平成15年1月　第56号

本年もよろしく！

おかげさまで　堂々　トップ当選！

　前々回2106票(43位)、前回3425票(16位)、そして今回４６０７票、堂々の一等賞でした。
これも皆さまのおかげです。ありがとうございます。
「山が動いた！」のかも。

　　我が道を往く　

前回に引き続き、よその候補がフツーにやっている選挙運動をキッパリやめました。

　　　 朝立ち　　

　「○○でーす」「おっはよーございまーす」などと毎朝おさわがせの連呼大作戦。
　新松戸なんか、池田清・中川英孝・長谷川満・田居照康・吉野信治・淀裕一の懲りない面々に加えて、8年ぶりの返り咲きを企む高橋義雄、新人の武笠紀子・磯崎吉弘・吉田博一、時には谷口薫も来たりして、ひたすら騒々しい1週間でした。
　早いのは朝6時頃から、大体７時には質より量の体力軍団がガン首ならべて、ほとんどやけくそ気味で怒鳴りあってるのをギロリとにらんで、トシタローは公職選挙法を律義に守っての8時スタートを徹底しました。
　この4年間、みっちり駅頭演説で顔と名前と政策は売り込み済み、なにを今更あわてましょう。真心では勝負しませんってば。

　　　 タスキ　 　

　これも前回同様、キッパリやめました。
違反じゃありませんが、ヤボったいし、車イスでは動きづらいんです。d(^-^)

　　　 パンフ　 　

　これもヤメ。あい・まつどがありますもの。
　選挙だからといって、あせってデッチあげませんて。
　8年間54号のご愛読に熱烈感謝、余裕のヨッちゃんです。
　「あなたは松戸が好きですか？」「市民が創るまちに住みたい」とか、相変わらず意味も中身も具体性も根性もなし、少しは成長しろってーの。
　どの候補者も例外なく、問題点と努力目標を並べただけです。Ｏ(^o^) ｏ

　　 　 名簿 　 　

　8年間セッセと集めた1500人分を封印し、新規募集も電話作戦もヤメました。
だってウソばっかりで効果なし、こちとら人手もカネもなし。＼(^_^)

　　　 後援会　 　

　今回、消滅しました。
　この8年間、苦楽を共にした会長が自ら出馬したからです。
　奥さんが突然倒れて8年、他人の選挙どころじゃなかったのに、ずっと支えてくれました。トシタローが今日あるのも、この会長のおかげです。
　今回、周囲に強く推されての立候補、残念ながら松戸に喝を入れ損ねたみたいですが、これもまた人生、失敗は成功の母、次がありますって。ヾ(^:^)

　　　ウグイス　　

　これまた一緒に引っ越しました。
　丁重なお断りの電話をいただきましたが、実をいうとギャラを払う余裕がなくて、内心ホッとしていたんです。
　むろん、トボけて黙っていました。v(^^)

　　　 事務所 　　

　自宅でした。
　とはいえ留守番を置くでもなく、電話は転送でゴマかしました。
　これで何とかなったんですから、金かけてド派手な選挙事務所を構える陣営がアホに見えてきました。＼(^o^♪

　　　 ハガキ　 　

　公費負担で2000枚までタダで出せます。
前回は義理堅く利用しましたが、何しろ名簿に賢者の封印、イチやめました。
ここだけの話ですが、実は人手がなかっただけなんです。エヘ。(^◇^)

　　 試練の逆風 　

　というわけで前回同様、朝立ちもタスキもパンフも名簿もなし、後援会はウグイスともども引っ越して、事務所は転送電話という情けなさ、そんな中での一等賞だからこそ貴重なんです。　従来の農村型選挙にはもともと異議あり、無駄とは思いながらもヒヨって周囲の意見を聞き入れてきたのですが、今回は義理と雑念は無用、自らの信念を貫き通しました。
　従来の選挙手法に意義なしを確認、しっかり手応えを感じとった7日間でしたが、手の
打ちようのない難問もありました。/(-_-)ヽ

　　　 投票率　 　

　平成2年には51.05％だったのが6年には44.83％に大暴落、10年が44.85％で下落に歯止めがかかったと思いきや、今回40.14％に再び大暴落、投票者もイッキに11,352人減ってしまいました。投票率下落＝政治不信です。

　　　 候補者 　　

　逆に55人から65人に大激増しました。
　当選ラインが下がる(1977票→1737票)のはいいとして、一人当たりの得票数も減ってしまいます。;^_^A

　　　 公明党 　　

　前回の8人から10人に候補者を増やして全員当選の快挙、得票数も28,511票から30,968票へと2457票も増やしました。今回投票したのは149,484人ですから、公明党の得票率は実に20.72％、5人に1人以上が同党支持者ということです。
　共産2997票↓社民1595票↓新社会1010票↓だから、脱帽です。
自民党批判から補佐役へのヘーンシンが高く評価されました。

　　　　組織　　

　公明党の底力を思い知らされた今回の市議選でしたが、トシタローにはなーんもありゃーしません。
　宗教団体・労働組合はむろん、町会・企業・サークル・市民グループ一切なし、地元の小・中・高を出ていれば、ご学友の応援も期待できすが、東京生まれで東京育ち、いまだに松戸になじめないでいるヨソ者です。

