チリアーノのベスト5歌謡曲

あの・・・前回すでに別の源氏名で投稿しましたが、今回あえて由紀サマの歌以外のなかからのベスト5をつくりましたので投稿資格を失っていなければ掲載してください。by チリアーノ

1 あなたにありがとう/和田アキ子 阿久悠/都倉俊一 1973
チリアーノ: なんでこの名曲が最近のアッコのベスト盤にはいってないの?
小学生のとき昼休みには校庭でいつもこの曲が流れてみんなでジェンカをしていた。
不幸な別れでも楽しかった一瞬を与えてくれた相手への感謝の気持ちに昇華する。
いくつになっても大事なメッセージ。「人生損ばかりしている」と思うそんな日はこの曲とチーターの「ありがとうの唄」を聴きましょう。
ターミー: 阿久悠が最近の朝日新聞の連載で、和田アキ子の「あの鐘を鳴らすのはあなた」を取り上げてましたが、これもその線の曲ですよね。(違うかな?)ところで、最近都倉さんすっかり歌謡曲から遠のいていたと思ったら、オペラとかそっちの方に行ってしまってるんですね。一体どんな曲書いてるんだろう。
テリー: 「あの鐘を鳴らすのは〜」は、いろいろ収録もされているみたいですが、ごめんなさい。
この曲は私も知りません。バラードですか?
伽 羅: えっと(^^;)。聴いたことあるんでしょうねえ。
でもでもわからなくってごめんなさい。「いくつになっても大事なメッセージ」、素敵ですね。心を癒してくれる音楽、絶対に必要ですよね。

アブラヤ:

チリアーノさんの事を尊敬します…「ありがとう」って素晴らしい言葉ですよね。
辛いときや、くじけそうになった時に、周りの人達から支えられて生きているという気持ちを持てれば、心の底から「ありがとう」という感謝の気持ちになりますよね。(o^^o)

2 幻の人/茶木みやこ 寺山寿和/茶木みやこ 1977
チリアーノ: 歌謡曲というよりフォーク?横溝正史シリーズ(1977)のエンディングテーマ。
「なーのーにー」というサビの部分のアンニュイな盛り上がりが小学生のわたしのトラウマに。いまあらためてこの曲を聴くと「幻の人」とは金田一耕介のことをうたっていたんですねえ。
テリー: ああよかった。懐かしいですね。私も横溝正史シリーズ観てました。
と、思いきや、わたしの知っているのは、同じ茶木みやこさんでも「アザミのごとく刺あれば」のほう。これは同じ番組の主題歌でも、パート2のほうでしたっけか。森田童子と久保田早紀をたして2で割ったような感じにわたしは受け取りました。
ターミー: 横溝シリーズは私も見ていたから、聴けばわかるんでしょうが、思い出せません。
すみませんです。
伽 羅: えっと(^^;)。横溝正史アワー?だったら始まる時間に「寝て」ました。子供の頃は恐そうでとても観られませんでした。でもその番組だったら、歌を聴いたことも少しはあるのかなあ。

アブラヤ:

むむむ…1977年頃のドラマだったのですか?
御免なさい・・当時の私は、テレビ・ドラマを殆ど見ていなかったように記憶しています。

3 海の底でうたう唄/モコ・ビーバー・オリーブ 尾崎きよみ/関口直人 1969
チリアーノ: ナイアガラマニアにはおなじみシリア・ポールが参加。これも「それからーあなたのー」の部分のアンニュイな盛り上がりがたまらない。   
目の前に赤茶けたフィルムのなかのツケまつげカールしたイカす女の子がゴーゴしている図がすぐ見えてくるようだ。
ターミー: ニッポン放送の「パンチパンチパンチ」のDJ三人組ですよね。シリア・ポールはオリーブで、モコは高橋基子。(ビーバーの本名は.....忘れた(^^;)69年は、フォーク系に名曲が多くて、「風」(シューベルツ)、「真夜中のギター」(千賀かほる)、「白いブランコ」(ビリーバンバン)、「フランシーヌの場合」(新谷のり子)「遠い世界に」(五つの赤い風船)、「時には母のない子のように」(カルメン・マキ)、「悲しみは駆け足でやってくる」(アン真理子)、「あなたの心に」(中山千夏)なんてのがある。
う〜ん、あの頃のラジオって、確かに先端を行く情報発信源だったですよね。
アブラヤ: おおっ!流石にこういう場面になると最年長者であるターミーさんが頼りになるのである。
そういえば…ニッポン放送の深夜番組で「マリ子産業株式会社」という番組がとても面白かったように記憶しています。(-。-)y-゚゚゚
因みにテーマ曲が、♪社員はエリート〜♪社長は美人♪(笑)
伽 羅: えっと(^^;)。海の底といえば、海のトリトンのエンディングを思い出します。
オープニングも好きだったけど...。
って結局曲のことはわからないのであった(ごめんなさい〜><)
テリー: うう。これも爆死です。すんません。ナイアガラ・レーベルから出たワケじゃないですよね。ボコボコ。海の底に沈んできます。

