'17 伊勢・東海総体
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 平成29年6月17日と18日に三重交通Gスポーツの杜伊勢にて、「第64回東海高等学校総合体育大会卓球競技」が行われました。

 17日は開会式後、昼前から団体1回戦→ダブルス1回戦から決勝→シングルス1回戦から決勝と試合は進みました。

 男子団体1回戦は岐阜3位の県立岐阜商業と対戦。

  
 二台並行のトップは辻村知大A。攻守ともに手堅いプレーで3-0で先取点をゲット。2番は番条晃大A。出足こそモタつきますが徐々に調子を上げてストレートで続きます。

  
 ダブルスの番条・西山天智A組、4番の上山颯斗Aは同時並行。ダブルスは1セット先取後に甘くなったサービスを狙われ1-1としますが、修正して手堅く決勝点。上山も相手エースに対して1セット目こそ失いますが、アグレッシブなプレーで逆転勝ちでダブルスより先に決勝点。

 女子団体1回戦は愛知4位の修文女子と対戦。

  
 トップ起用は3年生の猿橋彩。1セットは失うもののトップの重責を果たして先取点。続く森本枝里Bも危なげなく続きます。


 ダブルスの森本・白神ひかる@組も初戦の固さからか1セットを取られましたが決勝点をゲット。

 個人戦に入ると男女とも全国トップクラスのレベルの高さに苦戦が相次ぎます。

  
 男子ダブルスの口地輝季B・番条組は静岡学園に食い下がり2セット目を奪うものの後が続かず1-3で敗退。中P敬太B・上山組も岐阜・富田に2セット目を返しますが徐々に追い詰められ1-3で敗れます。

  
 女子ダブルスでは地元第一シードの森本・白神組が頑張りました。1回戦の愛み大瑞穂に完勝すると、準々決勝で静岡・日大三島に快勝。準決勝では愛み大瑞穂に2セットを先取する絶好のスタートながら、相手の戦術転換についていけず無念の逆転負け。決勝進出の絶好のチャンスを逃してしまいました。猿橋・口地恋菜@組は岐阜・富田に対し偶数セットを取ってセットオールにするも、最後は9本で無念の惜敗。大谷真美B・古沢夏姫@組は浜松修学舎と対戦。丁寧につなぎますが決定力に欠け0-3で敗退。

  
 男子シングルスは4名がエントリー。中Pは愛工大名電と対戦。相手の強打を過剰に意識し凡ミスが出て完敗。辻村は富田と対戦し、チャンスがあると思われた1セット目を凡ミスで逆転されると流れを取り戻すことができず残念な敗退。

  
 口地は愛工大名電と対戦し、思い切ったプレーで対抗しますが攻守ともにスキがなく完敗。番条も愛工大名電に1セット目こそ競りますが力の差があり敗れました。

  
 女子シングルスは6名がエントリー。第一シードの白神は静岡東に快勝後、富田に対し粘ってセットオールに持ち込みますが、最後は押し切られて敗れました。

  
 口地は初戦の浜松商業に1セットを先取されますが、立て直して2セット目以降は完勝。2回戦の愛み大瑞穂とは競り合いになるものの、セットを奪えずストレート負け。

  
 森本は初戦の愛み大瑞穂にまさかの敗退。ダブルスの後半からリズムが狂い、持ち味を発揮できないまま試合を終えました。古沢は富田に1セット目こそ先取しますが2セット目以降は完敗。ラリーに持ち込んだ後の粘りと決定力に課題を残しました。猿橋は富田2,3セット目の競り合いをモノにできず0-3で敗退。大谷は岐阜1位の富田に対し丁寧なプレーで対抗しますが完敗。

 男女とも団体戦こそ翌日の2回戦に進みましたが、個人戦に入ると厳しい試合が続きました。その中でも女子ダブルスの森本・白神組が、2011年の酒井眞菜さん・長澤玲奈さん組以来の3位入賞と気を吐きました。

