KAJのベスト5歌謡曲

はじめまして、70年代初頭から80年代中頃にかけてのオイシイ時代に、小中高大学生時代を過ごせた幸せ者です。勝手に思ってるだけですが(笑)60〜80年代歌謡曲に限らず、戦前の国民歌謡やオールディーズ等も好きなので、とてもじゃないですがベスト5に絞り込めそうにありません。
ベスト5候補曲として(笑)とりあえずわかりやすいところで、ローティーン時代に好きだったアイドルポップスから5曲(なぜかスタ誕歌手メイン)。(by KAJ)

1 ひとり歩き/桜田淳子 阿久悠/筒美京平 1975
KAJ: イントロの「ビョンビョンビョン・・・」という音だけで70年代中期を彷彿とさせてくれて好きです。人気絶頂の頃の1曲ですね。歌いっぷりも決して実力派とは言えなかったけれど、特に下手でもなかったと思います。宗教問題のバッシングが災いしてか、かつての人気や実績について語られることはほとんど無いけれど、彼女のヒット曲が巷に溢れていた自分の子供時代の想い出まで、なんだか無かったことにされてるようで、ファンならずともちょっと淋しい気がします。
テリー: 我ら「ほいほい」では、淳子はなぜか2番手3番手。スタッフの趣味とはいえ勉強不足かもしれませんね。ここ数回、淳子への投稿が続いていますので、淳子をキーワードに交流されてみても良いかもしれません。
アブラヤ: しかし前回のゴーゴーかけふさんが「白い風よ」を紹介したし、その前はGUTE IDEEさんが
「サンタモニカの風」でしょ?それに何日か前には歌謡曲掲示板上で淳子さんの話題で結構
盛り上がった訳ですし、これって所謂シンクロニシティっていう奴なのですかねぇ?(・・;)
伽 羅: >彼女のヒット曲が巷に溢れていた自分の子供時代の想い出まで、なんだか無かったことに
>されてるようで、ファンならずともちょっと淋しい気がします。

そうそう、これですこれ。私が言いたかったのは。実際売れてたはずですものね。
懐かしい歌たくさんありますよ〜。

ターミー:

フォークなんかはすっかりそうなんだけど、最近、なつかしのメロディーに70年代の曲がちらほらでる時代になって、彼女がナツメロ歌手として出てきたら、それこそ逆にもっと淋しくなってきちゃわないかな。そういうことを思う年になってきたんだとシミジミ感じる秋。

2 お元気ですか/清水由貴子 阿久悠/三木たかし 1977
KAJ: 別にメールの書き出し文じゃないんですけど(^^;
状況設定としては「木綿のハンカチーフ」に通ずるものがありますが、対話形式の「木綿の・・・」に対して、こちらはお手紙すれども、相手からのお返事が無し。なぜだかこの曲、初めて聴いた瞬間から、歌っている本人も含めて、無条件で気に入りました。歌詞も曲もアレンジも、そして声も、とってもせつなくて、名曲だと思うんですが、TVで最近の彼女の容姿を見るにつけ、違う意味でのせつなさ(笑)を感じずにはおれません。
伽 羅: うーん懐かしい!この曲はすぐに覚えてよく歌ってました。
近年佐々木ゆう子ちゃんかな、「元気ですか」という歌を出した人がいて、即座に「お元気ですか」を思い出してしまいましたよ。あの頃は、夜更かしは若さがどんどんなくなるなんて全然わからなかったのに激しく実感する今日このごろ・・・(TT)
テリー: えっと、「欽ちゃんバンド」の人でしたね?(爆)
曲は……ううむ。すみません。
ターミー: 調べてみたら、76年のピンクレディーを経て、77年頃となるとさしものスタ誕も、ビッグアイドルが出てこなくなる。77年デビューで言えば、神田広美、久木田美弥、谷ちえこ、ものえ和恵、梓真由美、ETC.。さて、何人知っています?

アブラヤ:

あいや〜!!ターミーさん、チミが揚げたアイドル歌手なのですが全員知りまへん。(^^;)
ところで由貴子さんのヒット曲って、この「お元気ですか」以外に何かありましたっけ?

