ISMS体制 |
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情報マネジメント体制とISMS体制は本来同一のものか別物かと言う問い合わせが多い。ISMSは単にセキュリテイの側面についての管理体制であり、従来の経営戦略から導き出される情報化戦略とはカバーするスパンが違うと言うものである。 縦のライン 情報マネジメントでは瞬時に発動できる縦のラインが非常に重要である。ところが、情報マネジメントは兼務アサインが多いこと、マネジャー回送の上位者と情報リテラシーは逆比例にあるため、いざと言う時に役に立たないことが多い。 横のライン エキスパート 情報の領域は幅がとにかく広い。あらゆる業務の基盤、側面には情報問題が横たわる。勿論、技術的にも幅が広いので、一人の情報マネジャーがカバーできるものではない。 情報専門部会、情報タスクの設置は必須。以前は部門横断型の半ばボランテイア的な推進体制が幅を利かせていたが、今は処理を誤ると企業に多大な損害を与えかねないリスク領域の問題であり、ボランテイアでは済ませられない。
絵としては、「技術エキスパートが審議した提案、課題共有者が協議して作った提案が、情報マネジャーの承認機関にて承認され効力を持つ。其の提案されたルールは縦のラインで隅々まで徹底される。」
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2004/04/04 First
2004/04/05 Last