ハムフェア2010を遊ぶ

 8月末はハムフェア…という事で、今年もSAGAMI-NETでブースを構えることができた。今回の出し物は、山ばかり行っていたのであまりなく、秋葉で見つけた格安の5G-FMATVユニットを使ったトランシーバー、それに1.2GのDATV送信機のデモ程度である。それでも、二日間のハムフェアは、お祭りなので欠かせない。ブースでは、例によってSAGAMI-NET DVDの販売、お子様向けのクジの販売と並んでマイクロ波の展示 となる。ごった煮がハムフェアらしそであるだろう。

 さて、ハムフェア恒例のお買いものとしては、使っていたGPSユニットが気がついたら死んでいたので、サンダーボルトがないかなぁ…と探す事にした。その結果、「あったあった!!」と買って来たのだが、よく調べたらオークションで買った方が安かった。ギャフンである。最近は、こういう事が増えたようだ。
 さらに、毎年のお買いものとしては、「国労ラーメン」がある。しかし、これも「今年で最後」となった。国鉄の分割・民営化に伴う国家的不当労働行為によって、国労・全動労組合員が集中的に首切りにあってから、二十年以上も続いてきた争議も、「政治的解決」にようやく和解したのだ。「長い間、ご苦労様」と心から言いたいと思う。

JH6HHK-TRX.JPG - 116,365BYTES しかし、ハムフェアでないと味わえないものもある。去年、2.4Ghzのハンディ機を自作して持参されたJH6HHK 碕山さんが、予告通り今年は5.6Gのハンディ機を製作してブースに来られた。受信感度には課題があるようだが、C602等のケースの中によくもまあ組みこんだものだ。私には到底、不可能だ。また、5G-FMATVユニットも、MWAC等で追実験をしてくれていた。「この価格で、この性能とはねぇ・・・」というのが、共通した感想の様だ。ただ、中身のICが名前も削ってあってブロック図も不明なのが困ったものだ。調べなくては…と思いつつ、まだ分かっていない。

 さて、この他に各ブースを見て回り、5Gの巨大なEME用のホーンや、分厚い高周波吸収体などが目を引いた。また、山と無線のブースにも顔を出して挨拶した。その合い間に「生命の水」を飲んだり食べたり…である。今回は2ndも二日とも来ていたが、来年は大学受験だから無理だなぁ。子連れもこれが最後だろうか。来年は、もう少し真面目に製作物を並べて、半導体の大供養を執り行いたいと思っています。

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