“ゴーゴーかけふ”のベスト5歌謡曲

私が好きになると売れなくなるというジンクスがあるほど、トップに上ろうとした人でも、ガッタ、ガッタと足元をすくわれていきます。ただ自分自身、トップの栄華を極めている人より、少し薄日がさしたような人が好きですが、女優でいけば、にしきのあきらの奥さん永島暎子さん(映画「竜二」の奥さん役)とか片桐夕子(元日活ロマンポルノの人)などが好きでした。そんな私が好きな歌は。。。(by ゴーゴーかけふ)

1 乙女のワルツ/伊藤咲子 阿久悠/三木たかし 1975
ゴーゴーかけふ: この人ほど、めぐり合わせが悪いというか、ついてないという感じが強い歌手も少ないのでは、、、多分本人にも問題はあると思うけど、もう一息という感じがいつもします。
所属の東芝EMIというアイドル慣れしていない会社だからだめだったのかな。
とにかくこの歌を聴けば泣けるときがありました。
伽 羅: 良い歌ですよね。・・・ってちがう曲を思い描いてる恐れもあるんですが(^^;)。
東芝EMI、最近は所属アーティストがどれもこれも大当たりでうらやましいことです・・・。
アブラヤ: あ、でも「乙女のワルツ」は結構ヒットしましたよね?当時(高校二年生だったにゃ)TVや
ラジオで頻繁に流れていたような気がしまふ。ただ彼女の思い入れたっぷりの歌唱もそうな
のですが、バックの大時代的なストリングスのアレンジには唖然とした記憶があるっす…。
テリー: 歌唱ももちろんのこと、「ひまわり娘」とともに、メロだけとりだしても素晴らしい名曲だと思います。めぐり合わせ……う〜ん。歌が巧すぎたのかもしれませんね。
それに楽曲も、ねらったんでしょうが、ややオールドファッションだった気はします。
曲の良さとは別に。でも、これもエバー・グリーンとして残った。
残酷で皮肉な感じもしますけど、それもポップ音楽の面白いところではないかと……。

ターミー:

そうおっしゃる雰囲気はあるにはあるんですが、彼女の歌をベスト5にあげる方が結構いる。20年経ってもいいものはいい。時代の風雪に耐える歌を残してくれた彼女に乾杯しましょうか。

2 our history again/ダウンタウンブギウギバンド ?/?
ゴーゴーかけふ: NHK大河ドラマ「獅子の時代」に使われていた曲。歌詞がすばらしい。ダウンタウンのCDは色々復活してますが、これが入っているのにはまだ、出会っていません。
伽 羅: 歌詞がすばらしいというのはいいことですね〜。良い歌なのにCDになってないとか、よくありますよねえ。そう言えば昔NHKのドラマのテーマ曲で、すごく気に入ったんだけど誰が歌ってるのかもわからない歌があったなあ・・・。もうメロディーも覚えてないけど…。
テリー: えーと、このドラマは維新戦争を扱っていて、大河にしては時代設定が新しめ。菅原文太さんと加藤剛さんのダブル・キャストも異色で「へえっ」と思って観ていました。私も記憶がとぎれがち。ぜひもう一度聞きたいですね。ダウンタウンについては「ロックのアブラヤ」さんがネタを持っているのでは? と思うので、ちょっと期待して(笑)
アブラヤ: あわわ…。テ、テリーさん!「ロックのアブラヤ」なんて言い方止めてくれるぅ?(^^;)
ダウンタウンですか?そうですねぇ〜、大昔にオナッターズというオナゴ三人組のグループ
と同じステージを踏んだことがあるのですが、彼女達の中に小川菜摘ちゃんという娘はんが
おったのですが、後に浜ちゃんの嫁さんになってもうた…。え?ダウンタウンだしょ?(^^ゞ

ターミー:

僕らがダウンタウンと言えば、二人組の方ではなくてこちらの方を指す。
「スモーキン・ブギ」、「カッコマン・ブギ」、「買物ブギ」の疾走感、「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の <<あんた あのこの 何なのさ>>の捨てゼリフ、恰好良いがカッコイイに変わったのは、彼らの功績だ。

