令和元年6月22日と23日に湖西市アメニティプラザにて、「第66回東海高等学校総合体育大会卓球競技」が行われました。

 22日は学校対抗1回戦とシングルスとダブルスの決勝までが行われました。

 男子学校対抗は岐阜・高山西と対戦。


 トップは伊藤実②。出足から厳しく攻めて相手の付け入るスキを与えず2-0リード。3セット目は取られますが4セット目はビシッと締めて先取点。


 同時並行の2番は板倉大成②が相手エースと対戦。緊張で持ち前の思い切りの良い攻めが出ません。1セット目を9本で取られますが、何とか粘って9本で取り返します。しかし3セット目を取られて後がなくなります。ここからようやく開き直り、鋭いプレーが出始めて4セット目を4、5セット目を2で抑えて事なきを得ました。


 ダブルスの阪拓海②・久保田大輝②は、一つ一つのプレーを確認しながら試合を進め3-0で勝利しました。

 女子は岐阜・東濃実業と対戦。


 トップはエースの白神ひかる②。バック粒高の相手に対し丁寧に試合を進めストレートで勝利。


 続く口地恋菜②もカット選手をスキなく攻めて続きます。


 ダブルスの白神・日口実咲②も2セット目こそ競りますが要所を締めてチームも3-0で勝利。

 男女とも快調に勝ち上がり、翌日の準々決勝へと駒を進めました。

 団体戦が終わるとダブルスへ。

 男子は2組がエントリー。


 疋田兼也③・大森汰佳人③組は愛工大名電と対戦。強豪相手ですが出足から果敢にチャレンジします。随所に好プレーを見せますがストレートで敗退。


 阪・久保田組は初戦で岐阜・富田をシャットアウト。


 続く県予選推薦出場の愛工大名電との試合も快調なスタート。一気に2-0と追い込みます。3セット目を取られ、4セット目もリードを許します。しかしそこから徐々に挽回し10-10に。ラリーに持ち込み相手を後ろに下げて攻め込みますが…。一歩及ばず。

 女子4組がエントリー。


 打田千尋③・長谷川楓②組は静岡1位の浜松修学舎と対戦。打田のラストファイトとなりましたが残念ながら白星を飾れず。


 番条梨沙・中村華子の1年生ペアは愛知2位の桜丘にチャレンジ。元気よくプレーし2セット目を返しますが技術の差が出て1-3で敗退。


 昨年のインターハイベスト8の白神・日口組は県岐阜商業と対戦します。丁寧にはプレーしますが、そのボールを狙われて苦しい展開に。何とかセットオールに持ち込みますが相手の思い切りの良い攻撃に沈みました。


 この日のMVPは口地・古沢夏姫③組でした。初戦の富田を肩の力の抜けたプレーでストレートで降すと、


続く中国人留学生を含む愛知・桜丘との大接戦を粘りに粘ってセットオールで破ります。


準決勝での富田との試合で力尽きますが、3位入賞をゲットし県予選2連覇は伊達ではないことを証明するプレーでした。ラストファイトとなるインターハイでも期待できそうです。

 ダブルスを終えるとシングルスに。

 男子は4名がエントリー。


 この東海総体がラストファイトとなる疋田は静岡学園との対戦。気持ちが切れがちな3年生の最後の試合ですが、しっかりと準備してきたプレーで接戦に。惜しくも敗れますが、キャプテンとしてチームを引っ張ってきた3年間を象徴するプレーでした。


 久保田は愛工大名電と対戦。名電の主力選手に対し1セット目はなす術なく取られますが、思い切りの良いプレーで10本で奪い返します。しかし甘いボールを見逃してくれない相手に押し切られ1-3で敗退。


 阪は岐阜・清凌と対戦。練習試合で何度も対戦している相手でしたが、相手の積極的なプレーに終始押され気味。直前にダブルスで敗れた気持ちを切り替えるのにも手間取って、1セットを返すにとどまり1-3で敗れました。


 県チャンピオンとして臨んだ伊藤は愛工大名電と対戦。出足から質の高いプレーに圧倒されます。しかし徐々に流れに乗り出し、好プレーが連発します。セットこそ奪えませんでしたが、手応えを感じた1戦になったと思います。

 女子は7名がエントリー。


 中村は浜松修学舎と対戦。奇数セットを奪われ、偶数セットを奪ってセットオールに。最後は8本で力尽きますが、1年生で臨んだこの試合は貴重な経験となったはずです。


 日口は名経大高蔵と対戦。丁寧に攻める日口に対し、威力のあるボールで対抗する相手との攻防。内容は悪くありませんでしたがストレートで敗退。”次の一手”を模索中です。


 西口凜③は富田と対戦。果敢に攻めて1セット目を9本でゲット。しかし徐々に相手のペースとなり1-3で敗退。しかし全くの無名で入学してきた彼女がここまで活躍する選手になるとは思いもしませんでした。

