'19 大阪国際招待選手権
 令和2年2月3日からエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育館)にて第59回大阪国際招待卓球選手権大会が開催されました。

 初日は本校から女子ダブルスでは西口凜③が中学2年生の由井心菜さん(21クラブ)と組んで、女子シングルスでは白神ひかる③がエントリーしました。

 西口・由井組は初戦で龍谷大・中京大の大学生ペアをセットオールジュースで振り切って2回戦進出。日本大ペアには完敗でしたが西口の高校最後の試合を気持ちよく終えることができました。

 18時過ぎに始まった白神のシングルスの相手は天理大の大学生。出足から堅実なプレーで要所を締めてストレートで明日3回戦へと進みました。

 4日から始まるジュニアの部に出場する男子の久保田大輝②、阪拓海②、伊藤実②、板倉大成②、女子の日口実咲②、番条梨沙①、中村華子①、新井菜央①は、授業後に短時間の練習で調整して大阪へ。


 大会二日目にして本校にとっては大一番。ジュニアシングルス1回戦から3回戦までが行われました。

 ジュニア男子シングルスには4名の2年生がチャレンジです。

 
 1回戦があったのは板倉大成のみ。数週間前から意気込んでこの試合に向けて準備をしてきました。初戦の相手は長野の中学生。互いに緊張したスタートでしたが、リードを許した1セット目を逆転で取ったのが大きかった。続く2セット目も9で奪って王手をかけますが3セット目は12で落とす痛いセットに。大接戦となった4セット目を16で奪って初戦突破です。2回戦は野田学園(山口)にチャレンジです。3セットいずれも出足好調でリードしたポイントを守り切れずにストレートで敗退。

 
 阪拓海は明豊(大分)と対戦。相手の凡ミスもあり難なく1セット目を先取します。しかし威力のあるフォアハンドで攻める相手に2,3セット目を奪われ後がなくなります。4セット目を9で取り返してセットオールに。勝負の5セット目ですが出足から厳しい攻めを警戒してミスを重ねて万事休す。

 
 伊藤実は野田学園と対戦。足首のねん挫で直前の2週間を練習できずに臨んだ試合でした。しっかりとトレーニングには取り組んで体力的には問題ありませんでしたが、プレーのキレはいかんともし難く0-2と追い込まれます。しかしここから動いてフォアハンドを多用したのが功を奏して1セットを返します。競り合いになった4セット目でしたが…。

 
 久保田大輝の初戦は京都・東山。サービスからフォアハンドの強烈なドライブで主導権を握ります。しかし後半を追い上げられ12本で奪われます。。ペースを握られた相手に一方的に攻められて0-2となります。しかし開き直った3セット目を粘って9で奪うと流れは久保田に。4セット目以降はレシーブも落ち着き見事な逆転勝ちで2回戦へ。木更津総合(千葉)とは完璧に抑えた1セット目。リードを許しながらも危なげなく逆転して最終日に駒を進めました。

 ジュニア女子シングルスには4名が挑戦しました。

 
 先陣を切った日口実咲②は明徳義塾(高知)と対戦。変化あるバックハンドで主導権を握りますが徐々に対応してきた相手に接戦となります。勝負はセットオールに持ち込まれますが、徹底した攻めに押し切られて悔しい敗戦。

 
 中村華子①は日南学園(宮崎)と対戦。競り合いになった1セット目を落としますが、戦術を変えた2セット目以降を連取して追い込みます。4セット目は奪われてセットオールに。しかし出足から離されると挽回する力は残されていませんでした。

 
 新井菜央①は宮城・聖ウルスラ学院と対戦。対策に時間をかけて取り組んだバック粒高の選手との対戦でした。そのバックの変化に対してはしっかりと対応できましたが、フォアの緩急あるボールに対応できず1-3で敗退。1セット目と4セット目をジュースで落とすなど競り合いでの試合運びにも課題を残しました。

 
 番条梨沙①は大野(福井)と対戦。フォアハンド強打とバックハンドドライブのコンビネーションよく快調にストレートで突破。続く駒大苫小牧(北海道)戦は、相手の変化の激しいサービスに対応できず苦しいスタート。競り合いになった2セット目が勝負でしたが10で奪われると、そのまま押し切られてストレートで敗退。消化不良の大会となってしまいました。

 前日、初戦を突破した女子シングルスの白神ひかるは、以前練習試合でお邪魔した際に敗れた同志社大に挑戦です。距離を取って丁寧なプレーに徹する白神が苦手とする相手です。無理に攻めさせられてミスさせられるという、普段は自分の得意とする戦術に苦しめられ1-3で敗退。

  昨日のジュニア男子2,3回戦を突破した久保田大輝が4回戦にチャレンジ。

 相手は先月の全日本選手権ジュニアチャンピオンの愛工大名電。出足から大きく離されつけ入るスキがありません。ポイントが取れるのも"たまたま"感が否めない完敗でした。

 しかし昨年の全日本ジュニア出場以来、大阪選手権、今年のインターハイ、全日本ジュニアと出場した全国大会シングルス全て初戦敗退が続いていましたが、ようやく連敗ストップ。気持ちが乗れば強さを発揮する久保田は団体戦では活躍するものの、個人戦では波に乗れないまま敗れる傾向がありました。今回も初戦が東山と厳しい組み合わせでいきなり0-2と、「また今回も」という雰囲気になりましたが、そこから粘りを見せて逆転勝ちするという新境地を見せてくれました。この後に続く東京選手権、全国センバツも楽しみになってきました。

 出場した他の選手たちはどのような手応えを感じたでしょうか。

 かつて全国大会で活躍した先輩たちを見ると、負けても負けても希望を捨てずにチャレンジを続ける選手は、波を掴むと一気にブレイクする傾向があります。チャレンジしてもブレイクする保証はありません。チャレンジするのかしないのか?ここが人生の分岐点です。

 遠方にもかかわらずたくさんの保護者の皆様の応援で今回も頑張れました。

 ありがとうございました!