2020東海新人戦兼全国選抜東海選考会
 令和2年12月23日から三日間、スカイホール豊田にて「第48回全国高等学校選抜卓球大会東海選考会 兼 令和2年度東海高等学校新人卓球大会」が開催されます。

 愛知・岐阜・三重・静岡の4県から男女それぞれ20校が集まって、全国選抜出場の切符である男子5校、女子6校の枠を争います。

 試合方式は新型コロナウイルスの影響でダブルスは行わずに5シングルス。5番は1〜4番の選手がもう一回出場を可とする特別ルールです。

 まずは5校を1組として4組の予選リーグで総当たり戦を行います。そこで1位となれば1〜4位が確定して全国選抜出場決定となり、決勝トーナメントが行われます。2位になると男子は残り1枠、女子は2枠を争う順位決定トーナメントに。今年は三重県で全国選抜が行われるので、地元代表枠としてすでに女子の本校と男子の高田が代表を決めており、東海新人戦として決勝トーナメントから出場することになっています。また、昨年の全国選抜で優勝した男子の愛工大名電と女子の桜丘は優勝したチームと東海新人戦決勝戦を行います。

 初日は校男子が予選リーグ第1試合〜第3試合に臨みました。

 初戦は県立岐阜商業(岐阜5位)。

 
 小笠原宏樹A、

 
春日井健真@、

 
宮ア礼央@がそれぞれ緊張からか消極的な試合となりましたが要所を抑えてストレート勝ち。

 続くは中京(岐阜4位)。

 
 この試合もモタつきながらも何とか抑えて、小笠原、

 
春日井、

 
宮アで3−0の勝利。

 最後は島田樟誠(静岡3位)。

 
 今一つだった2試合から気持ちを入れ替えて出足から素晴らしいスタートダッシュ。小笠原、

 
春日井、

 
宮アといずれもスキのない厳しい攻めで圧倒。

 やはり大切なのは”気持ち”です。

 暖房を入れても冷え込むスカイホール豊田にて大会二日目が行われました。

 前日、予選リーグ3試合を無傷で乗り切った男子は全勝どうしの最終戦で半田工業と代表をかけて対戦。

 
 2台並行の前半は春日井健真と

 
小笠原宏樹。

 相手は朝の1試合を終えていましたが、本校はそこの時間は試合がなかったため、朝から時間をかけてしっかりと心身のアップをして臨みました。

 相手のツインエースと対戦した両選手とも出足から体も動き、気持ちもしっかり入ったプレーで圧倒します。

 ほぼ満点の内容と結果で勝利をほぼ決定づける2点を挙げてくれました。

 
 3番の宮ア礼央と

 
4番の岩戸佑樹も油断することなく締めて全国選抜4年連続出場を決めました。

 ベスト4プラス開催県代表の高田を加えた5校での組み合わせ抽選の結果、1回戦(準々決勝)で富田(岐阜1位)との対戦が決定。

 
 勢いそのままにいきたい前半は春日井と

 
小笠原。

 期待に応えた両者とも積極的に攻めて接戦に持ち込みます。

 しかし要所で凡ミスが出てしまい、あと一本が遠くストレートで敗れる痛いスタート。

 
 後がなくなった後半は宮アと

 
岩戸。

 しかし余裕の出た相手に主導権を奪われて万事休す。

 故障のエース岩戸が無理を押して出場することを決めたのが大会前日という厳しい戦いになりましたが、キャプテンの小笠原を中心にチーム一丸となって立ち向かった今大会。敗れた試合はやはり実力不足と言わざるを得ませんが、予選リーグ最終戦はこれぞ団体戦という試合を見せてくれました。3月のサオリーナで行われる全国選抜ではしっかり準備して結果を出したいと思います。

 一方の女子はすでに開催県枠での出場を決めており、この日の午後からの決勝トーナメントからの出場です。5校での抽選の結果、1回戦(準々決勝)からの出場となりました。

 初戦の相手は浜松商業(静岡4位)とベスト4をかけて。

 
 前半は番条梨沙Aと

 
中村華子A。

 番条は丁寧につないでくる相手エースになかなかペースが掴めずに接戦になりますが、セットオール9本で振り切り先取点。

 中村は堅実なプレーで着実にポイントを重ねてそれに続きます。

 
 3番の山脇ゆき@と

 
新井菜央Aも手堅くポイントを抑えてストレートでベスト4進出。

 準決勝は富田(岐阜1位)と。

 
 トップの山脇は相手エースとのガチンコ対決。

 1セット目は相手ペースで試合が進み5本で奪われます。しかし少しずつ調子を上げると試合を支配して圧巻の3セット連取で試合を決めます。

 
 2番の新井も続きたいところですが、厳しく攻めてくる相手に我慢の展開。1‐2と追い込まれた4セット目をジュースで奪うと大接戦となった5セット目も9本で押し切る貴重な追加点をゲット。

 
 3番の番条も接戦に。2‐1リードの4セット目を逆転の12本で抑えて決勝点を挙げました。

 
 隣のコートで4番の中村も1セット目を16本で振り切っていたのもアシストになりました。

 この勝利で最終日に行われる浜松修学舎との「全国選抜東海選考会」決勝に進出です。

 大会最終日。

 女子が全国選抜東海選考会の1位を賭けて浜松修学舎と対戦しました。

 
 トップはエースの山脇ゆき。相手のカットにてこずってなかなかペースを掴めません。”らしくない”ミスを繰り返し、1‐2の4セット目を11本で落として万事休す。

 
 同時並行の中村華子も相手の厳しい攻めに勝機を見いだせずに試合は進み、ストレートで敗退してチームも後がなくなります。

 残り試合を勝たないと勝利のない状況で、後半は番条梨沙と新井菜央。

 
 番条は相手エースと激しい打撃戦に。奇数セットを取って優位に試合を進めますが、5セット目中盤から一気に離されて6本で敗退。

 
 4番の新井はリードしており、また、ラストの山脇は相性の良さそうな相手だっただけに…。

 その後修学舎は、東海新人戦決勝として昨年全国選抜2位で東海選考会免除の桜丘にも勝ったのを見ると、本校女子も優勝するチャンスがあるチームだったと言えると思います。この悔しさは3月のサオリーナで晴らしてもらいたいと思います。

 選手と監督と引率責任者以外は一切非公開の広々とした寒々しい体育館での今大会。ベンチで声をあげると本部席から注意が入るなど、ストレスの溜まる状況でした。ベンチは無言のガッツポーズで気持ちを押し殺しての応援は悲壮感さえ漂いました。

 
 とにもかくにも男女とも地元全国選抜へと進むことになりました。
 全国選抜もすでに無観客での開催と通知が来ています。

 今回も館内には入れませんが、差し入れなどを持って多くの保護者の方が来てくださいました。

     
 本当にありがとうございました!