 相手がダブルスで勝ち進んだため夕方まで待たされた口地は桜丘のエースと対戦。変化の激しいプレーに終始ペースを掴めずにストレートで敗退。


 番条は浜松修学舎と対戦。出足から持ち前の積極果敢なプレーは影を潜め、なかなか自分のペースになりません。そうしている間にも試合は進み、気がつけば0-3で敗退。速攻選手の難しさが出てしまいました。


 県チャンピオンの古沢は、足のケガから復帰しての東海総体でした。初戦の富田に対し緩急をつけて粘りのラリーに持ち込みますが1-3で敗れました。


 頑張ったのは白神。初戦の富田との接戦を制すと、浜松修学舎と対戦。快調に飛ばして3セット目こそ競りましたが快勝でベスト8進出。富田の留学生とも接戦となりましたが、押し切れずに無念の敗退。しかし、1年次に1回戦敗退、2年次に2回戦。そして今回はベスト8としっかりとキャリアアップしてきました。

 全体的には悪くない試合も多かったと思いますが、個々の力だと強豪選手にはなかなか対抗できないのが現状です。

 23日は男女団体2回戦(準々決勝)から決勝までが行われました。

 女子は愛知県2位の愛み大瑞穂と対戦。永らく愛知でトップだった愛み大瑞穂も全国選抜準優勝の桜丘に敗れ、今年から団体1校となったインターハイ出場を逃しています。


 トップの白神は相手1年生エースと対戦。セットを取り合った3セット目から、相手のミスを誘うプレーと要所で仕掛ける攻撃とのバランスが噛み合い貴重な先取点をゲット。


 同時並行スタートの番条も幸先よく1セットを先取しますが、徐々に押し込まれ1-3で敗れ、チームも1-1に。


 ダブルスの白神・日口組も1セット目は先取し流れを掴んだかに見えましたが、3セット目を9本で落としたのが響き1-3で敗れます。


 チームの勝利には落とせない後半は口地と古沢の3年生コンビが立ち向かいます。ラストの古沢は接戦となりますが、口地は流れを掴めないままストレートで敗れて万事休す。

 昨年は桜丘、今年は愛み大瑞穂と、強豪愛知の2位と準々決勝で当たったこともありますが、無念さが残る結果になりましたが、3年生中心のチームだけに鹿児島インターハイで結果を出したいところです。

 男子は静岡県2位の浜松修学舎と対戦。


 トップは伊藤。足の故障で思い通りのプレーができずに、いいところなく完敗。


 一方で相手エースに敢然と立ち向かった久保田は出足から素晴らしいプレーを連発します。焦った相手が無理な攻撃を繰り返して一気に2セットを連取。勝ちが目の前に迫ると弱気になる以前の姿は影を潜め、3セット目も13-11で振り切って大きな1勝。


 しっかりと練習を積んだダブルスの阪・久保田組も、ほぼ完璧なプレーでリードを広げ、危なげなくストレートで勝利して、チームの勝利にも王手をかけます。

 4番の阪、ラストは県予選も出場機会のなかった村田佳太朗②が同時並行でスタート。


 カットの村田が相手の猛攻をファインプレーで凌いで勢いづけます。


 阪も昨年全国中学ベスト8の強豪と大接戦となりますが、2セット目の6-10の劣勢を挽回して相手に大きなダメージを与えます。結局13,10,9と勝負強さを見せた阪に軍配が上がりました。村田が健闘むなしく敗れていただけに、値千金の勝利となりました。

 準決勝は王者・愛工大名電。


 好調のトップ久保田はナイスボールを連発してジュニア世代全国トップクラスの選手から1セット目を奪います。1-1となった3セット目の劣勢を挽回して追いつきましたが、地力に勝る相手に13本で奪われると4セット目も8本で抑えられ1-3で敗退。


 2番は今大会初起用の岩戸佑樹①。時折放つナイスショットも単発に終わり、スコアこそ大差にはなりませんでしたが、勝機を見いだせずにストレートで敗退。


 ダブルスの阪・久保田も、全てにおいて1枚も2枚も上手の相手に完璧に抑え込まれてチームもストレートで敗れました。

 さすがに無敵の相手には歯が立ちませんでしたが、大会を通じて選手たちの成長を垣間見ることができました。全国で勝つことを目標に地道に練習に励んでいる成果を出せたと思います。しかし2か月後のインターハイで結果を出すには、ワンランクアップが必須となります。

 今回もベンチに入っている選手の保護者の皆様ほぼ全員がアツい応援でバックアップして下さいました。


 男子団体と女子ダブルスで入賞することができましたが、それ以外の選手も全力のプレーで応援に応えることができたと思います。


 ありがとうございました!

'19 湖西・東海総体
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