
平成14年2月号
減らそう!議員と職員
もうすぐ市長選挙 6月23日に決定!!
謎の伏魔殿B
業者ボロもうけ ガッポリ手数料
市役所本庁や各支所、関連施設にはタバコや清涼飲料水などの
自動販売機が全部で181台設置されていますが、これさえも我が松戸市では堂々の既得権益でした!!
まずは脱税とウラ金と公金横領の三冠王ですっかりおなじみになった
松戸市職員共済組合
です。
68台の利権をシッカリ獲得、内10台はタバコの販売で300万円の利益をあげているのはご同慶の至りとして、残り58台は業者に
また貸し(=丸投げ) しています。
業者の負担は電気代程度で自動継続という好待遇・・・むむアヤシイ!となれば、これまた別口でウラ金の素なのでしょ−か。
運動公園などのスポーツ施設26台は
松戸市体育協会 のナワバリですが
この会長が元自治大臣にして予算委員会委員長の参議院議員
倉 田 寛 之で
子分に関連のスポーツ市議がいたりして・・・これ以上書けません。
さらに、なぜかここに福祉団体が加わります。
松戸市母子寡婦福祉会が16台で、障害者団体連絡協議会が9台、身障者障友会・障害者福祉会が各3台、社会福祉協議会が2台、松里福祉会が1台ですが、これらの各団体はいずれも業者に
また貸し(=丸投げ)
しており、売上げの15〜24%をピンハネしています。
市内に300ある福祉団体の中で、一部の団体にこのテの不労所得が集中しているのは不公平にして不自然、合法的なヤミ補助金です!!
福祉といえば革新系議員の出番、となると
・・・これ以上書けません。陰の声「こんなのばっか」
最悪は松戸市身障運転者協会で、長年にわたり許可なく本庁別館に2台設置、電気代さえ払っていません。
この代表者が松井政治氏で、松井貞衞市議(公明党)の実の父親です。
そういえば貞衞市議のご長男慎一クンは市の消防局員で本局勤め、親子三代で松戸市に御縁があるのも釈迦・日蓮・大作三代のお引き合わせかも。
南無妙法蓮華経・・・
12月の定例会でこの件を追及、市も事実を認めましたが、なぜかその後も目をつぶり、電気代シカトのまま現在に至っています。
なお、松井貞衞市議は関与を否定、トシタロ−もそう信じています。
モチロンですとも!
電気代さえ払っていないことだけは事実ですけど!!
トシタロ−がお世話になっている松戸市立病院にも飲料水の自動販売機が10台設置されていますが、こちらは競争見積で業者をキビしく選定しました。
その結果、8台をキリン・ビバレッジが落札、これにより毎月20万円が維持費として、さらに缶ジュース類は30%、紙カップのコーヒー類は
50%もの手数料が病院の福利厚生委員会に支払われるようになりました。
これがまたバカにならず、年間1000万円にものぼり、病院職員の福利厚生に有効に使われていましたが、来年度から病院の収入の一部に繰り入れられることになっています。
職員共済組合や体育協会、一部の福祉団体に許可している自販機が
既得権益の温床になっているのと大違いです。
1台年30万円が手数料収入としても、×181台で5000万円超になります。(病院は8台で1000万円)
12月定例会で
「松戸市の財産は市民の財産です。そこから上る利益は市民の
ものです。共済組合のものでも、福祉団体のものでもありませ
ん。毎年数千万円が無能な助役と無能な総務企画本部長の為に
市民が損してると言ったら、言い過ぎでしょうか」
と指摘したのですが、後で議長室に呼ばれ「不適切であるゾ」と言われ、素直に取り消しました。
その後何らの改善もされないままですが、
はたして言い過ぎだったのでしょーか。
ならばどうする?トシタロ−!
批判だけならサルでもできるというわけで、具体的な改善策です。
自動継続になっている現状をまず改め、病院のように競争見積に切り換え、毎年4月に更新します。ネット入札なら完璧、談合の余地はありません。
地場産業の活性化のために、市内の業者に限定しましょう。
職員しか利用しない自販機は福利厚生が本来の目的ですから、ほとんど原価の価格設定をします。
一般用はご近所の営業妨害にならないように定価販売ですが、
利益は市の歳入に繰り入れます。
安くて、環境にも優しい紙カップ式に切り替えれば定価でも
70円から100円、職員専用なら40円から50円にできます。
これ以上、ワケのわからない一部の団体と業者の
既得権益にしておくわけにはいきません。
病院ではすでに職員の福利厚生に役立てており、
来年からは市民の利益に切り替わります。
何もしないで目の前の利益を見逃すことを機会損失(オポチュニティ・ロス)といいますが、我が栄光の松戸市はこんなのばっか!です!!
市長公約 77億円
メタンガス公園
20年前の昭和56年に計画され、今も未完成なのが
21世紀の森と広場です。
50万u(15万坪)の広大な敷地に、すでに総工費576億円もの巨費が投入されていますが、その内の200億円が30万u(9万坪)の土地取得にあてられました。
これがまた、市街化調整区域(早い話が、宅地として売ることが出来ない二束三文のクソ土地)というのに22.5万円/坪(6.8万円/u)もの大盤ぶるまいで、農家が大金を手に入れ、土木・建設業界が談合して利権をむさぼり、職員が仕事にありつきました。
森の広場も閑古鳥で満員御礼、なのに、この隣にさらに土地を買ってもう一つ公園を造成しようというのです!!
