“もーつぁるつ”のベスト5歌謡曲


1 風/はしだのりひことシューベルツ 北山修/端田宣彦 1969
もーつぁるつ: これは音楽の教科書にも載ったほどの名曲らしいのですが、ちゃんと聞いたことがありませんでした(何せ私まだ生まれていなかったものですから)。で去年、テープを買って何気なく聞いたところ、美しいメロディーにすっかり魅せられてしまいました。
♪プラタナスの枯葉舞う、ってところが好きです。
伽 羅: 今の歌も聴きつつ昔の歌をわかってくれる、あなた様とは気が合いそうです〜(笑)
私にとっては教科書ソングでした。私より後の世代の人にとっては「夢をあきらめないで」(岡村孝子さん)のような感じかな。ちょっと上の人たちがTVやラジオで聴いてた歌、という・・・。タイトル通り、流れるようなメロディですね。
アブラヤ: 私もこの曲には、当時の想い出が色々とあるのですが長くなるので割愛しますね。(笑)
たしか♪プラタナスの枯葉舞うってところは、北山修さんが歌っていたような気がします。
それから、シューベルツには若き日の(ジローズ結成前の)杉田ジローさんも参加していましたっけ。はしだのりひこさんはシューベルツ解散後に、クライマックスなるグループを結成して「花嫁」という曲も大ヒットさせていますが、その後に作ったエンドレスというグループで「時は魔法使い」(1972年)を発表するものの、残念なことに此方の方はヒットするには至りませんでした。結構良い曲だったのですけれどもね…。
ターミー: 僕らの世代(昭和30年代前半)では「花嫁」とこの曲は遠足ソングの定番。
バスの中で皆んなで唄うんですよー。(バスガイドさんもいっしょ)
♪人は誰もただ一人 旅に出て〜。(うひゃ〜恥ずかしい、でもほのぼの)
ところで、はしだのりひこさんって、イルカに似てない?

テリー:

最初に、もーつあるつさんのようなお若い方にご投稿いただくと、我々親父連として非常に嬉しい!思い出話とハラホレコメント中心のお気楽サイトですが、単なるノスタルジーだけで営業しているワケではありません!(ほんとか?)これを機会に、昔のうたのシンプルでピュアな部分を、さらにつきつめてほしいものです。えー、この曲、確かに美しいメロを持ったカレッジフォークの元祖のような曲ですね。でも、背景に学生運動のあの映像が感じられて、少し悲しくなりますね。ずっと後の世代ですけど。
ターミーさん、イルカとはしだのりひこですか?B&Bの洋七にも似てない?(笑)

2 瀬戸の花嫁/小柳ルミ子 山上路夫/平尾昌晃 1972
もーつぁるつ: この歌も僕の生まれる前のものでしょうが、あまりに有名なのでよく知っております。
替え歌もされたようですが、とてもいい曲だと思います。
平尾昌晃先生は素晴らしいですね。
伽 羅: 流行ってたんだと思います。子供たちがみんな替え歌歌ってたような気がする・・・。
いや、私も生まれてないんだけど〜(核爆)
アブラヤ: そうですね。まだ伽羅しゃんは昨年に成人式を済ませたばかりだから、リアルタイムで知っている訳ないですよね。(笑)いや〜、本当に大ヒット曲だったように思います。1972年といえば、山本リンダさんの「どうにもとまらない」や郷ひろみの「男の子女の子」等々、此処で話題になるようなヒット曲がテレビやラジオから流れていた年だったように思います。
未だ八重歯が愛くるしくて初々しかったルミ子さんと、現在の彼女では隔世の感がありますが、男だったら泣いたりせずに父さん母さんを大事にしなければと思っています。(o^^o)
ターミー: 黄色のミニのワンピース(襟元はレースのフリル)に白のエナメルのベルトをして今はない八重歯をみせてニッコリ笑うそのお姿を、今日想像出来るでしょうか。(^^)
この曲は当時、国民的支持を得た名曲でした。

テリー:

シンシア、真理ちゃん、ルミ子さんが当時のアイドル三人娘でしたが。その中でルミ子さんが一番保守的というか、正統派歌手だった。すこし演歌っぽい印象でした。
まさか後々、ああいう派手な人生を歩まれるとは…いや、失礼(笑)

