小野寺まりあ
<私>
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人と関わるのが面倒で、ずっと人付き合いを避けながら生きてきた。高校を卒業してすぐに小野寺君と同棲、20歳で入籍、ほぼ専業主婦。1ヶ月半前小野寺君が突然姿を消し、私は彼を探して南の島に。私は捨て子。 |
鶴田亀子
<つるかめ先生>
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南の島の“つるかめ助産院”の先生。年の頃なら50前後の女の人。 |
パクチー嬢 |
助産院の正式なスタッフ。ベトナムからの研修生の若い女の子。私と同い年。 |
エミリー |
助産院の正式なスタッフ。 |
サミー |
ボランティアスタッフ。世界一周の途中の旅人。置いてもらっている代わりに畑仕事など。 |
長老 |
50代前半の歯抜けのボランティアスタッフ。海の男。 |
他に島の人たち |
・艶子(つやこ)さん
不眠症で拒食症の妊婦。先生は私に艶子さんの“手当て”を依頼、才能を見いだしてくれる。
・サヨリちゃん(妊婦)と彼氏のコウジ君
・「パーラーさすらい」のオーナー
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安西夫婦 |
娘(聡子)さんを海で亡くし、小学4年生の私を引き取っての育ての親。 |
小野寺君 |
まりあが高校生の時の家庭教師で恋に落ちる。デザイン事務所を辞め、突然姿を消す。一度まりあと南の島に来たことがある。 |