エンブレルの話
2005年7月、自分で使い始めて、エンブレルが身近になりました。
もう一度、エンブレルの事を調べました。
ほとんどは、エンブレルを始めるにあたって頂いた小冊子からの抜粋ですが・・・
最近の生物学的製剤
2005年 エンブレル(エタネルセプト)発売
2003年 レミケード(インフリキシマブ)発売
現在のところ、日本で発売されているのは、この2つだけですが、治験中の薬はまだあります。
MRA(トシリズマブ) アクテムラ点滴として、キャッスルマン病に承認
リツキサン(リツキシマブ) ホジキンリンパ腫に承認
その他、最近承認された免疫抑制剤としては
次ページに新しい薬の話を追加しました
アラバ(レフルノミド)
プログラフ(タクロリムス)
どんどん選択肢が増えていくのはうれしいことです。
でも、どれを使ったら良いのか・・・、迷うことも多くなるでしょうね。
エンブレルについて(パンフレットより)
エンブレル皮下注射用25mgは、米国イムネックス社(現、アムジェン社)と
ワイス・、エアスト社(現、ワイス社)が遺伝子組み換え技術により開発した抗リウマチ作用を持つたんぱく質を主成分とした薬です。
この成分が、関節リウマチを進行させる原因の一つと考えられている腫瘍壊死
因子(TNF)という物質の働きを抑えることにより、関節リウマチの症状を改善
します。
用法・容量
通常、成人には10〜25mgを1日1回、週に2回皮下注射します
臨床成績
有効率(投与12週後)
10mgを週に2回 64.0%  25mgを週に2回 65.3%
自己注射について
医師が、週2回、皮下注射により投与する薬ですが、希望される患者さんで
一定の条件を満たす方は、自己注射が可能です。
注意
最初から、自己注射することはできません。この注射を開始してからある程度の効果が認められること、問題となる有害事象があらわれていないこと、などいくつかの条件を満たす患者さんが対象になります