私が今月もまたHP100LXを使っているわけ^^;

いきなりですが残念なお知らせをしなくてはなりません。HP100LXは生産が終了してしまいました。いま店頭に並んでいる分が無くなったら、それでお終いです。
と、いうわけで今度からは200LXを買いましょう。(^O^)
200LXはヒューレットパッカードの100LXタイプのPDAの最終機種です。注1
CPU,RAMに変更は無く、100LXと違うのはデザインと、内蔵ソフトにPocket Quicken(個人用財務管理),LapLink Remote が増えたことくらいです。いま現在でもDOS/C化は勿論OK!、内蔵ソフトも、100LX用日本語化ソフトで、一応は日本語化できるようです。
また、日本で正式発表されるときは横河が日本語化ソフトを付属させて売り出すようです。(おそらく、そのソフトはFYHPの開発によるものでしょう)注2
9月初旬〜中旬の正式発表が待ちどおしいですね。

それでは、100に話を戻して、まずは前回の古旗さんの疑問に答えてみましょう。

>説明書

古旗さんが心配されているように、すべて英語です。
でも、実際読んでみると、そんなに難しい単語や表現は使われていませんので、せいぜい中学生に毛が生えたくらいの英語力(私の事^^;)でも、ちゃんと読めます。図も豊富かつ的確で、図のとおりに操作をすれば英語を読まなくても大体のことはできてしまいます。ひょっとしたらコマンドの解説に終始して、結局わからなくなる日本語のマニュアルより読みやすいかもしれません。今では日本語で書かれた日本語化の手順書やQ&Aがあるので、英語を読まなくても十分使えるようになりますが、それでも説明書を読んでいると、ちょっとしたTipsなどを発見できたりして、おもしろいです。
それに、電車の中なんかで英語の説明書を読みながら100を使うのは、なかなかかっこいいですよ。(かっこいいかなあ^^;)注3

>ゲーム

小さいとはいえ、IBMの互換機ですから少し前のIBM用のゲームでCGA画面モードをサポートしているものなら動くはずです。有名どころではプリンスオブベルシャやSimCity、それにMSフライトシュミレータもV4は動くそうです。(V5からはCGAに未対応)
また、市販以外でもフリーやシェアウェアのゲームを通信やCD-ROMで手にいれることができます。アメリカで発表されるフリーのゲームはCGAの物がいまでも結構あるのです。
特に100専用のそういったゲームは100で操作することを考えて作られており、プレイしやすくお薦めです。わたしの100には今のところテトリス、さめがめ、倉庫番、フルーツフィールド(昔I/Oかなんかで見た覚えが有るパズルゲーム)、マインスイーパーが入っています。ちょっとした時間に遊べるパズルゲームが100には似合うようです。

また、市販のソフトでは、あのテキストAVGの雄、ZORKが動くらしいのです。昔、Oh!MZのAVG特集の記事を読んでいらいあこがれていたので、ぜひ手にいれて遊んでみたいとおもっています。
(ZORKについて少しだけ、ZORKはテキストAVGですからグラフィックは出ませんが非常に自由度の高い行動ができ、入力したコマンドのほとんどに何らかの反応を返してくれるそうです、AVG初期の伝説的ゲームです)注4

>防水

100自身は防水ではありませんが、ジッパー付きのビニール袋にいれることで、生活防水程度の機能を持たせることができます。この防水パックを使った、お風呂やプールでの100使用記が、NiftyのFMODEMやFYHPやFBOOKCといったフォーラムに時々発表されています。そういう私も、温泉での100体験記をアップしたことがあります。百徹本(HP100LX徹底活用ブック)によると100の比重は0.8だということです。このことからも100は安心して水辺で使える事が分かりますね。(ほんとか?^^;)

前回の投稿から2ヶ月、私の100もずいぶん進化しました。ハード的にはとうとう10Mのフラッシュパッカー(PCMCIAスロットに差しこんで使うフラッシュメモリカード)を買いましたので、今まで容量の不足から使っていなかったソフトを導入できるようになりました。

>VZ&WX2

今までは文章の入力にシェアウェアのkmemoを使っていました。kmemoはレスポンスも速くなかなか使いやすかったのですが、不満もありました。

一つは64Kまでのテキストしか扱えないこと、もう一つは変換のときに漢字一覧が出てくれないことです。どういうことかというと、市販のFEPは3回くらい変換を続けて、まだヒットしないときは漢字が一覧になって出てきてカーソルや数字キーで選べるのですが、それが無いので目的の漢字が出るまで何度もスペースを押す必要があったのです。注5
しかし、VZ&WX2を使うようにすれば、どちらの問題もあっという間に解決です。また、もともと、どちらもディスクトップで使っているソフトなので操作系もお手のものです。導入はTERA上で一度必要なソフトをインストールし、それから100に転送しました。
VZはVer.1.57a、WX2は最新の2.7です、(辞書は約390Kのスモール辞書にしました) CFG(設定)は画面関係(表示行数は14dotフォントで12行)などを少し変えた程度です。画面カラーは変更しなくても別に見難いということはありませんでした。一つだけ気をつける点があるとすればWX2の起動キーをctrl+spaceに、変換範囲の伸縮キーをctrl+左,右に変えることです。 100はshiftキーにキーロックがかかりますから、そのための変更だとおもわれます。

使用感は決して速いとはいいませんが、辞書がフラッシュ上にあるので変換も思ったより待たされません。そして、なによりいつもディスクトップで使っているソフトをどこででも使えるというのは非常に快適です。新たな感動を受けてしまいました。