3 或る日突然/トワ・エ・モワ 山上路夫/村井邦彦 1969
もーつぁるつ: とにかくキレイってイメージの歌です。ウットリしてしまいます。
他に、「誰もいない海」も好きです。
ターミー: 中学1年のときに初めて聴いて、これは今までの歌謡曲とは全然違うなって。
まず詞がとても新鮮だった。前奏もいい。そしてメロディーも。
でも私の場合、野球部の先輩が俺この歌好きだーといいながらよく口ずさんでたので、この曲聴くとあの汗くさい部室を思い出すのですよ。(^^;
伽 羅: 声が奇麗ですよね〜。白鳥さん、ですよね?(違ったらすみません)
テリー: はい。ことある毎に私も押しているトワ・エ・モワ。昨年涙の再結成アルバムがでましたが、アレンジを今風にしてもぜ〜んぜん無理がないっ!いかに村井さんの楽曲が当時からハクいものだったか。しかしヴィジュアルは時の流れを感じさせますが…(フクザツ)
アブラヤ: うんうん。本当に良い曲ですよね。そう云えば昨年、テレビで再結成トワ・エ・モワを拝見しましたが、テリーさんの仰るとおりヴィジュアル的には時の流れを感じました。しかし白鳥さんはずっと現役で歌っていらっしゃるせいか、あの美しい歌声は健在で嬉しかったです。
そうそう、もーつぁるつさん同様に私も「誰もいない海」は好きですよん。(o^^o)

4 戦争を知らない子供たち/ジローズ 北山修/杉田二郎 1971
もーつぁるつ: 最初は「なんや、変な題やなぁ」と思ったんですが、リズムがとてもいいですね。
杉田二郎さんという方はいい声をしてらっしゃると思います。
ターミー: いやー「戦争を知らない子供たち」を知らない子供たちが増えてる訳ですねぇ。
僕が生まれた昭和31年は「もはや戦後ではない」と経済白書に唄われた年だったけど、物心ついた時にはまだ傷痍軍人さん達が、街の地下道とかでアコーデオンをひいて生計をたてていて、戦争のなごりっていうのがかすかだけどあった。ベトナム戦争とかもあって、戦争が現実感をもっていた時代だったので、この曲も受け入れられてたんだと思うけど、昭和40年生まれ以降の人にはピンとこないかもなぁ。
テリー: 曲の出だし「せんそうが…」の「せ」にアクセントがあるのは、日本語の作詞としてはおかしい、ということを、亡くなったクラッシックの作曲家・黛としろう先生がつっこんでた。
ばかやろう!でも、確かに浅草「せんそう寺」に聴こえるがな。むーん。自衛隊の海外派遣が現実になったいまこそ、ほんとはこの歌の意味を考えてほしんですけどね。
伽 羅: 杉田さんを初めて知ったのは、ANAKという歌の時でした。
後〜になってこの歌って!という感じでしたが、こんな歌を大切にしていきたいですね。
アブラヤ: そうですね。私は戦争を体験していませんし、殺戮の現場に居合わせた事もありません。
ましてや過酷な状況で生死の境を彷徨ったりした経験もありません。そして御陰様で、このようなお気楽で脳天気なサイトを老若男女4名(笑)で運営している訳なのですが、一人でも多くの友人達とコミュニケーションを図れたら素晴らしいな〜という思いで一杯なのであります。それに寄る年波のせいか(笑)、これ程までにポジティブで、純粋無垢な歌を聴いていると不覚にもホロッときてしまう「戦争を知らぬ親父達」なのであります。

5 白いギター/チェリッシュ 林春生/馬飼野俊一 1973
もーつぁるつ: この方達の歌はそんなにたくさん知らないんですが、「てんとう虫のサンバ」や「なのにあなたは京都へ行くの」はあまりに当たり前かと思って敢えてこれを挙げてみました。
なんか寂しくなるような短調がgoodです。
テリー: チェリッシュも、活動当初は何人かメンバーがいたバンドだったという話を聞いたなあ。
ほんとに名曲が多いですけど、私は、「ひまわりの小径(こみち)」とか好きですね。
えっちゃ〜ん(#^^#)
伽 羅: 「ひまわりの小径」とかも好きです〜。
てんとう虫があまりに有名なので、そういうお気楽な歌ばかりのイメージでしたが、カラオケで歌ってみると、案外いろいろ知ってたし、いい歌なのでした。
アブラヤ: 白いギターと聞くと咄嗟に、大昔に日テレ系で放送されていたTVジョッキーの人気コーナー“奇人変人大集合”(知っている人は何人いるだろうか)に於ける目玉賞品を思いだしてしまうレトロ親父は私です。(^^;)しかし…白いギターに変えたくらいでウダウダ言うような娘さんなど、昨今では存在しないのではないでせうか?あ、その前に白いギターを弾く人も見かけませんが…。(笑)
ターミー: チェリッシュ、名曲が多いですよね。皆さんが上げられた他に「ふたりの急行列車」とか「若草の髪かざり」とかもいいよね。
おふたり、今でも若夫婦てな感じなのも、考えてみればちょっと凄い。

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