移動はやっぱり雲取山

9月14日 今日は連休なので、雲取山で移動運用してこよう・・・と思っていたのだが、なんだか天気がはっきりしない。あげくの果てに、天気を見ていて出かけるのが遅くなり、奥多摩についたら11時過ぎ。・・・なんと、バスが2時間もない時刻となってしまった。そのため、鴨沢からの歩き出しは14時となってしまった。

 で、案の定、登り出してすぐにポツポツと雨が振り出した。まあ、大ぶりにはならなかったので、大したことはないのだが、気分としてはイマイチである。一人なので、あまり休憩もとらずに歩いて、山頂の避難小屋に18時着となった。

 さて、避難小屋に着いて最初に、寝場所を確保するが、既に小屋は満員に近い。まあ、つめればつめられるのだろうが・・・。そして次にビールを一杯やってから、晩飯を作って食べる。ご飯とレトルトカレー、それにスープなどでテキトーにすませた。
 それからやっと本題で、19時前に外に出てQRVだ。小屋の前のテラスの所で、都心に向けて器材を設置した。気温は10度位。鹿の大きな叫び声が時々マイクにもはいる妙な雰囲気の中での運用となった。身体がなれないためか、結構寒かった。(まあ、暑い日から急にかわったからねぇ)天気は一応、雨はやみ、運用していたら都心の明かりがボーッと見えてきたくらいで、悪くはない。もっとも時々、ポツポツと雨がくることもあるのだが。

 運用の方は、1.2Gから始めた。19時台は少なかったが、20時になると次々と呼んでくれる。さすがに、小雨の夜に山頂から運用する馬鹿者もいないので、珍しいのと、みなさん晩飯を食べて一息 という時刻になったからだろう。もっとも、1200Mは切れ目なく呼んでくださる方がいたのだが、ハンディ(TH59)の電池がすぐになくなってしまう。無くなると、急に信号が落ちるようで、ニ度ほど交信中に取り替えた。やはり、外部電源が必要なようだ。また、つい声が大きくなったら、寝ている人のじゃまになってしまったので、端にいってボソボソとやることにした。

 その後、JA1CUY菱木さんが呼んでくださり、5G/10Gもテストした。その後、5Gでの交信が徐々に中心となり、5Gロールコールの時刻にも平行して運用したので、交信局数がのびた。でも、10Gになると、なかなか一発では通らない。5Gと比べると10Gはビームもシャープになり、あわないと聞こえないのだ。

 こうして、11時近くまで運用したので、交信数は次のようになった。

 1200M   18局
 5G   15局
 10G    3局

 一晩としては、なかなかの局数である。(と思う・・・)DUAL-BANDのテストという事で、出かけてきたのだが、5Gは近郊の移動には全く問題ないことがわかった。ただ、P0Gはやはりデュアルバンドのアンテナの調整具合なのか、どうも5GよりもSが悪い感じがする。放射器を5G/10Gで独自につけて、かつ、デュアルバンドになるようなアンテナを考えたい…なんて思いながら帰ってきた。(オフセットで二つ並べるか、デュアルモードホーンニ段にするか??はたまた、ヘンテナにするか?)

 さらに、長野とのSKDにも参加させていただいたが、朝になってからよく見たら、山頂の小屋から長野側には、山頂の最も高い部分があり、これが見とおしをふさいでいた。やはり、テントを担ぎ上げて、山頂部の一番高い場所に据え付けないとダメのようだ。また、移動でSSBの使える親機がないと、長距離は難しいようだ。

・・・てな具合で、またまたやるべき宿題が増えた移動であった。

9/16 朝から雨。
 朝飯を食べてから、雲取山荘まで水を汲みに行ってくる。山荘は見違えるほど新しくなっていた。なんだか古い奴が懐かしい気もするが、やむをえないんだろうなぁ。
 で、戻ってきてもやっぱり雨。しかも、テラスにも振りこんでくるので、これでは運用は無理かな、と判断して、早々に下山することにした。鴨沢まで2時間かなと思っていたら、意外と時間がかかり2時間半。まあ、バスの時刻もあるから、これでよかったのだが。
 奥多摩で風呂に入ろうと前回も行った「日帰り温泉」に向かったが、どうやら混雑しているらしいので、別の川沿いの旅館・玉翠荘の「日帰り温泉」のノボリを見て、そちらに入ることにした。小さいけど、まあ、なんでも入ればいいんだよね。700円+税金 でしたから、まあ、高いけどこんなものでょう。ともあれ、空いていたのが何よりです。
 その後、駅前で飯を食べて生ビールを飲んだが、最近の青梅線は立川直通が減ったらしく、何度も乗りかえるのに、ヨイヨイだったもので疲れてしまった。hi

まあ、たくさん交信できたので、全てはよかった ことにしておこう。交信いただいた各局 VY TNX!!