子はベスト4に3組が進出。


 優勝は番条梨沙③・山脇ゆき②組。エースダブルスとして期待されますが、まだまだ発展途上というところでしょうか。それでも失ったゲームはトータルで「2」という圧勝でした。


 2位争いは同士討ちの混戦模様でしたが、1年生ペアの由井心菜・竹原優菜が入りました。由井の両ハンドドライブと竹原の速攻が噛み合って代表切符をゲット。


 接戦で敗れた中村華子③・新井菜央③組は無念の3位に。それでも代表の目がなくなった最終戦も心折れることなくキッチリと締めたのは、さすが3年生です。


 ベスト8には和田栞奈③・相坂桃子②。接戦を笑顔で切り抜けて上位進出でした。

 男子は2組がベスト4に。


 2位から4位の三つ巴の接戦を制し2位に入り代表権を獲得したのは岩戸祐樹③・小笠原宏樹③組。宮﨑礼央②・春日井健真②組との同士討ちをストレートで抑えたのが効きましたが、1セット目を取って代表を決めた後を締められなかったなど課題は残りました。しかし2年間の積み重ねが結果に出たのは、卓球の神様がいたという証拠です。


 結果的には4位でしたが健闘したのは宮﨑・春日井組。惜しくも代表は逃したものの、成長著しい二人のプレーは今後に期待を持たせるのに十分でした。


 小倉裕貴②・古田諏①組と


松尾尚紀①・中野圭斗①組はベスト8に。両ペアとも苦しみながらも勝ち進み、あわやベスト4入賞かと思わせる頑張りを見せてくれました。

   
 選手たちの頑張りで男子1組、女子2組が日本で一番早くインターハイ代表の切符をゲットしました。


 高校生たちの最大の目標であるシングルスの予選は5月1日と2日に三重交通Gスポーツの杜伊勢にて開催されました。



 1日にはトーナメント戦でベスト8まで決定しましたが、本校からは男子11名、女子12名がエントリーしました。

 男子は8名中6名を奪取する大躍進。

 第4シードの岩戸佑樹③と第7シードの小笠原宏樹③がプレッシャーを跳ね除けてベスト8進出。小笠原はゲームオール9と薄氷を踏む接戦を制しました。宮﨑礼央②は第3シードの選手を3,2,6と圧倒して初のベスト8入り。春日井健真②は第8シードの選手をミスの少ないプレーでシャットアウト。


 松尾尚紀①は第6シードの選手に対し落ち着いたプレーで接戦を制して勝利。野島翼①は3,4,5回戦をいずれもゲームオールで勝ち抜きました。8決定では第5シードの小倉裕貴②との同士討ちで粘り勝ち。小倉はシードを守れませんでしたが、8シード特権で翌日のリーグ戦への出場権は獲得。

 女子は8名中7名を占める圧勝でした。

 8シードの山脇ゆき②、番条梨沙③、由井心菜①、中村華子③、新井菜央③、


竹原優菜①はシードを守って勝ち上がり。土井華楓①は第7シードの選手に対し、巧みなカット攻略で降してベスト8進出。

 翌5月2日にはベスト8に勝ち上がった選手と、8シードを持ちながら8決定戦で敗れた選手でリーグ戦が行われ、インターハイ出場権の4つの椅子を争って熱戦が繰り広げられました。

 男子は12名という大人数での試合で消耗戦となりました。本校からは岩戸、小倉、小笠原、春日井、宮﨑、松尾、野島の7名がエントリー。


 最終11試合目の結果で2位以下が大きく順位変動する大接戦でしたが、同士討ちを全勝で切り抜けた小笠原が2敗の2位でゴールイン。入学以来、ここ一番で力を発揮できず苦しんだ彼ですが、キャプテンを任命されたあたりから先頭に立って練習を引っ張る姿勢で力をつけてきました。


 3位には宮﨑。豊富な練習量をバックボーンに、プレーに磨きをかけてきました。前日の8決定戦では素晴らしいプレーで8入りすると、同士討ちを4勝2敗で切り抜けると後半の他校との試合もアグレッシブなプレーで勝ち星を重ねて三つ巴で代表権をゲット。