>KTX

TERAで、私がいつも使っている通信ソフトです。作者が100を使っているということもあり、100で通信するときには最高のソフトになっています。設定は百徹本に載っていたとおりに変えました。またKTXNIFというNifty用マクロで自動運転も簡単にできます。内蔵ソフトのAppointmentsからKTXを立ちあげてNiftyの割引時間帯に自動アクセスさせることもできるそうです。
私も、お盆の帰省時には、LX&KTXで通信をやりました。

>CPACK(コネクティビティパック)

これは、実は100で使うソフトではありません、普段ホストとしているDOS/V機で使うものです。
インストールにはHDの開きが約1.5M必要です、またDOS/V標準のDISP.SYSと相性が悪いので、これをフリーウェアのV-TEXT対応の物と入れ換え、さらに日本語表示にに対応させるためDSP14というソフト(FYHPにあります。)を入れてやります。
立ちあげてみると、アイコンの並ぶ画面になります、100のアプリケーション選択画面にそっくりで、実際同様な機能を持っています。ここではFiler,SetUp,DataBase,PhoneBook, Appointments, NoteTaker,Memo, HPCalc, DOS,Xlate/Merge,Serverのソフトを選ぶことができます。
このうち、Xlate/MergeとServerがCPACK独自のソフトで、それぞれ100のPhoneBookなどのデータを加工するソフトと、DOS/V機を100のサーバーとするソフトです。その他のソフトは100にあるものとまったく同じ物です、できないのは日本語の入力と自動パワーON/OFFくらいです。(それともう一つ、100のように一度にいくつかのソフトを立ちあげることはできませんでした)
ThinkPad220あたりにインストールしてやれば、ちょっと重い100になってしまいそうです。

CPACK本来の目的はDOS/V機を100にすることではなく、DOS/Vと100間でのファイルのやりとりを簡単に行なうことです。これには、リモートディスクモードとサーバーモードがあります。リモートディスクモードではDOS/V,100をケーブルでつなぎ、双方Filerを立ちあげ、100のF6を押すと接続し、あとは、FilerのCopy,Move操作でファイルを転送することができます。サーバーモードではDOS/V, 100をケーブルでつなぎ、DOS/VのServerを立ちあげてやることで、100がDOS/VのHDをGドライブとして認識するようになります。このモードではファイルの転送以外にサーバーにあるプログラムの実行や、テキストの編集といったことができます。
転送速度は私は控え目の、38400にしていますが、最大115200まで設定できます。(115200では転送エラーが起こりやすくなるかと思ったので、しかし38400でもWTERMでは19200が限界だったことを思えばありがたいです。)
これだけのソフトが転送ケーブル、変換コネクタ付きで¥16000なのですから、DOS/Vをホストとして100を使用する人には必需品であるといえます。(ちなみにCPACKは100用と200用とありますので、ご注意を!)

>驚異のEVAシステム

EVAは動画再生ソフトです、白黒だし音もでません。しかし、このすごさばかりは実際その目で確かめていただかないと伝わりません。サンプルにはカーレースの一場面が入っていました、そのファイルの大きさは圧縮して158Kですが、このファイルで約13秒の画像が毎秒約18コマで動くのです。EVAは布教用ソフトの一つとして、通りがかりのひとを100の世界に引き釣り込むのに最適です。注6
ところで、EVAの弱点は著作権の関係上セーラ...とか赤ずきん...といったデータをFORUMのライブラリに登録できない事です。EVAの作者の、でじやまさんはX68をホストに使われているようで、.VTR形式からのコンバータが付いていました。X68ユーザーの方にお願いです、どっかに怪しいデータがないですか?(^^;;;

それでは、今回は最後に100で今、最大の話題を紹介します。

>水晶で100x2

ずいぶん前からFMODEMで密かに行われていた実験がPCWAVE9月号でとうとう姿を現しました。なんとカラー7ページを割いてどーんと掲載されています。水晶の交換と制御プログラムの組み合わせで100を2倍速にしてしまうのです。(ムーンクリスタルクロックアップ!)
かつて、水晶の交換のみで2倍速になったマシンがあっただろうか...。(などと書いているうちに、ふと思い出してしまいましたが、ありましたねそういえば)注7
詳しくはPCWAVEをご覧ください、でもほんと2倍ですものね、今使っているVZ&WX2がいきなり2倍速になるのですものね、私も早くクロックアップした〜い。

それでは今回はこの辺で失礼します、連載4回目にしてやっと写真を公開できそうです。これを読んでいるあなたが100の世界に引き釣り込まれる事をお祈りして、続く(かな?)

いや〜、今回は締め切り過ぎての投稿でしたが、例によって締め切り後の原稿はたくさんあるのであります(泣)。それは、よしとして私もHP100LXの本を購入しました。この本にはディスクがついているのは、松永さんの連載にも書いてありますが、この中に入っている、エリサフォントが8ビットマシンで結構使える代物のようです。なんていっても8x8ドットですので、非常に都合がよくメモリも消費しないという利点があります。という事で、そのプログラムは後ほど(Future BASICのせいで紙面が圧迫されています…)。

注1 後継機はWinCEになってしまいましたね。

注2 結局、横河ヒューレットパッカードは日本ヒューレットパッカードになって、 日本語化キットはオカヤシステムから発売されました。

注3 HP200LXには日本語に訳された説明書が付きました。

注4 その後過去のテキストアドベンチャーがパックになったパッケージで手に入れました。

注5 1B/V3でまた同じようなシステムで漢字入力してます(^_^;

注6 その後音声もサポートし、ますます、すばらしいシステムになったのでした。
詳細はこちらまで でじやまさんのページ

注7 MZ80Kのことを言っているらしい(^_^;、しかもAT互換機の世界ではクロックアップでスピードアップって珍しくないことですよね(^_^;


Back

Home