'08 選抜東海予選

 平成20年12月23,24日に日本ガイシスポーツプラザにて「平成20年度東海高校新人卓球大会兼第36回全国高校選抜卓球大会東海選考会」が実施されました。


 男女とも県予選は敗れ2位通過となった今回の試合ですが、各県2チーム計8チームを2つのブロックに分け、予選リーグ→決勝リーグを行ない、上位5チームが3月に愛媛県で行なわれる全国選抜へ進出できます。


 男子の予選リーグは富田(岐阜1位)、浜松北(静岡1位)、杜若(愛知2位)と同じリーグに。
 
初戦の富田戦は2番の加藤幹也Aが中国人留学生にセットオールと善戦しますが押し切られ、チームは0-3のストレート負け。

 続く浜松北戦では加藤がエース同士の対決を接戦で制し、2番の伊藤俊介@も勝利し、ダブルスの加藤・田中優伍A組も凡ミスの少ない堅実なプレーでストレート勝ちしました。

 勝てば代表決定の3戦目は今まで一度も勝ったことのない杜若高校。常勝愛知の名門私学です。トップの加藤が接戦をモノにして先取点。2番の伊藤俊介は完敗しますがダブルスが頑張りました。1,2セット目を落とし後がなくなってから3セット目をジュースで返すと4,5セット目は弱気になった相手に対し凡ミスがほとんどないプレーで逆転勝ちして波に乗りました。並行して始まった4番伊藤倫Aと5番杉山彰Aは出足から気迫溢れるプレーで相手を圧倒。杉山は雑念が一切入らないいわゆる「ゾーン体験」を感じさせるプレーで、一度も崩れることなく圧勝。伊藤倫も今大会初めての試合ながら出足から激しい闘志で立ち向かいセットオールの接戦をモノにしました。

 女子は富田(岐阜1位)、浜松学芸(静岡1位)、愛知みずほ大瑞穂(愛知2位)と同じリーグに。
 冨田にはエース西川千裕@が2番でストレート勝ちするも後が続かずチームは1-3で敗れます。
 勝負のポイントと見られていた浜松学芸戦では、トップの坂麻衣Aは敗れますが、2番の西川が圧勝し1-1のタイに。ダブルスの水本沙耶A・西川組は苦しみながらも気力で乗り切り2-1とリードし後半へ。4番鈴木しのぶAと5番水本は同時スタート。水本はブロックの上手な相手に対し粘り強くドライブで攻めて厳しい試合を制し決勝点を先に挙げます。鈴木もセットを先取されますが、ペン表の利点を生かしたフォアハンドで先手を取りフットワークを生かして攻め切り逆転勝ち。
 瑞穂戦では勢いに乗ってトップの坂が先取し、2番で西川が昨年東海ジュニアチャンピオンに快勝。ダブルスもセットオールで押し切りストレートで完勝しました。


 男女とも県予選は2位通過。今日の試合の経緯も同じような流れで、終わってみれば初日で4位以上を確定させる予想以上の頑張りを見せてくれました。


 翌日には上位4チームによる決勝リーグが行なわれました。


 男子は初戦で優勝した愛工大名電(愛知1位)に完敗。全ての技術が一枚も二枚も上手で手も足も出ませんでした。
 最終戦の関商工(岐阜2位)戦はトップの加藤と2番の伊藤倫が、昨日と比べると重いプレーでもたつきますが、加藤は3-1、伊藤倫もセットオール20-18の大接戦を制して2-0スタートという完璧な形に。ダブルスの加藤・田中組もあと一歩まで追い詰めますが相手の粘り強いプレーを攻めきれずセットオール9本で悔しい敗戦。後半は波に乗った相手に4番杉山、5番伊藤俊介は完敗し無念の逆転負け。

 女子は初戦の名経大高蔵戦で、トップの西川が全日本ジュニアランク選手に2セットを先行し、あと一歩まで追い詰めますが大事にいったところを突かれて逆転負けを喫すると、2番の坂、3番ダブルスも敗れ、チームもストレート負け。

 最後は藤枝北(静岡2位)戦です。エースのカット選手と鈴木が対戦します。この日のために毎日のようにカット打ちを練習してきた甲斐があり2-0とリードしますが押し切れず逆転負け。2番の西川が勝ちますが、ポイントのダブルスが敗れて追い込まれます。4番の水本が要所を締めてラストの坂につなぎます。食い下がった坂でしたがあと一歩を押し切れず万事休す。


 結局男女とも4位で幕を下ろしました。


 男女とも県予選後は紆余曲折がありましたが、直前の奈良遠征では全選手が復調の兆しを見せてくれていたので良い試合になることを期待していましたが、まさかこうも上手くいくとは…。困難と思われたことも諦めず根気よく努力を続ければチャンスが巡ってくる「成功体験」ができました。主力の三年生が抜け新チームになり、出足の県予選でつまずき苦しいスタートになりましたが、地道に努力を続けるという、先輩たちが築いたチームカラーを踏襲し見事結果を出しました。選手たちの頑張りに心から敬意を表したいと思います。