BOOK
トタン屋根のペンキ塗り
〜水性ペンキの場合〜
家の物置はトタン屋根で、ここ数年塗らなかったのでかなりさびている。
これ以上放っておけば、雨漏りしたり、もっとひどいことになる。
そこで、まず、ペンキ塗りの基礎から勉強する。
●準備
トタン屋根のペンキ塗りに適した塗料と量と色を
決める。
ペンキ塗りに適した日を選ぶ
ペンキ塗りに適しない日は、雨の日、湿度の高い
日、気温が低い日
ペンキがつくと困る部分はマスキングテープや新
聞紙などでカバーしておく
古い塗装膜やサビ、ほこり、ゴミ、汚れなどは取
り除いておく
サビ取りにはワイヤブラシなどを使う。今はホー
ムセンターに行けば、塗料コーナーに一緒に置いて
ある。
また、ペンキを塗る前にさび止め塗料を塗る。
ペンキの量:1sで畳2.5枚から3枚塗れる、との
こと。したがって、10kgで畳25枚から30枚塗れる
というわけだ。
●塗り方
ペンキはふたを開ける前に缶を逆さにするなどし
て良く振り、ふたを開けた後も良くかき混ぜる
ハケやローラーにペンキをつけ過ぎないよう、よ
くしごいてから塗る。
塗料の粘度を調整する。水性ペンキの場合は、水
を加える。
塗りにくいところから塗り始める。
乾くまでの時間は20℃で2時間。2回塗りが基準。
残った塗料は保管する。
ハケは専用シンナーなどで洗う。水性ペンキは水
で洗えばよい。
(一回しか塗らなかった。また、水もあまり加え
なかった。)
●ペンキ
多様途タイプと専門特化タイプがある。多用途タ
イプはほとんどの場所に対応します。専門特化タイ
プは適した場所が限定されていて、その場所に最適
な成分が配合されている。
油性タイプと水性タイプがある。油性タイプは耐
久性に優れ、仕上がりがきれいです。水性タイプは
臭いがなく、塗りやすく、取り扱いやすい。
●道具
ワイヤブラシ、うすめ液、ハケ、受け皿、命綱な
どが必要です。
ハケやローラーはペンキによって使い分ける。う
すめ液はペンキによって使い分ける。水性ペンキは
水でよい(10〜20%の水を加える)。
●命綱(ロープ)
●ポイント
手直しは乾いてから行なう。
一度に厚く塗らない。
塗るときはハケの柄に布を巻く。こうすると、
塗料が手まで流れてこない。
●参考サイト
www.usui-tosou.com
その他多数
●実施記録
2005年5月25日
初めて屋根に上る。サビがかなりひどい。梅の
木の下は汚れも目立つ。
ワイヤブラシとさび止め用塗料を買う。
ワイヤブラシでさびを落とし始める。
2005年5月27日
ワイヤブラシでサビ落しをする。終わる。前回
のペンキの浮いた部分もかなり落ちる。浮いた上に
塗っても意味がないので良く落とす。
夜、激しい雨になり、こすり落としたサビなど
がうまい具合に洗い流された。したがって、下に書
いたうちでいくつかの作業は不要になった。
以降の予定。
屋根の汚れを落とす。梅の木の下は土のような
汚れがひどい。洗い流す。
その次に、全体に落としたサビなどをほうきで
落とす。
その後、サビ止めを塗る。
乾いた後、ペンキを塗る。
ざっとこんな感じである。
ペンキ塗りの知識と技術はやがて自分の事務所の
屋根を塗るときに生かせると気がつく。
2005年5月28日
晴れ。今日は屋根のゴミ、汚れなどをチェック
し、サビ止めを塗る予定。乾いたら、ペンキを塗り
、終了。家のものが梅雨になるから早くと急き立てる。
ゴミ落とし、汚れ洗いを実施。隣の**さんの
奥さんが飴を投げてよこす。
2005年6月1日
ペンキとローラーなどの金を母が出す。
トタン用水性ペンキ7L 色:スカイブルー
5480円
茶色系統だと4980円だが、父が青を主張。
これから、さび止め塗料を塗る。
エンジ色なのが失敗したかなとは思ったが、後
の祭り。ペンキが親父の主張で水色のままにしたた
め。
さび止め塗料を塗り終わる。ペンキ塗りの予行
演習にもなる。
次はペンキを塗る。
11:53 2005/06/02
今日は曇りで、ペンキ塗りは見送り。
ポストにペンキ屋のパンフレットが放り込んであ
った。
8:16 2005/06/08
ペンキ塗り
一昨日、やった。初め、缶を逆さにするなどして
かき混ぜなかったという失敗はあったが、終わって
みれば、何とかというところ。
15:37 2005/06/28
終わってから二十日たった。
雨を良く弾いている。
庇部分は塗っていないが、今回はこのまま。
次回は二年か三年後。
あとがき
充分に下準備をしたつもりだったが、ご覧の通り
、けっこうミスをしている。それでも、何とかなっ
た。まあ、よしとするしかないかなという感じであ
る。
今回、命綱はつけなかったが、屋根の上は危険で
ある。ペンキ塗りで怪我をしては損なので、つけた
ほうがいいかもしれない。
また、体力をかなり必要とすることにも注意が必
要だ。
天気のいい日に塗らなければならないのと無理な
姿勢を長時間保つので、体力をかなり消耗する。
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