3 ジャストフィーリング/金井夕子 尾崎亜美/尾崎亜美 1978
KAJ: デビュー曲の「パステルラヴ」の方が有名かもしれませんが、2曲目のこの曲もなかなかステキ。「パステルラヴ」の上品な雰囲気のアレンジと比べて、アップテンポ&ちょっとカジュアルな感じで、今聴いても充分カッコイイと思います。メジャーにはなれなかった人ですが、アルバムなんかも高く評価する人が結構いるようです。ちょっと鼻にかかった硬質のアルトが、個人的にはツボに入りまくりでした。
ターミー: 「パステル・ラブ」も亜美さんですよね。
アイドル歌手のニューミュージック界とCollaborationは、荒井由実が先駆と思いますが、亜美さんもシンシアや岩崎良美、松本伊代などいい仕事している。ところで、金井夕子には、「可愛い女と呼ばないで」という名曲があるらしいのですが、誰か聴いたことある?
伽 羅: パステルラヴしか知りません。すみません。でもパステルラヴだけでも、忘れ去られないってすごいと思ったり。金井克子ならモノマネが・・・ってちがうちがう。
アブラヤ: 私も「パステル・ラヴ」しか知りません。たしか某化粧品メーカーのCMで使われたような
記憶があるのですが…違う曲だったかしらん?チト自信がないので突っ込まないでね。(^^;)
そういえば彼女と似たような名前で、河合夕子っていう眼鏡をかけた女の子が好きでした。
たしか「東京チークガール」っていう曲がそこそこヒットしたんだけど今何してるんだろ?
テリー: 尾崎亜美がらみで私は知っています。確かに商業的にはちょっと残念な結果になってしまった。アイドルなどがイメチェン戦略の一貫として、ニュー・ミュージックのシンガー・ソングライターに曲を依頼するパターンがありますが、これは完全にそれとは違った気がします。本格派すぎたし、時代的にも早かったのかもしれませんね。

4 二十才前/岩崎宏美 阿久悠/穂口雄右 1978
KAJ: 一連のディスコ歌謡物も好きでしたが、この曲や「悲恋白書」などといったテンポの良いメジャー調の曲もお気に入りでした。最近は、自称「聴いてて元気になれる曲でーす」って感じの曲が多い気がするんですが、ちょっと押し付けがましく感じられて、私としてはイマイチ。これも世代か?(笑)むしろ、この手の曲の方が、聴いててなんだかウキウキしてきます(歌詞の内容は別問題)。それにしても、彼女も最近は、昔のように強く張りのある声はあまり聴かせてくれなくなりましたね。かつてのヒット曲を歌っていて聴かせどころを裏声でスーッと流されたりすると、なんだか裏切られた気分になってしまいます。
確か彼女ももう40代。仕方ないことだというのは充分承知の上ですが。
伽 羅: >かつてのヒット曲を歌っていて聴かせどころを裏声でスーッと
うんうん。最近そういう感じしますね。昔の歌のビデオなんかが出てくると、やっぱり感動します。ただ歌が上手いんじゃなくて、天からもらった宝物の声ですよね・・・。
アブラヤ: おおっ!伽羅さん、「天からもらった宝物の声」なんて素晴らしい表現ですね。(o^^o)
以前に誰かのコメントで書いた記憶があるのですが、彼女を見ていると本当に心の底から気持良さそうに歌っているのが、聴いている我々にも充分伝わってきますよね。
テリー: 時の流れですね。それでもヒロリン、某国営放送など見てますと、やはり声の良さ、歌の巧さはず抜けているんですけどね……。
ターミー: かってのディスコ歌謡を当時のままに歌うのは、本人自身引いてしまうところがあるのでしょう、きっと。かってカッコよかったディスコステップ(死語)が、後からみるとギャグになりかねない時代だもんなぁ。

5 ミリオン・キス/大滝裕子 康珍化/馬飼野康二 1980
KAJ: 70年代最後の年にデビューして80年代最初の年で消えて?しまった(笑)
その後は女性ボーカルグループの一員だそうですが、よく知りません(^^;
この曲、当時ラジオでワンコーラス流れたのを聴いた記憶はあったものの昨年たまたま、この曲を収録したCDを入手して、初めてフルコーラス聴きました。いやーモロ好み(笑)ずっと知らなかったのが悔やまれました。結構ハデハデなアレンジなんですが、荒っぽくも野太い声とあいまって・・・・以来、愛聴盤です。
テリー: うっ!これは……歌手名すらわかりません。(^^;)アイドルではなくて本格派という感じなのでしょうか?馬飼野さんだからアイドル?ききたいです。
伽 羅: 誰だっけ・・・(爆)。
覚えがあるような気がするけど・・・。ごめんなさい(^^;;;)
ターミー: 彼女、聴いたことあるようなないような。
その後は、AMAZONSというグループで歌っているらしい。
アブラヤ: うん。たしかに祐子さんは数年前まで、AMAZONSという女性3人組のグループで、あの久保田利伸のバックなどで歌っていた筈ですよ。とてもパンチのある(おおっ!)歌声が印象
に残っているのですが、たしかエレキベースを弾きながら「ミリオン・キス」を歌っている
姿をテレビで見た記憶があります。元々ロックバンドでガンガンやっていたそうですよ。


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