3 白い風よ/桜田淳子 石森史朗/桑原研郎 1975
ゴーゴーかけふ: 大竹しのぶが主役のNHKの朝連続ドラマの挿入歌。桜田淳子はいい子でした。まじめな人だったと思います。だからこそ、あんな結末を迎えたのでしょう。その淳子の個性がもっとも出た曲がこれではないかと思います。彼女で思い出すのは、「芸能人相関図」裁判に関するインタビューを受けているときに、泣きながら「人は人を裁けないと思います」といっていた様子です。まだ彼女が確か高校生だったころ。
アブラヤ: あ、私もそのインタビューを覚えています。彼女がポロポロと大粒の涙をハンカチで拭きな
がら「私って人一倍心が繊細なタイプの女性なので…」と語っていた姿が印象的でした…。
テリー: ううむ。お気楽悪乗りサイト「ほいほい」では、例の問題は、プッツンネタとしてターゲットにしていますが(俺だけか?)ちょっといけなかったですね。反省しましょう。
東北人は純粋なんですよ。私のように。(爆)
ターミー: 彼女も意外と(ちょっと失礼ですが)この「ほいほい」では登場回数が多い。
音楽的にもっと評価されてもいいと、最近思う様になってきた。
伽 羅: うーん。昔の歌はけっこう懐かしく、好きだったものもあるし
懐かしの何とか系番組とかで見たいんだけどなあ・・・。

4 街角のラブソング/南沙織 つのだひろ/つのだひろ 1977
ゴーゴーかけふ: 確か作ったのは失恋レストランを作った人だったのではないかな。「早春の港」や「色づく街」も好きですが、この曲も彼女の晩年の曲ではテンポがこぎみよく大好きでした。ただ、この頃から、彼女は芸能界から近くいなくなるのかなというイメージが出てきました。
伽 羅: やっぱり強いな〜。でもその「彼女は芸能界から近くいなくなるのかなというイメージが」というの、熱烈なファンだったりしたら寂しいだろうなあ・・・。
テリー: はい。作ったのはあの「つのだひろ」さんですね。
バタ臭さが売りもののシンシアにはまさにぴったりはまった曲調です。
イントロのサックスが最高。おしむらくは歌詞のノリがイマイチなとこかな?
アブラヤ: たしか…後に彼女の旦那様となった、あの篠山紀信氏の激写(笑)で「GORO」のグラビアを
飾った頃の歌ですよね。あの頃はTVなどでシンシアを見かける機会もめっきり減ってきたように思うのですが、件の激写で垣間見られる彼女の表情は、既に長い黒髪の乙女ではなく、憂いを含んだ大人の女性の顔でしたっけ…。
ターミー: なかなか通な選曲ですね。(^^)ゴーゴーかけふさんがおっしゃる通り、この頃のシンシアは廻りのタレントと一線を引いたような醒めた雰囲気がありました。そして翌年の78年、着ていたステージ衣裳をチンドン屋みたいと言い残し、ほっとした様な表情を浮かべながら引退していきました。

5 パパはもうれつ/しのずかまゆみ 阿久悠/中村泰士 1974
ゴーゴーかけふ: 今は物まねなんかやっているはずですが、この曲はパンチがあって好きです。
私の仕事で毎年1回は利用する田舎温泉で、50近いストリッパーの人が今でもこの曲と
「頬にキスして」をいまだにBGMに使っているのには毎回ながらショックを受けます。
2曲とも私の好きな曲だから。。。
テリー: 某Fテレビのものまねによく出てきたあのひとですよね。
50近いストリッパーさん………うう、それだれでショックというか…マニアックというか…。「まな板」があるのかどうかは想像したくもな………(やめれ!バキボコッ!)
アブラヤ: むむむ!!「パパはもうれつ」でっか?なんか咄嗟に小川ローザがスカートを押さえるCM
を思い浮かべる私は40親父っす。(そりがどうした??)
しかしなぁ…曲名は何処かで聞いたことあるような気がするのですが…生憎と肝心の曲を覚えておりません。因みにテリーさん、「まな板」ではなくて「生板」が正解ダス。(爆)
ターミー: すみませ〜ん、聴けば思い出すんでしょうが、記憶になくて...。
伽 羅: うーん、モウレツなタイトル。
彼女はものまね番組でしか知らなかったですが、歌は上手いですよね。

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