2003年4月27日(日)
はじめて・・・
友の会の千葉支部総会に初めて出席。
昨日に続き、2日連続で千葉へ出るのはちょっと億劫だが・・・
昨日の疲れが少しあるが、今週は1日おきの勤務だから大丈夫だろう。
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講演会で、鈴木博史Drの「リウマチ治療の最近の傾向」という話があった。
概略を記しておこう。
最近のリウマチ治療のガイドラインは、数年前とかなり変わってきているらしい。
私がリウマチになったころ、最も新しいとされていたピラミッド型の治療はもう古いとか・・・
どんどん、治療方法が変わっていると思った。

アメリカでの最近のリウマチ治療のガイドラインの話
@ 早期診断、そして活動性と進行度の評価と予後の推定
すなわち、3ヶ月以内に適切な抗リウマチ薬を開始して、そのあと3ヶ月後に再評価する。
A 3ヵ月後に活動が抑えられてないときは・・・
MTXを使っているかどうか
使っていなければMTXを使ったり、MTXが使えなかったらアラバを使う。(日本では、まだリマチルだけれど・・・・)
MTXを使っていても、活動が抑えられなければ、MTXにプラスαとして、アザルフィジンやリマチルを使う。
そして、それでも効果がないときにはアラバを、それでもダメだったら生物学製剤を使う。
B 最終的に、どの抗リウマチ薬でも無効であれば障害の強さによって、手術をする。

生物学製剤の話
レミケードは
ネズミ抗体蛋白を使っているために、2ヵ月毎に点滴をして、MTXを併用する。
これは、ネズミ蛋白と言う異種蛋白が体に入るために免疫反応が強く出るので、MTXでそれを抑えるためである。
エンブレルは100%人蛋白だから、その心配はない。
週2回の注射で、単独で使用でき、その効果はMTXより大きい。
しかし、今のところ自己負担分が大きいので、患者の支払能力が問題となる。
また、1部にエンブレルが効かない患者もあるので、負担が大きいこととの兼ね合いを考えないといけない。
副作用としても、肺血症や重症肺結核があり、長期投与のリンパ系癌の心配もある。
したがって、MTXを中心とした多剤併用型が効かない重症の患者さんに、適用するのが良いと考えている。

と言うような話があった。
生でDrの講演を聞くと、非常に分りやすいのでいいものだ。
そのあと、アトラクションで、アイリッシュハープの演奏があり、柔らかい音色を楽しんだ。
また、医療相談会で数人の話があったが、私もお願いと言うことで、
「ネット上で、家族の理解を得るのは大変だという話を良く聞くから、患者さんの家族にもリウマチの話をしてほしい」と頼んでおいた。
ちょっと恥ずかしかったが、Drに話が出来る機会は今しかない!と思ったから・・
2003年4月28日(月)
診察日
2日続けて千葉へ出たので、ちょっと疲れ気味。
朝の仕事はあまり忙しくなかったので良かったが・・・

朝から顔や手が浮腫んでいる事を話したら・・・
このところあまり調子が良くないみたいだから、
リウマトレックスを1カプセル増やしましょうと言われた。
多い人では、12mgぐらい飲んでいる人もいるから心配はないらしいが、ちょっと心配。
先月、お薬を増やしたら・・・と言われたことがやはり現実に!
でも、このところの手首の痛みと指の腫れを考えると、飲んだほうが良いのだろう。
今の状態を保つには、やっぱり薬がいるのかなあ・・・
朝2カプセル、夜1カプセル、次の日朝1カプセルになった。

尿と血液の検査。
蛋白分画、MMP3が指定されていた。
合計5本・・・、何だか血液の色がどす黒い。
あまり調子が良くないので、ちょっと心配。
2週間後に、アクトネルを貰いに行くから、そのとき結果が出てるかな?
一泊旅行の前だから、悪い結果が出てない事を祈っておこう。
そろそろ、お腹の検査の話が出るかなあと思ったが、まだ何も話はない。
一ヵ月後は、金沢へ行く前だ。
ともかく6月までは、何事もなく過ごせそう・・・

リウマチ掲示板が、突然消えてしまった。
仕方がないから、新しいのを作ったが、設定はなかなか大変だ。
やっと何とか始動できそうだ 注: 文字用の領域がありません!



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