「百円ショップ」で作る!!

5.6G 移動用アンテナ
 一昨年のこと、アルミの「中華風かきあげ鍋」を発見して、ゲットした。聞けば、ジェーレン鍋とも言うらしい。各地で貧乏人マイクロウェーバーの味方となって、パラボラとして使われている。我が家の場合、放射器のホーンアンテナにも「スッピンカン・ミニ」という百円の50mm程度の径のものを使った。これで目下、150km程度の移動先からの通信に成功している。もっとも、ホーンはブリキ、パラボラはアルミなので、すぐにへこんでしまう。移動先でボコボコに変形したおわんを手で整形して使っているのだが、だんだん見るに耐えなくなってきた。hi
 ただ、この鍋は最近はみない。「スッピンカン・ミニ」もなくなったようだ。百円ショップの場合、品代わりが激しく、どんどん企画がかわるので、よさそうなものは、いくつか買いだめしておきたい。
 

貼り付け型ストリップライン

 銅箔テープが百円売っているのだが、これほど便利なものはない。表面に半田付けもできる。そこで、これをガラエポ基板の片面に貼り付けてから、ナイフで切りぬいてストリップライン基板を作ってみた。1.2Gあたりなら問題ないようだ。また、JUNKの基板を改造して10Gで使うのにも、ラインが足らない部分にこれを張りつけた。10Gでも問題無い。ただ、半田付けに気をつけないと糊がはげるので気をつけよう。
 

2.4G用ヘリカルアンテナ

 まず、百円で一本、長めの丸いタッパ―を買ってきた。ものは、「電子レンジ対応」がよい。でないと誘電体損失が大きいようだ。そして、この蓋の部分に貼り付けテープを張りつけて反射板とした。真中にN型コネクタをつけるが、さすがにこれはなかなか百円ではない。(もっとも、ジャンクならありそうだ。)これに、40mmで巻いたセミリジットを巻きつけたものを伸ばして半田付けする。これで2.4G AO−40受信用のヘリカルループのできあがりである。