東京UHFコンテスト参戦記

11月23日 東京UHFコンテストの朝、昨日が遅かったもので、やっばり寝坊して、家を出たのは9時頃になってしまった。コンテスト開始時刻に家を出たのだから、しょうがない・・。場所は高尾山だが、昨日までは天気予報が「雨」になると言っていたので、ケーブル横の展望台でやろう、と考えた。
 だが、電車を乗り継ぎ、高尾の駅までくると、青空が見えてきた。こりゃあ晴れるぞ・・・。じゃ、山頂に行こうかな。ふふふ、すいているといいなぁ・・・なんて思って、高尾山口の駅についてびっくり・・・・
 

 な、なんだ、この人出は!!銀座じゃないぞ!!ゲゲッ、こんなに人がいたら、山頂で無線なんてやっていたら、何を言われるかわかったもんじゃない。こりゃあ、どこかテキトーに場所をずらさないとトラブルがおきるな。ブツブツ・・・

 とりあえず、銀座、じゃなくて高尾山口の駅を出て、ケーブル横の参道を歩いていくと、ゾロゾロと人が続いている。推定二百人か三百人ほど抜いたか、まだまだ続いてる。で、途中まで舗装された参道を歩き、金毘羅への分岐の所で土の道の方に向かった。で、金毘羅台についてみると都心の風景が良く見える。たくさん人はいるが、たいていの人はここで休みを入れてから、山頂に向かう。よーし、今日はここにきーめた。

 で、銀マットを出して、機材を組み立てる。また、寒くなるだろうから、羽毛服も取り出した。セッティングできたのが10時半過ぎ。2.4Gと5.6Gをセットした。まず、2.4Gで聞こえる局をちょっと呼んでみた。が、59++なのにQRZもかえってこない。うーむ、壊れたかな??でやっと応答と思ったら、「QRZ・・・・??」だ。
 どうもいつもの移動と調子が違う。こりゃ不調かもしれないから、5.6Gにしよう。で、5.6Gで呼んだら、いやーっ・・・、すごい賑やかだ。いつもの死んだみたいな静かなバンドが、ガンガンとはいってくる。で、立て続けに数局交信できた。なんて言っても、5.6Gであるから百局とかが出ているのではない。でも、30局くらいがQRVしているのではないか、という感じで、同じ周波数で混信したり、普段はない体験となった。
 筑波山移動とも交信でき、「自己最長距離」を大幅にのばすことにも成功した。ふふふ、いつもこれくらいの局がいたら、文句はないんだけどねぇ。>>5.6G。

 でも、二時間もすると静かになった。で、コンテストなんだが、のんびりと話し始めた。多分、10Gあたりに移った局が多いのだろう。少しのんひりペースとなった。のんびりと実験をしながらQSOしている方もいるし、コンテストと言っても相手は限られているので、ゆったりした雰囲気だ。でも、時々、新しく誰かが出てこられると、続いて呼んでQSO。アンテナをこっちむけ、あっちむけするとあちこちにピークがあって反射の具合がおもしろい。

 午後3時の終了時刻まで運用して、その後も少しだけ居残ったが、誰も出てこないので、荷物をたたんだ。交信局数15局。なかなかいい一日だった。

#あーっ、でも、うっかりしてログを出し忘れてしまいました。トホホホホ。