令和2年度 第48回全国高校選抜卓球大会
 令和3年3月25日から28日に津市・サオリーナにて令和2年度第48回全国高校選抜卓球大会が開催されました。

 本校女子は新人戦県大会で優勝し地元開催での出場権を得ました。男子は県大会は2位でしたが東海ブロック予選で出場権を獲得して本大会に臨みます。

 大会初日の25日は公式練習後に開会式が行われました。サブ体育館とメイン体育館を交互に使っての公式練習。慣れ親しんだサオリーナですが、やはり独特の緊張感が漂います。


 栄えある開会式での選手宣誓は番条梨沙が務めました。

 例年なら全国選抜の学校対抗は予選リーグでベスト16を決めてから決勝トーナメントという流れですが、今回は新型コロナウイルスの関係で試合数を減らすため全てトーナメント戦で行われます。

 26日は男女学校対抗1回戦が行われました。

 午前中は女子が近江兄弟社(滋賀)と対戦。

 トップの番条梨沙Aと2番の山脇ゆき@が同時並行でスタート。


 番条はペン粒の選手に対して落ち着いて対処し、丁寧につなぐボールと思い切って狙うボールの判断よくリードを広げ、一度も相手にリードされることなくストレートでシャットアウト。


 山脇も1,3ゲームは9本と競るものの、2ゲーム目をラブゲームで抑えるなど終始余裕を持った試合運びで追加点を挙げます。


 3番の中村華子Aも慌てずに狙い球を絞ったプレーで次々と強打を決め、ゲームの主導権を握り続けて決勝点をゲット。


 中村とほぼ同時並行の4番の新井菜央Aも自らのプレーを確かめるような試合運びでした。

 27日は一気に2回戦から4回戦(準々決勝)まで行われます。

 簡単ではありませんが、まずは初戦の慶誠(熊本)に全力を注ぎます。

 26日午後は男子が近畿チャンピオンの東山(京都)と対戦。


 トップは宮ア礼央@が近畿二冠の相手エースにチャレンジ。出足から力みなく快調なスタートでリードを広げ、終盤追いつかれましたが10本で振り切る好スタート。ペースを取り戻した相手に1−2と逆転されますが4セット目は接戦に。最後は9−9からサービスの選択を誤って敗れましたが練習の成果を発揮した好ゲームでした。


 2番は岩戸祐樹A。昨年の大阪選手権で卒業生の久保田さんが勝った相手と対戦。台上から先手を取られ岩戸らしさが出せないまま試合は進みます。フルスイングをさせてもらえないまま試合は進み、ポイントこそ競るものの不完全燃焼な悔しい敗戦。

 後のなくなった後半でしたが小笠原宏樹Aと春日井健真@が食い下がります。


 小笠原は足を使ったプレーでラリー戦に持ち込み1ゲームビハインド後の2ゲーム目を奪い返します。持ち前の気迫を前面に出してベンチも盛り上がります。1−2と追い込まれた4ゲーム目でしたが9−9から精度を欠いて惜敗。


 春日井は緊張からか1ゲーム目をあっさり取られます。しかし少しずつ両ハンドドライブの安定感が増し"らしさ"が出始めます。接戦の2ゲーム目を9本で奪い返すと、3ゲーム目は打点の早いドライブで相手を押し込み6本で勝って2−1とリード。残念ながら小笠原が敗れてその後を見ることができませんでしたが、近畿シングルス2位を相手に互角以上の内容を見せました。


 久しぶりの公式戦が全国大会で相手が近畿チャンピオンの名門校だったので、まずは自分たちの力を発揮できるかどうかと思っていましたが、こちらの心配をよそに堂々と渡り合うプレーを見せてくれました。

 本気で準備しなければ絶対にできない試合ができたことは大きな収穫です。さらに精進を重ねればインターハイでチャンスを掴めるはずです。希望の持てる内容だっただけに次につなげたいと思います。

 27日は女子が2回戦で慶誠(熊本)と対戦。警戒していた通り、相手は粒ぞろいで穴のない布陣。


 トップの山脇ゆきは課題の出足でモタついたものの、慌てず焦らず要所を締めてストレートで勝利。


 中村華子は相手エースに対し持ち前の丁寧なプレーで対抗しますが、厳しく攻められ1−3で敗戦。


 新井菜央は幸先よく1ゲームを先取しますが後が続かず1−3。


 チームとしても後がなくなった4番は番条梨沙。気持ちを前面に出したプレーで2−1とリードしますが、そこから勝ちを意識してか消極的なプレーとなり4ゲーム目を3本で奪われて苦しくなります。そこから気持ちを入れ直してリードを広げチームも2−2のタイに引き戻します。


 ラストは山脇。相変わらずの出足の悪さで1ゲーム目を失いますが、接戦の2ゲーム目を9本で奪取すると一気に押し切りチームも2回戦突破です。

 3回戦(ベスト8決定戦)は第三シードの遊学館(石川)。


 相手エースは山脇を避けてか3番に下がり、トップは4番手?の選手で対するは新井。相手のミスもあり簡単に1ゲーム目を奪いますが、2ゲーム目を11本で返される嫌な流れに。しかし徐々に調子を上げた新井は攻守のバランスの良いプレーで相手のミスも誘いながら快勝で値千金のポイントをゲット。


 続く山脇はポイントこそ競りますが終始自分のペースを崩さず3−1で下して一気に相手を土俵際に追いやります。


 そのまま押し切りたいところでしたが、相手エースと対峙した中村は食い下がりますがラリー戦の強さで押し切られて1−3で敗退。


 満を持して4番に下がった番条も2−1とリードをするも、ペースを掴めないまま試合が進みセットオールで敗退。


 ラストの山脇は1セット目を簡単に4本で取られますが、例のごとく少しずつ調子を上げてポイントを重ね歓喜の勝利。

 本校初の学校対抗入賞を果たしました。

 さらに行われた準々決勝は就実(岡山)と対戦。先日に遠征した際は悪くない対戦成績でしたが、分の悪い相手エースと山脇が3番と5番で二度当たるオーダーに。


 負けられないトップの番条でしたがブロックの固い相手に対して積極的に攻めますが、ミスを誘われる苦しい展開で1−3で敗れます。


 2番の中村は1ゲーム目を12本で奪う奮闘を見せますが、冷静に攻める相手に大きく動かされて逆転負け。

 3番の山脇と4番の新井は同時スタート。両方勝って、さらに2度目の対戦となるラストで山脇が勝利しないと逆転はありません。


 一進一退の展開を見せる山脇に対し、着実にポイントを重ねた新井が先に勝利を収めます。

 この接戦を制すると続けて行われる5番でも一気に流れを掴める山脇でしたが、5ゲーム目は6本で敗れて万事休す。ラウンドを重ねるごとに、1本で決まっていた山脇の強打が、2本打たないと、そして3本打ってもポイントにつながらないなど、やはり"壁"を感じました。

  
 残念ではありますが、素晴らしいプレーで応援する者もアツくさせてくれた彼女らに感謝したいと思います。


 そして無観客ながら全試合動画配信となった今大会。


 画面の前でアツい思いを届けてくださったチーム白卓の皆様に感謝を申し上げたいと思います。

 ありがとうございました!