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狛犬に深入りするきっかけとなった狛犬

出逢いの古い順

穂見神社 吽 穂見神社 阿

 ↑山梨県穂見神社の木製狛犬は私が狛犬に興味を持つきっかけとなった狛犬です。
 本殿は江戸初期に建築されたもので、境内中央には立派な神楽殿も。『天狗の棲む地』(たくき よしみつ・著、マガジンハウス)の山梨にある「大磐船神社」のモデルになった場所。毎年11月30日にはにぎやかに夜神楽の祭りが催されます。
■Data:穂見神社(山梨県中巨摩郡櫛形町高尾):ο建立年月・昭和14(1939)年11月。ο彫り師・不明。ο奉納者・内藤忠則。ο撮影年月日・1986年11月。



弘前八幡宮参道前 吽 弘前八幡宮参道前 阿
 ↑青森県弘前市八幡宮参道前の車道脇にいる「犬顔の狛犬」。
 弘前の石工・山内三次郎の傑作。三次郎は他にも羽黒神社(岩木町)の羽衣狛犬(?)など、ユニークな狛犬を造っています。他に三次郎の狛犬を知っていたらぜひ教えてください。
 東北にはユニークな狛犬がいっぱいいます。東北の狛犬は→こちらでまとめて紹介しています。

■Data:弘前八幡宮前の道(青森県弘前市):ο建立年月・明治32年8月15日。ο石工・山内三次郎。ο撮影年月日・1997年7月18日。



 
 

 ↑もう狛犬はやめようかと思った時期があります。人生にも疲れていました。そんなとき、この狛犬が、雑誌「るるぶ」の神社案内記事に小さく写っているのを見つけました。写真では豆粒のように小さく、ほとんど形など分かりませんでしたが、シルエットが不思議だったので、もしかして変わった狛犬では? と期待していました。
 想像をはるかに超えたすごい狛犬でした。
 デザインといい凝った作り込みといい大きさといい、これだけの逸品はちょっと見あたりません。狛犬文化の集大成作品と言っても過言ではないでしょう。
その後、この狛犬をスタートとして、小松利平・小松寅吉・小林和平という江戸時代から昭和まで続いた⇒奇跡の名工三代記「神の鑿」を発掘することになります。

■Data:八幡神社(福島県石川郡古殿町)。ο建立年・昭和7(1932)年10月15日。ο石工・石川郡沢田彫刻師小林和平。撮影年月日・1999年12月18日。


 

 ↑見る角度によって表情が豊かに変わる名品。まるで生きているかのよう。中越地震で落ちたのを見かねて、館主は思わず抱き起こしたのでした。紹介は⇒こちら
■Data:新潟県小国町 小国澤神社:建立年:明治33年 ο撮影年月日:2003年5月1日(中越地震前)、2005年5月29日(中越地震後)
  

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