(作品は、貫井徳郎著 『悪党たちは千里を走る』 光文社による。)
初出 「GIALLO」(小社刊)2004年春号〜2005年夏号連載。
本書 2005年(平成17年)9月刊行。
貫井徳郎:(本書より)
1968年、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、不動産会社に勤務、25歳で書いた「慟哭」が、第4回鮎川哲也賞最終候補作となり、’93年にデビュー。精度の高い文章とプロット、読者を殴るような衝撃のラスト、社会性の高いテーマなどに特に定評があるが、意欲的にさまざまな分野や手法に挑み、作品の幅を次々に広げている。その他の作品にね「殺人症候群」ほか症候群シリーズ、「さよならの代わりに」「追憶のかけら」など。
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