 最終戦で同級生ライバルを降して4位に滑り込んだのは岩戸。昨秋の全日本ジュニア予選で2位に入るなど新チームのエースとして期待されましたが、度重なるケガなどで足踏みが続きました。今回も決して好調とは言えないものの僅差で代表権を獲得。地力のある所を見せてくれました。


 松尾は6勝5敗の7位。まだ上位選手との差はありますが、地道な練習を重ねて着実に力をつけています。派手さはないものの堅実なプレーが持ち味で
、競り合いに強い彼は今後も期待を抱かせてくれます。


 8位には野島。中学1年生までは三重県のトップとして活躍しましたが、肘の故障で約2年間ラケットを持つことができませんでした。この春からようやくプレーを再開し、持ち前の集中力の高さで少しずつ感覚を取り戻してきました。


 昨年の県選手権で3位に入り第5シードで迎えた小倉は10位に沈みました。課題である”判断力”がまだ身についていないことを証明する結果になってしまいましたが、頑張れば不可能はないことを知っているだけに巻き返しに期待です。


 上位進出が期待された春日井は3戦を終えた時点で腰痛により無念の棄権となりました。前日はシード選手に快勝するなど調子は悪くなかっただけに…。チームとしては欠かせない存在だけに一日も早い復帰が望まれます。

 現状ではほぼパーフェクトに近い結果を出すことができました。選手たちも大きな自信になったことと思います。

 女子は土井が8シード選手以外で唯一のエントリーとなり9名でのリーグ戦となりましたが、9名中7名が本校の選手だけに同士討ちの結果がそのまま順位に反映される厳しい結果に。


 優勝は1年生の由井心菜。安定した両ハンドドライブで勝ち星を重ねました。途中でゲームオールの試合も二つありましたが、慌てず落ち着いて対処して、全勝で優勝に花を添えました。全国選抜でベスト8に入ったチームの先輩たちを退けての結果は100点満点です。


 2位には2敗の番条梨沙が入りました。彼女の実績からすると安定感を欠いた一日でしたが、それでも大崩れしないのは実力のある証拠です。集大成のインターハイでどんな結果を出してくれるか?期待は高まります。

 3位から5位は、5勝3敗が3名並んで対者間の勝敗も1勝1敗、セット数も同じとなってポイント数で順位がつくまれにみる接戦に。


 3位は山脇ゆき。昨年度は新入生ながら県内高校生には無敗という圧倒的な結果を出した彼女ですが、今日は全くの不調で”らしさ”を出せないままでした。軌道修正して再び輝きを取り戻してもらいたい。


 4位には初戦でその山脇に勝った中村華子が入りました。チームの中軸として活躍してきましたが個人戦の全国大会には縁がありませんでした。最後の最後に滑り込んだ勢いでインターハイでもチャレンジしてもらいたい。


 一歩及ばず、とはこのことを言うのか。数本差で代表を逃した新井菜央が5位に。全国選抜でも貴重な白星を挙げてベスト8進出に大きく貢献しただけに、団体戦での奮起に期待します。


 7位には土井華楓。シード選手を破って8に入り、最後まで奮闘しました。技術的にはまだまだ課題は山積していますが、試合の流れを見ながらプレーする戦術眼には長けています。さらなる成長が期待されます。


 8位には竹原優菜が入りました。変化プレーが主体なだけに慣れられると厳しいのは事実です。しかしかつて活躍した同型の先輩たちもたくさんいます。フィジカルを鍛えて独創性に磨きをかければまだまだ伸びしろはあるはずです。

