| 吉野温泉元湯 |
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「吉野温泉元湯」は吉野の隠し湯として歴史は古く、修験者や文人に知られてきました。島崎藤村ゆかりの宿としても有名であり、明治ニ十六年に訪れ、失恋を癒した地としても知られています。 現在においても立地条件などから、秘湯と呼ばれており、昔のままで残されているところが多くあり、訪れる人の心を和ませてくれる宿であります。 私が訪れた時はあいにく小雨が降り続く冴えない日でありましたが、「吉野温泉元湯」のように静かに佇む癒しの宿としては、もってこいのシチュエーションではなかったでしょうか。 写真1、2枚目が秘湯を思わせる外観であります。綺麗に手入れされている姿がお判りいただけるかと思います。3枚目が玄関から眺めた宿内です。3枚目の丁度真ん中ぐらいに下に降りて行く階段があり、下っていくと右手に浴室があります。 4、5枚目がその浴室です。内湯の浴槽が一つあるだけのとてもシンプルなものですが、まさに秘湯を思わせる素晴らしい雰囲気ではないでしょうか。 泉質ですが、含炭酸鉄泉で濁っています。蛇口があり飲泉することが可能でしたので一口いただいてみましたが、これが炭酸を含んだ鉄泉の独特の苦味がして想像通りのものでありました。金気臭プンプンの大変素晴らしい温泉にとても感動しました。この温泉をゆっくりと独り占めできたのですからいうことありません。大変満足いたしました。 また、この日私が初めての入浴だったと思うのですが、炭酸カルシウムの油膜でビッシリでした。初めて浴槽に浸かったとき、乾いた敷石にザーッとあふれ出る源泉を見ていると、大変気持ちがいいものでした。 「汐の湯温泉」に似ていると思いますが、秘湯という意味も含め、私はこの「吉野温泉元湯」のほうが、より気に入りました。ぜひまた来て見たい温泉になったことは言うまでもありません。 |
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訪問日 2005.05.13 |
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