North of LasVegas, Clark county,NV
　　　　　(ネヴァダ州・ラスベガスの北）

恐ろしく暑い石灰岩の平原。ほかに植物らしい植物はないが、巨大な群生株がゴロゴロ。刺は白っぽい。

アガベ・エボリスピナや鯱頭レコンテにまじって、実生苗を見つけた。自生地では案外目に付かない。これで何年生？

あまりにも有名な刺サボテンですが、とにかく成長が遅く、実生苗も育たないので「難物」と見なされることもあります。実際、古くから知られているにも関わらず、実生から育った立派な群生などは皆無ではないでしょうか。ただ、肉質が硬いこともあって、スクレロ類のように簡単に腐ることはなく、栽培を諦めることはなさそうです。もっともこの植物の美しさが巨大な群生株の迫力にあることを考えれば、野生状態で見るのがいちばんかも知れませんが・・・。

刺に埋もれて、地味ながら味のある花。

岩山の斜面から麓にかけてに点々とある。赤みのある太い刺で武装するタイプが多い。

乾ききった岩山。スクレロの白紅山と一緒に生えている。刺色の赤味が
強い個体が多くて美しい。

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