T2FDでHFにも顔を出す・・・

子供用に7Mのアンテナを作っていたら、ふと、自分でもローバンドに出てみたくなった。そこで、以前から思っていたT2FDアンテナを設置してみた。

1月11日 昨日から二日かがりでT2FDアンテナを設置した。

T2FD と言っても、ご存じない方も多いだろうか。変形ダイポールみたいな形をしているが、進行波系のアンテナの一種と思われる。特徴は広帯域で使えることで、1:9のバランで給電して、最後に500オームの終端抵抗がついている。バランや終端抵抗は、何年か前に支部大会で中古を買ってあったので、簡単だった。



ただめんどうなのは、50cmくらいの間隔でエレメントを折り返すこと。このスペーサーにはUNIDYでVP13を買ってきて切ったが、狭い屋根と土地なので、上でからまると大変。hi

昨日、ルーフタワーの上につけようとしたのだが、これはやはり場所が不足だったので、子供用の逆Vと並んでしまうが、タワーのステージの下へと、今日の午前中に付け直した。これでも、他のステーやルーフタワーとの衝突を回避するため、紐で途中をひっぱったりしてある。hi

全長15m程度なので、7Mから上はそこそこ使えそうだ。SWRはいろいろだが、まあ、同軸もアンテナになってしまうのはさけられそうもない。10Mで5Wにて九州とできたし、7M SSBでも埼玉コンテストの局と交信できたので、電波は出ているようだ。もっとも、自室のテレビにしましまが出るのが問題。5Wなのに。7/10Mだけなので、高調波とも思いにくいねぇ・・・。コモンモードの回り込みかなぁ。

さて、とりあえず、これで1.9Mから24Gまでは一応、電波が出せる体制となった。どれもよくは飛ばないが、たくさんでられることに意味がある???

では、次のバンドにチャレンジすべく、47Gのミクサー基板を作ってみるとするか。

付記 その後、使っていて感じた点・・
1) 1.9M/3.5Mはさっぱり聞こえない。なんでだろ??  
2)7Mは5WでSSBでも国内ならば交信できる。ただ、地上高が低いので、さすがにヨーロッパは聞こえない。9M2とかは聞こえていたが。(CW) WW-TESTでWができるかどうか。 
3)10Mは国内ならばそこそこできる。0.5Wでも応答がある。 
4)14Mも国内はよく入るがDXはさっぱり。やはり低くて、打ち上げ角度が高いのだろう。 
5)18Mは初めて交信した。国内ならまあ使えそうだ。 テナ事で、国内通信には「イーカゲン」でも使えそうだ。でも、GAPの化け物などと比べたら、それは比較にならないと思う。

また、スペーサーには、「百円ショップのブラバケツをばらしたもので作るとよい」とのアイディアや、「電線のインシュレーターが軽いのでよい」とのアイディアもあるようだ。