 圧倒的な層の厚さで上位を独占した女子の視線は東海総体、そしてインターハイに向いているはずです。
   

 個人戦から約1か月をあけて5月29日と30日には団体戦予選が三重交通Gスポーツの杜伊勢にて開催されました。

 初日の29日はベスト4までトーナメント戦で行われました。

 女子は初戦の四日市南、準々決勝の三重といずれもストレート勝ちでした。

 四日市南戦は由井心菜①、相坂桃子②、番条梨沙③・山脇ゆき②組が勝利。


 三重戦では由井、山脇、番条・山脇組が勝利しました。

 個人戦予選通過枠を独占する戦力だけに、モタつくところはあったものの余裕のある戦いぶりでした。

 男子は桑名北、上野、木本を下してベスト4進出。


 桑名北戦では宮﨑礼央②、小倉裕貴②、松尾尚紀①・中野圭斗①組が。


 上野戦では岩戸祐樹②、宮﨑、松尾・中野組が。


 木本戦では小笠原宏樹③、岩戸祐樹③、松尾・中野組が勝利。

 いずれの試合もストレートで勝利するなど盤石の様子でした。

 最終日の30日はベスト4の4校によるリーグ戦。優勝校のみが富山インターハイの切符を手にすることができます。

 女子は”危なげなく”無失点で優勝でした。


 初戦は津。新井菜央③、竹原優菜①、番条梨沙③・山脇ゆき①組とストレートで勝利。


 続くは名張青峰戦は番条、和田栞奈③、土井華楓①・松尾和奏①組もオールストレートで勝利。


 最終戦の高田は山脇、


中村華子③ 、


番条・山脇組で優勝を決めました。

 全国選抜でベスト8に入った女子はこれで26年連続35回目の優勝となりました。

 客観的に見ると”盤石”ですが、見た目以上に選手も監督も余裕はありません。勝つのが当たり前、と見られる試合を戦うのは簡単ではありませんが、まずは第一関門突破です。

 男子は初戦で高田と対戦。


 トップで起用の松尾尚紀①が勝負のポイントとなる試合を大接戦で金星を挙げてくれました。緊張気味の相手に1ゲーム目を快調に飛ばして6で先取。2ゲーム目は8で取り返されるもののポイントの3ゲーム目を7-10の劣勢から逆転し11本で奪取します。逆に4セット目は10‐7リードからまさかの逆転で�ゲームオールに。しかし5ゲーム目は出足から離して7本で貴重な先取点をゲット。


 2番の宮﨑は相手エースに食い下がるもゲームポイントを握った1ゲーム目を11本で失い万事休す。


 勝てば流れを一気に引き寄せる3番のダブルスは岩戸祐樹③・宮﨑組。積極的なプレーで奇数セットを奪ってゲームオールに。しかし地力に勝る相手に出足からじわじわと離されて5本で敗れました。

 後のなくなった後半は小笠原宏樹③と岩戸の3年生コンビに託します。

 ラストの岩戸はプレッシャーを感じながらストレートで降ろして小笠原にバトンを渡します。


 個人戦で初めて勝ったJPR2位の選手に立ち向かいますが、台上を厳しく攻められて簡単に2ゲームを奪われて後がなくなります。3ゲーム目の接戦を9本で取り返して一息つきますが、一進一退の状況は続きます。8‐8から逃げずに立ち向かいゲームオールに。5ゲーム目も出足から3本と離れない大接戦に。5‐3でチェンジエンドすると9‐6と離してゴールが見えてきます。その後も手を緩めずに6本で押し切って歓喜の勝利。


 続く津戦はトップの松尾が敗れるものの、宮﨑、岩戸・宮﨑組、


小笠原としっかり締めて2勝目。


 最終戦の伊賀白鳳戦も松尾、宮﨑、岩戸・宮﨑組で臨み、ストレートで下し、2年連続11回目の優勝となりました。

 個人戦で結果は出したものの、絶対的エースを擁する高田には分が悪いと思われていましたが、気持ちで引かないプレーは”覚悟”の表われでした。お見事の一言。

 男女とも富山インターハイの切符を手にしましたが、出るだけで満足するわけにはいきません。


 無観客で行われた今大会。会場に入れずヤキモキしながら結果を待っていた保護者の方々には最高の結果を報告することができました。

 また、男子の卒業生の古市真暉さんには早朝から練習相手や応援に奔走していただきました。

 選手の頑張りはもちろんですが、様々な局面でサポートを受けたチーム白子の勝利です。