峠までずっと霧の中。もう明日は雨だろうとあきらめていた。
峠で昼食後、ツェルマットに向かう。
峠をおりはじめたら霧がさっとひきはじめ、山々が見えだした。氷河もしっかり見える。
テーシュで列車に乗り換え、ツェルマットへ。
ホテルの前でマッターホルンが見えた。すばらしい、晴天だ!感激!
明日はいよいよマッターホルンを近くで見るのだ。
朝曇っていたので見れないかもしれないと思ったが、山頂は晴れているとの事。
ゴルナーグラート展望台に行く登山電車に乗る。

一つ手前の駅、ローテンボーデンで降車、晴天で眺めはすばらしい。
少し下ったところにリッフェル湖があり、下りていくと湖に映る逆さマッターホルンが見えた。
湖は穏やかで波一つない。
すばらしい写真がとれた。風が吹けば波が立ち、逆さマッターホルンは消えてしまう。
この姿が見えたとはなんと幸運なのでしょう。
もう何も見なくてもいいような気になった。
山頂、ゴルナーグラートのクルム・ホテルの
テラスで昼食。
展望台からぐるっと山々が見える。
何時間見ていても飽きないマッターホルン。
見とれている間に皆とはぐれたしまった。
一応、山頂で解散になっていたので、一人で行動することにした。(下の駅に再び集まって別の山に行こうと言う計画だったらしい。)

再び一駅降りて、アルプスの花をゆっくり観察することにした。

そしてまた一駅降りて、違う高さから
マッターホルンを見る。
リッフェルベルグから見る山も、また美しい。