☆TAKEのベスト5歌謡曲

いつもは洋楽ロック系のボードに出入りしている☆TAKEです。
実は私「ザ・ベストテン」全盛時の78〜80年頃小学生で、黒柳徹子に「よいこのみなさん、早く寝ましょうね」と呼びかけられていた世代です。で、早熟ですが当時、大の歌謡曲マニアだった訳で、今回はその頃を思い出しつつ、参加させていただきます。

1 サムライ/沢田研二 阿久悠/大野克夫 1978
☆TAKE: 小学生の頃の私のいちばんのアイドルが彼でした。
キザで、ちょっと男臭い歌詞がとてもカッコよく感じられました。
この曲のエンディングでで彼はドスにライトを当てるというパフォーマンスを演じていましたが、カッターナイフで真似して、学校の先生に怒られた経験があります(笑)。
テリー: おお、出ました。ジュリーと言えば、コレも忘れちゃいけません。
ダンディズムですねー。男だってしびれますよ。この頃のジュリーを生でみたかった。
伽 羅: うーん、いいですね〜。かっこよかったです。今NHKのドラマに出てらして、劇中でちらっと歌ったんですけど、やっぱりかっこよかったです。
ターミー: アラン・ドロンと彼の奥様(元)ナタリー・ドロン共演の映画「サムライ」にInspireされた曲。私は、このナタリーには惚れました。特に、「個人教授」という映画では、その後人気の出た相手役のルノー・ベルレーが羨ましかった。これを原作にして、漫画も書いた。途中で挫折した。今は昔.....。あ、話が横道にれましたね。(^^; 
ジュリーは、「ザ・ベストテン」が一番似合ってた歌い手さんでしたよね。
  アブラヤ: え〜っ?ターミーさんが漫画を書いていたっていうのは初耳であります。
そう云えば当時の阿久悠さんの作詞って「勝手にしやがれ」「追憶」「抱きしめたい」etc…映画(タイトルだけ?)にインスパイアされたモノが多かったように思います。

2 宿無し/ツイスト 世良公則/世良公則 1978
☆TAKE: 沢田研二に次に私が好きだったのが世良公則。
ほうきをスタンドマイク代わりに振り回して真似していました。
未だに歌詞を見ずにフルコーラス歌えます。
伽 羅: これまたいいですね〜。
かっこよかったです。(☆TAKEさまともお話があいそうですわ!)ビデオなんかで今観ても世良さんてばかっこいいです〜。でも出来れば昔の歌をボサノバ調とかにして軽く歌うのはちょっと寂しいからやめて欲しな〜。なかなか別モノとして思えなくって。
ターミー: 世良公則は、「極妻」でのやくざ役が、よかった。
ラストに近いシーンで、チンピラに撃たれ血だらけで倒れている世良を放心して抱く恋人役のかたせ梨乃.....。どうも今回は、映画の話ばかりやなあ。
これは、「あんたのバラード」の次の曲でしたね。
右手にマイクを持ち、がに股で歌うのがよかった。
テリー: 大股開きでジーパンのケツが破けそうなアクションでしたね。
このバンドのギタリストのダブルノートばっかりのプレイが結構好きでした。
ふとがね金太は……どうでもいいのか(爆)

アブラヤ:

ツイストですか?エッとですね、「それがどうした?」って言われてしまうのでしょうが…「あんたのバラード」の頃に、ツイストにギターで参加していた関口っていう男は私の友達だったりしますが…因みに彼は現在、都内で生保関係の仕事をしています。
彼曰く「ちゃんと俺達はレコードでも演奏していたんだよ。」…だそうです。

