NULのベスト5歌謡曲


1 女の子なんだもん/麻丘めぐみ 千家和也/筒美京平 1973
NUL: 当時から大好きだった曲。20数年間好みはかわってないということか。
伽 羅: ストレートなタイトルだなあ・・・。かわいい。
こうしてみると、「麻丘めぐみ」っていう字面がもう可愛いですね。
顔の愛らしさとピッタリです。あの〜伽羅さん、曲については・・・。
アブラヤ: そういえば…いつだったか忘れてしまいましたが、或るラジオ番組のゲストに麻丘めぐみさんが出てきたんですよ。そしてアイドル時代の思い出話などを色々と語っていたのですが、彼女曰く「私の地声は無茶苦茶低いのでレコーディングの時は、本当に死ぬ思いで限界まで高い声を出していたのよ。」と語っていたのが印象的でした。たしかにラジオで喋っている彼女の声はドスが効くほど低かったのでありました…。
テリー: うち「ほいほい」では、スタッフの露骨な趣味で、まず第一に「シンシア」となってしまうので(笑)どうしてもまっさきに比較してしまうなあ。
プロダクションワークの違いかな、やっぱり歌詞かな?

ターミー:

彼女、シンシアのデビュー翌年に新人として出て、アイドル歌謡の確立に一役担ったあと、シンシアより先に引退した。笑っていても泣き顔で、心細そうに歌っていた。
再デビュー後、落ち着いた風情の中に、時折見せるおっちょこちょいな言動と意外な姉ご肌を持つ彼女に、人生の時の流れを感じた。

2 森を駈ける恋人たち/麻丘めぐみ 山上路夫/筒美京平 1973
NUL: アップテンポの軽快な曲です。
彼女の曲は白い部屋とかほかにも好きな曲が一杯ありますが、その中でも大好きです。
同じようなメロディのくり返しも魅力的です。
ターミー: 前回のHAGGYさんもこの曲を挙げてました。確かにいい歌ですよね。
以前、掲示板でもコメントしたけど、山上路夫さん、もっと研究されていい方です。
オリックス、イチローに隠れたベイスターズの鈴木尚みたいな存在。
テリー: ・・・というわけで、私の中では麻丘めぐみさんは永遠の2番手かもしれない。
お好きな方ごめんね。JRの「ナイスミディ・パス」だっけかのポスターに彼女が起用されていて、「ああ、俺も年取ったな」と愕然とした覚えがあります。(悲)
伽 羅: アイドルって何か森とか高原を歌わされるのかしら・・・。曲のほうは覚えてません。
すみません。決して記憶のない年齢ではありません・・・。
いや20歳なんだけどさ・・・(うふ)。

アブラヤ:

ははは…森とか高原ですか(笑)、しかし流石に此処数年来、生活感をまったく感じさせないアイドルっていうのも、悉く消滅しつつあるような気がしますね。ファンにしたって(余程のオタクでない限り)、まさか彼女達が、森の妖精や高原の女神?ではないっていう事に気がついてきたのでせうか…。ま、夢がないって言えばないのでしょうが…(^^;)

3 逢えるかもしれない/郷ひろみ 山口洋子/筒美京平 1975
NUL: 郷ひろみの曲の中で迷ったけど、哀愁+イントロの華麗さでこの曲を選びました。
森岡賢一郎編曲の悪い誘惑もいいんだけれど、この曲と比べると地味ですので。
何というゲームか忘れましたが、宴会で間違えた人は飲むというのをやって、郷ひろみの曲という問題が出ましたが「逢えるかもしれない」と答えたら自分以外知らなくて、一気飲みをしたことがあります。
ターミー: おお、渋い曲が出てきましたね。
「誘われてフラメンコ」の後に出たもので、皆さん、まだ耳に<<フ〜ラフ〜ラ>>がこびりついて、この曲が忘れ去られてしまったんでしょうね。(^^)
でも、後のひろみバラードの先駆をなす重要な曲です。
アブラヤ: そっか「誘われてフラメンコ」の次に発表された曲だったのですね。
ま、たしかに地味な曲だと思いますが、ターミーさんの仰るように後々の彼のキャリアにとっては大変に意味のある曲なんでしょうね。
テリー: 確かに異色なので、みんな忘れていたんでしょう。野口五郎が歌いそうですもんね。
伽 羅: 昔ディズニーランドでアトラクションに並んでいた時、あまりに暇だったので小声で「歌しりとり」をやって、自分以外知らないというのが多かったことを思い出しました。

