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レミケード
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炎症性サイトカイン・TNF-αを抑える薬で、1998年米国で承認されました。
2003年7月、日本でもリウマチ治療薬として使われ始めました。
TNF-αという鍵に取り付いてTNFレセプターという鍵穴に差し込まれるのを邪魔する薬です。しかし、人のTNFーαに対する抗体は人からは出来ないのでマウスに作らせるため、このタンパク質が人にとって異物になり、人のリンパ球が抗体を作ってしまったり、アナフィラキシーショックなどを起こすことがあるので、安全性が大きな問題点となっています。
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メトトレキサートを服用しながら、体重1kgにつき3mgを2時間以上かけて点滴するので、入院が必要です。第1回の点滴の後は、2週間後、6週間後に点滴を行い、その後は8週間ごとに点滴を行います。
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3割負担で、一回あたり約7万円かかります。
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結核の発症率が高いので、抗結核薬を併用します
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エンブレル
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TNFレセプターにTNFが結合すると炎症を起こすけれど、健康な人は、TNFの作用を抑える可溶性TNFレセプターという物質とバランスの取れた状態でいます。関節リウマチ患者の場合、このTNFが過剰に作られるので、TNFに結合して、その作用を調整する為に体内に存在する可溶性TNFレセプターが、足りない状態になっています。
エンブレルは、この体内の可溶性TNFレセプターよりも強い状態で、TNFを掴まえて、TNFが細胞表面のTNFレセプターに結合するのを阻止して。関節リウマチに効果を発揮します。
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注;人が、外からの刺激を受けるとTNFが増加し、それが生態防御に関与しているとか・・・。それが慢性化して、常に過剰のTNFが産生されていくと、いろいろな病気を起こし、その一つが関節リウマチだとの事です。
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ただ、TNFは、体を細菌などの病原体から守る働きをしているので、エンブレルの使用によって、病原体から体を守る働きが抑えられてしまいます。
というわけで、いろいろな感染症には気をつけないといけないです。
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特に注意されているのは、結核。
体の結核菌に対する防御反応として、TNFが重要な役割を果たしているといわれているからです。それと、多発性硬化症などの症状がある場合、症状が悪化したとの報告があります。うっ血性心不全の方も使用することが出来ません。
その他、いろいろ注意しないといけないことがあります。
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通常、成人には10〜25mgを1日1回、週に2回皮下注射します。
皮下注射なので、外来で行えます。
メトトレキサートを服用しなくても良いです。
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医師が、週2回、皮下注射により投与する薬ですが、希望される患者さんで
一定の条件を満たす方は、自己注射が可能です。
但し、最初から自己注射することはできません。この注射を開始してからある程度の効果が認められること、問題となる有害事象があらわれていないこと、などいくつかの条件を満たす患者さんが対象になります
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