3 バス・ストップ/平浩二 千家和也/葵まさひこ 1972
☆TAKE: 幼稚園児の頃、なぜか家にこの曲のシングル盤があり、よく聴いていました。
ということで、未だに私のカラオケのレパートリーです。
オールディーズっぽいメロディ、ソウル風のホーンにこぶしの回ったボーカルが乗る、ある意味プログレッシブな曲ではないでしょうか。
伽 羅: 印象的ですよね。懐かし系の番組で一度聞いたら覚えました。平さんのお顔はあまり覚えれませんでしたが、タケカワさん(元ゴダイゴ)に似ていたような・・・?
テリー: キングトーンズが歌ったらはまりそうな3連ソウルでしたね。名曲だと思います。
平浩二さん、他にどんな曲がありましたでしょうか?この曲だけ異端のような気が…。
ターミー: 最近、NHKの「にっぽんの歌」で歌ってるのを聴きました。
伽羅さん言うように、出ぎみの前歯がタケカワさんに似てたな。
はて、もうひとり出ぎみの人がいたけど.....。(楽屋落ち)
似てると言えばこの歌、出だしが、プラターズの「オンリーユー」に似てない?
アブラヤ: ♪オンリィ〜ユ〜…待つあいだに〜♪
成る程!そう言われてみれば結構似ていますね?(苦笑)
それから「楽屋落ち」いうのは何なのですか?教えてちょ!!<_o_>

4 勇気があれば/西城秀樹 山川啓介/筒美京平 1979
☆TAKE: 西城秀樹といえば、アップテンポの曲に人気が集まるようですが、私はバラードが好きでした。この曲を歌う時の彼の目がとても輝いていたのが今でも印象に残っています。
ターミー: むむむ、この曲思い出せないぞ。79年のヒデキは何といっても「YONG MAN」でしたよね。(おいおい、ほかに何か言うことないのかあ?)
伽 羅: えーとえーとえーと・・・。
聞いたら思い出すだろうけど、今はわかりません。ヤングマンよりは後くらいですか?
ブルースカイブルーだったらよくわかるんですけども・・・。すみません。
アブラヤ: ははは…私は知りませんです〜。
やはり秀樹といえば「♪やめろっといわれても〜♪」だしょ?
私に勇気があれば、やめろっといわれても生板に上がっていたのではないかと思います。
テリー: あ、多分あれでしょう。「勇気をお持ち」と、語りかけるような歌。ちょっと異色でしね。
この間テレビで彼が「Smoke On The Water」を歌ってましたが、良かったですね〜。
そんじょそこらのロケンローラぶっとばしてました。

5 風立ちぬ/松田聖子 松本隆/大瀧詠一 1981
☆TAKE: 私がはじめて「女」であることを意識して好きになった歌手が彼女でした。
後で知ったんですが、松本隆=大瀧詠一コンビによる作品だそうで、とにかく、完成度が高い。清楚な詞、美しいメロディが当時の(あくまでも当時の)彼女にピッタリ。
特に「帰りたい、帰れない」の部分の独特な甘えたような歌唱がたまりません。
まあ、今の彼女はこの頃の彼女とは別人だ、と自分に言い聞かせていますが・・・(笑)。
伽 羅: 同タイトルのアルバムは、今風に言えば大瀧詠一プロデュースってことになるのかな?
でもこのアルバムは財津和夫とか杉真理とかも提供してますけどね。
「いちご畑でつかまえて」なんかめちゃめちゃかわいいです〜。かわいいといえば、このアルバムのジャケットの聖子ちゃんは、「生まれ変わったら絶対こんな顔になりたい」と思わせました。今の彼女は・・・思いません(爆)。
テリー: 聖子ちゃんはもろに私とは同世代。なんとか弁護してあげたいんだが。
「今」の聖子ちゃんのやり方は、「ほいほい」では不評の方が多いかな?
あ、曲と歌唱は文句ないです。ぶりぶり。
ターミー: 堀辰雄の「風立ちぬ」は、恋人が療養しているサナトリュームのある高原の眩く光る木漏れ日の描写がとても綺麗で繊細だった。一方、こちらの「風立ちぬ」も負けていません。
<<高原のテラスで手紙 風のインクでしたためてます SAYONARA SAYONARA SAYONARA>>う〜ん、松本隆、いまさらながらおそるべし。
聖子ちゃんとSEIKOとは、ほんと別人ですね。
アブラヤ: おおっ!堀辰雄ですか?ターミーさんもしっかり読んでいたのですね?
やはり日本を代表する避暑地である軽井沢にて、聖子ちゃんとチャリンコに乗ってサイクリングをしたい…とは絶対に思わないのだ。(苦笑)
何はともあれ、彼女は大変に逞しい女性だと思います。<_o_>

普段、ロック系のマニア話をかましてる私も、この頃のことを語ると、単なるミーハーになってしまいます。
でも、たまにはこんなのもいいかな、と思ってしまいました。

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