4 くやしいけれど幸せよ/奥村チヨ 山上路夫/筒美京平 1970
NUL: NHKの昼の歌謡曲で知りました。
ラジカセが故障中で友達にエアチェックしてもらいました。(A面にいしだあゆみ、B面に奥村チヨ)当時の自分にとって奥村チヨの歌って色気がありすぎて鳥肌を立てながら聞いていました。でも他の歌手が普通に歌っているのを聴くと、今度は物足りないのです。
「川の流れのように」も好きでした。「涙色の恋」も昔の曲ぽくて好きです。
どうせナツメロを聴くんだったら古臭くなくちゃぁね。
ターミー: 元祖フェロモン歌手、と言っては実力派チヨさんには失礼かな。
彼女の場合、やはり、なかにし礼との恋三部作、「恋の奴隷」、「恋泥棒」、「恋狂い」につきちゃうなぁ、私は。歌詞に見えるマゾっぽさは、礼さんが実際に受けたお兄さんからの仕打ちにじっと耐えている内に醸成されたものかも知れない。そう思うと、歌詞の過激さも納得できる。
アブラヤ: そうですね。なかにし礼さんの人生って本当にドラマになりそうなくらいに(あ、なっているんですね)波瀾万丈だったようですね…。またチヨさんに歌詞を書いて欲しいにゃ。
ところで「くやしいけれど幸せよ」と言われたら、咄嗟に「いいじゃないの幸せならば」と突っ込みを入れたくなるのは何故なのだろう…はて、どんな歌詞なんだろう?(-。-)y-゚゚゚
伽 羅: 確かに、せっかくナツメロなんだから古臭いほうがお得かも?!
テリー: そうですね〜。フェロモン系。でも「終着駅」だってありますし。(笑)
古臭いほうが得、は名言です。ちょっとメモらせてもらおっと(笑)

5 思春期/紅谷洋子 千家和也/筒美京平 1973
NUL: 一年前まで知らない曲でした。耳に残るイントロが好きです。
ちょっぴり演歌っぽいところもグー。現在は真咲よう子(漢字に自身なし)という芸名で演歌をやっているそうです。千家和也さんの曲って語呂が良くて好きです。
歌詞が75調なんです。
ターミー: NULさんの選曲もオール京平さんでしたね。しかも、ちょっとマイナーな曲で纏めていて渋い。その他の推薦曲では、「恋のレッスン」、「あなたならどうする」あたりが好き(この2曲も京平さん)。千家さんと言えば、山口百恵とのCollaborationがやっぱり目を引く。
デビューの「としごろ」から12作目の「愛に走って」まで連続して手がけ、阿木耀子の「横須賀ストーリー」を挟み、「パールカラーにゆれて」、「赤い衝撃」で千家さんの百恵ワールドは終わる。百恵、青の時代を表現しつくした人だ。
伽 羅: 千家和也さん、いいですね〜。この曲は知りませんが、作詞作曲のコンビがいいですねえ。
アブラヤ: 実は10年ほど昔、私の友人が真咲よう子さんのマネージャーをやっておりました。ホイでもって彼から、真咲さんのキャンペーン用ステッカーを山のように貰ったことが有るのですが、「こんなもの捨てっか〜?」(自爆)と処分した事があったっす…。(^^;)
テリー: 真咲ようこ……聞いたことがあります。この名前でヒットなかったっけ?
そうかーターミーさん、百恵ちゃんというとどうしても宇崎・阿木になっちゃうけど、千家和也さん忘れちゃいけないんですねえ。反省。

その他の推薦曲
「恋のレッスン」小林麻美、「あなたならどうする」いしだあゆみ、「ひとり歩き」桜田淳子
「湖の決心」山口百恵、「あなたにあげる」西川峰子、「雨の日のバラード」渚ゆう子
「恋のアメリカンフットボール」フィンガー5                       (by NUL)

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