“さとこの”ベスト5歌謡曲


1 異邦人/久保田早紀 久保田早紀/久保田早紀 1979
さとこ: アイドル全盛期が始まる時に登場したのがこの人の不運。
一発屋で終わるにはもったいなすぎる個性でした。
伽 羅: この歌はインパクト強かったです。声といい、メロディーといい・・・。
25時だったかな?次の曲を明星の歌本で見たのが最後でした・・・(爆)。
あの人は今系の番組でも見たことないんですが・・・。
ターミー: この次が「25時」という曲らしいんですが、なるほど見事に聴いたことない。(^^)
「一発ヒットベスト10」があれば、上位確実ですよね。ルックスも悪くなかったし、曲作りも才能あったのに何故すぐ消えたのか不思議。
テリー: 久保田早紀さんは初期の3〜4枚はアルバムも聴きました。
というか、バンド仲間のi君がファンだったので、聴かせられたというべきでしょうか。
「白夜」「天界」「25時」…「久保田早紀はプログレだ!」というのが彼の持論。確かに音だけきくと英国の「ルネッサンス」みたいだが(笑)何しろこの「異邦人」の印象が強すぎて、他の普通の(?)曲が霞んでしまう。後に、たとえば「オレンジ・エアメイル・スペシャル」とかあるけど、いいものを書けば書く程、しがらみのように「異邦人」のイメージがついてまわる。アルバムだと苦労の後がわかります。

現在は久米小百合さんというお名前で、賛美歌やゴスペルなどを地道に歌ってらっしゃる様子です。ふっきれた、きっと素晴らしい音楽になっているでしょう。

アブラヤ:

おおっ!!テリーさん…いきなり気合いの入ったコメントなので圧倒されてしもうたっす。そういえば当時、ユーミンが何処かのインタビューで「そうね。私が思うに、彼女は一生に1曲だけ名曲を残せるタイプの人じゃないのかな?」と仰っていた記事を拝見した事があったのですが、たしかに彼女のファーストアルバムに収録された曲は正直言って「異邦人」以外は殆ど印象に残っていないですね。でも、この曲は彼女一世一代の名曲だと思います。

それから、現在彼女の旦那様となっておられる男性は、あの久米明氏の息子で、かつてプリズムというフュージョン・バンドでピアノを弾いていた久米大作氏なのですが、そもそも彼がプリズム脱退後に参加していたスクェアというバンドを、彼女が大のお気に入りだったっていう経緯から二人が結ばれたのだそうだ…めでたしめでたし。(o^^o)


2 ガラスの花/高田みづえ 谷村新司/谷村新司 1982
さとこ: 当時小学生のくせに、この歌が大好きでした。
テリー: うー。久保田早紀で疲れたので、パス!(あ、あのな〜!)
アブラヤ: えー。(笑)因みに私はテリーさんと違い、先程の久保田早紀で疲れている訳ではないのですが…はて?どういう曲でしたっけ?全然記憶にありまへんダス。(^^ゞ
伽 羅: この方、けっこういい曲ありますよね。歌うまかったし。

ターミー:

この当時新米サラリーマンのくせに、この歌でいたくOLの心情を理解したつもりになって、カラオケでよく歌った。
でもはたで聴いてた彼女らには不興かってたかも知れないなぁ。(^^;)

3 ミ・アモーレ/中森明菜 康珍化/松岡直也 1985
さとこ: 明菜の真骨頂。
この当時の、鳥肌が立つような 凄みのある歌唱力を、早く取り戻して欲しいです。
ターミー: インストゥロメンタルの松岡直也が珍しく書いた歌謡曲。
明菜のスピード感ある歌唱もよかった。この頃には既に貫禄みたいなものがあったな。
アブラヤ: おおっ!あの松岡直也さんが明菜ちゃんに曲を提供したのですか?そりは全然知らなかったばい…。彼は我が国に於いて、かなり昔からサルサを演奏していたのですが、とても素晴らしいピアノを弾くミュージシャンであります。因みに、久保田早紀さんのコメントでチラッと名前が出てきたプリズムのギタリストである和田アキラ氏も、一時期ですが彼のバンドに参加していましたが…あれれ〜?たしか明菜ちゃんの話だったんだよね?ごみん!!(^^ゞ
伽 羅: この頃はすごい声量を誇ってましたよね。せっかく戻ってきたんだもの。
頑張ってほしいです。女優としても良いと思うんだけどなあ。
テリー: しかし明菜ちゃんの不遇はいつまで続くのでしょう?
確かに色々あったのだろうけど、本人悪くはないのではと思うな。素材としては間違いなく大歌手の器。表現力の濃さも天下一品でしょう。
この機会に彼女には音楽創作を勉強していただきたい。自分の「音」をみつけるために。

4 悲しいね/渡辺美里 渡辺美里/小室哲哉 1987
さとこ: 小室のてっちゃんの曲も、この当時は好きでした。
伽 羅: この頃はまだ、小室っちが人に書いた曲は、たまに売れる程度だったんですよね。
美里サンのボーカルの力も大きいですよね。
テリー: たしかに、このころの小室のほうが私も好きでした。素直だった気がする。
美里さんが「My Revolution」でばーっと出てきた直後、似たキャラクターの女性ロックシンガーが何人かデビューしたけど、気が着けば本家(?)の美里さんだけ残って、あとは思い出。厳しい!現在のCoccoや宇多田ヒカルちゃんなども、どうなっていくのやら。
ターミー: 85年から90年にかえては日本におらず、どんな曲かわかりません。
うぅ、♪悲しいね〜ぇ、悲しい〜ね。(何故か郷ひろみになっちゃう)
アブラヤ:

たしか渡辺美里さんってミス・セブンティーン出身だったんですよね?
(しかし…なんで40親父の私がこんな事知っているのだろうか?)
たしかにテリーさんの仰るように、現在我が国では若き女性シンガー達が花盛りですよね。
しかし正直な気持ち、皆同じ様な楽曲、サウンド、唱法、目つき(笑)で、没個性も甚だしいと40親父は最近になって憤慨しているの心だ〜。(`ヘ´)


5 まちぶせ/石川ひとみ 荒井由実/荒井由実 1981
さとこ: 高音のきれいな女性歌手に弱いです。太田裕美の「さら ばシベリア鉄道」を次点に。
伽 羅: 「高音のきれいな女性歌手」、私も好きです〜。これを聴いたとき、「やるじゃん」と思ったものです。「さらばシベリア鉄道」もいいですね〜。好きです〜。
ターミー: 荒井時代の名曲。オリジナルの三木聖子はこの後、「三枚の写真」という佳曲を歌ってるんですが、調べたら石川ひとみも「まちぶせ」の後にこの曲を出してる。
連続カバーというのもちょっとやりすぎかな、こちらはあまりヒットしなかった。
テリー: この曲がくると必ず思い出すのが、わりと最近のユーミン自身のテイク。
「他の人がくれた〜」のところ。いや、アイドルが歌うと許せるけどね。
本人のは女のおどろおどろしさが前面に出てるようで、ちょっと引いてしまいました。
(ユーミン好きな人ごめんなさい!)
アブラヤ: そっか…ユーミンが荒井由美時代に書いた曲なのね。それに最近になってセルフカバーもしているんだ?しかしサーフ&スノウ(笑)の彼女にしては珍しく、陰湿でチト怖くなるようなタイプの女性を描いた歌ですよね…どちらかといえば、あの中島みゆきさんが書きそうな世界だにゃ…。ブルブルッ!!(T^T)


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