　　　 公立校 　　

　行事に呼ばれたことが、これまでただの一度もありません。
　暴力とワイセツと公金横領とカラ出張を暴露された校長らの「理由なき抵抗」ですが、入学式・卒業式、運動会に呼ばれてタメになるお話をすれば、そりゃ顔と名前は覚えてもらえます。かくいうトシタローもそんな議員さんに投票したことがあったりして、実際バカにできません。
　痔眠・狡迷・凶惨・斜眠・眠酒の各軍団、京も信治も薫も、議会の良いコは皆ルン×2気分で登校します。
　学校を批判しなかったごホービだもんね。U^ｪ^U

他にも自慢できる程の若さもなければ、顔・かたちやスタイルで勝負できる筈もなく、性格悪いのはご案内の通り、かといって親を恨むこともできず、こればっかりはお手上げです。ヽ('ー`)/
新　党のような風もなし、今だから、そして結果が良かったからいえますが、実は、こんな絶望的な選挙だったんです。(;_;)

　　最高殊勲選手　

　 市長選の後、落ち込んでいるトシタローを励ましてくれた青年がいました。
　横須賀小・小金中・早稲田大学高等学院卒、現在同大学政経学部在学中、東パークに住む23才の後輩です。
　「やりましょう！」そういって、事務局長・選挙対策委員長・会計責任者を引き受け、運動員も集めてくれました。ご紹介します！それが、Yくんです。

　選挙は「正道あれど王道なし」といわれますが、人知れぬ「奥の細道」もありです。

街宣車とポスター貼りさえ確保できれば選挙はなんとか成立します。
　Y軍団3人とボランティア市民4人、それに我が一族3人総動員でポスターを貼って街宣はY運転手と候補者兼うぐいすのトシタローの2人だけという、情けないスタートでした。
　社会人運転手が翌日から合流、これに軍団1名の3人体制で残りの6日間を乗り切りました。　事務所・朝立ち・パンフ・うぐいす不要の選挙ができたのも、こんな皆さんの無償の善意に囲まれたからこそ、これに有権者の皆さまの政治意識と一体化した結果の一等賞です。v(＾０＾)v

ポスター　の掲示板ですが、よりによってトシタローのお隣があの中田京女史とは！しかもお雛さまと同じで、向かって左が男で右が女、掲示板を通り過ぎる度に街宣車内はバカうけでした。
　「結構お似合いじゃないか」というチマタの声も。（￣ー￣）

朝立ち　は今回も不滅、どの駅でも朝な夕な、ノボリとポスターが立ち並び、大声でご挨拶していました。
　市民の皆さんに明らかにイヤな顔をされているのに、これまた保革・新旧・老若・男女を問わずでした。
　他にやることがないんでしょーか？
　連呼するだけだもの！
　あのご挨拶の不協和音大合唱って、気のせいか「南無妙法蓮華経」って聞こえます。マジで。
違法ビラ　も、相変わらずマンション1階の集合ポストにあふれました。
　有権者もなれたもので、読まずにそのままポイ、ほとんど読まれないのはわかってるくせに、やめられない止まらない（カッパエビセン　）
　「赤信号皆で渡れば怖くない」ようです。
　「生活ゴミを減らす」「小さなことを今すぐ自分から実行してエゴを捨てる」「クリーンな住みよいまちに」と主張する候補者も、毎日のようにビラを投げ込んでいました。

最終日　最後の3時間、新松戸に張りついてマイク離さ〜ずのトシタローでした。
　土曜日の夕暮れ時、いつもなら陣取りで仁義なき闘いの筈なんですが。(ﾒ-_-)
　新松戸についたのが4時半、中田・岩掘両候補がいたのでひとまずコーヒーブレイク、その後５時から始めたんですが、待てど暮らせど誰も来ない、来ても通り過ぎるだけ、まいっか−って、その後8時までY青年と交替でマイクを握り合いました。d=(^o^)=b
　あの空白の3時間って何だったのでしょーか？
　今でも謎のままです。
　はっ！トシタローにオソれを成したのでは？(^・^)

投票所　に川井市長がひょっこり顔を出し、場内に緊張が走る中で開票結果が次々と発表されました。
　トシタローの名前と得票数が読み上げられる度に大きなどよめきが起き、現場にいたYくんは身震いがしたとか。
　確定は深夜に及び、トシタローの4607票と杉浦誠一の4534票が最後まで激しく競り合い、3位の石井弘3678票を大きく離しました。
　以下3千票台が14人もひしめいているので一騎討ちっぽく見えますが、先方は某宗教団体の背後霊つき、実際は大差でブッちぎっての一等賞なんです。＼(^o^) ／
　なのに取材に来なかったコアラＴＶ、カメラの前で一瞬絶句してから、思い余って泣く予定だったんですが、未遂に終りました。

最後にYくんと仲間たち、Ｋさん、Ｉさん、Ｔさん、そして市民の皆さま、

ありがとうございます。m(._.)m

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