 18日は団体戦の2回戦(4決定)から決勝戦までが行われました。

 男子は静岡1位の浜松修学舎と対戦。静岡の男子はここ数年、3月の全国選抜でベスト8に入った静岡学園と、そこを倒してインターハイ出場を決めた浜松修学舎とのハイレベルなマッチレースが続きます。

  
 トップ起用の辻村は相手エースと対戦。さすがに思ったようなプレーはさせてもらえずストレートで完敗。同時並行の番条は昨日同様、出足は足も動かず凡ミスを連発して先取されますが、立て直して2,3セット目を7,5で奪い返して2-1リード。4セット目は4で取られますが、競り合いになったファイナルセットを13-11でゲットして1-1のタイに戻します。


 ダブルスの番条・西山組はポイントこそ競るものの要所を締められ0-3で敗れます。

  
 4番西山、ラストの上山が同時並行でスタート。気負う西山はポイントは競りますが常に試合をコントロールされている感があり後手後手に回ります。逆に上山は積極的に仕掛けて相手の焦りを誘うプレーで常に主導権を取り続けます。結局、上山が1-1の3セット目をリードしたところで西山が8,8,8のストレートで敗れて万事休す。

 インターハイ上位進出が予想されるチームと接戦になったのは自信になります。しかしまだ技術的にも精神的にも課題は満載です。この夏に課題を克服すべく取り組まなくてはなりません。

 女子は4決定で静岡・日大三島と対戦。

  
 トップの森本枝里Bが相手エースをつかまえ先取点。同時並行の猿橋彩Bがそれに続きます。


 ダブルスの森本・白神ひかる@組がしっかし締めてベスト4を確保。

 準決勝は静岡1位の浜松修学舎。

  
 トップの猿橋は敗れますが、森本が相手エースを倒して1-1に。

  
 ダブルスも2-1リードの4セット目を9本で抑えてチームも2-1リードと王手をかけます。

  
 勝負の行方は白神、口地の1年生コンビに託されます。ラストの口地が相手エースに対して接戦に持ち込む間に、白神が堅実に決めてチームも3-1の勝利に導きました。

 昨年度に引き続き決勝進出を決め、対するはここ数年東海で勝ち続けている愛み大瑞穂。

 トップの白神はシングルス優勝の相手エースにつかまりますが、真っ向勝負で1-1に。しかしそこから1本が遠く9,9で敗れて先取点を奪われると、口地も食い下がって0-2からの4セット目を12本で取り返しますが4セット目を5本で抑えられて一気に王手をかけられます。ダブルスの森本・白神組の相手は、昨日ダブルスで優勝したペアです。ところが追い込まれて肩の力が抜けたのか好プレーを連発して偶数セットを奪ってセットオールに。5セット目も接戦になりましたが、最後まで強気の姿勢と冷静さを両立させた森本・白神組が9本で押し切って金星ゲット。流れを取り戻した後半は、森本と猿橋。1セット目を取られた森本でしたが、無理をせずに堅実に試合を進めてペースを握ります。一方の猿橋は相手のツインエースに対して果敢に攻め込みますが、ガッチリと抑え込まれて森本の勝利を待たずに決勝点を許します。チーム敗退後の森本は地力を見せて勝ちましたが、チームは2-3で敗れて昨年に引き続き準優勝に甘んじました。

              
 強力な1年生を迎え厚みを増した女子ですが、全国大会で勝ち上がるには森本と白神がワンランクアップしないと厳しいのが現状です。さらに脇を固める猿橋と口地の成長も必須です。様々な条件が重ならないと勝ち上がれない全国大会ですが、本校にしてはタレントが揃った今年は”狙える”はずです。

 新チームで手応えを掴んだ男子と、インターハイに向け自信を深めた女子。

 それを後押ししたのは観客席からの保護者の方々、卒業生の方々、そしてチームメイトからのアツい声援でした。思っている以上に観客席からの声援はフロアに届きます。選手たちが健闘する原因の数パーセントは間違いなく観客席からの声援です。

 ありがとうございました。