日岡秀一(25歳) |
広島大卒の学士様。交番勤務1年、機動隊2年を経て呉原東署の刑事に。大上章吾巡査部長に気に入られる。 |
大上章吾(おおがみ)
(44歳)<ガミさん>
|
呉原東署二課の暴力団係の班長。尾谷組の一ノ瀬守孝若頭や、瀧井組の瀧井銀次組長と懇意。県警内部で凄腕のマル暴刑事として有名な人物。 |
呉原東署(くれはら) |
・斎宮(いっき)正成 二課の課長
・暴力団係友竹啓二係長、警部補。
大上班長
土井秀雄班長
・知能犯係 笹谷学係長
・毛利克志 署長 キャリアの警視正。30代半ば。
|
晶子(あきこ) |
「小料理や 志乃」の女将(45歳)。大上の行きつけの店、大上とは25年来の付き合い。 |
|
|
尾谷組 |
戦後まもなく立ち上がった老舗の博徒。日本最大の暴力団である明石組に近い。
・組長 尾谷憲次(68歳)現在鳥取刑務所に服役中。3ヶ月後出所予定。古武士の評。
・若頭 一ノ瀬守孝(30代半ば) 大上と師弟のように仲がよい。
|
五十子会(いらこかい) |
呉原最大の暴力団。過去に何度も尾谷組と港湾荷役の利権や縄張りを巡り抗争を繰り返す。
・若頭 浅沼慎治
|
瀧井組 |
・瀧井銀次 組長。仁正会の幹事長。大上とは古くからの知り合い、二人の間には一線を越えたつながりが?
・妻 洋子 銀次は洋子には頭が上がらない。
(補足)仁正会は県下最大の暴力団。五十子会、旧・綿船組、瀧井組、加古村組の構成からなるも一枚岩ではない。
|
加古村組 |
五十子会の傘下。
・組長 加古村猛。五十子会の浅沼慎治と兄弟分の杯を交わす。・苗代(なわしろ)加古村組の幹部。
|
上早稲(わせ)二郎 |
呉原金融(フロント企業、社長は堅気だが実質加古村組が運営している)の経理マン。刑務所帰り、勤めてまだ1年だが今年の春から行方不明。加古村組が必死に探している。 |
高坂隆文 |
安芸新聞社報道部次長。広島県警の裏金問題を調査してたら、島根に飛ばされ、この4月戻ってくる。 |
吉田カツ |
加古村組の向かいにあるたばこやの店主、老女。大上には世話になった。
孫のシンジは五十子会の準構成員。
|