77億円の公園計画
平成9年、市は千駄堀の最終ゴミ処分場跡地5112u(1550坪)を、将来の用途を特定しないまま5億5千万円で買収しました。
これまた坪35.3万円(10.7万円/u)の大盤振る舞いですが、なぜか不動産鑑定評価書を公開したがりません。
そもそも泥々の湿地帯で、ゴミ捨て場にしか利用できなかった二束三文の土地です。
用途不明で土地を買収するのは御法度の禁じ手、ましてや評価書を公開せず、借金してまで。
なのに議会は付帯決議で援助します。
当該地域の都市計画が明確になっていない中で買収を拡大
していくことは、将来の財政負担を考慮し慎重なる検討が必
要であると考える。よって整備計画並びに財政計画を策定し
た後、事業展開を図ることを要望し、決議する。
平成8年12月19日 松戸市議会
一応クギを刺したわけですが、あれから5年、ホトボリもさめたから良かんべえとばかり、川井市長は隣接する48,713uの土地を新たに50億円で買い取り、27億円かけて公園を造るゾと言いだしました。(一部で「殿!ご乱心!!」の声あり)
このトータル77億円の大構想実現に先の付帯決議はなかった事にしようじゃないかと、議会はあらためて川井市長を積極的に援助します。
この計画について、より一層の調査を深めていく必要がある
ので、時期尚早との意見が大勢を占めました。なお、用地取得
は止むを得ないが、何らかの取得基準等を設け財政事情に配慮
した対応を願うものであります。
平成13年11月16日 議長渡辺 昇
これに対する川井市長のお返事です。
今般の事業計画について、ご意見を踏まえ検討した結果、
14年度事業としての実施を見送ることとさせて頂きました。
しかしながら最終処分場跡地利用事業という特殊性を考えま
すと、誠に優位性のある事業と確信し、一層の調査研究と議会
との協議と併せて進め、議員諸氏のご理解ご指導を賜りたいと
存じます。
用地取得にご理解を賜り、ありがとうございます。
平成13年12月3日 市長川井敏久
まるで市長と議会の交換日記ですが、これにて付帯決議は一件落着、
77億円計画は事前承認
されたことになります。
こんなの異例中の異例ですが、川井敏久の市長選に向けての
公約であり、中川英夫本部長も昨年3月定例会で、この計画についての熱い思いを打ち明けています。
市民の利益、地主の利益を考え、市民が理解でき、
経済的に立ち行き、将来の計画に支障がなければ、
議会の理解を得て付帯決議が外れる
と答弁しています。 これで・・・
市長の公約・議会の同意・役所の熱意
と男の三拍子がそろいました。 あとは
市民の皆さまが6月の市長選挙でお決めください
14年度は見送られましたが、川井候補が選ばれれば15年度は確実に予算化されます。
トシタロ−は凍結して賢者の封印をしますが、最終的にはソフィ−ならぬ有権者の選択です。さぁドッチ?
松戸式土地買収
平成6年、「戸定(とじょう)ヶ丘歴史公園の環境に関する陳情」が
4714名の署名捺印と共に議会に提出されました。
「高層マンション建設に反対」すると共に「建設予定地の買い上げ等その他環境保全にたった解決策を検討していただきたい」とありました。
当時は宮間満寿雄市長でしたが、全会一致で採択されたものの2か月後に急死、7月に川井敏久が第18代松戸市長に選ばれました。 この年12月に戸定フォーラム用地として
18億3千万円で契約しましたが、その後の地価下落でコレマタ8億円に落ち込み、一方で2億7千万円の金利が無慈悲にも加算されています。
この陳情から買収へ!大作戦は
宮間から川井
へと律義に受け継がれ、本土寺でミゴト復活しました。
むろん今回の千駄堀計画もすでに陳情が届いていて、そこは抜かりありませんが、ちょっと様子が違っています。
最終ゴミ処分場とはいいながら、実際は生ゴミも大量に捨てられていたため、今ではメタンガスが吹き出ている
最悪の複合汚染地域です。
昨年、汚染度調査を実施しましたが、いずれも環境基準を大幅に超えていて、空気中の85%がメタンガスという観測地点もある始末です。
本来なら20%含まれている筈の酸素も、ヒドい所は1%にも満たない超のつく酸欠状態のクソ土地を50億円で購入しようというのですから、周辺住民が同意するわけがありません。
それでも集まった10名の署名と捺印、
よく見れば・・・すべて地元の地権者でした!それなら納得!!
戸定(とじょう)フォーラムはすでに実質上断念、駐車場に落ちぶれて
1億円ほど稼いでいるものの、
この間の金利2億7千万円には到底及びません。
本土寺の参道も、観光客に喜ばれているのは事実ですが、どちらも受益者はごく一部、負担は47万松戸市民です!!
両者の陳情の違いは、買収を直接要求しているかいないかですが、今回は議会がすでに「用地取得は止むを得ない」と決議しているので、少なくとも買収は100%確実に実行されます。
平成6年は18億3千万円の駐車場、
10年は5億円の参道でした。
そして今回、この2か所合計を大幅に上回る
77億円のメタンガス公園
が6月の市長選挙で実現しますが、
川井候補は財政再建策
を一切提示していません。
トシタロ−候補は
減らそう!議員と職員
を市民の皆さまに訴えます。
次号公表!乞ご期待!
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