4 冬の色/山口百恵 千家和也/都倉俊一 1974
チリアーノ: 石油ショック時のあのくらーいムードを表現できる曲はこの曲と由紀サマの「挽歌」と思っていたら作詞が同じ人でビックリ。レコードバージョンはサビがハデすぎてあまりよくないが、「うわさのチャンネル」とかで高橋達也と東京ユニオンをバックにしっとりと歌っていたのがよかったなあ。
テリー: と、思いきや、また浮上です(笑)「あなたから許された口紅の色は」という出だしで、思わず百恵チャンのぷりぷりっとした口元を観てしまう。目元はうるうるしてるし、眉は八時二十分になってるし。もうそれだけで、せつなさと守ってあげたい的可愛さと欲望がとぐろを巻いていました。も、百恵ちゃ〜ん!
伽 羅: やっとわかる曲だ〜(^^;)。この歌私も好きです。
引退後のまつりあげは嫌だけど、やっぱり百恵ちゃん世代なんだな〜と思います。
この前清水圭さんも「なんで”〜色は匂いです〜”なんや、と思ってた」とおっしゃってました。同じこと言ってると思ってちょっと笑ってしまったのでした。
ターミー: 確かにこのレコードのジャケット写真(「ほいほい」のトップページで見れる)を見ていてわかるんですが、頬づえついてコーヒーカップを持っている百恵ちゃんの潤んだ目は、ただ者ではないですね。15才にして、表情だけで人生を語っている。
アブラヤ: うんうん!彼女は、ただ者ではなかったですよね。(うなずいている私)
それまでの彼女のヒット曲を聴いてきた私には、この曲が一転して大人っぽい雰囲気を漂わせる雰囲気だったので、(同世代としては)チト吃驚した記憶があります。

5 私だけの十字架/チリアーノ 尾中美千絵/木下忠志
チリアーノ: おこらないでください。ほんとうに好きなんです。「特捜最前線」をみるとき最後の夕日をバックにしたこの曲のギターの「ジャジャジャカン」を毎週聴いて大人になっていきました。なお我らのなかまうちでは「昨日の特捜最前線みたか?」と「昨日のチリアーノ見たか?」は同義語でした。またクロード・チアリと区別がついていない人も大勢いました。
ターミー: 「特捜最前線」は私も見てましたよ。エンディングはいつも何か「観た〜」と感じさせる話が多かったですよね。主人公も毎回変わって、都会に生きる人間模様の機微みたいなのが よく描かれてました。うん、この歌好きです。
テリー: 確かヘリコプターの空撮の大都会もバックに流れて居ませんでしたか?
あ、あれは「七人の刑事」か…ははは。でもこの曲はわたしも好きです。これとか、「Gメン」の歌とか刑事アクションにはハードなインスト、というパターンをうちやぶっていましたね。
伽 羅: 私も好きです。この歌。すごいいい歌だと思います。特捜最前線に関してはほとんど記憶がありませんが。クロードチアリだと2年くらい前まで思ってました(爆)。
アブラヤ: 御免なさい…一生懸命に思い出そうとしていたのですが(^^;)
たしか…曲の最後で♪私だけの十字架〜♪と歌われていた(男性の)曲ですよね?

番外 新宿ダダ/山川ユキ 石坂まさを/石坂まさを 1977
チリアーノ: いまだに複雑怪奇な曲です。カルト的にはメジャーな曲のようですが。廃盤屋で何度も手にしましたが買うのがなんかこわくて・・・やはりダダA/B/Cが脳裏にうかびます。
伽 羅: こ、これは...。ウルトラマンの?違うって。
もーいーかい、ダーダだよ、っていうのがありましたね...。
アブラヤ: (沈黙)…きゃ、伽羅さん!ど、どうしたのですか?
ひ、ひょっとして(恐る恐る小声で)それはあなたのギャグだったりするのですか?
え?は、はい!笑わせてもらいます。きゃはは・は・は・は(^^;)
ターミー: 確か、ダダダダダーって歌ってなかった?(そのまんま)石坂まさをさんには、「東京娘」(桜たまこ)ていうのもありました。
そういえば、山川ユキも桜たまこも一見似た顔してるなあ。(どうでもいいけど(^^;)
テリー: 曲自体はご存じなのでしょう? ぜひ買って、我々に報告してくださいね。

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